貴女へ

ゆり

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また逢う日まで

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ずっと、知っていました。

そして私も、貴方と同じ気持ちでした。

もうそれを貴方に伝えるすべもない。

もっと貴方と、未来を生きたかった。

生まれ変わったら、きっとまた貴方に恋をすることでしょう。

貴方を、愛していました。

また逢う日まで、

さようなら。
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