満員電車

安積

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絶頂、そして

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 先程、電車内で刺激された箇所。前立腺を、カリがゴリゴリと刺激する度に、私に付けられたゴムの先端に液体が溜まっていく。

「あ♡ は、ぁ……ッ♡」
「やっぱり思ったとおりだよ。君とは相性が良いって思ってたんだ。気持ちいいよ。君も感じてくれてるね」

 腰を掴まれ、容赦なく打ち付けられる。

「もぅ♡ や、めて♡」
「気持ちいいでしょう? 君のナカは悦んでくれてるよ?」

 唾液がポタポタと垂れている。前立腺を刺激されると痺れるような快感が走る。

「ッ、あ♡ ぉ……奥がっ♡ へ、変♡」
「奥でも感じちゃうんだね。君は淫乱だ」
「熱ぃ♡ 奥、だ……め♡ なんか、クる♡ きちゃう♡」

 ゴツゴツと奥を突かれると、意味のない声が漏れてくる。

「ぉ、おっ♡ 奥、は……ぁ♡」
「あぁ、イキそうなんだね。ナカがきゅうきゅう締め付けてきているよ? ナカへの刺激だけでイケるなんて、本当に才能があるね。いいよ、イッて」
「ッあ、ぃ、イク♡ イッちゃう♡ ~~ッ♡♡♡」

 私が達すると、コンドームの先端がぷくんぷくんと膨らんでいく。

「あー、おじさんも君の一番奥で出すよ……ッ!」

 これ以上無い程に硬くなった屹立が最奥を抉り、ビクビクと震えた。

「んっ♡ は、ぁ……♡」

 ずるりとナカから抜け出す感覚でさえも快感に置き換えてしまい、声が漏れる。ここは駅のトイレで、誰かが入ってきてしまうかもしれないことなんて、頭から抜け出ていた。
 おじさんは先端からたっぷりと精液が入ったゴムを外すと、くるりんと口を結んだ。そして、それを私のスーツの胸ポケットへと入れた。

「今日の思い出にプレゼントするよ」

 同じように私のゴムも外す。

「こっちは貰っていくね」

 そう言うと、先端に液体が溜まった部分を、ちゅぽちゅぽ音を立てて舐めた。
 最後に手首を拘束していたベルトを外し、私の耳元で囁いた。

「またシようね」

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