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第75話
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「もちろん、兄さんと同室にするつもりですが、それがなにか?」
「ええっ!?」
驚いたのは俺だ。
「でも、でもさ、アルベルト。俺はもう、ソールバルグじゃないから、戸籍上は兄弟でもないんだし、同室って無理なんじゃないかな?」
「そうだそうだ! 婚約者同士が同室などと、そんないかがわしいことを学園側が許すはずはないっ! たとえ許したとしても、この俺様が王族の権限を使って断固として阻止してやるっ!!!」
「アントンも殿下もわかってないなあ~。アルベルトは転移魔法が使い放題なんだから、別にどの寮の部屋だって一緒のことじゃない?
……へえ、そういうことなんだね~。じゃあ、毎日アントンはアルベルトと……」
エリアスの瞳が昏く陰る。
――コラッ! 勝手な想像をするな!!!!!
俺は新学期から、アルベルトとなんとかして別室になる方法を考えなければいけなくなってしまったようだ。もし、万が一同室になったりしたら……、間違いなく俺は廃人一直線だ!!!!
「でもさ、アントンよかったね! アルベルトも入学してくることだし、今後は周りのみんなも普段通りに接してくれるよ~。きっとこれからは、アントンの望む普通の学園生活が送れるね!」
エリアスの言葉に、俺は肩を落とす。
「そうもいかないよ。だって、俺、みんなから遠巻きにされただけじゃなくって、実は嫌がらせもされてたんだ……」
「なんだと!?」
アルベルトとヴィクトルの声が重なる。
「多分、してきたのは少数の奴らだと思うんだけど……、読んだらすぐ消える魔法の手紙で俺に対する嫌がらせを書いてきたり、魔法の伝言ですれ違いざまに悪口を言われたりしてたんだ……」
「……あー、それね……」
エリアスがバツが悪そうに言いごもる。
「なにか知っているのですか? フェルセン殿?」
アルベルトが厳しい視線をエリアスに向ける。
「いや~、知ってるも何も、実は僕が犯人なんだよね! って、全然っ悪気はなかったんだよ~!
落ち込んだアントンが僕に頼ってくれたらいいなって、そんな可愛い発想から!」
――全然可愛くない!!!!!
「エリアスっ! 俺、あのことで相当悩んでたんだぞ!」
俺はエリアスに詰め寄る。
「お前は……、本当にどこまでも下劣な人間だな……」
ヴィクトルが吐き捨てるように言う。
「品性が低すぎますね」
アルベルトも、ため息混じりにつぶやく。
「あっ、よくも言ったね! 言っておくけど、あの魔力を込めた手紙の内容は、アルベルトが僕に送ってきた書簡をそのまんま引用したものだから! それと、すれ違いざまの魔法の伝言は、ヴィクトル殿下が学園で僕に向かって言った暴言を、そのまんま使わせてもらっただけだから!!!!!」
――なんと、俺への嫌がらせと思われたあの内容は、元を正せばアルベルトとヴィクトルが、エリアスに向けた罵詈雑言だったのか!?
脱力する俺……。
「アルベルト……、殿下……」
俺は恨みがましい目でアルベルトとヴィクトルを見た。
「違うっ、違うんだよ、兄さん! それは……っ、フェルセン殿があんまり学園で兄さんに親しげにするからっ、俺はちょっとした警告の意味を込めて書簡を送っただけであって!!」
「そうだ、アントン! 元を正せばお前が悪い。俺様をさしおいて、こんなドブス男と毎日ランチをともにしやがって!!!!!」
――なんだそれは!!!???
「それはそうと、アントン!」
打って変わって、明るい表情を浮かべたエリアスが俺に笑顔を向けてくる。
「進級しても、これからも毎週木曜日は僕の部屋に来て、一緒にお風呂に入ろうね!」
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
――なぜ、いま、ここで、そして、このタイミングで、暴露するんだ!? エリアスううううううううう!!!!!
「エリアスっ、なんでっ、そんなことをっ、今っ……!」
俺はもう完全に涙目になっていた。
「一緒に、風呂だとおおおおお!? アントン貴様っ、エリアスと毎週そんな破廉恥なことをしていたのかっ!?」
ヴィクトルが唾を飛ばす。
「ち、ちがうっ! だって、それは……っ!」
俺は恐怖のあまり、横に座るアルベルトを見ることができない。
俺の左隣からは、まるでドライアイスみたいな冷え冷えとした空気が流れ込んできている!!!
「いやだなあ、殿下、勘違いしてもらっちゃ困るよ~」
エリアスはティーカップ片手に、ふふんと笑った。
「僕たちは、純粋な、ただの、友達として、一緒にお風呂にはいって、汗を流してただけ。
そこにあるのは、なんの邪な感情もない、ただの、純粋な、友情!! だよっ!!」
――嘘つけっ! 俺のことを王宮の風呂でレイプしようとしたのはどこのどいつだよっ!?
「はーん、それなら、俺様も毎週水曜日は、中庭の温室で魔力譲渡を続けてやるとしよう。
喜べ! 俺様は単なる愚民への慈愛の心から、施してやるまでのことだから、そこには邪な感情など、微塵もない!!
気負わず受け入れるがいい……」
藍色の瞳が、俺を凝視する。
「いやっ、いりませんから! エリアスも、ヴィクトルも、今後一切……」
「あー、楽しみだなあ。またアントンとお風呂に入れるなんて夢みたい。いつもみたいに、一緒に洗いっこしようね!
あっ、そうだ。またすごくいい香りの香油が手に入ったから、また身体全体をマッサージしてあげるね。
アントン、好きだよね!? 僕のマッサージ、とっても気持ちいいって……」
「エリアス……、もうそれ以上は……」
もう身体中が凍り付いてしまいそうなほど、冷たい冷気……。
得意げなエリアスを遮るように、今度はヴィクトルが口を出してくる。
「ああそうだ、アルベルトには言うなと言われていたが、魔力譲渡の際の口づけについても、邪な感情など一切なかったことを申し添えておこう。
アントンがだらしなく口づけのときに口を開けてくるから、俺様がしかたなく舌を絡めてやったまでのこと」
「ヴィクトル……、殿下……、もう、やめて……」
俺は両手をわなわなと震わせた。
「……」
アルベルトがガタンと椅子を鳴らして席を立った。
「へえ、そうなんですね……。一緒に風呂、洗いっこ、香油、マッサージ、中庭の温室、魔力譲渡、口づけ、舌を絡める……」
顎に手を当てて、ぶつぶつと何かをつぶやくアルベルト。
その身を包むオーラは、もうすでに紫色などあっという間に通り越して、真っ黒に染まっている!!!!
「アルベルト、違うんだっ、違うんだよっ! これは何かの誤解で……」
「これでよくわかりました。ヴィクトル殿下、フェルセン殿……。盟約がなんたるかもご存じないあなた方とは、近い内にでも決着をつけることとしましょう。
では、私たちはこれで失礼します。兄さん……行きましょう」
――どこへ……?
なんて、聞かなくてもわかってたよね!?
「ええっ!?」
驚いたのは俺だ。
「でも、でもさ、アルベルト。俺はもう、ソールバルグじゃないから、戸籍上は兄弟でもないんだし、同室って無理なんじゃないかな?」
「そうだそうだ! 婚約者同士が同室などと、そんないかがわしいことを学園側が許すはずはないっ! たとえ許したとしても、この俺様が王族の権限を使って断固として阻止してやるっ!!!」
「アントンも殿下もわかってないなあ~。アルベルトは転移魔法が使い放題なんだから、別にどの寮の部屋だって一緒のことじゃない?
……へえ、そういうことなんだね~。じゃあ、毎日アントンはアルベルトと……」
エリアスの瞳が昏く陰る。
――コラッ! 勝手な想像をするな!!!!!
俺は新学期から、アルベルトとなんとかして別室になる方法を考えなければいけなくなってしまったようだ。もし、万が一同室になったりしたら……、間違いなく俺は廃人一直線だ!!!!
「でもさ、アントンよかったね! アルベルトも入学してくることだし、今後は周りのみんなも普段通りに接してくれるよ~。きっとこれからは、アントンの望む普通の学園生活が送れるね!」
エリアスの言葉に、俺は肩を落とす。
「そうもいかないよ。だって、俺、みんなから遠巻きにされただけじゃなくって、実は嫌がらせもされてたんだ……」
「なんだと!?」
アルベルトとヴィクトルの声が重なる。
「多分、してきたのは少数の奴らだと思うんだけど……、読んだらすぐ消える魔法の手紙で俺に対する嫌がらせを書いてきたり、魔法の伝言ですれ違いざまに悪口を言われたりしてたんだ……」
「……あー、それね……」
エリアスがバツが悪そうに言いごもる。
「なにか知っているのですか? フェルセン殿?」
アルベルトが厳しい視線をエリアスに向ける。
「いや~、知ってるも何も、実は僕が犯人なんだよね! って、全然っ悪気はなかったんだよ~!
落ち込んだアントンが僕に頼ってくれたらいいなって、そんな可愛い発想から!」
――全然可愛くない!!!!!
「エリアスっ! 俺、あのことで相当悩んでたんだぞ!」
俺はエリアスに詰め寄る。
「お前は……、本当にどこまでも下劣な人間だな……」
ヴィクトルが吐き捨てるように言う。
「品性が低すぎますね」
アルベルトも、ため息混じりにつぶやく。
「あっ、よくも言ったね! 言っておくけど、あの魔力を込めた手紙の内容は、アルベルトが僕に送ってきた書簡をそのまんま引用したものだから! それと、すれ違いざまの魔法の伝言は、ヴィクトル殿下が学園で僕に向かって言った暴言を、そのまんま使わせてもらっただけだから!!!!!」
――なんと、俺への嫌がらせと思われたあの内容は、元を正せばアルベルトとヴィクトルが、エリアスに向けた罵詈雑言だったのか!?
脱力する俺……。
「アルベルト……、殿下……」
俺は恨みがましい目でアルベルトとヴィクトルを見た。
「違うっ、違うんだよ、兄さん! それは……っ、フェルセン殿があんまり学園で兄さんに親しげにするからっ、俺はちょっとした警告の意味を込めて書簡を送っただけであって!!」
「そうだ、アントン! 元を正せばお前が悪い。俺様をさしおいて、こんなドブス男と毎日ランチをともにしやがって!!!!!」
――なんだそれは!!!???
「それはそうと、アントン!」
打って変わって、明るい表情を浮かべたエリアスが俺に笑顔を向けてくる。
「進級しても、これからも毎週木曜日は僕の部屋に来て、一緒にお風呂に入ろうね!」
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
――なぜ、いま、ここで、そして、このタイミングで、暴露するんだ!? エリアスううううううううう!!!!!
「エリアスっ、なんでっ、そんなことをっ、今っ……!」
俺はもう完全に涙目になっていた。
「一緒に、風呂だとおおおおお!? アントン貴様っ、エリアスと毎週そんな破廉恥なことをしていたのかっ!?」
ヴィクトルが唾を飛ばす。
「ち、ちがうっ! だって、それは……っ!」
俺は恐怖のあまり、横に座るアルベルトを見ることができない。
俺の左隣からは、まるでドライアイスみたいな冷え冷えとした空気が流れ込んできている!!!
「いやだなあ、殿下、勘違いしてもらっちゃ困るよ~」
エリアスはティーカップ片手に、ふふんと笑った。
「僕たちは、純粋な、ただの、友達として、一緒にお風呂にはいって、汗を流してただけ。
そこにあるのは、なんの邪な感情もない、ただの、純粋な、友情!! だよっ!!」
――嘘つけっ! 俺のことを王宮の風呂でレイプしようとしたのはどこのどいつだよっ!?
「はーん、それなら、俺様も毎週水曜日は、中庭の温室で魔力譲渡を続けてやるとしよう。
喜べ! 俺様は単なる愚民への慈愛の心から、施してやるまでのことだから、そこには邪な感情など、微塵もない!!
気負わず受け入れるがいい……」
藍色の瞳が、俺を凝視する。
「いやっ、いりませんから! エリアスも、ヴィクトルも、今後一切……」
「あー、楽しみだなあ。またアントンとお風呂に入れるなんて夢みたい。いつもみたいに、一緒に洗いっこしようね!
あっ、そうだ。またすごくいい香りの香油が手に入ったから、また身体全体をマッサージしてあげるね。
アントン、好きだよね!? 僕のマッサージ、とっても気持ちいいって……」
「エリアス……、もうそれ以上は……」
もう身体中が凍り付いてしまいそうなほど、冷たい冷気……。
得意げなエリアスを遮るように、今度はヴィクトルが口を出してくる。
「ああそうだ、アルベルトには言うなと言われていたが、魔力譲渡の際の口づけについても、邪な感情など一切なかったことを申し添えておこう。
アントンがだらしなく口づけのときに口を開けてくるから、俺様がしかたなく舌を絡めてやったまでのこと」
「ヴィクトル……、殿下……、もう、やめて……」
俺は両手をわなわなと震わせた。
「……」
アルベルトがガタンと椅子を鳴らして席を立った。
「へえ、そうなんですね……。一緒に風呂、洗いっこ、香油、マッサージ、中庭の温室、魔力譲渡、口づけ、舌を絡める……」
顎に手を当てて、ぶつぶつと何かをつぶやくアルベルト。
その身を包むオーラは、もうすでに紫色などあっという間に通り越して、真っ黒に染まっている!!!!
「アルベルト、違うんだっ、違うんだよっ! これは何かの誤解で……」
「これでよくわかりました。ヴィクトル殿下、フェルセン殿……。盟約がなんたるかもご存じないあなた方とは、近い内にでも決着をつけることとしましょう。
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