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第26話
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アルベルトは、片方の乳首を指で弄びながら、もう片方の乳首を吸い始めた。
チュパチュパと音を立てられ、俺は羞恥で死にそうになる。
「アルベルト、やだっ、こんなの……っ! 恥ずかしいっ! んんっ」
「もっと恥ずかしい兄さんを見せて」
熱に浮かされたようなアルベルトの声。
さらにぺろぺろと舐められたり、きつく吸われたりするたびに、俺はあられもない声をあげつづけた。
「あんっ! あんっ!」
俺は息も絶え絶えに、アルベルトを見上げる。
アルベルトは青紫の瞳に、情欲の色を浮かべて俺を見下ろしていた。
「兄さんのもっといろんなところが見たいな」
アルベルトは俺のスカートをたくし上げると、下腹部に手を伸ばした。
「あっ……、くっ……」
「すごい、兄さんの、めちゃくちゃ反応してる。
俺に、感じてくれているの?」
「あっ……、あっ……、ああっ!」
下着の上から指で擦られ、俺ははしたない声をあげることしかできない。
「先走りで濡れてきてるよ。直に、触ってほしい?」
蠱惑的な声で、魅惑的な誘い……。
俺は思わずコクコクと頷いた。
「触って! 触ってほしいっ、アルベルト」
「兄さんは素直ないい子だね……」
「んくっ!!」
下着をずらされると、張りつめた俺自身がプルンと出てきた。
「兄さんの、とっても可愛くて綺麗だよ……」
アルベルトは息がかかるくらい近くで俺のものをまじまじを観察している。
「やだっ、そんなに見ないでっ!」
「見られるだけで、興奮しちゃうの? ほら、ピクピクして触ってほしそうだよ」
「きゃうっ!」
ツン、と指で突かれただけで、弾けてしまいそうになってしまっているのがわかった。
「ああ、見ているだけで、イッちゃいそうだ……。兄さん、もっと足を開いて……、いいところ、俺に見せて?」
メイドの衣装を着せられ、胸元をはだけられ、スカートをまくられて陰部を弟に晒している。
どう考えても異常な状況なのに、俺は今まで感じたことのない興奮と快感を覚えていた。
アルベルトに言われるがままに、俺は足を開いてみせた。
「アルベルト……、早くっ……、もっと、気持ちよくして……」
「いいよ、いい子の兄さんには、いっぱいご褒美をあげるね……」
アルベルトは猫なで声で言うと、俺自身の先端にチュッとキスをする。
「はあぁん……っ!」
あまりの気持ちよさに、俺は腰をくねらせる。
「はあっ、兄さんっ、可愛いっ、可愛いっ、可愛いっ!」
アルベルトはうわ言のように繰り返すと、パクリと俺のペニスを咥えた。
そしてそのまま舌を絡め、ジュポジュポと吸いあげた。
「あっ、ああああああああっ!!!!」
今まで感じたことのない激しい刺激に、俺はあっという間に果ててしまった。
アルベルトは俺が吐き出した精を、当然のように飲み干した。
「兄さんの、おいしい……」
そして、イッたばかりの俺をまた執拗に舐め始める。
「やっ、やだっ! アルベルトっ、もうっ、もういいから……っ!」
俺は足をバタバタさせ、アルベルトの銀の髪を引っ張るが、アルベルトはびくともしない。
俺自身を口に含みながらも、両手で俺の脇腹や腰を、ゆっくりと撫で回す。
「はっ、ああっ、あああっ」
俺は身体をビクビクと震わせ、甘い声を上げることしかできない。
「……じゃあ、今度は兄さんのこっちを味見してみようかな?」
アルベルトは楽しげに言うと、あろうことか俺の後孔に舌を這わせてきた。
「あっ!!!駄目っ!汚い!!そんなところっ!」
「兄さんは全部キレイだよ、俺にもっとよく見せてね」
言うと、アルベルトは俺の両膝をつかみ、更に脚を広げさせた。
「ふぁっ、ああああああんっ!!!」
そして、ペロペロと孔の周りを執拗に舐められる。
「ああ、ここもパクパクしてる……」
「やめてっ、やめてっ!!
お願いだからっ、アルベルトっ!」
「ほら、気持ちいいんだよね?
兄さんの、また元気になってきてるよ」
確かに、俺の意思に反し、俺の欲望はまた力を持ち始めてきていた。
「やだっ、やだっ!」
俺は駄々をこねる子供のように、頭をふってアルベルトに訴える。
「怖がらないで。大丈夫、全部はしないよ。……今日は兄さんが気持ちいいことだけしようね」
アルベルトは俺から身体を離すと、上着とシャツを脱ぎ捨て、上半身裸になった。
――アルベルト、凄い!!!
