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第60話
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「駄目だ、それは……、それだけはできない」
完全な拒絶に、俺の心には絶望が広がる。
しかし、冷えた心の反面、身体の熱は収まることを知らない……。
「セファー、じゃあ、指、入れて……!
セファーの指で、いっぱいかき回して、俺のこと、イカせて……!
お願いっ!」
「……」
俺の懇願に、セファーは折れた。
唇を離すと、セファーは俺のなかに、その長い指を差し入れてきた。
「あ、ああっ、んっ……」
「神子の中、熱い……」
セファーの熱に浮かされたような声。
指が三本に増やされた頃には、俺はもう、与えられる快感のことしか考えられなくなっていた。
「セファー、気持ちいいっ、イクっ、イッちゃうっ……」
「ああ、神子……、俺の神子……」
俺の中をかき回す指が、どんどん速度をあげていく……。
「あっ、ああああああああっ!!」
俺がセファーの指で絶頂を迎えたその時、俺の腹の上には熱い飛沫がぶちまけられていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして、朝……。
後悔とともに、目覚める俺……。
ーーなし崩し的に、結局セファーにイカされまくっただけの俺……。
どうやらセファーは、きちんと後始末をしてくれていたらしく、俺の身体はすっかり綺麗になっていた。
見るとセファーは、俺を毛布の中ですっぽりと抱きしめたまま、目を閉じて眠っている。
ーー見れば見るほど、本当に存在しているのか不安になるほど、完璧な美貌である。
寝顔は誰でも可愛らしいとかいうけど、この完璧な美しさはもはや、崇拝に値するレベルだ。
俺はそっと、その長いまつ毛を人差し指で撫でた。
「ん……」
顔をしかめるが、起きる気配のないセファー。
その時俺に、ちょっとしたイタズラ心が湧き上がってきた。
ーー結局、昨晩は全然セファーのこと、気持ちよくさせてあげられなかったもんな……。
毛布の中に手をのばす俺。
「……っ!」
あまり直視しないようにしていたが、やっぱり、デカい!
ナセルもそれなりの持ち物だったと思うのだが、それと比べても、すごい、としか言えないレベルである。
もちろん男としての俺は、完全敗北……。
俺はまだ固さを保っているそれを、そっと握る。
「…くっ」
眉根を寄せるセファーの色っぽいことといったら……!
俺は仕返し、とばかりに毛布に潜り込み、躊躇することなくセファーの男根をそのまま頬張ってやった。
ーーぐ、デカすぎて、顎が死ぬ……!
「うっ、あ、ああ……」
刺激にセファーは声を上げるが、まだ完全に覚醒しきっていない。
これ幸いと、俺は一生懸命口と手を動かす。
ーー口だけでは、うまくできない俺が、ナセルに仕込まれたテクだったが……、いや、もうナセルのことを考えるのはよそう。
「んっ……」
手を動かしながらも、セファーの鈴口を舌でチロチロと刺激してやると、セファーの身体がビクリと動いた。
「み、神子っ……!!??」
ようやく目が覚めたセファー。
焦ってる声が、なんだか可愛いので、俺はさらに口のバキュームを強くしてやる。
「セファー、ひもちひい?」
「んあっ、な、や、やめろ神子っ! 俺は神子にそんなことをさせるわけにはっ!」
セファーが俺の肩を掴んで離そうとするが、俺もさせまいとセファーの立派なそれを喉奥で締め付けてやった。
「んんっ、あ、あああ…・・・!」
セファーの感じる声に、俺の身体も反応してしまう。
「出していいよ、全部、飲んであげるっ……」
口を離してニヤリと笑った俺を、セファーは信じられない、といった顔で見た。
ーーどうだっ、俺だって、やればこれくらいできるんだからなっ!!
よくわからない達成感に満たされる俺だったが……。
「神子っ、こんなことをして、ただで済むと思うな!」
セファーの声とともに、俺はぐるりと身体をセファーと入れ替えさせられた。
あっという間に、セファーに組み敷かれる形になった俺。
「あ、あの……、セファー……」
セファーのギラつく瞳が、俺を見据えていた。
「神子、神子にこんなことをさせたのだから、俺はそれ相応の奉仕で返さねばならないな!」
「え、あ、は……? わああああっ!!!!」
セファーの大きな口にパクリと咥えられてしまった俺自身!
「ああああっ、ヤダっ、駄目っ、出るっ、すぐ出ちゃうっ!!」
脚をバタつかせる俺に、セファーはくぐもった笑い声を漏らす。
「何度でも出せばいい……」
「あっ、やっ、駄目、イクっ、イッちゃうっ、あああああっ!!!!」
セファーの口淫はあまりにねちこく、イッたあともセファーは全然許してくれず、セファーの言葉通り、俺は何度もセファーの口の中で達してしまった。
ーー全然リベンジになってない!!!!
