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23・龍たちの酒宴
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アーチ状の玄関を開くと、そこは台所です。
食事をとるための丸いテーブルが置いてあるので、ダイニングルームとしての役割もあります。
アスカとヤマタノの二龍はお酒を浴びるように胃へ納め、呂律の怪しい会話を繰り返しています。
ミュールはというと、二人のためにずっと台所でおつまみを作っていました。
アスカとヤマタノは台所にいるミュールへ、遠慮もなくつまみを催促します。
「ミュ~ル~、焼きめんたい追加なのじゃ」
「ヒック、ミュールちゃ~ん。イカゲソのから揚げお願いなの~。あと豚と茄子のピリ辛炒めも~」
「はいはい、ちょっと待ってくださいよ。もう~、これだから飲兵衛どもは」
テキパキと頼まれて料理を用意して、テーブルへと運びます。
それらを拍手で二人は迎えました。
「お~、来たのじゃ来たのじゃっ」
「う~ん、美味しそう。ミュールちゃん、ありがとうなの~」
「どういたしまして。はい、それと小鉢もどうぞ。ヤマタノさん」
「うわ~、ありがとうなの~」
ミュールはヤマタノの前に漬物が入った小鉢を置きます。
「日本の漬物という発酵食品に挑戦してみました。よろしければどうぞ」
「おお~、いつの間に。ミュールもやるのぉ」
アスカが箸を構え、横からヤマタノの漬物と頂こうとしました。
ですが、その彼女の手をミュールが叩きます。
「駄目ですよ、アスカさんっ。それはヤマタノさんのです。ちゃんと、別の小鉢がありますから」
そう言って、もう一つの小鉢をアスカの前に置きました。
アスカは打たれた手をさすりながら頬を膨らませます。
「なにも叩かんでも、ぶーぶー」
「まぁまぁ、アスカちゃん。せっかく二人分を用意してくれたんだから、ありがとう言うの~。ありがとう、ミュールちゃん」
「いえいえ、どういたしまして。ですけど、これで最後になりますからね」
この一言には、ヤマタノもアスカに交わり、二人して抗議の声を上げました。
「なにぃっ、なぜじゃっ!?」
「ええ~」
「もうすぐ、日を跨ごうとしているんですからお開きです。これ以上飲みたかったら、おつまみはご自分でお作り下さい」
「ぐぬ~、もうそんな時間か……ヤマタノ、何か作れるか?」
「あんまり気の利いたのは作れないの~」
「ワシもなのじゃ。酒は旨いつまみと楽しい話があってのことじゃ。名残惜しいがお開きにするかの」
「う~ん、しょうがないの~。じゃ、最後のかんぱ~い」
「うむ、乾杯なのじゃ」
二人は缶ビールをカンッとぶつけ合い、一気に飲み干します。
飲み終えたヤマタノはミュールに向かってお礼と謝罪を述べてきました。
「ミュールちゃん、今日はご迷惑だったの~。でも、おかげで楽しかったの~」
「いえいえ、大したおもてなしもできませんで」
「そんなことないの~。美味しい料理いっぱい作ってくれたし。ごめんね~、急に押しかけて、こんなの~」
「ふふ、ヤマタノさんはアスカさんと違って、ちゃんと礼儀を知る方なんですね」
この言葉に、アスカは空になったビール缶をぐしゃりと握りつぶして、声に角を立てました。
「なんじゃ、その言い方は。それではまるで、ワシが礼儀知らずのようではないかっ」
「あら、礼儀を知っているというのなら、後片付けはちゃ~んと手伝ってくれますよね?」
「うっ……も、もちろん、うううう、なのじゃ……」
アスカはミュールに一本取れて、うめき声をあげています。
そんな二人の様子を見て、ヤマタノは楽しそうな声でミュールに話しかけてきました。
「ミュールちゃんはすっかりアスカちゃんと仲良しなの~」
「その言葉は素直に受け取ることはできませんが、扱いは慣れました」
「ふふ、ミュールちゃんは優しくてお料理も上手で、それでいてとってもかわいい。吾輩とも仲良くしてほしいの~」
ヤマタノは両手を胸に置き、懇願する眼差しを紅玉の瞳に乗せてきます。
しかし、瞳に宿る輝きは純粋からは程遠い淫猥なもの。
ミュールはそれに気づいていないのか、特に警戒心もなく彼女の思いに応えます。
「ええ、もちろんですよ。これからよろしくお願いしますね」
「ありがとうなの~」
「それで、ヤマタノさん。今日はお泊りに?」
「ううん。そこまで迷惑かけられないから、宿に戻ろうと思ってるの~」
「宿?」
「今は近くにあるペイクの町に宿を借りてるの~。近いうちに、町から西にある泉に引っ越しするつもりだけど~」
「そうですか。宿を取っているなら、せっかくの宿代がもったいないですからね。それでは、お気をつけて。もっとも、ヤマタノさんには不要な言葉でしょうけど」
「ううん、ありがとうなの。あとちょっと、アスカちゃんと話したら吾輩は帰るから、ミュールちゃんはゆっくりしてほしいの~」
「お言葉に甘えます。それでは一息入れてから……アスカさん、後片付けがありますからね」
ミュールは口元を緩めていますが、瞳には猛禽類のような力強さが宿っています。
もし、アスカがさぼったり逃げ出してたりすれば、間違いなくお仕置きが待っていることでしょう。
「わ、わかったのじゃ。ちゃんと手伝うから、その目はやめ~い」
ミュールは小さく肩を上げて、台所へ戻っていきました。
彼女は紅茶の入った缶を取り出しています。
おつまみ作りで疲れた体に暖かさを送ってから、後片付けに移るようです。
ヤマタノは彼女を瞳に入れながら、二又に割れた舌先をちょろりと出し、下唇を舐めました。
「可愛い。味見したいなぁ。ううん、味わいたいなぁ」
「ヤマタノ、ミュールはやめておけ」
アスカは珍しく真剣な表情を見せて、ヤマタノを睨みつけます。
そんな彼女の姿に、ちょっとヤマタノは驚きました。
「大事な子なんだ。人間にそこまで思い入れするなんて、気に入ってるんだね~。アスカちゃんのお気に入りなら、手を付けるのはダメかな~」
「たしかにミュールのことは好きじゃが、そういう意味で言ったわけじゃないぞ」
「うん?」
「ま、詮無きことかの……」
「う~ん、よくわかんないけど、吾輩は帰るの~」
ヤマタノは身体を左右に揺らしながら、玄関から森へと姿を消していきました。
アスカは彼女の影から、静かにお茶を楽しんでいるミュールに視線を移します。
気のせいでしょうか?
ミュールの口端は少し上がっているように見えます。
アスカは瞳から二人の姿を消すために瞼を閉じました。
(はぁ、どっちもどっちじゃの……今日は時限クエに参加せねばならんから、どうなろうと知ったことではないが……)
食事をとるための丸いテーブルが置いてあるので、ダイニングルームとしての役割もあります。
アスカとヤマタノの二龍はお酒を浴びるように胃へ納め、呂律の怪しい会話を繰り返しています。
ミュールはというと、二人のためにずっと台所でおつまみを作っていました。
アスカとヤマタノは台所にいるミュールへ、遠慮もなくつまみを催促します。
「ミュ~ル~、焼きめんたい追加なのじゃ」
「ヒック、ミュールちゃ~ん。イカゲソのから揚げお願いなの~。あと豚と茄子のピリ辛炒めも~」
「はいはい、ちょっと待ってくださいよ。もう~、これだから飲兵衛どもは」
テキパキと頼まれて料理を用意して、テーブルへと運びます。
それらを拍手で二人は迎えました。
「お~、来たのじゃ来たのじゃっ」
「う~ん、美味しそう。ミュールちゃん、ありがとうなの~」
「どういたしまして。はい、それと小鉢もどうぞ。ヤマタノさん」
「うわ~、ありがとうなの~」
ミュールはヤマタノの前に漬物が入った小鉢を置きます。
「日本の漬物という発酵食品に挑戦してみました。よろしければどうぞ」
「おお~、いつの間に。ミュールもやるのぉ」
アスカが箸を構え、横からヤマタノの漬物と頂こうとしました。
ですが、その彼女の手をミュールが叩きます。
「駄目ですよ、アスカさんっ。それはヤマタノさんのです。ちゃんと、別の小鉢がありますから」
そう言って、もう一つの小鉢をアスカの前に置きました。
アスカは打たれた手をさすりながら頬を膨らませます。
「なにも叩かんでも、ぶーぶー」
「まぁまぁ、アスカちゃん。せっかく二人分を用意してくれたんだから、ありがとう言うの~。ありがとう、ミュールちゃん」
「いえいえ、どういたしまして。ですけど、これで最後になりますからね」
この一言には、ヤマタノもアスカに交わり、二人して抗議の声を上げました。
「なにぃっ、なぜじゃっ!?」
「ええ~」
「もうすぐ、日を跨ごうとしているんですからお開きです。これ以上飲みたかったら、おつまみはご自分でお作り下さい」
「ぐぬ~、もうそんな時間か……ヤマタノ、何か作れるか?」
「あんまり気の利いたのは作れないの~」
「ワシもなのじゃ。酒は旨いつまみと楽しい話があってのことじゃ。名残惜しいがお開きにするかの」
「う~ん、しょうがないの~。じゃ、最後のかんぱ~い」
「うむ、乾杯なのじゃ」
二人は缶ビールをカンッとぶつけ合い、一気に飲み干します。
飲み終えたヤマタノはミュールに向かってお礼と謝罪を述べてきました。
「ミュールちゃん、今日はご迷惑だったの~。でも、おかげで楽しかったの~」
「いえいえ、大したおもてなしもできませんで」
「そんなことないの~。美味しい料理いっぱい作ってくれたし。ごめんね~、急に押しかけて、こんなの~」
「ふふ、ヤマタノさんはアスカさんと違って、ちゃんと礼儀を知る方なんですね」
この言葉に、アスカは空になったビール缶をぐしゃりと握りつぶして、声に角を立てました。
「なんじゃ、その言い方は。それではまるで、ワシが礼儀知らずのようではないかっ」
「あら、礼儀を知っているというのなら、後片付けはちゃ~んと手伝ってくれますよね?」
「うっ……も、もちろん、うううう、なのじゃ……」
アスカはミュールに一本取れて、うめき声をあげています。
そんな二人の様子を見て、ヤマタノは楽しそうな声でミュールに話しかけてきました。
「ミュールちゃんはすっかりアスカちゃんと仲良しなの~」
「その言葉は素直に受け取ることはできませんが、扱いは慣れました」
「ふふ、ミュールちゃんは優しくてお料理も上手で、それでいてとってもかわいい。吾輩とも仲良くしてほしいの~」
ヤマタノは両手を胸に置き、懇願する眼差しを紅玉の瞳に乗せてきます。
しかし、瞳に宿る輝きは純粋からは程遠い淫猥なもの。
ミュールはそれに気づいていないのか、特に警戒心もなく彼女の思いに応えます。
「ええ、もちろんですよ。これからよろしくお願いしますね」
「ありがとうなの~」
「それで、ヤマタノさん。今日はお泊りに?」
「ううん。そこまで迷惑かけられないから、宿に戻ろうと思ってるの~」
「宿?」
「今は近くにあるペイクの町に宿を借りてるの~。近いうちに、町から西にある泉に引っ越しするつもりだけど~」
「そうですか。宿を取っているなら、せっかくの宿代がもったいないですからね。それでは、お気をつけて。もっとも、ヤマタノさんには不要な言葉でしょうけど」
「ううん、ありがとうなの。あとちょっと、アスカちゃんと話したら吾輩は帰るから、ミュールちゃんはゆっくりしてほしいの~」
「お言葉に甘えます。それでは一息入れてから……アスカさん、後片付けがありますからね」
ミュールは口元を緩めていますが、瞳には猛禽類のような力強さが宿っています。
もし、アスカがさぼったり逃げ出してたりすれば、間違いなくお仕置きが待っていることでしょう。
「わ、わかったのじゃ。ちゃんと手伝うから、その目はやめ~い」
ミュールは小さく肩を上げて、台所へ戻っていきました。
彼女は紅茶の入った缶を取り出しています。
おつまみ作りで疲れた体に暖かさを送ってから、後片付けに移るようです。
ヤマタノは彼女を瞳に入れながら、二又に割れた舌先をちょろりと出し、下唇を舐めました。
「可愛い。味見したいなぁ。ううん、味わいたいなぁ」
「ヤマタノ、ミュールはやめておけ」
アスカは珍しく真剣な表情を見せて、ヤマタノを睨みつけます。
そんな彼女の姿に、ちょっとヤマタノは驚きました。
「大事な子なんだ。人間にそこまで思い入れするなんて、気に入ってるんだね~。アスカちゃんのお気に入りなら、手を付けるのはダメかな~」
「たしかにミュールのことは好きじゃが、そういう意味で言ったわけじゃないぞ」
「うん?」
「ま、詮無きことかの……」
「う~ん、よくわかんないけど、吾輩は帰るの~」
ヤマタノは身体を左右に揺らしながら、玄関から森へと姿を消していきました。
アスカは彼女の影から、静かにお茶を楽しんでいるミュールに視線を移します。
気のせいでしょうか?
ミュールの口端は少し上がっているように見えます。
アスカは瞳から二人の姿を消すために瞼を閉じました。
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