アルベルトの裸を見たのは、子供の頃以来だ。
すっかりたくましくなって、立派な男の体になっている。
そして、そのものすごく引き締まったいい身体が、俺に被さってきた。
「あっ……、んっ……」
素肌が触れ合うと、思わず吐息が漏れるほど、気持ちいい。
「アルベルト……」
俺はアルベルトの胸元に手を這わす。
「兄さん、一緒に気持ちよくなろう?」
ズボンの前をくつろげると、凶悪なほどにそそり立ったアルベルトのペニスが顔をだした。
「……っ!」
俺は恐怖に思わず身を固くする。
「大丈夫、今日はちゃんと我慢するから。
一緒にこするだけ、ね?」
チュパチュパと音を立てられ、俺は羞恥で死にそうになる。
「アルベルト、やだっ、こんなの……っ! 恥ずかしいっ! んんっ」
「もっと恥ずかしい兄さんを見せて」
熱に浮かされたようなアルベルトの声。
さらにぺろぺろと舐められたり、きつく吸われたりするたびに、俺はあられもない声をあげつづけた。
「あんっ! あんっ!」
俺は息も絶え絶えに、アルベルトを見上げる。
アルベルトは青紫の瞳に、情欲の色を浮かべて俺を見下ろしていた。
「兄さんのもっといろんなところが見たいな」
アルベルトは俺のスカートをたくし上げると、下腹部に手を伸ばした。
「あっ……、くっ……」
「すごい、兄さんの、めちゃくちゃ反応してる。
俺に、感じてくれているの?」
「あっ……、あっ……、ああっ!」
下着の上から指で擦られ、俺ははしたない声をあげることしかできない。
「先走りで濡れてきてるよ。直に、触ってほしい?」
蠱惑的な声で、魅惑的な誘い……。
俺は思わずコクコクと頷いた。
「触って! 触ってほしいっ、アルベルト」
「兄さんは素直ないい子だね……」
「んくっ!!」
下着をずらされると、張りつめた俺自身がプルンと出てきた。
「兄さんの、とっても可愛くて綺麗だよ……」
アルベルトは息がかかるくらい近くで俺のものをまじまじを観察している。
「やだっ、そんなに見ないでっ!」
「見られるだけで、興奮しちゃうの? ほら、ピクピクして触ってほしそうだよ」
「きゃうっ!」
ツン、と指で突かれただけで、弾けてしまいそうになってしまっているのがわかった。
「ああ、見ているだけで、イッちゃいそうだ……。兄さん、もっと足を開いて……、いいところ、俺に見せて?」
メイドの衣装を着せられ、胸元をはだけられ、スカートをまくられて陰部を弟に晒している。
どう考えても異常な状況なのに、俺は今まで感じたことのない興奮と快感を覚えていた。
アルベルトに言われるがままに、俺は足を開いてみせた。
「アルベルト……、早くっ……、もっと、気持ちよくして……」
「いいよ、いい子の兄さんには、いっぱいご褒美をあげるね……」
アルベルトは猫なで声で言うと、俺自身の先端にチュッとキスをする。
「はあぁん……っ!」
あまりの気持ちよさに、俺は腰をくねらせる。
「はあっ、兄さんっ、可愛いっ、可愛いっ、可愛いっ!」
アルベルトはうわ言のように繰り返すと、パクリと俺のペニスを咥えた。
そしてそのまま舌を絡め、ジュポジュポと吸いあげた。
「あっ、ああああああああっ!!!!」
今まで感じたことのない激しい刺激に、俺はあっという間に果ててしまった。
アルベルトは俺が吐き出した精を、当然のように飲み干した。
「兄さんの、おいしい……」
そして、イッたばかりの俺をまた執拗に舐め始める。
「やっ、やだっ! アルベルトっ、もうっ、もういいから……っ!」
俺は足をバタバタさせ、アルベルトの銀の髪を引っ張るが、アルベルトはびくともしない。
俺自身を口に含みながらも、両手で俺の脇腹や腰を、ゆっくりと撫で回す。
「はっ、ああっ、あああっ」
俺は身体をビクビクと震わせ、甘い声を上げることしかできない。
「……じゃあ、今度は兄さんのこっちを味見してみようかな?」
アルベルトは楽しげに言うと、あろうことか俺の後孔に舌を這わせてきた。
「あっ!!!駄目っ!汚い!!そんなところっ!」
「兄さんは全部キレイだよ、俺にもっとよく見せてね」
言うと、アルベルトは俺の両膝をつかみ、更に脚を広げさせた。
「ふぁっ、ああああああんっ!!!」
そして、ペロペロと孔の周りを執拗に舐められる。
「ああ、ここもパクパクしてる……」
「やめてっ、やめてっ!!
お願いだからっ、アルベルトっ!」
「ほら、気持ちいいんだよね?
兄さんの、また元気になってきてるよ」
確かに、俺の意思に反し、俺の欲望はまた力を持ち始めてきていた。
「やだっ、やだっ!」
俺は駄々をこねる子供のように、頭をふってアルベルトに訴える。
「怖がらないで。大丈夫、全部はしないよ。……今日は兄さんが気持ちいいことだけしようね」
アルベルトは俺から身体を離すと、上着とシャツを脱ぎ捨て、上半身裸になった。
――アルベルト、凄い!!!
アルベルトの裸を見たのは、子供の頃以来だ。
すっかりたくましくなって、立派な男の体になっている。
そして、そのものすごく引き締まったいい身体が、俺に被さってきた。
「あっ……、んっ……」
素肌が触れ合うと、思わず吐息が漏れるほど、気持ちいい。
「アルベルト……」
俺はアルベルトの胸元に手を這わす。
「兄さん、一緒に気持ちよくなろう?」
ズボンの前をくつろげると、凶悪なほどにそそり立ったアルベルトのペニスが顔をだした。
「……っ!」
俺は恐怖に思わず身を固くする。
「大丈夫、今日はちゃんと我慢するから。
一緒にこするだけ、ね?」
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