喫茶店「人生の墓場の楽園」~転生して17年、村の憩いの場を作っていたら生前推してたVtuberがこの村に来た件

スライム道

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「こういったことって頻度高いの?」

「そこそこあるね。
 私の御店で出している食材は薬の材料になったり、するモノも多いし、お店を一月に2回は開けて遠出するかな。」

 お金もかからないしね。
 注文すれば、金貨10枚100枚はくだらない代物ばかりだ。
 商人や一部の貴族たちはその価値を知っているからお店に足を運ぶ。
 冒険者たちはなんとなくの直感で解っている。
 
 男の趣味とはこだわることに在り、こだわらなければ趣味で無し。
 
「他にも美味しい食材って何があるの?」

「それを話したら楽しみが減るよね。
 楽しみは最初に知りたい?
 ネタバレしたまま初見のゲームをプレイしたいなら私は話すけど、どうする?」

「あ、無しで。」

 ネタバレはいただけない。
 リメイク版ならネタバレありだけど、そうでない完全新作をplayするときは全身全霊で普段は一切使うことのない脳を必死に働かせ、動かすのが面白いのだ。
 そう、当時進化方法がまるで解らなかった充分に懐かせた状態であの方法!
 後最近のも調べるまでにどれだけの時間を要したことか。

 他、裸一貫片手剣変態紳士制覇なども良くやりました。
 縛りプレイや説明書無しでプレイすることが美学の時代。

 所謂昭和レトロゲーム詰みゲーチャレンジ世代。

 彼らは常に、値段の下を取る威勢でプログラムソースを覚えていく。
 
「僕も詰みゲーは自分のセンスを信じてやるだけかだからね。
 魔術のソースはチンプンカンプンだけど、これみてみて!」

 一切詠唱することなく、ライター程度の火、アルコール着火剤程度の火、とろ火、弱火、中火、強火に該当しそうな段階を踏んだ炎を手のひらから出して見せた。
 コンロ買う必要がなくなった。
 後、細かい調節は難しい技術である。
 結局のところ魔術の概念は等価交換の原理で成り立っている。
 同じ草木を捧げたところで火力は上がることも無ければ下がることも無い。
 
「どこか体調が悪いとかない?」

「とくには無いから大丈夫だよ。」

「記憶が無くなったとかそういうのが無ければ、大丈夫かな。」

「うん、多分全部覚えてるから、大丈夫!」

 これは、のちに判明することだが、アンズさんが魔術の代償として使うのは産毛だったこと。
 幸い毛根事死ぬわけでは無いので大事には至らなかったが、ツルツルピカピカの頭になってしまうのは笑い話だった。
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