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02-2 今の私は「子爵令嬢」
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「……どうぞ」
儀礼的に、やや冷たい声で美鈴はノックに応じた。
引き締まった長身をドアから優雅に滑り込ませて、リオネルは令嬢を前にうやうやしく礼をしてみせた。
端正な顔にはどこか人をからかうような笑みがたたえられている。
この世界で美鈴を最初に見つけた人間 ―― リオネル・ド・バイエは、ルクリュ子爵の弟の息子、つまり甥にあたる。
リオネルは幼少時から、1歳年下の子爵家令嬢 ミレーヌの遊び相手として頻繁にルクリュ家に出入りしており、いつも陽気で快活な彼は子爵夫妻から実の子のように可愛がられていた。
ミレーヌが14年前に亡くなった後も、甥として、子供のいない夫妻のよき話し相手として、リオネルと子爵家の交流は続いていた。
美鈴が屋敷で暮らすようになってからも、リオネルは「ご機嫌伺い」などと言って何かにつけては美鈴の顔を見に来たし、夫妻もそれを歓迎していた。
そんなリオネルが、美鈴が子爵家令嬢として初めて参加する舞踏会のエスコート役を買って出たのは、当然と言えば当然の成り行きだった。
そればかりか、美鈴が今着用している舞踏会用の夜会服はアクセサリーや靴などの小物も含めて全てリオネルが見立てたものだ。
種々の織物の輸入事業、紡績業への投資で利益を得ているバイエ子爵家のリオネルは、自らファッションアドバイザーのような活動をしている。
上流貴族向けの洋服商との付き合いはもちろんブティックやファッション雑誌の編集社にまで顔を出しているらしい。
『本来美しいご婦人に隠されている「真の美」を発見し、さらに輝かせるために、私は微力を尽くしたいのです』
……と、本人は殊勝気に説明するのが常だったが、貴族の中には『単にご婦人の人気とりのために、貴族の子弟が道楽としてやっているのだ』と、ゆく先々で美女に囲まれているリオネルをやっかむ輩も少なからずいるらしい。
片手に持ったシルクハットをひらひらと躍らせながら、リオネルは彼の選んだ舞踏会用ドレスを着た美鈴にわざと一歩ずつ、ゆっくりと歩み寄る。
その間、彼の熱い視線は一瞬たりとも外されることなく、美鈴に注がれている。
そもそも、リオネルに限らず男性から見詰められることに慣れていない彼女は、その視線に耐えられず気恥ずかしさから無意識に顔を伏せた。
そんな美鈴の反応などお構いなしに、リオネルは怯むことなく悠々とすぐ傍まで近づいてくる。
ついに、リオネルが美鈴の前で立ち止まった。
大柄なリオネルは、身長163cmの美鈴から見れば、ゆうに頭一つ分は身長差がある。
リオネルの物腰はあくまで紳士のそれだったけれど、世間一般の女性以上に男性慣れしていない美鈴は緊張していた。
きわめて無遠慮に上から下までなめるような視線を這わせた後、美鈴にはわざとらしく感じられるほど大仰に、リオネルは感嘆の吐息を漏らした。
「想像以上の仕上がりだ、美しい……!」
神妙な表情で賛辞を述べながら、リオネルはさらに一歩、美鈴との距離をつめる。
海外映画スターと並んでもきっと見劣りしない、美丈夫のリオネルに至近距離で見つめられて、美鈴はさすがにたじろがずにはいられなかった。
ただでさえ、これまで着たことのないような上半身を露出した装いに戸惑っているのに、初めて出会った時から自分に対して好色そうな視線を隠そうともしないリオネルに気圧されて、一歩、後ずさる。
そんな美鈴の戸惑いを鋭く察知したリオネルは、ふっと柔和な笑みを浮かべ、美鈴に近づくと軽くその手をとった。
そのまま、優しく手を引いて大きな姿見の前に彼女を連れていく。
「ミレイ……君の、白い肌を引き立てるオールドローズ、滑らかな肩と細いウエストラインを惜しげもなく出したデザイン…間違いなく、君は社交界の華になれる」
リオネルの見立ては確かだった。
上質のシルクのような光沢を放つ深いバラ色のドレスによって、色白の美鈴の肌は今までに見たことがないくらい輝いているように見えた。
デコルテが大きく開いたデザインに合わせたプラチナ色の首飾りも、華奢なチェーンを幾重にも重ね、ピジョン・レッドのような深みのある赤石を主とした宝石が散りばめられた、繊細で上品なデザインだった。
こんな「自分」は知らない……
美鈴は鏡の中の自分をただただ茫然と眺めていた。
露わな肩を両手で優しく抱いて、鏡の中ので視線を合わせたリオネルの目が笑い、形のよい唇が見せつけるようにゆっくりと美鈴の耳元に降りてきて囁いた。
「……君をエスコートするのが楽しみで仕方ない」
舞踏会……それは華やかな、貴族令嬢の婚活の舞台。
つい2か月前まで一生を仕事に捧げる決心をしていた美鈴には、想像もつかない女たちの戦場。
この「世界」で貴族令嬢として生きていくためには、避けて通ることができないステップ……。
鏡の中の自分をまじまじと見つめた後、美鈴は今日何度目になるかわからない深いため息をついた。
儀礼的に、やや冷たい声で美鈴はノックに応じた。
引き締まった長身をドアから優雅に滑り込ませて、リオネルは令嬢を前にうやうやしく礼をしてみせた。
端正な顔にはどこか人をからかうような笑みがたたえられている。
この世界で美鈴を最初に見つけた人間 ―― リオネル・ド・バイエは、ルクリュ子爵の弟の息子、つまり甥にあたる。
リオネルは幼少時から、1歳年下の子爵家令嬢 ミレーヌの遊び相手として頻繁にルクリュ家に出入りしており、いつも陽気で快活な彼は子爵夫妻から実の子のように可愛がられていた。
ミレーヌが14年前に亡くなった後も、甥として、子供のいない夫妻のよき話し相手として、リオネルと子爵家の交流は続いていた。
美鈴が屋敷で暮らすようになってからも、リオネルは「ご機嫌伺い」などと言って何かにつけては美鈴の顔を見に来たし、夫妻もそれを歓迎していた。
そんなリオネルが、美鈴が子爵家令嬢として初めて参加する舞踏会のエスコート役を買って出たのは、当然と言えば当然の成り行きだった。
そればかりか、美鈴が今着用している舞踏会用の夜会服はアクセサリーや靴などの小物も含めて全てリオネルが見立てたものだ。
種々の織物の輸入事業、紡績業への投資で利益を得ているバイエ子爵家のリオネルは、自らファッションアドバイザーのような活動をしている。
上流貴族向けの洋服商との付き合いはもちろんブティックやファッション雑誌の編集社にまで顔を出しているらしい。
『本来美しいご婦人に隠されている「真の美」を発見し、さらに輝かせるために、私は微力を尽くしたいのです』
……と、本人は殊勝気に説明するのが常だったが、貴族の中には『単にご婦人の人気とりのために、貴族の子弟が道楽としてやっているのだ』と、ゆく先々で美女に囲まれているリオネルをやっかむ輩も少なからずいるらしい。
片手に持ったシルクハットをひらひらと躍らせながら、リオネルは彼の選んだ舞踏会用ドレスを着た美鈴にわざと一歩ずつ、ゆっくりと歩み寄る。
その間、彼の熱い視線は一瞬たりとも外されることなく、美鈴に注がれている。
そもそも、リオネルに限らず男性から見詰められることに慣れていない彼女は、その視線に耐えられず気恥ずかしさから無意識に顔を伏せた。
そんな美鈴の反応などお構いなしに、リオネルは怯むことなく悠々とすぐ傍まで近づいてくる。
ついに、リオネルが美鈴の前で立ち止まった。
大柄なリオネルは、身長163cmの美鈴から見れば、ゆうに頭一つ分は身長差がある。
リオネルの物腰はあくまで紳士のそれだったけれど、世間一般の女性以上に男性慣れしていない美鈴は緊張していた。
きわめて無遠慮に上から下までなめるような視線を這わせた後、美鈴にはわざとらしく感じられるほど大仰に、リオネルは感嘆の吐息を漏らした。
「想像以上の仕上がりだ、美しい……!」
神妙な表情で賛辞を述べながら、リオネルはさらに一歩、美鈴との距離をつめる。
海外映画スターと並んでもきっと見劣りしない、美丈夫のリオネルに至近距離で見つめられて、美鈴はさすがにたじろがずにはいられなかった。
ただでさえ、これまで着たことのないような上半身を露出した装いに戸惑っているのに、初めて出会った時から自分に対して好色そうな視線を隠そうともしないリオネルに気圧されて、一歩、後ずさる。
そんな美鈴の戸惑いを鋭く察知したリオネルは、ふっと柔和な笑みを浮かべ、美鈴に近づくと軽くその手をとった。
そのまま、優しく手を引いて大きな姿見の前に彼女を連れていく。
「ミレイ……君の、白い肌を引き立てるオールドローズ、滑らかな肩と細いウエストラインを惜しげもなく出したデザイン…間違いなく、君は社交界の華になれる」
リオネルの見立ては確かだった。
上質のシルクのような光沢を放つ深いバラ色のドレスによって、色白の美鈴の肌は今までに見たことがないくらい輝いているように見えた。
デコルテが大きく開いたデザインに合わせたプラチナ色の首飾りも、華奢なチェーンを幾重にも重ね、ピジョン・レッドのような深みのある赤石を主とした宝石が散りばめられた、繊細で上品なデザインだった。
こんな「自分」は知らない……
美鈴は鏡の中の自分をただただ茫然と眺めていた。
露わな肩を両手で優しく抱いて、鏡の中ので視線を合わせたリオネルの目が笑い、形のよい唇が見せつけるようにゆっくりと美鈴の耳元に降りてきて囁いた。
「……君をエスコートするのが楽しみで仕方ない」
舞踏会……それは華やかな、貴族令嬢の婚活の舞台。
つい2か月前まで一生を仕事に捧げる決心をしていた美鈴には、想像もつかない女たちの戦場。
この「世界」で貴族令嬢として生きていくためには、避けて通ることができないステップ……。
鏡の中の自分をまじまじと見つめた後、美鈴は今日何度目になるかわからない深いため息をついた。
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