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第十八章 純然たる想いと勇気を秘める心
絶対に不可能な説得
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――夜
エクアは親父の手を借りつつ、屋根を伝い、人気のない場所で地面に降りた。
そして、カリスが住む区画へと向かう。
目的の場所に近づくにつれ、親父の顔は緊張に硬直していく。
それをエクアが支えた。
「親父さん」
「え、ああ、大丈夫だ。俺は、大丈夫だ」
「ふふふ、全然大丈夫そうじゃありませんよ。そんな自信のない顔じゃ説得なんて無理になっちゃいます」
「あ、ああ、そうだな。あの、すまねぇ、エクアの嬢ちゃん。とんでもねぇことに巻き込んじまって」
「そんなにあやまらないでください。慣れっこですから」
「へ?」
「だって、私はムキ=シアンから利用されて、ノイファン様から利用されて、ケント様からも利用されたんですよ。いまさらです」
「えっと、なんて言ったらいいか……」
「ふふ、もし私に悪いと思う気持ちがあるなら、この次ケント様に何か言われたら、旦那もエクアの嬢ちゃんを利用したことがあるのによく言えますね、って言い返してくださいね」
エクアは親父の声を精一杯に真似て言葉を出す。
彼女の暖かな優しさに、親父の黒眼鏡の奥にある瞳が揺らぐ。
「エクアのお嬢ちゃんはとても強い子なんですな」
「ええ、とっても強いんです。そんな強い人が味方なんですから、親父さんも堂々としてください」
「あ、ああ、ああっ。そうだ、暗い顔してたら説得なんかできねぇ!」
「その意気です! 私は親父さんと一緒にいるの好きなんですからね、頑張りましょう」
この言葉に、親父は声を零しそうになる。
「エクアの嬢ちゃん、気づ……ああ、頑張るぜ!」
漏れ出そうになった言葉を飲み込み、彼は心に熱を灯す。
そして、絶対に不可能な説得を行うために力強く前へと踏み出した!
――カリス・居住区画
親父は適当なカリスに声を掛けて、フィコンの名を出しまとめ役を呼び出す。
呼ばれ、現れたのはまだ三十代前半の男。
襤褸を着た彼に、親父はカリスを集めるように指示する。
親父もまたカリスであったためだろうか、エクアの目から見てその手際は大変良かった。
普段、警備隊などがカリスの調教にあたる壊れかけの木造の広い講堂にカリスを集めた。
その数、五百――。
フィコンの名の下での集合なので、誰一人欠けることはなかった。
親父とエクアは彼らの前に立つ。
これから何が起こるのかとカリスたちが恐れに口を閉ざす中、エクアが助けた兄妹が声を産んだ。
「あ、お姉ちゃんだっ」
「ほんと、おねえちゃんだ!」
急な二人の声に、慌てて両親らしき者が手を振り上げようとした。
それをエクアが止める。
「やめてください! 私たちはあなたたちを傷つけるために来たんじゃないんですっ!」
そこで彼女は一歩引いて、親父に場を譲る。
主役はあくまでも親父。
多くの罪を背負った彼が声を上げなければ意味がない!
親父は自身の右胸の服を握り締めて、言葉を喉奥から振り絞る。
「フィコンの命令なんてものはない。あいつの名を騙り、お前らここに集めた……」
この言葉に代表である三十代の男が声を荒げた。
「フィ、フィコン様の名を騙るなんて、あなたはなんてことを! なんでこんな馬鹿げたことを!?」
「俺はあんたたちを助けたい! そのために来た! そして、今夜、それが可能になる!!」
親父は言葉を弾けさせて、右胸の服を伸ばし見せつける。
露わとなったのは、歯車の形をした焼き印――カリスの証明!
会場はどよめきに支配される。
そのどよめきに混乱を投じるかの如く、親父は自分の名を口にした。
「俺の名はオゼックス。そう名乗っている。だが、本当の名前はテプレノ……カリスである、ゼリンとナウの息子だ!」
代表の男は言葉を失う。
会場は混乱とどよめきが渦のようにぶつかり合う。
その中で、親父と同じ年齢らしき中年の男が早足でこちらへ向かってきた。
「テプレノだとっ!? てめぇ、よくも戻ってこれたなっ!!」
男は有無を言わさず親父を殴りつけて床に叩きつけたっ。
すぐにエクアが駆け寄ろうとするが、親父は手を振って彼女の足を止めさせる。
中年の男は床に片膝をつける親父を感情のままに罵倒する。
「お前が逃げ出したあとどうなったかわかってんのか!? ゼリンさんとナウさんは拷問の末に縛り首。当時代表を務めていた俺の親父は処刑。見せしめに何人ものカリスが犠牲になったんだぞ!」
「……すまねぇ」
「すまないなんて言葉で済むかよっ!!」
男はさらに親父を殴りつけようとする。それを親父は無抵抗のままに受け入れようとしたが、エクアがたまらず間に入り、両手を広げ止めに入った。
「待ってください!」
「どけ! そいつはな!」
「わかってます! 親父さんが償いきれない罪を犯していることを。それでも償いたくてここへ訪れたんです!!」
「いまさら何を!」
「いまさらでも話を聞いてください! 親父さんを殴ることも命を奪うことも話を聞いた後でもできます! 親父さんもその覚悟を持ってここへ訪れたんですから!!」
「うっ」
エクアの狂声じみた言葉に、男は気圧される。
瞳にはどこまでも純粋な思い。
全てを救いたい。守りたいと思う心が淡い緑の瞳に宿っていた。
ここに立つのはただの十二歳の少女ではない。
悲しみを経験し、困難を前にしても屈しず立ち向かい、罪を認めることのできる勇気ある少女!
大人とて、彼女を前にすれば、言葉を収めること以外できなかった。
皆の心を容赦なく打ちつけるエクアの声に、会場からは混乱とどよめきが掻き消える。
彼女はいまだ片膝をついて、責めに苦しむ親父へ怒りの瞳と声をぶつけた。
「親父さん! あなたは何をしに来たんですか!? 殴られに来たわけじゃないでしょう! 立ってください。伝えるべきことがあるはず。限られた時間で親父さんがやらなければならないことがあるでしょう!!」
「エクアの、嬢ちゃん…………そうだな……そうだ、ああそうだ。罪を悔いることに酔っている場合じゃねぇな」
エクアの怒り。それは親父を鼓舞するもの。
親父はエクアから勇気をもらい、立ち上がる。
エクアは親父の手を借りつつ、屋根を伝い、人気のない場所で地面に降りた。
そして、カリスが住む区画へと向かう。
目的の場所に近づくにつれ、親父の顔は緊張に硬直していく。
それをエクアが支えた。
「親父さん」
「え、ああ、大丈夫だ。俺は、大丈夫だ」
「ふふふ、全然大丈夫そうじゃありませんよ。そんな自信のない顔じゃ説得なんて無理になっちゃいます」
「あ、ああ、そうだな。あの、すまねぇ、エクアの嬢ちゃん。とんでもねぇことに巻き込んじまって」
「そんなにあやまらないでください。慣れっこですから」
「へ?」
「だって、私はムキ=シアンから利用されて、ノイファン様から利用されて、ケント様からも利用されたんですよ。いまさらです」
「えっと、なんて言ったらいいか……」
「ふふ、もし私に悪いと思う気持ちがあるなら、この次ケント様に何か言われたら、旦那もエクアの嬢ちゃんを利用したことがあるのによく言えますね、って言い返してくださいね」
エクアは親父の声を精一杯に真似て言葉を出す。
彼女の暖かな優しさに、親父の黒眼鏡の奥にある瞳が揺らぐ。
「エクアのお嬢ちゃんはとても強い子なんですな」
「ええ、とっても強いんです。そんな強い人が味方なんですから、親父さんも堂々としてください」
「あ、ああ、ああっ。そうだ、暗い顔してたら説得なんかできねぇ!」
「その意気です! 私は親父さんと一緒にいるの好きなんですからね、頑張りましょう」
この言葉に、親父は声を零しそうになる。
「エクアの嬢ちゃん、気づ……ああ、頑張るぜ!」
漏れ出そうになった言葉を飲み込み、彼は心に熱を灯す。
そして、絶対に不可能な説得を行うために力強く前へと踏み出した!
――カリス・居住区画
親父は適当なカリスに声を掛けて、フィコンの名を出しまとめ役を呼び出す。
呼ばれ、現れたのはまだ三十代前半の男。
襤褸を着た彼に、親父はカリスを集めるように指示する。
親父もまたカリスであったためだろうか、エクアの目から見てその手際は大変良かった。
普段、警備隊などがカリスの調教にあたる壊れかけの木造の広い講堂にカリスを集めた。
その数、五百――。
フィコンの名の下での集合なので、誰一人欠けることはなかった。
親父とエクアは彼らの前に立つ。
これから何が起こるのかとカリスたちが恐れに口を閉ざす中、エクアが助けた兄妹が声を産んだ。
「あ、お姉ちゃんだっ」
「ほんと、おねえちゃんだ!」
急な二人の声に、慌てて両親らしき者が手を振り上げようとした。
それをエクアが止める。
「やめてください! 私たちはあなたたちを傷つけるために来たんじゃないんですっ!」
そこで彼女は一歩引いて、親父に場を譲る。
主役はあくまでも親父。
多くの罪を背負った彼が声を上げなければ意味がない!
親父は自身の右胸の服を握り締めて、言葉を喉奥から振り絞る。
「フィコンの命令なんてものはない。あいつの名を騙り、お前らここに集めた……」
この言葉に代表である三十代の男が声を荒げた。
「フィ、フィコン様の名を騙るなんて、あなたはなんてことを! なんでこんな馬鹿げたことを!?」
「俺はあんたたちを助けたい! そのために来た! そして、今夜、それが可能になる!!」
親父は言葉を弾けさせて、右胸の服を伸ばし見せつける。
露わとなったのは、歯車の形をした焼き印――カリスの証明!
会場はどよめきに支配される。
そのどよめきに混乱を投じるかの如く、親父は自分の名を口にした。
「俺の名はオゼックス。そう名乗っている。だが、本当の名前はテプレノ……カリスである、ゼリンとナウの息子だ!」
代表の男は言葉を失う。
会場は混乱とどよめきが渦のようにぶつかり合う。
その中で、親父と同じ年齢らしき中年の男が早足でこちらへ向かってきた。
「テプレノだとっ!? てめぇ、よくも戻ってこれたなっ!!」
男は有無を言わさず親父を殴りつけて床に叩きつけたっ。
すぐにエクアが駆け寄ろうとするが、親父は手を振って彼女の足を止めさせる。
中年の男は床に片膝をつける親父を感情のままに罵倒する。
「お前が逃げ出したあとどうなったかわかってんのか!? ゼリンさんとナウさんは拷問の末に縛り首。当時代表を務めていた俺の親父は処刑。見せしめに何人ものカリスが犠牲になったんだぞ!」
「……すまねぇ」
「すまないなんて言葉で済むかよっ!!」
男はさらに親父を殴りつけようとする。それを親父は無抵抗のままに受け入れようとしたが、エクアがたまらず間に入り、両手を広げ止めに入った。
「待ってください!」
「どけ! そいつはな!」
「わかってます! 親父さんが償いきれない罪を犯していることを。それでも償いたくてここへ訪れたんです!!」
「いまさら何を!」
「いまさらでも話を聞いてください! 親父さんを殴ることも命を奪うことも話を聞いた後でもできます! 親父さんもその覚悟を持ってここへ訪れたんですから!!」
「うっ」
エクアの狂声じみた言葉に、男は気圧される。
瞳にはどこまでも純粋な思い。
全てを救いたい。守りたいと思う心が淡い緑の瞳に宿っていた。
ここに立つのはただの十二歳の少女ではない。
悲しみを経験し、困難を前にしても屈しず立ち向かい、罪を認めることのできる勇気ある少女!
大人とて、彼女を前にすれば、言葉を収めること以外できなかった。
皆の心を容赦なく打ちつけるエクアの声に、会場からは混乱とどよめきが掻き消える。
彼女はいまだ片膝をついて、責めに苦しむ親父へ怒りの瞳と声をぶつけた。
「親父さん! あなたは何をしに来たんですか!? 殴られに来たわけじゃないでしょう! 立ってください。伝えるべきことがあるはず。限られた時間で親父さんがやらなければならないことがあるでしょう!!」
「エクアの、嬢ちゃん…………そうだな……そうだ、ああそうだ。罪を悔いることに酔っている場合じゃねぇな」
エクアの怒り。それは親父を鼓舞するもの。
親父はエクアから勇気をもらい、立ち上がる。
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