完全な拒絶に、俺の心には絶望が広がる。
しかし、冷えた心の反面、身体の熱は収まることを知らない……。
「セファー、じゃあ、指、入れて……!
セファーの指で、いっぱいかき回して、俺のこと、イカせて……!
お願いっ!」
「……」
俺の懇願に、セファーは折れた。
唇を離すと、セファーは俺のなかに、その長い指を差し入れてきた。
「あ、ああっ、んっ……」
「神子の中、熱い……」
セファーの熱に浮かされたような声。
指が三本に増やされた頃には、俺はもう、与えられる快感のことしか考えられなくなっていた。
「セファー、気持ちいいっ、イクっ、イッちゃうっ……」
「ああ、神子……、俺の神子……」
俺の中をかき回す指が、どんどん速度をあげていく……。
「あっ、ああああああああっ!!」
俺がセファーの指で絶頂を迎えたその時、俺の腹の上には熱い飛沫がぶちまけられていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして、朝……。
後悔とともに、目覚める俺……。
ーーなし崩し的に、結局セファーにイカされまくっただけの俺……。
どうやらセファーは、きちんと後始末をしてくれていたらしく、俺の身体はすっかり綺麗になっていた。
見るとセファーは、俺を毛布の中ですっぽりと抱きしめたまま、目を閉じて眠っている。
ーー見れば見るほど、本当に存在しているのか不安になるほど、完璧な美貌である。
寝顔は誰でも可愛らしいとかいうけど、この完璧な美しさはもはや、崇拝に値するレベルだ。
俺はそっと、その長いまつ毛を人差し指で撫でた。
「ん……」
顔をしかめるが、起きる気配のないセファー。
その時俺に、ちょっとしたイタズラ心が湧き上がってきた。
ーー結局、昨晩は全然セファーのこと、気持ちよくさせてあげられなかったもんな……。
毛布の中に手をのばす俺。
「……っ!」
あまり直視しないようにしていたが、やっぱり、デカい!
ナセルもそれなりの持ち物だったと思うのだが、それと比べても、すごい、としか言えないレベルである。
もちろん男としての俺は、完全敗北……。
俺はまだ固さを保っているそれを、そっと握る。
「…くっ」
眉根を寄せるセファーの色っぽいことといったら……!
俺は仕返し、とばかりに毛布に潜り込み、躊躇することなくセファーの男根をそのまま頬張ってやった。
ーーぐ、デカすぎて、顎が死ぬ……!
「うっ、あ、ああ……」
刺激にセファーは声を上げるが、まだ完全に覚醒しきっていない。
これ幸いと、俺は一生懸命口と手を動かす。
ーー口だけでは、うまくできない俺が、ナセルに仕込まれたテクだったが……、いや、もうナセルのことを考えるのはよそう。
「んっ……」
手を動かしながらも、セファーの鈴口を舌でチロチロと刺激してやると、セファーの身体がビクリと動いた。
「み、神子っ……!!??」
ようやく目が覚めたセファー。
焦ってる声が、なんだか可愛いので、俺はさらに口のバキュームを強くしてやる。
「セファー、ひもちひい?」
「んあっ、な、や、やめろ神子っ! 俺は神子にそんなことをさせるわけにはっ!」
セファーが俺の肩を掴んで離そうとするが、俺もさせまいとセファーの立派なそれを喉奥で締め付けてやった。
「んんっ、あ、あああ…・・・!」
セファーの感じる声に、俺の身体も反応してしまう。
「出していいよ、全部、飲んであげるっ……」
口を離してニヤリと笑った俺を、セファーは信じられない、といった顔で見た。
ーーどうだっ、俺だって、やればこれくらいできるんだからなっ!!
よくわからない達成感に満たされる俺だったが……。
「神子っ、こんなことをして、ただで済むと思うな!」
セファーの声とともに、俺はぐるりと身体をセファーと入れ替えさせられた。
あっという間に、セファーに組み敷かれる形になった俺。
「あ、あの……、セファー……」
セファーのギラつく瞳が、俺を見据えていた。
「神子、神子にこんなことをさせたのだから、俺はそれ相応の奉仕で返さねばならないな!」
「え、あ、は……? わああああっ!!!!」
セファーの大きな口にパクリと咥えられてしまった俺自身!
「ああああっ、ヤダっ、駄目っ、出るっ、すぐ出ちゃうっ!!」
脚をバタつかせる俺に、セファーはくぐもった笑い声を漏らす。
「何度でも出せばいい……」
「あっ、やっ、駄目、イクっ、イッちゃうっ、あああああっ!!!!」
セファーの口淫はあまりにねちこく、イッたあともセファーは全然許してくれず、セファーの言葉通り、俺は何度もセファーの口の中で達してしまった。
ーー全然リベンジになってない!!!!
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