31 / 42
第31話 十二歳の記憶 後編
しおりを挟む
――――収穫祭・村の広場・その一角にある屋台
「ぎゃははははは!!」
無用に馬鹿でかいおっさんの笑い声が響く。
その鬱陶しい姿を、俺は屋台の中で鉄板と格闘しながら恨めしそうに睨みつけていた。
「笑うなよ、ジャレッド!」
「だ、だってよ、そんなことで凹んでるなんてなぁ。がははははは」
「この、ここぞとばかりに笑いやがって!!」
「ひ~、ひ~、はははは!!」
「こいつは~、いい加減に――」
腹を抱えて半泣き状態で笑い続けるジャレッドの頭にヘラを突き刺してやろうかとしたところにヒースが訪れる。
「どうしたの、なんだか楽しそうだね」
「楽しいのはジャレッドだけだ!」
「ヒース、聞いてくれよ! ヤーロゥの奴、クククク」
「なになに?」
「ひひひ、ヤーロゥの奴、鼻毛に白髪ができて凹んでるんだぜ、ぎゃはははは! そいつがおかし、ヒヒひ、おかしくて、だははは、駄目だ。がははは!!」
ジャレッドはこみ上げる笑いに耐え切れず、言葉の途中で笑いに飲まれてしまった……本当にヘラで頭を突き刺してやろうか?
話を聞いたヒースもまた軽い笑いを見せる。
「ははは、なるほど」
「笑うな!」
「いやいや、ごめんごめん。でも、そんなに凹むことかな?」
「あ~、なんて言ったらいいのか? 白髪とか皺とかはあんまり気にならないんだが、思いもよらぬ場所で加齢を感じると凹むというか……」
「そうなんだ? 人間族は老いが早いから大変だねぇ」
「若い時期が長い魔族が素直に羨ましいよ」
「ところで、下の毛の方は?」
「なんでそっちも聞きたがるんだ? ……確認した範囲ではなかった」
「ぷふ、確認したんだ。ぷふふふ」
「そりゃ、気になるだろう! お前も笑うなよ!」
「いや、ほんとごめん。でもさ、それよりも……」
ヒースはちらりと俺の頭を見た。
「その、ウサギの耳飾り、なに? むしろ、そちらの方が笑われると思うんだけど?」
「アスティにちゃんと仮装しろと言われて渡された」
「あはは、それは災難」
「そういや、お前たちは仮装してないんだな? ヒースは白衣姿にジャレッドは黒のタンクトップだし」
「祭りは怪我人・病人が出やすいから、医者の僕は仮装なんてできないよ」
「たしかにそうだな。でだ……」
ようやく笑い声を収めたジャレッドへ顔を向ける。
すると彼はこう答えを返してきた。
「そんな恥ずかしい真似できるかよ」
「やってやれよ。お前の場合、アデルが幼い頃からしてないだろ」
「カシアがやってるから十分だろ。それにだ、俺は……あの二人のセンスにはついていけねぇ……」
そう、ぼそりと声を漏らすジャレッド。
俺とヒースはその声に無言で頷くだけだった……。
――――収穫祭・夜――アスティ・フローラ・アデル
待ち合わせの場所に集まった三人は出店を覗きながら祭りを散策する。
アスティの仮装は異世界から訪れた猫の魔女の姿。
桃色を主体としたローブに三角帽子。そこに白い猫耳と尾っぽをつけて、手足には猫の手足の履物。
フローラはメイクを使い裂けた口を表現し、ぎらぎらのむき出しの奥歯の模様を描くという正に神話に記されていた異形の援軍の姿。
その姿に、まったく整ってない長い黒髪のかつらをかぶり、衣装は裾丈の長い白服。
アスティはそれを目にして一言。
「怖いよ、フーちゃん。毎年、なんで怪物なの?」
「え、祭りの趣旨に則ってるから、これが普通のはずだけど?」
「そうなんだけど、いつものひらひらふんわり衣装とギャップが……」
「普段のわたしって可愛すぎるからね。だからほら、年に一度くらいブサメイクでバランスとらないと全神ノウン様も嫉妬しちゃうと思ったの」
「すごい自信。でも、フーちゃんは確かにかわいいしなぁ」
「あーちゃんも可愛いよ。今年も可愛い衣装で素敵だし――お家に持って帰って飾っておきたい」
そう言葉を発したフローラの瞳から光が消えて、淫靡な色香を纏う。
その雰囲気にアスティは寒気を覚え、身震いをしてから声を返した。
「なんか怖いよ、フーちゃん。本気な感じするし」
「え、本気だよ? だって、飾っておけばずっとあーちゃんと一緒にいられるじゃないの」
「…………」
「と、それよりも、アデルの格好よ!!」
声を跳ね上げて、アデルの姿を睨みつけるフローラ。
そのアデルの姿だが……。
「んだよ、文句あんのか? かっこよく決まってるだろ」
彼はお腹の部分に穴の開いた薄紫の衣服を着用していた。へその部分には緑色ハートマークのシール。
背中にはチアガールが手に持つボンボンのようなものが二つあり、それは周囲にある魔石の街灯の光を受けてキラキラと輝く。
胸から上には紙箱で作られた黄金色の鎧を纏い、背中にはアルミ箔でも撒いたかのような張りぼての剣。
下半身はとげとげがいっぱいついた革のスラックス。靴は大小様々な歯車が組み合わさり作られた鋼鉄製。
この奇妙な姿を、彼はこう紹介する。
「外の世界では勇者クルスってのが活躍してるらしいと聞いたから、異形の援軍と勇者を組み合わせてイメージしたんだ。どうだ、すごいだろ!!」
「まぁ、すごいね……毎年毎年、なんでこんな意味不明な格好を考え付くんだろう?」
「ここまで突き抜けると才能かも。あ、でも、歯車を重ねた靴はちょっとだけカッコいいと思いました」
「お、フローラはわかってんじゃん!」
「靴だけよ、靴だけね!」
「あはは、もっと自分のセンスに自信持てよ。良いセンスしてるぜ、フローラは」
「どうしよう、あーちゃん。殴りたい……」
「うん、止めしないけど……」
と、言いながら、アスティは遠くへ視線を投げた、
先にあったのはカシアの姿。
カシアはゾンビの姿をしたローレと会話を楽しんでいるのだが……。
「カシアおばさん、青い糸を使って頭がぐるぐる巻きのモンブランみたいになってるし、そこから魚が生えてる。三匹」
「体は発条みたいなぐるぐるの金属で覆って、ぐるぐるの中は緑色のイボイボがまとわりついた服を着てるね。コンセプトが全く見えない……」
「チッ、やっぱり二人ともかーちゃんに目が行くのか。かーちゃんはすげぇや。遠くにいても他の奴との違いがはっきりしてる。さすがだぜ!!」
「「……そうだね」」
「ぎゃははははは!!」
無用に馬鹿でかいおっさんの笑い声が響く。
その鬱陶しい姿を、俺は屋台の中で鉄板と格闘しながら恨めしそうに睨みつけていた。
「笑うなよ、ジャレッド!」
「だ、だってよ、そんなことで凹んでるなんてなぁ。がははははは」
「この、ここぞとばかりに笑いやがって!!」
「ひ~、ひ~、はははは!!」
「こいつは~、いい加減に――」
腹を抱えて半泣き状態で笑い続けるジャレッドの頭にヘラを突き刺してやろうかとしたところにヒースが訪れる。
「どうしたの、なんだか楽しそうだね」
「楽しいのはジャレッドだけだ!」
「ヒース、聞いてくれよ! ヤーロゥの奴、クククク」
「なになに?」
「ひひひ、ヤーロゥの奴、鼻毛に白髪ができて凹んでるんだぜ、ぎゃはははは! そいつがおかし、ヒヒひ、おかしくて、だははは、駄目だ。がははは!!」
ジャレッドはこみ上げる笑いに耐え切れず、言葉の途中で笑いに飲まれてしまった……本当にヘラで頭を突き刺してやろうか?
話を聞いたヒースもまた軽い笑いを見せる。
「ははは、なるほど」
「笑うな!」
「いやいや、ごめんごめん。でも、そんなに凹むことかな?」
「あ~、なんて言ったらいいのか? 白髪とか皺とかはあんまり気にならないんだが、思いもよらぬ場所で加齢を感じると凹むというか……」
「そうなんだ? 人間族は老いが早いから大変だねぇ」
「若い時期が長い魔族が素直に羨ましいよ」
「ところで、下の毛の方は?」
「なんでそっちも聞きたがるんだ? ……確認した範囲ではなかった」
「ぷふ、確認したんだ。ぷふふふ」
「そりゃ、気になるだろう! お前も笑うなよ!」
「いや、ほんとごめん。でもさ、それよりも……」
ヒースはちらりと俺の頭を見た。
「その、ウサギの耳飾り、なに? むしろ、そちらの方が笑われると思うんだけど?」
「アスティにちゃんと仮装しろと言われて渡された」
「あはは、それは災難」
「そういや、お前たちは仮装してないんだな? ヒースは白衣姿にジャレッドは黒のタンクトップだし」
「祭りは怪我人・病人が出やすいから、医者の僕は仮装なんてできないよ」
「たしかにそうだな。でだ……」
ようやく笑い声を収めたジャレッドへ顔を向ける。
すると彼はこう答えを返してきた。
「そんな恥ずかしい真似できるかよ」
「やってやれよ。お前の場合、アデルが幼い頃からしてないだろ」
「カシアがやってるから十分だろ。それにだ、俺は……あの二人のセンスにはついていけねぇ……」
そう、ぼそりと声を漏らすジャレッド。
俺とヒースはその声に無言で頷くだけだった……。
――――収穫祭・夜――アスティ・フローラ・アデル
待ち合わせの場所に集まった三人は出店を覗きながら祭りを散策する。
アスティの仮装は異世界から訪れた猫の魔女の姿。
桃色を主体としたローブに三角帽子。そこに白い猫耳と尾っぽをつけて、手足には猫の手足の履物。
フローラはメイクを使い裂けた口を表現し、ぎらぎらのむき出しの奥歯の模様を描くという正に神話に記されていた異形の援軍の姿。
その姿に、まったく整ってない長い黒髪のかつらをかぶり、衣装は裾丈の長い白服。
アスティはそれを目にして一言。
「怖いよ、フーちゃん。毎年、なんで怪物なの?」
「え、祭りの趣旨に則ってるから、これが普通のはずだけど?」
「そうなんだけど、いつものひらひらふんわり衣装とギャップが……」
「普段のわたしって可愛すぎるからね。だからほら、年に一度くらいブサメイクでバランスとらないと全神ノウン様も嫉妬しちゃうと思ったの」
「すごい自信。でも、フーちゃんは確かにかわいいしなぁ」
「あーちゃんも可愛いよ。今年も可愛い衣装で素敵だし――お家に持って帰って飾っておきたい」
そう言葉を発したフローラの瞳から光が消えて、淫靡な色香を纏う。
その雰囲気にアスティは寒気を覚え、身震いをしてから声を返した。
「なんか怖いよ、フーちゃん。本気な感じするし」
「え、本気だよ? だって、飾っておけばずっとあーちゃんと一緒にいられるじゃないの」
「…………」
「と、それよりも、アデルの格好よ!!」
声を跳ね上げて、アデルの姿を睨みつけるフローラ。
そのアデルの姿だが……。
「んだよ、文句あんのか? かっこよく決まってるだろ」
彼はお腹の部分に穴の開いた薄紫の衣服を着用していた。へその部分には緑色ハートマークのシール。
背中にはチアガールが手に持つボンボンのようなものが二つあり、それは周囲にある魔石の街灯の光を受けてキラキラと輝く。
胸から上には紙箱で作られた黄金色の鎧を纏い、背中にはアルミ箔でも撒いたかのような張りぼての剣。
下半身はとげとげがいっぱいついた革のスラックス。靴は大小様々な歯車が組み合わさり作られた鋼鉄製。
この奇妙な姿を、彼はこう紹介する。
「外の世界では勇者クルスってのが活躍してるらしいと聞いたから、異形の援軍と勇者を組み合わせてイメージしたんだ。どうだ、すごいだろ!!」
「まぁ、すごいね……毎年毎年、なんでこんな意味不明な格好を考え付くんだろう?」
「ここまで突き抜けると才能かも。あ、でも、歯車を重ねた靴はちょっとだけカッコいいと思いました」
「お、フローラはわかってんじゃん!」
「靴だけよ、靴だけね!」
「あはは、もっと自分のセンスに自信持てよ。良いセンスしてるぜ、フローラは」
「どうしよう、あーちゃん。殴りたい……」
「うん、止めしないけど……」
と、言いながら、アスティは遠くへ視線を投げた、
先にあったのはカシアの姿。
カシアはゾンビの姿をしたローレと会話を楽しんでいるのだが……。
「カシアおばさん、青い糸を使って頭がぐるぐる巻きのモンブランみたいになってるし、そこから魚が生えてる。三匹」
「体は発条みたいなぐるぐるの金属で覆って、ぐるぐるの中は緑色のイボイボがまとわりついた服を着てるね。コンセプトが全く見えない……」
「チッ、やっぱり二人ともかーちゃんに目が行くのか。かーちゃんはすげぇや。遠くにいても他の奴との違いがはっきりしてる。さすがだぜ!!」
「「……そうだね」」
24
お気に入りに追加
118
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる