41 / 95
第41話
しおりを挟む
あ、あれは……、
――ドラゴン!!??
氷でできていると思われるその物体は、かろうじてドラゴンのような形をしているが……。
「あ、ほらっ!
ダン兄様っ! 湖から氷のドラゴンがっ!」
俺が示すと、ダンは湖を振り返る。
「……!!!!」
一瞬遠い目になるダンだが、そこは第一騎士団の副団長、すぐにその瞳に力を戻した。
「アントン様っ、俺に任せてください!
あの凶暴なドラゴンは俺が退治しますっ!!!」
ダンは、素早く腰の剣を抜く。
「……うん、ありがとう」
俺は生暖かい目でダンを見守る。
だって……、
――あれって絶対、お母様が魔法で作ったドラゴンもどきですよね!?
ちなみにお母様は、氷属性という比較的貴重な属性を持ちながらも、幼いころから剣の鍛錬に明け暮れていたため、
あまり魔法が得意ではない……、というかはっきりいってしまうと、魔法に関してはかなりポンコツだ。
俺は、湖から出てきてゆらゆらと揺れている、巨大なドラゴンもどきを見て思わず虚無の表情になる。
――危険性は全然なさそう!!
見ようによってはドラゴンに見えなくもないが、どちらかというとあのネッシーに近い感じ……。
ファンシーグッズ大好きなお母様が作成しただけあって、つぶらな瞳がゆるキャラっぽくて可愛い! ぜひもうちょっと近くで見てみたい!
でも苦手な魔法でがんばって作ったお母様がかわいそうだから、とりあえず怖がってあげなきゃ!!
「ダン、危ないから気を付けてね! わー、大変! こっちに向かってくるよ~」
棒読みで俺が言うと、ダンはうなずき俺を身体の後ろに隠した。
「アントン様、安心してください! アントン様は俺が守りますっ!」
――うん、全然大丈夫だけどね!?
とりあえず訳のわからない興奮状態から、ダンは正常に戻ったようだ。危機は脱した。
それにしても、お母様ったら、まだこの近くにいるんだな!
――氷のドラゴンに俺を襲わせて、ダンに窮地を救わせる。
『アントン様、もう大丈夫ですよ! ドラゴンはこの私が退治しました!』
『ありがとう! ダン兄様、素敵っ!!! 好きっ!!!』
――ってなるか、ボケー!!!!
周りを見渡すが、お母様の姿はどこにも見えない。
そうこうしているうちに、どんどん俺たちに近づいてくるドラゴン。
だが、そのあまりの可愛さに、俺は思わず顔がにやけそうになるのをこらえるのに必死だ。
「俺があの氷のドラゴンを、炎で焼き切りますっ!」
そう言うダンは、火属性。そしてお母様と同様に、今まで剣の鍛錬にのみ力を注いできたせいで、魔法があまりお得意ではない……。
――ええっ、そんなことしたらっ!! あの可愛いネッシードラゴンちゃんが消えちゃうじゃないか!!
うろたえる俺など気にもとめず、ダンは自身の剣に魔力を込めると、氷のドラゴン(っぽいもの)に渾身の力を込めて振り下ろした。
「消え失せろ! 獰猛なドラゴンよ!!!」
剣の先からは、猛烈な勢いの火炎が噴き出される。
――わー、すご~い! ダン兄様、かっこいい~!(棒)
ぷきゅぅうううううと大きなバルーンがしぼむときみたいな音を出して、ネッシードラゴンちゃんはその巨大な身体から、水を噴き出し始めた。
――あーあ、かわいそう……。
と思ったのもつかの間、そのネッシードラゴンちゃんから俺たちに向かって、身体から溶け出した猛烈な勢いの水流が襲ってくる。
「うわあああああ!!!!」
どっちかっていうと、こっちのほうが大惨事だぁっ!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「申し訳ありませんっ! アントンさまっ!!」
全身ずぶぬれとなったダンが、土下座しそうな勢いで謝ってくる。
「大丈夫、大丈夫だから」
俺はなんとかダンをなだめると、同じくずぶぬれになった衣服を脱いでいった。
「!!!!!!!!!!」
ここは、湖畔に建っているこじんまりとした丸太小屋。
おそらくこの湖で愛を誓った恋人たちが、興奮冷めやらないうちにここで愛の営みを……ってそんなことはどうでもいいっ!
ネッシードラゴンちゃんの被害により、荷物も含め全身水浸しになった俺たちは、とりあえずここに避難して、服を乾かすことにした。
火属性のダンが「俺が一気に炎の魔法で全身を乾かしますっ!」とかっこよく宣言してくれたが、俺は丁重に断った。
火力の調節がいまいち不得意なダンに、全身丸焦げにされたらたまらない!
ダンには魔法でたき火を起こしてもらうだけにして、その火で衣服が乾くのを待つことにした。
バスケットに入っていたサンドイッチやお菓子類は全滅だが、お母様オススメの果実酒やフルーツは被害を免れているのでそれをいただきながら時間をつぶすこととしよう。
そのうち近くにいるはずのお母様も、心配して戻ってくるかもしれないし……。
「あ、アントンさまっ! こ、これを着てくださいっ!」
ダンが頭を下げて、俺を見ないようにしながら、自分のシャツを両手で掲げてくる。
「あ、ありがとう……?」
「そんな恰好をされては目のやり場に困りますっ! これ、俺がさっき魔法で乾かしたんで、着ていただいて大丈夫です。……ちょっと裾は焦げてますが……」
――やっぱり焦がすんだな……。よかった頼まなくて……。
俺はちょっと焦げ臭いにおいの漂う、ダンの大きな白いシャツを羽織った。
たしかに、パンツ一丁よりもだいぶ温かい!
ダンと俺では体格にかなりの差があるので、俺はまるで膝上丈のワンピースを着ているような感じになった。
この際パンツも乾かしてしまおうと、俺はシャツのボタンを全部止めると、パンツも脱いでしまう。
「あ、あ、あ、アントン様っ!!!!!!!」
「あれ、ダン兄様、鼻血がでてるよ?」
――ドラゴン!!??
氷でできていると思われるその物体は、かろうじてドラゴンのような形をしているが……。
「あ、ほらっ!
ダン兄様っ! 湖から氷のドラゴンがっ!」
俺が示すと、ダンは湖を振り返る。
「……!!!!」
一瞬遠い目になるダンだが、そこは第一騎士団の副団長、すぐにその瞳に力を戻した。
「アントン様っ、俺に任せてください!
あの凶暴なドラゴンは俺が退治しますっ!!!」
ダンは、素早く腰の剣を抜く。
「……うん、ありがとう」
俺は生暖かい目でダンを見守る。
だって……、
――あれって絶対、お母様が魔法で作ったドラゴンもどきですよね!?
ちなみにお母様は、氷属性という比較的貴重な属性を持ちながらも、幼いころから剣の鍛錬に明け暮れていたため、
あまり魔法が得意ではない……、というかはっきりいってしまうと、魔法に関してはかなりポンコツだ。
俺は、湖から出てきてゆらゆらと揺れている、巨大なドラゴンもどきを見て思わず虚無の表情になる。
――危険性は全然なさそう!!
見ようによってはドラゴンに見えなくもないが、どちらかというとあのネッシーに近い感じ……。
ファンシーグッズ大好きなお母様が作成しただけあって、つぶらな瞳がゆるキャラっぽくて可愛い! ぜひもうちょっと近くで見てみたい!
でも苦手な魔法でがんばって作ったお母様がかわいそうだから、とりあえず怖がってあげなきゃ!!
「ダン、危ないから気を付けてね! わー、大変! こっちに向かってくるよ~」
棒読みで俺が言うと、ダンはうなずき俺を身体の後ろに隠した。
「アントン様、安心してください! アントン様は俺が守りますっ!」
――うん、全然大丈夫だけどね!?
とりあえず訳のわからない興奮状態から、ダンは正常に戻ったようだ。危機は脱した。
それにしても、お母様ったら、まだこの近くにいるんだな!
――氷のドラゴンに俺を襲わせて、ダンに窮地を救わせる。
『アントン様、もう大丈夫ですよ! ドラゴンはこの私が退治しました!』
『ありがとう! ダン兄様、素敵っ!!! 好きっ!!!』
――ってなるか、ボケー!!!!
周りを見渡すが、お母様の姿はどこにも見えない。
そうこうしているうちに、どんどん俺たちに近づいてくるドラゴン。
だが、そのあまりの可愛さに、俺は思わず顔がにやけそうになるのをこらえるのに必死だ。
「俺があの氷のドラゴンを、炎で焼き切りますっ!」
そう言うダンは、火属性。そしてお母様と同様に、今まで剣の鍛錬にのみ力を注いできたせいで、魔法があまりお得意ではない……。
――ええっ、そんなことしたらっ!! あの可愛いネッシードラゴンちゃんが消えちゃうじゃないか!!
うろたえる俺など気にもとめず、ダンは自身の剣に魔力を込めると、氷のドラゴン(っぽいもの)に渾身の力を込めて振り下ろした。
「消え失せろ! 獰猛なドラゴンよ!!!」
剣の先からは、猛烈な勢いの火炎が噴き出される。
――わー、すご~い! ダン兄様、かっこいい~!(棒)
ぷきゅぅうううううと大きなバルーンがしぼむときみたいな音を出して、ネッシードラゴンちゃんはその巨大な身体から、水を噴き出し始めた。
――あーあ、かわいそう……。
と思ったのもつかの間、そのネッシードラゴンちゃんから俺たちに向かって、身体から溶け出した猛烈な勢いの水流が襲ってくる。
「うわあああああ!!!!」
どっちかっていうと、こっちのほうが大惨事だぁっ!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「申し訳ありませんっ! アントンさまっ!!」
全身ずぶぬれとなったダンが、土下座しそうな勢いで謝ってくる。
「大丈夫、大丈夫だから」
俺はなんとかダンをなだめると、同じくずぶぬれになった衣服を脱いでいった。
「!!!!!!!!!!」
ここは、湖畔に建っているこじんまりとした丸太小屋。
おそらくこの湖で愛を誓った恋人たちが、興奮冷めやらないうちにここで愛の営みを……ってそんなことはどうでもいいっ!
ネッシードラゴンちゃんの被害により、荷物も含め全身水浸しになった俺たちは、とりあえずここに避難して、服を乾かすことにした。
火属性のダンが「俺が一気に炎の魔法で全身を乾かしますっ!」とかっこよく宣言してくれたが、俺は丁重に断った。
火力の調節がいまいち不得意なダンに、全身丸焦げにされたらたまらない!
ダンには魔法でたき火を起こしてもらうだけにして、その火で衣服が乾くのを待つことにした。
バスケットに入っていたサンドイッチやお菓子類は全滅だが、お母様オススメの果実酒やフルーツは被害を免れているのでそれをいただきながら時間をつぶすこととしよう。
そのうち近くにいるはずのお母様も、心配して戻ってくるかもしれないし……。
「あ、アントンさまっ! こ、これを着てくださいっ!」
ダンが頭を下げて、俺を見ないようにしながら、自分のシャツを両手で掲げてくる。
「あ、ありがとう……?」
「そんな恰好をされては目のやり場に困りますっ! これ、俺がさっき魔法で乾かしたんで、着ていただいて大丈夫です。……ちょっと裾は焦げてますが……」
――やっぱり焦がすんだな……。よかった頼まなくて……。
俺はちょっと焦げ臭いにおいの漂う、ダンの大きな白いシャツを羽織った。
たしかに、パンツ一丁よりもだいぶ温かい!
ダンと俺では体格にかなりの差があるので、俺はまるで膝上丈のワンピースを着ているような感じになった。
この際パンツも乾かしてしまおうと、俺はシャツのボタンを全部止めると、パンツも脱いでしまう。
「あ、あ、あ、アントン様っ!!!!!!!」
「あれ、ダン兄様、鼻血がでてるよ?」
189
お気に入りに追加
2,609
あなたにおすすめの小説
愛され末っ子
西条ネア
BL
本サイトでの感想欄は感想のみでお願いします。全ての感想に返答します。
リクエストはTwitter(@NeaSaijou)にて受付中です。また、小説のストーリーに関するアンケートもTwitterにて行います。
(お知らせは本編で行います。)
********
上園琉架(うえぞの るか)四男 理斗の双子の弟 虚弱 前髪は後々左に流し始めます。髪の毛の色はご想像にお任せします。深い赤みたいなのアースアイ 後々髪の毛を肩口くらいまで伸ばしてゆるく結びます。アレルギー多め。その他の設定は各話で出てきます!
上園理斗(うえぞの りと)三男 琉架の双子の兄 琉架が心配 琉架第一&大好き 前髪は後々右に流します。髪の毛の色はご想像にお任せします。深い緑みたいなアースアイ 髪型はずっと短いままです。 琉架の元気もお母さんのお腹の中で取っちゃった、、、
上園静矢 (うえぞの せいや)長男 普通にサラッとイケメン。なんでもできちゃうマン。でも弟(特に琉架)絡むと残念。弟達溺愛。深い青色の瞳。髪の毛の色はご想像にお任せします。
上園竜葵(うえぞの りゅうき)次男 ツンデレみたいな、考えと行動が一致しないマン。でも弟達大好きで奮闘して玉砕する。弟達傷つけられたら、、、 深い青色の瞳。兄貴(静矢)と一個差 ケンカ強い でも勉強できる。料理は壊滅的
上園理玖斗(うえぞの りくと)父 息子達大好き 藍羅(あいら・妻)も愛してる 家族傷つけるやつ許さんマジ 琉架の身体が弱すぎて心配 深い緑の瞳。普通にイケメン
上園藍羅(うえぞの あいら) 母 子供達、夫大好き 母は強し、の具現化版 美人さん 息子達(特に琉架)傷つけるやつ許さんマジ。
てか普通に上園家の皆さんは顔面偏差値馬鹿高いです。
(特に琉架)の部分は家族の中で順列ができているわけではなく、特に琉架になる場面が多いという意味です。
琉架の従者
遼(はる)琉架の10歳上
理斗の従者
蘭(らん)理斗の10歳上
その他の従者は後々出します。
虚弱体質な末っ子・琉架が家族からの寵愛、溺愛を受ける物語です。
前半、BL要素少なめです。
この作品は作者の前作と違い毎日更新(予定)です。
できないな、と悟ったらこの文は消します。
※琉架はある一定の時期から体の成長(精神も若干)がなくなる設定です。詳しくはその時に補足します。
皆様にとって最高の作品になりますように。
※作者の近況状況欄は要チェックです!
西条ネア
ある日、人気俳優の弟になりました。2
樹 ゆき
BL
母の再婚を期に、立花優斗は人気若手俳優、橘直柾の弟になった。穏やかで真面目で王子様のような人……と噂の直柾は「俺の命は、君のものだよ」と蕩けるような笑顔で言い出し、大学の先輩である隆晴も優斗を好きだと言い出して……。
平凡に生きたい(のに無理だった)19歳大学生と、24歳人気若手俳優、21歳文武両道大学生の、更に溺愛生活が始まる――。
ある日、人気俳優の弟になりました。
樹 ゆき
BL
母の再婚を期に、立花優斗は人気若手俳優、橘直柾の弟になった。顔良し性格良し真面目で穏やかで王子様のような人。そんな評判だったはずが……。
「俺の命は、君のものだよ」
初顔合わせの日、兄になる人はそう言って綺麗に笑った。とんでもない人が兄になってしまった……と思ったら、何故か大学の先輩も優斗を可愛いと言い出して……?
平凡に生きたい19歳大学生と、24歳人気若手俳優、21歳文武両道大学生の三角関係のお話。
弟が兄離れしようとしないのですがどうすればいいですか?~本編~
荷居人(にいと)
BL
俺の家族は至って普通だと思う。ただ普通じゃないのは弟というべきか。正しくは普通じゃなくなっていったというべきか。小さい頃はそれはそれは可愛くて俺も可愛がった。実際俺は自覚あるブラコンなわけだが、それがいけなかったのだろう。弟までブラコンになってしまった。
これでは弟の将来が暗く閉ざされてしまう!と危機を感じた俺は覚悟を持って……
「龍、そろそろ兄離れの時だ」
「………は?」
その日初めて弟が怖いと思いました。
周りが幼馴染をヤンデレという(どこが?)
ヨミ
BL
幼馴染 隙杉 天利 (すきすぎ あまり)はヤンデレだが主人公 花畑 水華(はなばた すいか)は全く気づかない所か溺愛されていることにも気付かずに
ただ友達だとしか思われていないと思い込んで悩んでいる超天然鈍感男子
天利に恋愛として好きになって欲しいと頑張るが全然効いていないと思っている。
可愛い(綺麗?)系男子でモテるが天利が男女問わず牽制してるためモテない所か自分が普通以下の顔だと思っている
天利は時折アピールする水華に対して好きすぎて理性の糸が切れそうになるが、なんとか保ち普段から好きすぎで悶え苦しんでいる。
水華はアピールしてるつもりでも普段の天然の部分でそれ以上のことをしているので何しても天然故の行動だと思われてる。
イケメンで物凄くモテるが水華に初めては全て捧げると内心勝手に誓っているが水華としかやりたいと思わないので、どんなに迫られようと見向きもしない、少し女嫌いで女子や興味、どうでもいい人物に対してはすごく冷たい、水華命の水華LOVEで水華のお願いなら何でも叶えようとする
好きになって貰えるよう努力すると同時に好き好きアピールしているが気づかれず何年も続けている内に気づくとヤンデレとかしていた
自分でもヤンデレだと気づいているが治すつもりは微塵も無い
そんな2人の両片思い、もう付き合ってんじゃないのと思うような、じれ焦れイチャラブな恋物語
うちの家族が過保護すぎるので不良になろうと思います。
春雨
BL
前世を思い出した俺。
外の世界を知りたい俺は過保護な親兄弟から自由を求めるために逃げまくるけど失敗しまくる話。
愛が重すぎて俺どうすればいい??
もう不良になっちゃおうか!
少しおばかな主人公とそれを溺愛する家族にお付き合い頂けたらと思います。
説明は初めの方に詰め込んでます。
えろは作者の気分…多分おいおい入ってきます。
初投稿ですので矛盾や誤字脱字見逃している所があると思いますが暖かい目で見守って頂けたら幸いです。
※(ある日)が付いている話はサイドストーリーのようなもので作者がただ書いてみたかった話を書いていますので飛ばして頂いても大丈夫だと……思います(?)
※度々言い回しや誤字の修正などが入りますが内容に影響はないです。
もし内容に影響を及ぼす場合はその都度報告致します。
なるべく全ての感想に返信させていただいてます。
感想とてもとても嬉しいです、いつもありがとうございます!
5/25
お久しぶりです。
書ける環境になりそうなので少しずつ更新していきます。
推しの完璧超人お兄様になっちゃった
紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。
そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。
ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。
そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。
ヤンデレ化していた幼稚園ぶりの友人に食べられました
ミルク珈琲
BL
幼稚園の頃ずっと後ろを着いてきて、泣き虫だった男の子がいた。
「優ちゃんは絶対に僕のものにする♡」
ストーリーを分かりやすくするために少しだけ変更させて頂きましたm(_ _)m
・洸sideも投稿させて頂く予定です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる