満員電車

安積

文字の大きさ
上 下
11 / 14

入っちゃう

しおりを挟む


 おじさんの手が私の性器に触れる。嫌だとと身を捩りつつも、反応してしまっている自分が憎い。
 私のペニスにコンドームを被せた。周囲を汚さないためなのだろうか。そんな配慮をするくらいなら、今すぐ止めてほしい。
 当然その願いは届くはずもなく、おじさんは着々と準備を進める。
 自分のモノにもゴムを被せ、ローションを私の尻穴に塗り込む。奥まで(と言っても短いおじさんの指では届くところは高が知れているが)塗り込められ、自身のソレにもローションを塗りたくっていた。

「心配しなくても、生で中出しなんてしないよ? だってそんなことしたら、君は仕事に行けなくなっちゃうでしょ? 僕は君が仕事できなくなるのは嫌なんだよ。辞めたりなんかしたら、電車に乗らなくなっちゃうでしょう? ずっと見ていたんだよ。ようやく手に入ったのに、そんなの困るからね」

 おじさんが早口で捲し立てる。その口ぶりから、どうやら狙われていたのは私で間違いないことがわかった。今まで同じ電車に乗り合わせていたのかすら覚えていないけれど、ずっと見られていたらしい。
 後ろ穴にピタリと熱い塊が押し当てられた。

「ッ、ぁ……♡」

 本来受け入れるはずでない穴を、ググッと割り開きながら、屹立が入ってくる。

「あ、熱い、のが……♡」

 ローションをたっぷりと塗り込められたからか、太い指で慣らされたからか、到底入らないと思っていた質量が入ってしまった。
 奥までゆっくりと出し入れされ、後孔がおじさんの形に馴染んできた。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

淫愛家族

箕田 はる
BL
婿養子として篠山家で生活している睦紀は、結婚一年目にして妻との不仲を悩んでいた。 事あるごとに身の丈に合わない結婚かもしれないと考える睦紀だったが、以前から親交があった義父の俊政と義兄の春馬とは良好な関係を築いていた。 二人から向けられる優しさは心地よく、迷惑をかけたくないという思いから、睦紀は妻と向き合うことを決意する。 だが、同僚から渡された風俗店のカードを返し忘れてしまったことで、正しい三人の関係性が次第に壊れていく――

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

運動会に盛り上がってしまった父兄

ミクリ21
BL
運動会で盛り上がってしまった男達の話。

処理中です...