83 / 95
王都へ 第四章 エンシャントヒーローズ
【設定】王都の人たち 大神官と古代の勇者
しおりを挟む
○大神官ヌル
“戦上手”で、主神の生まれ変わりとも噂される怪物。自他の隔たりがなく一人称二人称に違いなく“我等”と呼称する。一見何を考えているのかわからないが、信念が真っ直ぐで芯の通った人物である事は言動から、人の持つ“勘”を通じて感覚的に人々に信頼されている。芯を食ったような物言いも特徴的で歯に衣着せぬ裏表のない人間。
神が世界を滅亡させた逸話があるのなら神を尊敬する神官はそれを模倣するべきという考えのもと、世界滅亡を使命感を持って目指している。あろうことかそれをおおっぴらに公言するという暴挙を常に行なっているが、しかし同時に救済する事に一切の邪念を持たない。なぜなら救済も神が行うものであるから。救いの側面だけみるのではなく、滅びの側面もキチンと履修している。
王族、勇者、軍部が動かない時に民衆を率いて戦う王都および王国プラネスの最後の砦。
●ダイス・グリットハウス
暴食の化身。勇者召喚が行われる前の時代に、魔王や魔族と戦う勇者の役割を持っていた一族の末裔。エンシャントヒーローズ=古代の勇者と呼ばれている。
元々は名も無き一市民であったが、その生まれ持った名声と実力で貴族に登り詰めた“天才”。エンシャントと呼ばれる事に遺憾の意を持っている。理由は努力も何もせずただ“別世界からやって来た”だけで強くなれる勇者達が嫌いで、それに迎合する社会のやり方にも疑問を持っていて、己が築き上げた“栄光”を脅かす存在であるため、今でも自分は勇者であると公言したい。
けれど勇者だと公言するのは、勇者主義者だらけの今の世では憚られ、いつ自分の“栄光”が崩れ去るか気が気ではなかった。そこで召喚反対のガンマンズと手を組む事で勇者の滅亡を望む。
勇者学園の学園長とは旧知の仲で、年齢差もあるが、勇者の活動を助長する彼と仲がいいのは人間性が好みだったから。ガンマンズによる朝倉颯太誘拐事件の前日に友に予告の電話を入れている。
“戦上手”で、主神の生まれ変わりとも噂される怪物。自他の隔たりがなく一人称二人称に違いなく“我等”と呼称する。一見何を考えているのかわからないが、信念が真っ直ぐで芯の通った人物である事は言動から、人の持つ“勘”を通じて感覚的に人々に信頼されている。芯を食ったような物言いも特徴的で歯に衣着せぬ裏表のない人間。
神が世界を滅亡させた逸話があるのなら神を尊敬する神官はそれを模倣するべきという考えのもと、世界滅亡を使命感を持って目指している。あろうことかそれをおおっぴらに公言するという暴挙を常に行なっているが、しかし同時に救済する事に一切の邪念を持たない。なぜなら救済も神が行うものであるから。救いの側面だけみるのではなく、滅びの側面もキチンと履修している。
王族、勇者、軍部が動かない時に民衆を率いて戦う王都および王国プラネスの最後の砦。
●ダイス・グリットハウス
暴食の化身。勇者召喚が行われる前の時代に、魔王や魔族と戦う勇者の役割を持っていた一族の末裔。エンシャントヒーローズ=古代の勇者と呼ばれている。
元々は名も無き一市民であったが、その生まれ持った名声と実力で貴族に登り詰めた“天才”。エンシャントと呼ばれる事に遺憾の意を持っている。理由は努力も何もせずただ“別世界からやって来た”だけで強くなれる勇者達が嫌いで、それに迎合する社会のやり方にも疑問を持っていて、己が築き上げた“栄光”を脅かす存在であるため、今でも自分は勇者であると公言したい。
けれど勇者だと公言するのは、勇者主義者だらけの今の世では憚られ、いつ自分の“栄光”が崩れ去るか気が気ではなかった。そこで召喚反対のガンマンズと手を組む事で勇者の滅亡を望む。
勇者学園の学園長とは旧知の仲で、年齢差もあるが、勇者の活動を助長する彼と仲がいいのは人間性が好みだったから。ガンマンズによる朝倉颯太誘拐事件の前日に友に予告の電話を入れている。
0
お気に入りに追加
29
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
Another World〜自衛隊 まだ見ぬ世界へ〜
華厳 秋
ファンタジー
───2025年1月1日
この日、日本国は大きな歴史の転換点を迎えた。
札幌、渋谷、博多の3箇所に突如として『異界への門』──アナザーゲート──が出現した。
渋谷に現れた『門』から、異界の軍勢が押し寄せ、無抵抗の民間人を虐殺。緊急出動した自衛隊が到着した頃には、敵軍の姿はもうなく、スクランブル交差点は無惨に殺された民間人の亡骸と血で赤く染まっていた。
この緊急事態に、日本政府は『門』内部を調査するべく自衛隊を『異界』──アナザーワールド──へと派遣する事となった。
一方地球では、日本の急激な軍備拡大や『異界』内部の資源を巡って、極東での緊張感は日に日に増して行く。
そして、自衛隊は国や国民の安全のため『門』内外問わず奮闘するのであった。
この作品は、小説家になろう様カクヨム様にも投稿しています。
この作品はフィクションです。
実在する国、団体、人物とは関係ありません。ご注意ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる