6 / 21
第6話 欧州風味……からは程遠い
しおりを挟む
――――外界から閉ざされし、高き山間にひっそり存在する集落『キワノ』
くたびれた木造の家屋が建ち並ぶ集落。
屋根には乾いた草っぽいのが乗っかってる。
貧しいって感じじゃないけど、文化がかなり古い雰囲気。縄文とか弥生時代とか。
集落とは聞いていたけど、ここまでとは……。
「寂しい……剣と魔法の世界なら欧州っぽい感じが定番なのに。山奥だから建ち並ぶレンガ造りの家は無いにしても、せめて、牧歌的な欧州風味をさぁ……。この雰囲気だと、今にもどこからかヒミコ様みたいのが出てきそうな感じなんだけど」
「ここは文明レベルの低い惑星のようだからね。だけど、見た目は地球人で言う欧州人っぽいよ」
エイの言うとおり、見た目は地球人そっくりで顔立ちは西洋系で彫が深い。
だけど、背はあまり高くなくて、髪と目の色は濃い緑の人がほとんど。
瞳の色はともかく、髪色を染めないかぎり地球人じゃ見かけることのない毛の色。
衣服の方は薄い茶色をした、簡素で裾口が荒い服装ばかり。地味。
集落は狭いけど、家の数は所狭しと並び多い。エイの話だと人口は三百人ほど。
みんなは集落内を忙しなく動き回って、家に飾り物をつけている。
よく見ると、地味な格好の中で、女の人たちは化粧や翡翠でできた冠や腕輪などで着飾っていた。
お祭りでもあるのかな?
集落の人たちが私たちに気づき、こちらを見てきた。
その中で、腰が折り曲がり、杖を突いた白髪のおじいさんが近づいてくる。
「まさかの客人とは……死の谷を越えてきなさったのか? 集落を知る者以外では、かなりの難所であるのじゃが?」
このおじいさんの声にエイが言葉を返す。とても紳士的な仮面を被って……。
「ええ、そうです。俺たちは民族の伝承を調べている冒険家で、いろんな場所を旅しているんですよ」
「おお~、これは驚いた。あの谷を越えられるとは。さぞや高名な冒険家であられるご様子で。ワシは集落の長であるチェリモヤ。あなた方は?」
「俺はエイ」
「私は柚迩。エイと同じく冒険家だよ」
「見たところ荷物などもないようじゃが……そのような軽装でよくもまぁ、あの死の谷を……」
「あはは、実のところ、途中で荷物を谷に落としてしまい、困っているんですよ。というわけで、些少で構いませんから、補給を願いできないだろうか?」
「そうでしたか。それはさぞお困りでしょう。さほどのものは用意できませぬが、なんとか捻出して見ましょう」
「ご面倒をおかけします。少量の水と食料を戴ければ、すでに来た道ですので、帰りはなんとかなりますから」
「いやはや、お二人ともお若いのに大したものだ。それで、お二人はこのような山深い集落キワノに何用で?」
「キワノはあまり外との交流がないと聞いていたから、どのような文化なのかと興味をもってね。お邪魔なら、すぐにお暇するけど」
エイの言葉を受けて、おじいさんは私たちの手元と腰元にちらりと視線を振った。武器の類いを持ってないか確認したみたい。
「……いやいや、せっかくの御客人。邪魔なんてことはない。むしろ、あなた方にとっては、ちょうど良い機会だったかもしれませんな」
「というと?」
「実を言うと、今夜は数年ぶりの奉公の祀り。竜神様に感謝をお渡しする大切な日なのです」
「へ~、それはそれは、大変興味深いね。祭りは外の人間が交わっても大丈夫なのかな?」
「捧げの場は村人と言えど、立ち入りを禁止していますが、今夜行われる祭りにはぜひ参加してくださいな。よろしければ、キワノの伝承などをお伝えしましょう」
「それはありがたい、是非とも。良かったね、ユニ。お祭りだって……ユニ?」
私は口元に人差し指の背を当てて呟く。
「捧げの場? なんだろう、すっごい嫌な予感……」
「ん、どうしたのユニ?」
エイの問いに声を返さず、私はおじいさんが口にした不穏なワードについて尋ねた。
「あの~、捧げの場と聞こえたけど、そこでは何を捧げるの?」
「それはもちろん、竜神様に感謝を籠めて、村一番の宝物を捧げるのですよ。あちらに用意してあります」
そう言って、おじいさんが右手を集落の奥に振る。そこには着飾った女性たち。
その中心に、他の女性たちとは比べ物にならないくらい煌びやかな衣装と宝石の原石を纏った十八歳前後の少女がいた。
彼女は屋根の無い神輿に載せられ、台座は艶やかな花々で埋め尽くされている。
私はその少女を目にして、不安通りの展開に頭を抱えた。
「最悪じゃん……」
「おや、どうされた? ユニ殿」
「あのね、チェリモヤさん。勘違いだったら申し訳ないけど……その、捧げるというのは、生贄みたいな感じ?」
「ええ、ええ、そうですとも。あの子は竜神様の贄となる幸運な子。村で一番健康で美しいナツメです」
「やっぱり! ってことは、あの人の命――っ!?」
と、私が思わず大声を出そうとしたところで、すぐさまエイが私のローブを引っ張る。
その意味をすぐに察して、私は声を止めた。
私はエイに顔を向ける。彼は小さく首を横に振る。
私はフンっと鼻息を漏らし奥歯を噛み締めることで、言葉をむりやり喉元で抑え込み、視線をナツメと呼ばれた少女へ動かす。
彼女はみんなから祝福されて、とても幸せそうに笑っている。それは演技なんかじゃなくて、心の奥底からの笑顔。
(そういう価値観なんだ……)
彼女……いや、この集落の人たちにとっては、竜神とやらに贄を捧げることが当然であり、それに選ばれるのは最高の栄誉。
だから、これから訪れる彼女の未来を凄惨だと思わないし、ナツメという人もまた幸福に心を満たしている。
でも、それは間違ってる! やめなさい! と口にしたいけど、それを言っても聞き入れてもらえないだろうし……だけどなぁ。
まったくもって納得がいかない私の心は、無意識に疑問をぼそりと漏らして、それをおじいさんが拾い上げた。
「なんで、生贄を?」
「雨が欲しいからじゃ」
「雨?」
「集落の奥に畑があるんじゃが、ここ数か月ほど雨がほとんど降らずに困っとるんじゃよ。この地域は元々雨が少なくての」
「だから竜神様に贄を? 捧げると雨が降るの?」
「そうじゃよ。数年に一度、こういった時期が来る。その時に竜神様に奉公すると雨を齎してくれるのじゃ」
「その竜神様は、竜の姿をしてる神様?」
「ああ、とても頑強な顎と太き尻尾を持っておる」
「はぁ、そうですか……」
理由を聞いた私は生返事を返す。すると、エイが私の姿を隠すように前へ出て、おじいさんから続きの話を聞き始めた。
彼が前に出たのは、私が思わずひそめてしまった眉をおじいさんに見られないようにしたため。
エイに面倒を掛けたことを申し訳なく思いつつも、私はそっぽを向いてひそめた眉以上に心の中で悪態をつく。
(竜に乙女を捧げて雨が降る? うさんくさっ――うん?)
家の物陰に誰かがいる。その人はこちらを窺うようにこっそり見ていた。
(なに?)
私がそちらへ顔を向けると、誰かさんは奥へ引っ込んだ。
遠くて暗がりだったので容姿はわからないけど、おそらく若い男性で村の人とは違い身なりが洗練されていて……腰には剣を差していた。
くたびれた木造の家屋が建ち並ぶ集落。
屋根には乾いた草っぽいのが乗っかってる。
貧しいって感じじゃないけど、文化がかなり古い雰囲気。縄文とか弥生時代とか。
集落とは聞いていたけど、ここまでとは……。
「寂しい……剣と魔法の世界なら欧州っぽい感じが定番なのに。山奥だから建ち並ぶレンガ造りの家は無いにしても、せめて、牧歌的な欧州風味をさぁ……。この雰囲気だと、今にもどこからかヒミコ様みたいのが出てきそうな感じなんだけど」
「ここは文明レベルの低い惑星のようだからね。だけど、見た目は地球人で言う欧州人っぽいよ」
エイの言うとおり、見た目は地球人そっくりで顔立ちは西洋系で彫が深い。
だけど、背はあまり高くなくて、髪と目の色は濃い緑の人がほとんど。
瞳の色はともかく、髪色を染めないかぎり地球人じゃ見かけることのない毛の色。
衣服の方は薄い茶色をした、簡素で裾口が荒い服装ばかり。地味。
集落は狭いけど、家の数は所狭しと並び多い。エイの話だと人口は三百人ほど。
みんなは集落内を忙しなく動き回って、家に飾り物をつけている。
よく見ると、地味な格好の中で、女の人たちは化粧や翡翠でできた冠や腕輪などで着飾っていた。
お祭りでもあるのかな?
集落の人たちが私たちに気づき、こちらを見てきた。
その中で、腰が折り曲がり、杖を突いた白髪のおじいさんが近づいてくる。
「まさかの客人とは……死の谷を越えてきなさったのか? 集落を知る者以外では、かなりの難所であるのじゃが?」
このおじいさんの声にエイが言葉を返す。とても紳士的な仮面を被って……。
「ええ、そうです。俺たちは民族の伝承を調べている冒険家で、いろんな場所を旅しているんですよ」
「おお~、これは驚いた。あの谷を越えられるとは。さぞや高名な冒険家であられるご様子で。ワシは集落の長であるチェリモヤ。あなた方は?」
「俺はエイ」
「私は柚迩。エイと同じく冒険家だよ」
「見たところ荷物などもないようじゃが……そのような軽装でよくもまぁ、あの死の谷を……」
「あはは、実のところ、途中で荷物を谷に落としてしまい、困っているんですよ。というわけで、些少で構いませんから、補給を願いできないだろうか?」
「そうでしたか。それはさぞお困りでしょう。さほどのものは用意できませぬが、なんとか捻出して見ましょう」
「ご面倒をおかけします。少量の水と食料を戴ければ、すでに来た道ですので、帰りはなんとかなりますから」
「いやはや、お二人ともお若いのに大したものだ。それで、お二人はこのような山深い集落キワノに何用で?」
「キワノはあまり外との交流がないと聞いていたから、どのような文化なのかと興味をもってね。お邪魔なら、すぐにお暇するけど」
エイの言葉を受けて、おじいさんは私たちの手元と腰元にちらりと視線を振った。武器の類いを持ってないか確認したみたい。
「……いやいや、せっかくの御客人。邪魔なんてことはない。むしろ、あなた方にとっては、ちょうど良い機会だったかもしれませんな」
「というと?」
「実を言うと、今夜は数年ぶりの奉公の祀り。竜神様に感謝をお渡しする大切な日なのです」
「へ~、それはそれは、大変興味深いね。祭りは外の人間が交わっても大丈夫なのかな?」
「捧げの場は村人と言えど、立ち入りを禁止していますが、今夜行われる祭りにはぜひ参加してくださいな。よろしければ、キワノの伝承などをお伝えしましょう」
「それはありがたい、是非とも。良かったね、ユニ。お祭りだって……ユニ?」
私は口元に人差し指の背を当てて呟く。
「捧げの場? なんだろう、すっごい嫌な予感……」
「ん、どうしたのユニ?」
エイの問いに声を返さず、私はおじいさんが口にした不穏なワードについて尋ねた。
「あの~、捧げの場と聞こえたけど、そこでは何を捧げるの?」
「それはもちろん、竜神様に感謝を籠めて、村一番の宝物を捧げるのですよ。あちらに用意してあります」
そう言って、おじいさんが右手を集落の奥に振る。そこには着飾った女性たち。
その中心に、他の女性たちとは比べ物にならないくらい煌びやかな衣装と宝石の原石を纏った十八歳前後の少女がいた。
彼女は屋根の無い神輿に載せられ、台座は艶やかな花々で埋め尽くされている。
私はその少女を目にして、不安通りの展開に頭を抱えた。
「最悪じゃん……」
「おや、どうされた? ユニ殿」
「あのね、チェリモヤさん。勘違いだったら申し訳ないけど……その、捧げるというのは、生贄みたいな感じ?」
「ええ、ええ、そうですとも。あの子は竜神様の贄となる幸運な子。村で一番健康で美しいナツメです」
「やっぱり! ってことは、あの人の命――っ!?」
と、私が思わず大声を出そうとしたところで、すぐさまエイが私のローブを引っ張る。
その意味をすぐに察して、私は声を止めた。
私はエイに顔を向ける。彼は小さく首を横に振る。
私はフンっと鼻息を漏らし奥歯を噛み締めることで、言葉をむりやり喉元で抑え込み、視線をナツメと呼ばれた少女へ動かす。
彼女はみんなから祝福されて、とても幸せそうに笑っている。それは演技なんかじゃなくて、心の奥底からの笑顔。
(そういう価値観なんだ……)
彼女……いや、この集落の人たちにとっては、竜神とやらに贄を捧げることが当然であり、それに選ばれるのは最高の栄誉。
だから、これから訪れる彼女の未来を凄惨だと思わないし、ナツメという人もまた幸福に心を満たしている。
でも、それは間違ってる! やめなさい! と口にしたいけど、それを言っても聞き入れてもらえないだろうし……だけどなぁ。
まったくもって納得がいかない私の心は、無意識に疑問をぼそりと漏らして、それをおじいさんが拾い上げた。
「なんで、生贄を?」
「雨が欲しいからじゃ」
「雨?」
「集落の奥に畑があるんじゃが、ここ数か月ほど雨がほとんど降らずに困っとるんじゃよ。この地域は元々雨が少なくての」
「だから竜神様に贄を? 捧げると雨が降るの?」
「そうじゃよ。数年に一度、こういった時期が来る。その時に竜神様に奉公すると雨を齎してくれるのじゃ」
「その竜神様は、竜の姿をしてる神様?」
「ああ、とても頑強な顎と太き尻尾を持っておる」
「はぁ、そうですか……」
理由を聞いた私は生返事を返す。すると、エイが私の姿を隠すように前へ出て、おじいさんから続きの話を聞き始めた。
彼が前に出たのは、私が思わずひそめてしまった眉をおじいさんに見られないようにしたため。
エイに面倒を掛けたことを申し訳なく思いつつも、私はそっぽを向いてひそめた眉以上に心の中で悪態をつく。
(竜に乙女を捧げて雨が降る? うさんくさっ――うん?)
家の物陰に誰かがいる。その人はこちらを窺うようにこっそり見ていた。
(なに?)
私がそちらへ顔を向けると、誰かさんは奥へ引っ込んだ。
遠くて暗がりだったので容姿はわからないけど、おそらく若い男性で村の人とは違い身なりが洗練されていて……腰には剣を差していた。
0
お気に入りに追加
30
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
S級騎士の俺が精鋭部隊の隊長に任命されたが、部下がみんな年上のS級女騎士だった
ミズノみすぎ
ファンタジー
「黒騎士ゼクード・フォルス。君を竜狩り精鋭部隊【ドラゴンキラー隊】の隊長に任命する」
15歳の春。
念願のS級騎士になった俺は、いきなり国王様からそんな命令を下された。
「隊長とか面倒くさいんですけど」
S級騎士はモテるって聞いたからなったけど、隊長とかそんな重いポジションは……
「部下は美女揃いだぞ?」
「やらせていただきます!」
こうして俺は仕方なく隊長となった。
渡された部隊名簿を見ると隊員は俺を含めた女騎士3人の計4人構成となっていた。
女騎士二人は17歳。
もう一人の女騎士は19歳(俺の担任の先生)。
「あの……みんな年上なんですが」
「だが美人揃いだぞ?」
「がんばります!」
とは言ったものの。
俺のような若輩者の部下にされて、彼女たちに文句はないのだろうか?
と思っていた翌日の朝。
実家の玄関を部下となる女騎士が叩いてきた!
★のマークがついた話数にはイラストや4コマなどが後書きに記載されています。
※2023年11月25日に書籍が発売!
イラストレーターはiltusa先生です!
※コミカライズも進行中!
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる