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第17話
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言うとナセルは、どこからか取り出した青い色の小瓶の蓋をあけた。
「ひゃ、あ……」
どろりとした冷たい液体を、尻全治に塗り込められた。
「いいか、お前が神子である以上、この儀式は避けては通れない。
だとしたら、少しでも楽に、早く終わらせるのが得策だろう」
「んくっ、あ、な、なに……?」
違和感に、俺は声をあげた。
「指一本入れただけだ。これくらいでそんなに反応してどうする。
今からお前は、もっと太くて大きいものをその身に引き受けるのだぞ」
まるで諭すように言うと、ナセルはからかうように自分の剛直を俺の尻に擦り付けてきた。
「や、あ、ああ……」
ナセルのそれは、すでに固く滾っていた。
――薬を使って、俺を抱くのか?
二人の間には、愛情のかけらも存在しないというのに!
何とか抵抗しようと身をよじるが、両手足ともに縛られていては、ほとんど何もできないに等しかった。
指は二本に増やされる。
くちゅくちゅと水音を立てて、俺の内部が暴かれていく。
「っ……、あっ、はあっ……」
「ふふ、感じているのか?
これには媚薬も含まれているからな、じきに欲しくてたまらなくなる……」
ナセルの忍び笑い。
「ふぁっ、あ、ああっ、違うっ!」
だが、俺の身体は、違和感だけでない何かを拾い始めていて……。
「ほら、あっという間に三本飲み込めた。
さすがは神子だ……。
ああ、よしよし、……感じているのだな。こちらもこんなにそそり立って……」
ナセルの手が俺の前にまわる。
―ー嘘だ!
こんな状況だというのに、俺はもうすでに勃起していた……。
俺は、ナセルに身体をいじられて、それで……。
「待ちきれないのか? 神子の身体は正直でかわいいな。なあ、神子?」
ナセルが俺に言い聞かせるように、俺自身を反対の手でさばき始めた。
「やっ、嫌だっ、お願いだっ、もう、触る、な! も、う……、抜い、て……」
俺の声に、ナセルは指を引き抜いた。
「あ、あ……!」
「ああ、神子……。そんなもの欲しそうな顔をするな。すぐにくれてやる!」
ナセルが俺の耳元で囁く。
そしてーー、
「うわ、あ、ああああああっ!!」
次の瞬間、俺はナセルに後ろから貫かれていた。
「くっ、もう少し力を緩めろ……、きつすぎる」
ナセルは俺の腰を持つと、ゆっくりと俺の中を進んできた。
「あ、ああ、あああああっ」
生理的な涙が俺の頬を伝う。
「ああ、神子……、これで神子と私は名実ともに一つになった。
ほら、泣くんじゃない、もっとよくしてやるから」
「んくっ、あ、ああああっ!」
ぐっと腰を引き寄せられると、ナセルのものが俺にさらに深く入り込んだ。
「ああ……、神子……、私の神子……」
ナセルが俺に後ろから覆いかぶさりながら、腰を打ち付けてくる。
「いやだっ、あ、あ、ああっ!! 誰か、助けて、誰か!!」
だが俺の叫びに反応するものなど、この王宮には一人もいなかった……。
「ひゃ、あ……」
どろりとした冷たい液体を、尻全治に塗り込められた。
「いいか、お前が神子である以上、この儀式は避けては通れない。
だとしたら、少しでも楽に、早く終わらせるのが得策だろう」
「んくっ、あ、な、なに……?」
違和感に、俺は声をあげた。
「指一本入れただけだ。これくらいでそんなに反応してどうする。
今からお前は、もっと太くて大きいものをその身に引き受けるのだぞ」
まるで諭すように言うと、ナセルはからかうように自分の剛直を俺の尻に擦り付けてきた。
「や、あ、ああ……」
ナセルのそれは、すでに固く滾っていた。
――薬を使って、俺を抱くのか?
二人の間には、愛情のかけらも存在しないというのに!
何とか抵抗しようと身をよじるが、両手足ともに縛られていては、ほとんど何もできないに等しかった。
指は二本に増やされる。
くちゅくちゅと水音を立てて、俺の内部が暴かれていく。
「っ……、あっ、はあっ……」
「ふふ、感じているのか?
これには媚薬も含まれているからな、じきに欲しくてたまらなくなる……」
ナセルの忍び笑い。
「ふぁっ、あ、ああっ、違うっ!」
だが、俺の身体は、違和感だけでない何かを拾い始めていて……。
「ほら、あっという間に三本飲み込めた。
さすがは神子だ……。
ああ、よしよし、……感じているのだな。こちらもこんなにそそり立って……」
ナセルの手が俺の前にまわる。
―ー嘘だ!
こんな状況だというのに、俺はもうすでに勃起していた……。
俺は、ナセルに身体をいじられて、それで……。
「待ちきれないのか? 神子の身体は正直でかわいいな。なあ、神子?」
ナセルが俺に言い聞かせるように、俺自身を反対の手でさばき始めた。
「やっ、嫌だっ、お願いだっ、もう、触る、な! も、う……、抜い、て……」
俺の声に、ナセルは指を引き抜いた。
「あ、あ……!」
「ああ、神子……。そんなもの欲しそうな顔をするな。すぐにくれてやる!」
ナセルが俺の耳元で囁く。
そしてーー、
「うわ、あ、ああああああっ!!」
次の瞬間、俺はナセルに後ろから貫かれていた。
「くっ、もう少し力を緩めろ……、きつすぎる」
ナセルは俺の腰を持つと、ゆっくりと俺の中を進んできた。
「あ、ああ、あああああっ」
生理的な涙が俺の頬を伝う。
「ああ、神子……、これで神子と私は名実ともに一つになった。
ほら、泣くんじゃない、もっとよくしてやるから」
「んくっ、あ、ああああっ!」
ぐっと腰を引き寄せられると、ナセルのものが俺にさらに深く入り込んだ。
「ああ……、神子……、私の神子……」
ナセルが俺に後ろから覆いかぶさりながら、腰を打ち付けてくる。
「いやだっ、あ、あ、ああっ!! 誰か、助けて、誰か!!」
だが俺の叫びに反応するものなど、この王宮には一人もいなかった……。
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