牛と旅する魔王と少女~魔王は少女を王にするために楽しく旅をします~

国を興す! 王を育てる! 目指すは化け物が眠る封印の地!!
魔王アルラは異世界から訪れた牛を引き連れ、少女と共にそこを目指す。

どうしてそうなったかと言うと、魔王は怠惰の末に国を失い、国民から見限られたからだ!
だけど、それはそれで構わない。責務から解放されて自由になったわけだし。
その自由を魔王は興味惹かれた少女に使うつもりだ。

なにせその少女は全種族から忌み嫌われながらも、その者たちを助けるという酔狂な……もとい、高潔なる人物。
そんな少女が王に成ったらどんな世界を作るだろうか?

と言った、興味本位で魔王アルラは手に入れた自由を少女に注ぎ込む。

冒頭の異世界の牛ってなんぞや……と?
その牛は化け物によって全てを奪われた哀しみを背負う牛であり、冷たく閉ざされた魔王の心を開くことができる唯一無二の存在。

しかし、少女との旅を通じて、魔王の心の中に牛以外の者たちが宿り、心に大きな変化が起き始めるが……それはさておき、目標は少女を王に育て上げること。欲しいものは国家創設のために必要な大地。

魔王アルラたちはその大地を手に入れるために封印の地を目指す!!
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,802 位 / 193,802件 ファンタジー 44,799 位 / 44,799件

あなたにおすすめの小説

悪役令嬢カテリーナでございます。

くみたろう
恋愛
………………まあ、私、悪役令嬢だわ…… 気付いたのはワインを頭からかけられた時だった。 どうやら私、ゲームの中の悪役令嬢に生まれ変わったらしい。 40歳未婚の喪女だった私は今や立派な公爵令嬢。ただ、痩せすぎて骨ばっている体がチャームポイントなだけ。 ぶつかるだけでアタックをかます強靭な骨の持ち主、それが私。 40歳喪女を舐めてくれては困りますよ? 私は没落などしませんからね。

これは絶望のエピローグ、そして希望のプロローグ

ひづきひろし
ファンタジー
『戦争はこれで本当に終わりを迎えた。 復興はこれで本当に始まりを迎える。 そう。 絶望は今日この日本当の意味で終わり、希望は今日この日本当の意味で始まる。』 だからこれは、絶望の物語のエピローグで、希望の物語のプロローグ。 物語の結末は決まっている、希望に至るハッピーエンド。 絶望の淵からもがいて苦しんで、償いと幸せを求めた少年の死をもって、この物語は希望の結末を迎える。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

婚約破棄?お黙りなさいと言ってるの。-悪役令嬢イレーナ・マルティネスのおとぎ話について-

田中冥土
恋愛
イレーナ・マルティネスは代々女性当主の家系に生まれ、婿を迎えることとなっていた。 そのような家柄の関係上、イレーナは女傑・怪女・烈婦などと好き放題言われている。 しかしそんな彼女にも、近頃婚約者が平民出身の女生徒と仲良くしているように見えるという、いじらしくそして重大な悩みを抱えていた。 小説家になろうにも掲載中。

婚約破棄してたった今処刑した悪役令嬢が前世の幼馴染兼恋人だと気づいてしまった。

風和ふわ
恋愛
タイトル通り。連載の気分転換に執筆しました。 ※なろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、pixivに投稿しています。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~

朱色の谷
恋愛
公爵家の末娘として生まれた8歳のティアナ お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。 お父様やお兄様は私に関心がないみたい。 ただ、愛されたいと願った。 そんな中、夢の中の本を読むと自分の正体が明らかに。

俺と幼女とエクスカリバー

鏡紫郎
ファンタジー
憧れた世界で人をやめ、彼女と出会い、そして俺は初めてあたりまえの恋におちた。 見知らぬ少女を助け死んだ俺こと明石徹(アカシトオル)は、中二病をこじらせ意気揚々と異世界転生を果たしたものの、目覚めるとなんと一本の「剣」になっていた。 最初の持ち主に使いものにならないという理由であっさりと捨てられ、途方に暮れる俺の目の前に現れたのは……なんと幼女!? しかもこの幼女俺を復讐のために使うとか言ってるし、でもでも意思疎通ができるのは彼女だけで……一体この先どうなっちゃうの!? 剣になった少年と無口な幼女の冒険譚、ここに開幕

処理中です...