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第21話
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ヴィクトルの舌が、俺の咥内を蹂躙していく。
「あっ……、んっ……」
「はあっ……、アントンっ、アントン……っ」
魔力譲渡ではない。ただのおふざけのキスのはずなのに、ヴィクトルはどんどん激しさを増していく。
ヴィクトルの舌が、俺の歯列をなぞり、上唇を噛む。
「っ、やぁっ…‥‥」
逃げようと身体をよじるが、ヴィクトルが力任せに抑え込んでくる。
「アントンっ、はあっ……、もっと、もっとだ……」
ヴィクトルの藍色の瞳が、ぎらぎらと光っている。
まるで獣に食われるような感覚だ……。
「やっ、あっ……」
「全く反省が伝わってこないぞ、お前からももっと舌を絡めろ!」
ヴィクトルが俺の舌をきつく吸った。
「もうっ、やめっ……、あっ……!」
――こんなの、おかしい!
嫌がらせの範疇をとっくに超えている!!
「殿下っ……!」
「何回言わせる気だ? わからないやつだな? ヴィクトルと呼ぶんだ。
……何を言ってもわからないやつには、身体に覚えこませるしかないか?」
ビクトルは舌なめずりすると、俺の上着のボタンをはずし始めた。
そして緩めた衣服の間から手を差し入れ、そのまま俺の肌に手を這わせる。
冷たい指先に、身体がピクリと反応する。
「やめろっ!」
押しのけようとする手を、さらに絡めとられる。
「おとなしくするんだ」
「嫌だっ!!!」
そのとき――、
「お待ちください、ソールベルグ様っ! そちらは……っ!」
王宮の衛兵の声がしたかと思うと、すぐに扉がドンドンと叩かれた。
「もういい加減、お話は済んだでしょう? お二人とも、早く出てきてくださいっ!」
――アルベルト!!
そして、ドアノブをガチャガチャと回す音。
「鍵がかかっているじゃないかっ、くそっ、結界もか!?
ヴィクトル殿下! 中でいったい何をしているんですっ!?
兄さんっ、兄さんっ! 返事をしてください! 無事なんですかっ!?」
アルベルトの声を聞いてホッとしたのか、俺は全身の力が急に抜けるような感覚になった。
「チッ……、どこまでも邪魔な奴め!!」
ヴィクトルは舌打ちすると、俺の上からどいた。
「開けますよ!」
アルベルトの声と同時に、ドア全体に青白い稲妻が光り扉が開いた。
俺は慌てて乱れた服装を整える。
「兄さんっ!!!」
アルベルトが駆け寄ってくる。後ろからは数名の衛兵、そしてすこし遅れてソフィア王女が続く。
「大丈夫、なんでもないから、アルベルト……」
服装を直した俺は、ソファから立ち上がる。悟られないよう平静を装っているが、心臓はバクバクだ。
「結界まで張るとは……、いったい兄に何をするおつもりだったんです?」
アルベルトがヴィクトルにゆっくりと向き直る。
アルベルトの周りに見えるのは青白い火花と光……。
――アルベルトの魔法属性は、この世界で最強といわれる「雷属性」だ。
アルベルトの強力な電撃魔法を受けて、この世に生き残れるものはいないと言われている……、たぶん……。
「王族が私室に結界を張って何が悪い。
俺はアントンと大事な話があると言っただろう」
しらばっくれるヴィクトルだが、忸怩たる思いがあるのだろう、握り締めたこぶしが震えている……。
「まあまあ、皆さん。ちょうどお話も済んだところみたいですし……。ヴィクトル、粗相はありませんね?」
アルベルトについて走ってきたのだろう。ソフィア王女も息を荒げている。
そして顔にはいつもの柔和な微笑みを浮かべているが……、なぜだろう、目が笑っていない!!!
「粗相などありません。……ほら、アントン、これを土産に持っていけ!」
ヴィクトルはぶっきらぼうに言うと、飾り机に置かれていた金のリボンがかけられた包みを俺に差し出した。
「これは……?」
「フン、クッキーだ。貴様がいつも物欲しそうな目で見ているからしかたなく……」
「あ、ありがとうございます」
受け取ると、包みはそこそこ重かった。
それにしても、ヴィクトルに、人に何かをあげよういう気持ちがあったなんて新鮮な驚きだ。
「殿下にはわざわざお気遣いいただき……」
「俺がわざわざお前を気遣うわけがないだろうっ!? たまたまあって邪魔だから、愚民のお前に下賜してやるまでのこと……」
俺の言葉に、ヴィクトルがかぶせてきたが、さらに……、
「まあ! そのクッキーは、わざわざ町まで馬を走らせて買いに行ったのではなかったのですか?」
ソフィア王女が疑問を口にする。
「そ、そんなわけあるはずがありませんっ! 姉上、変な勘違いはおやめください!!」
ソフィア王女の言葉に、ヴィクトルは真っ赤になって反論する。
「……ヴィクトル殿下、兄にわざわざお心遣い痛み入ります」
アルベルトが全く心のこもっていない調子で礼を言うと、そのクッキーの包みを俺から取り上げた。
「あっ!!!」
「お土産も頂いたことですし、帰りましょうか、兄さん?」
俺の腰に手をまわし、にっこりとほほ笑むアルベルト。
「えっ、ああ……」
正直これ以上長居したくない! なんかアルベルトもさっきから顔が怖いし……。
「まあ、何をおっしゃいますの!? これからお茶会なんですから、そんなことおっしゃらないで!
私が今日のために、アントンさんのメイド衣装をご用意させていただいたんですから!
アルベルトさんも、アントンさんのメイド姿をご覧になりたいでしょう?」
――は?????
完全に固まる俺をよそに、ソフィア王女が胸の前で手を組んでキラキラと目を輝かせる。
「アントンさんがヴィクトルとお約束したメイド姿でのお茶会、
僭越ながら姉の私が取り仕切らせていただきますわ!」
「……」
「へえ……、メイド姿……、ヴィクトル殿下と……、約束を……。
……兄さん!?」
アルベルトのどすの利いた声に、なぜか急激な悪寒を感じるのだが、気のせいだろうか……?
――気のせいだと、誰か言って!!!!
アルベルトは俺の腰に回した手に、ぎゅっと力を込めた。
「ええ、もちろん私も参加させていただきます。
兄のメイド姿が見られるのだなんて、楽しみでなりません。
ねえ、兄さん……?」
――もう嫌な予感しかない!!!!!
「あっ……、んっ……」
「はあっ……、アントンっ、アントン……っ」
魔力譲渡ではない。ただのおふざけのキスのはずなのに、ヴィクトルはどんどん激しさを増していく。
ヴィクトルの舌が、俺の歯列をなぞり、上唇を噛む。
「っ、やぁっ…‥‥」
逃げようと身体をよじるが、ヴィクトルが力任せに抑え込んでくる。
「アントンっ、はあっ……、もっと、もっとだ……」
ヴィクトルの藍色の瞳が、ぎらぎらと光っている。
まるで獣に食われるような感覚だ……。
「やっ、あっ……」
「全く反省が伝わってこないぞ、お前からももっと舌を絡めろ!」
ヴィクトルが俺の舌をきつく吸った。
「もうっ、やめっ……、あっ……!」
――こんなの、おかしい!
嫌がらせの範疇をとっくに超えている!!
「殿下っ……!」
「何回言わせる気だ? わからないやつだな? ヴィクトルと呼ぶんだ。
……何を言ってもわからないやつには、身体に覚えこませるしかないか?」
ビクトルは舌なめずりすると、俺の上着のボタンをはずし始めた。
そして緩めた衣服の間から手を差し入れ、そのまま俺の肌に手を這わせる。
冷たい指先に、身体がピクリと反応する。
「やめろっ!」
押しのけようとする手を、さらに絡めとられる。
「おとなしくするんだ」
「嫌だっ!!!」
そのとき――、
「お待ちください、ソールベルグ様っ! そちらは……っ!」
王宮の衛兵の声がしたかと思うと、すぐに扉がドンドンと叩かれた。
「もういい加減、お話は済んだでしょう? お二人とも、早く出てきてくださいっ!」
――アルベルト!!
そして、ドアノブをガチャガチャと回す音。
「鍵がかかっているじゃないかっ、くそっ、結界もか!?
ヴィクトル殿下! 中でいったい何をしているんですっ!?
兄さんっ、兄さんっ! 返事をしてください! 無事なんですかっ!?」
アルベルトの声を聞いてホッとしたのか、俺は全身の力が急に抜けるような感覚になった。
「チッ……、どこまでも邪魔な奴め!!」
ヴィクトルは舌打ちすると、俺の上からどいた。
「開けますよ!」
アルベルトの声と同時に、ドア全体に青白い稲妻が光り扉が開いた。
俺は慌てて乱れた服装を整える。
「兄さんっ!!!」
アルベルトが駆け寄ってくる。後ろからは数名の衛兵、そしてすこし遅れてソフィア王女が続く。
「大丈夫、なんでもないから、アルベルト……」
服装を直した俺は、ソファから立ち上がる。悟られないよう平静を装っているが、心臓はバクバクだ。
「結界まで張るとは……、いったい兄に何をするおつもりだったんです?」
アルベルトがヴィクトルにゆっくりと向き直る。
アルベルトの周りに見えるのは青白い火花と光……。
――アルベルトの魔法属性は、この世界で最強といわれる「雷属性」だ。
アルベルトの強力な電撃魔法を受けて、この世に生き残れるものはいないと言われている……、たぶん……。
「王族が私室に結界を張って何が悪い。
俺はアントンと大事な話があると言っただろう」
しらばっくれるヴィクトルだが、忸怩たる思いがあるのだろう、握り締めたこぶしが震えている……。
「まあまあ、皆さん。ちょうどお話も済んだところみたいですし……。ヴィクトル、粗相はありませんね?」
アルベルトについて走ってきたのだろう。ソフィア王女も息を荒げている。
そして顔にはいつもの柔和な微笑みを浮かべているが……、なぜだろう、目が笑っていない!!!
「粗相などありません。……ほら、アントン、これを土産に持っていけ!」
ヴィクトルはぶっきらぼうに言うと、飾り机に置かれていた金のリボンがかけられた包みを俺に差し出した。
「これは……?」
「フン、クッキーだ。貴様がいつも物欲しそうな目で見ているからしかたなく……」
「あ、ありがとうございます」
受け取ると、包みはそこそこ重かった。
それにしても、ヴィクトルに、人に何かをあげよういう気持ちがあったなんて新鮮な驚きだ。
「殿下にはわざわざお気遣いいただき……」
「俺がわざわざお前を気遣うわけがないだろうっ!? たまたまあって邪魔だから、愚民のお前に下賜してやるまでのこと……」
俺の言葉に、ヴィクトルがかぶせてきたが、さらに……、
「まあ! そのクッキーは、わざわざ町まで馬を走らせて買いに行ったのではなかったのですか?」
ソフィア王女が疑問を口にする。
「そ、そんなわけあるはずがありませんっ! 姉上、変な勘違いはおやめください!!」
ソフィア王女の言葉に、ヴィクトルは真っ赤になって反論する。
「……ヴィクトル殿下、兄にわざわざお心遣い痛み入ります」
アルベルトが全く心のこもっていない調子で礼を言うと、そのクッキーの包みを俺から取り上げた。
「あっ!!!」
「お土産も頂いたことですし、帰りましょうか、兄さん?」
俺の腰に手をまわし、にっこりとほほ笑むアルベルト。
「えっ、ああ……」
正直これ以上長居したくない! なんかアルベルトもさっきから顔が怖いし……。
「まあ、何をおっしゃいますの!? これからお茶会なんですから、そんなことおっしゃらないで!
私が今日のために、アントンさんのメイド衣装をご用意させていただいたんですから!
アルベルトさんも、アントンさんのメイド姿をご覧になりたいでしょう?」
――は?????
完全に固まる俺をよそに、ソフィア王女が胸の前で手を組んでキラキラと目を輝かせる。
「アントンさんがヴィクトルとお約束したメイド姿でのお茶会、
僭越ながら姉の私が取り仕切らせていただきますわ!」
「……」
「へえ……、メイド姿……、ヴィクトル殿下と……、約束を……。
……兄さん!?」
アルベルトのどすの利いた声に、なぜか急激な悪寒を感じるのだが、気のせいだろうか……?
――気のせいだと、誰か言って!!!!
アルベルトは俺の腰に回した手に、ぎゅっと力を込めた。
「ええ、もちろん私も参加させていただきます。
兄のメイド姿が見られるのだなんて、楽しみでなりません。
ねえ、兄さん……?」
――もう嫌な予感しかない!!!!!
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