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12・勇者が来た
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ミュールおうちの玄関はアーチ状で、チョコレートの板のような扉が備え付けられています。
その扉の表面には、もこもことした文字でこう書かれていました。
『お薬のことならお任せ、錬金術士ミュールの工房。お薬以外でも、道具の受注も承っています』
工房――アトリエのことですが、さすがにミュールの~~とつけるのは躊躇して、工房ということで落ち着きました。
その玄関先で、男性が声を上げています。
「失礼。留守なのか? もしもし、誰かっ?」
「はいはい、すみません。お待たせしました」
ガチャリと玄関を開けると、とても背の高い人間の男性が立っていました。
彼の影はミュールの姿をすっぽり覆ってしまうくらいです。
ミュールの姿を目にした男性は、自己紹介をしてきます。
「お、人がいたか。私は勇者『ノルド』。お嬢ちゃん、少し尋ねたいことがある」
勇者を名乗った男性は、少しばかり年が行っていて、三十代手前ほど。
さっぱりとした短めの髪で、樹木のような太い手足に山脈のように分厚い胸板。
旅人の装いをしていて、腰にはロングソードを差してあります。
ミュールは男性の鳶色の瞳を覗き込みながら、首を傾けます。
「勇者って、自分で名乗るものなんですか?」
「え? あ、いや、自分は一応勇者協会に所属しているし、周りの者たちからも勇者と呼ばれているから、勇者と名乗るのが慣例でな」
「はぁ、そういうものですか? 私はミュール。このポワソの森で、主に薬を専門とした錬金術を生業としています」
「ミュール? すると、やはり君が町で噂されていた、錬金術士か?」
「町で?」
「ああ、ペイクの町で、若き少女の錬金術士が悪しき龍の奴隷となっていると噂されていてな。私はそれを耳にし、勇者として居ても立っても居られず、退治にし来たというわけだ」
「私が、噂に? ……ああ、あれか」
ミュールには噂に心当たりがありました。
彼女はペイクの町に買い出し行くたびに、お店の人たちへ、最近住み着いたアスカの愚痴を話していたのです。
つまり、ミュールの愚痴が噂を作り、その噂に引き寄せられ勇者がやってきたというわけです。
(これは妙なことになりましてね。どうしましょうか?)
突然の事態に、ミュールはどう誤解を解こうかと頭を悩ませます。
その態度を勇者は、か弱き少女が不安を覚えていると取ってしまいました。
「ミュール殿。安心されるがよい。私は勇者の中でもドラゴン討伐を専門とする勇者。このドラゴンキラーがある限り、ドラゴンに後れを取ることはない!」
勇者は腰からスラリと剣を抜き取り、ドラゴンキラーをミュールの前にかざします。
剣には魔力迸り、刀身の輝きは気高く厳かで、並々ならぬ力を宿していることがわかります。
ミュールはすかさずウエストポーチから虫眼鏡を取り出して、剣の観察を始めました。
「これは、オリハルコンとミスリルの合金。表面には精霊文字がうっすらと。文字の一つ一つに精霊の加護。ふむふむ、合金は何とかできますが、精霊の加護は何か別なもので代用を」
「ミュール殿、どうされた?」
「いえ、とても素晴らしい逸品で驚きました。良いものを見せて頂きありがとうございます」
「ん? それはどうも。して、ミュール殿は悪しき龍の奴隷となっているのは本当なのか?」
「そうですね。当たらずとも遠からずですね」
「そうか……苦しかったであろう、恐ろしかったであろう。しかしっ、私が来たからにはもう安心だ。今すぐにでも、ドラゴンを退治してくれようっ」
自信満々な態度を見せる勇者を見ながら、ミュールは顎に手を置き、考えます。
(勇者さんが持つ武器なら、アスカさんにちょっとは痛い目を見てもらうことができるかも)
「わかりました、勇者さん。ドラゴン退治をお願いします」
「うむ、承知した。して、ドラゴンはどこに?」
「この家にいます。毎日、騒いで大迷惑です。他にも食事や洗濯掃除の世話をさせられています」
「なんとっ? つまり、人の姿を取り、ミュール殿をこき使っておるのか!?」
「はい」
「許せぬな。いたいけな少女を奴隷として使うとは! 早速、案内してくれるか?」
「もちろんです!」
ミュールは足取り軽く、アスカの部屋まで勇者を案内します。
この後の展開がどう動いても面白くなりそうと、ミュールはワクワクしていました。
アスカの部屋の前まで来て、ミュールは声を掛けます。
「アスカさん、お客様ですよ~」
しかし、返事はいびきで、むにゃむにゃと幸せそうな寝息が聞こえるだけ。
後ろから勇者が話しかけてきます。
「アスカ、というのか? その悪しきドラゴンは?」
「はい、完全に寝入ってるみたいですね。何とも憎らしい……仕方ありません、中に入りましょう」
「寝込みを襲うのは気が引けるが、致し方あるまい!」
勇者は腰のドラゴンキラーに手を置き、身構えます。
その緊張とは対照的に、ミュールは日常の一コマのように普通に扉を開きました。
勇者は何の合図もなく開かれて扉に驚き、すかさずミュールの前に出ます。
「下がっていろ、ミュール殿! すぐに恐怖から君をっ……ん?」
凶悪な龍がいるはずの部屋。
ですが、そこにいたのは……ブランケットを腹にだけ被せ、ワンピースのスカート捲り上げた、クマさんパンツ丸出しの少女。
「ふにゃ~、かゆいの~」
少女はボリボリと尻を掻いています。
勇者は想像もしなかった光景に戸惑いを覚えます。
「な、どういうことだっ? 少女……はっ、まさか、あの子はミュール殿の妹君で同じく奴隷に?」
「違いますよっ、あんなの!」
「え?」
たじろぐ勇者を後ろに置いて、ミュールは近くに転がっていたお土産用の木刀を手にします。
「アスカさん、起きてくだ、さいっ!」
彼女はアスカの腹部を突きました。
さらに、滅多打ちにしていきます。
勇者は思いました。
(い、今、私はとんでもない現場を目にしているのでは……は、いかんっ!)
「ミュール殿! いくら妹君がだらしないとはいえ、木刀で殴りつけてはっ。様々の団体から虐待だと抗議が来るぞっ!」
「ですから、妹じゃないですって。それにこの程度じゃビクともしませんよ。アスカさんは龍なんですから」
「なにっ?」
勇者は驚き、アスカに顔を向けると、寝ぼけ眼のアスカがブランケットを引きずりながら立っていました。
「もう~、騒がしいのぉ。ふぁああ、全然寝た気がせんのじゃ……ふぁう」
その扉の表面には、もこもことした文字でこう書かれていました。
『お薬のことならお任せ、錬金術士ミュールの工房。お薬以外でも、道具の受注も承っています』
工房――アトリエのことですが、さすがにミュールの~~とつけるのは躊躇して、工房ということで落ち着きました。
その玄関先で、男性が声を上げています。
「失礼。留守なのか? もしもし、誰かっ?」
「はいはい、すみません。お待たせしました」
ガチャリと玄関を開けると、とても背の高い人間の男性が立っていました。
彼の影はミュールの姿をすっぽり覆ってしまうくらいです。
ミュールの姿を目にした男性は、自己紹介をしてきます。
「お、人がいたか。私は勇者『ノルド』。お嬢ちゃん、少し尋ねたいことがある」
勇者を名乗った男性は、少しばかり年が行っていて、三十代手前ほど。
さっぱりとした短めの髪で、樹木のような太い手足に山脈のように分厚い胸板。
旅人の装いをしていて、腰にはロングソードを差してあります。
ミュールは男性の鳶色の瞳を覗き込みながら、首を傾けます。
「勇者って、自分で名乗るものなんですか?」
「え? あ、いや、自分は一応勇者協会に所属しているし、周りの者たちからも勇者と呼ばれているから、勇者と名乗るのが慣例でな」
「はぁ、そういうものですか? 私はミュール。このポワソの森で、主に薬を専門とした錬金術を生業としています」
「ミュール? すると、やはり君が町で噂されていた、錬金術士か?」
「町で?」
「ああ、ペイクの町で、若き少女の錬金術士が悪しき龍の奴隷となっていると噂されていてな。私はそれを耳にし、勇者として居ても立っても居られず、退治にし来たというわけだ」
「私が、噂に? ……ああ、あれか」
ミュールには噂に心当たりがありました。
彼女はペイクの町に買い出し行くたびに、お店の人たちへ、最近住み着いたアスカの愚痴を話していたのです。
つまり、ミュールの愚痴が噂を作り、その噂に引き寄せられ勇者がやってきたというわけです。
(これは妙なことになりましてね。どうしましょうか?)
突然の事態に、ミュールはどう誤解を解こうかと頭を悩ませます。
その態度を勇者は、か弱き少女が不安を覚えていると取ってしまいました。
「ミュール殿。安心されるがよい。私は勇者の中でもドラゴン討伐を専門とする勇者。このドラゴンキラーがある限り、ドラゴンに後れを取ることはない!」
勇者は腰からスラリと剣を抜き取り、ドラゴンキラーをミュールの前にかざします。
剣には魔力迸り、刀身の輝きは気高く厳かで、並々ならぬ力を宿していることがわかります。
ミュールはすかさずウエストポーチから虫眼鏡を取り出して、剣の観察を始めました。
「これは、オリハルコンとミスリルの合金。表面には精霊文字がうっすらと。文字の一つ一つに精霊の加護。ふむふむ、合金は何とかできますが、精霊の加護は何か別なもので代用を」
「ミュール殿、どうされた?」
「いえ、とても素晴らしい逸品で驚きました。良いものを見せて頂きありがとうございます」
「ん? それはどうも。して、ミュール殿は悪しき龍の奴隷となっているのは本当なのか?」
「そうですね。当たらずとも遠からずですね」
「そうか……苦しかったであろう、恐ろしかったであろう。しかしっ、私が来たからにはもう安心だ。今すぐにでも、ドラゴンを退治してくれようっ」
自信満々な態度を見せる勇者を見ながら、ミュールは顎に手を置き、考えます。
(勇者さんが持つ武器なら、アスカさんにちょっとは痛い目を見てもらうことができるかも)
「わかりました、勇者さん。ドラゴン退治をお願いします」
「うむ、承知した。して、ドラゴンはどこに?」
「この家にいます。毎日、騒いで大迷惑です。他にも食事や洗濯掃除の世話をさせられています」
「なんとっ? つまり、人の姿を取り、ミュール殿をこき使っておるのか!?」
「はい」
「許せぬな。いたいけな少女を奴隷として使うとは! 早速、案内してくれるか?」
「もちろんです!」
ミュールは足取り軽く、アスカの部屋まで勇者を案内します。
この後の展開がどう動いても面白くなりそうと、ミュールはワクワクしていました。
アスカの部屋の前まで来て、ミュールは声を掛けます。
「アスカさん、お客様ですよ~」
しかし、返事はいびきで、むにゃむにゃと幸せそうな寝息が聞こえるだけ。
後ろから勇者が話しかけてきます。
「アスカ、というのか? その悪しきドラゴンは?」
「はい、完全に寝入ってるみたいですね。何とも憎らしい……仕方ありません、中に入りましょう」
「寝込みを襲うのは気が引けるが、致し方あるまい!」
勇者は腰のドラゴンキラーに手を置き、身構えます。
その緊張とは対照的に、ミュールは日常の一コマのように普通に扉を開きました。
勇者は何の合図もなく開かれて扉に驚き、すかさずミュールの前に出ます。
「下がっていろ、ミュール殿! すぐに恐怖から君をっ……ん?」
凶悪な龍がいるはずの部屋。
ですが、そこにいたのは……ブランケットを腹にだけ被せ、ワンピースのスカート捲り上げた、クマさんパンツ丸出しの少女。
「ふにゃ~、かゆいの~」
少女はボリボリと尻を掻いています。
勇者は想像もしなかった光景に戸惑いを覚えます。
「な、どういうことだっ? 少女……はっ、まさか、あの子はミュール殿の妹君で同じく奴隷に?」
「違いますよっ、あんなの!」
「え?」
たじろぐ勇者を後ろに置いて、ミュールは近くに転がっていたお土産用の木刀を手にします。
「アスカさん、起きてくだ、さいっ!」
彼女はアスカの腹部を突きました。
さらに、滅多打ちにしていきます。
勇者は思いました。
(い、今、私はとんでもない現場を目にしているのでは……は、いかんっ!)
「ミュール殿! いくら妹君がだらしないとはいえ、木刀で殴りつけてはっ。様々の団体から虐待だと抗議が来るぞっ!」
「ですから、妹じゃないですって。それにこの程度じゃビクともしませんよ。アスカさんは龍なんですから」
「なにっ?」
勇者は驚き、アスカに顔を向けると、寝ぼけ眼のアスカがブランケットを引きずりながら立っていました。
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