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はじまり
27.ローディ王子の懺悔---03-後日談イリューリアの回想!
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私の初恋だったローディ王子殿下との誤解が解消された。
その日、私は屋敷に戻ると、メイドのマーサとルルーに心配をかけていたお詫びとも思いこの一件を伝えた。
王子殿下のお話によると私の事は嫌っていた訳ではなく好きだったからこそ傷つけたくなかったという私の為に…というお話だった。
まぁ、よく分からないけど、とにかく嫌われてもなければ嫌ってもいなかったという事で…。
まぁ、良かった?のよね?
自分が悪い訳じゃ無かったんだ!っと思えたのは、素直に嬉しかったし…。
けど、よくよく考えると、あの時勘違いして婚約破棄出来たのも良かったのかも?とも思った。
だって…自室に連れ帰って閉じ込めたい…とか…怖すぎる。
と、いうか気持ち悪い…とか…思ってしまった。
こんな気持ち、仮にもこの国の王子殿下に対して不敬もいいところだから、決して出してはならないと咄嗟に思い切り愛想笑いして誤魔化してしまったけど。
まぁ、何だかんだ言っても、あの言葉のお陰で、私は自分の悪いところは直そうと、自分の悪いところ探しをした挙句、お勉強もマナーもダンスも美容に対しても一生懸命頑張れたのだし…うん、結果オーライよね?
ルークやルミアーナ様から聞いた”呪い”が溶けたせいか、今の私は何もかもが良いほうに向かっている気がしていた。
うん、非常に前向きな気分である。
あ、”呪い”の事は私自身よくわからなかったし、いらぬ心配をかけるのも嫌だったので二人にも言わなかったけどね。
「まぁ、お嬢様、それでは、王子殿下に対するお気持ちは、もう無いのですね?」とのルルーの問いかけに私は真面目に考えた。
ふぅむ…ローディ王子への想いはどこへ行ったのか?
うん、まぁ小さい頃の”王子様”に対する憧れみたいなものだったし…王子様との結婚!なんてよくある絵本の物語のようでとても素敵におもえたし…。
でも何でかな?あの時は、すっごく好きみたいに思いこんでた???
自分がみっともないと思いこんでいたのと同じ位、そう思いこんでいた気がする。
それよりも何よりも自分がお義母様の言うように王子様にも誰にも好かれることのない価値のない娘だと思いこんだ事に傷ついていただけなのかも?
お母様は私の事が心配で、あえて苦言を呈してくれていたのだと思いこんでいたけど…ちょっと苦言が重すぎたかもしれなかったわね?
マーサやルルーの言う通り、お義母様の言う事は今後あまり気にしないようにしよう。
まぁ、子供の頃の初恋なんて勘違いみたいなものかな?
まぁ、そうじゃない場合も勿論あるんだろうけど…。
今思うとあれを初恋と思って良いのかと思えるほどだ。
むしろ、すっきり爽やか、初恋よさようなら!万歳!って感じ!
そう思うのもルークが気づいてくれて精霊のリュート様に悪いものを祓ってもらったおかげなのかな?
「うん、なんか、婚約破棄になって返って心底良かったと思うわ!殿下ともう一度、婚約したいだなんて、これっぽっちも思わないもの」と笑顔で言うと、マーサとルルーも満面の笑顔になった。
「「お嬢様!良かったですわ!」」
マーサやルルーも安心して喜んでくれたみたいで何よりだ!
ああ、本当に良かった。
その日、私は屋敷に戻ると、メイドのマーサとルルーに心配をかけていたお詫びとも思いこの一件を伝えた。
王子殿下のお話によると私の事は嫌っていた訳ではなく好きだったからこそ傷つけたくなかったという私の為に…というお話だった。
まぁ、よく分からないけど、とにかく嫌われてもなければ嫌ってもいなかったという事で…。
まぁ、良かった?のよね?
自分が悪い訳じゃ無かったんだ!っと思えたのは、素直に嬉しかったし…。
けど、よくよく考えると、あの時勘違いして婚約破棄出来たのも良かったのかも?とも思った。
だって…自室に連れ帰って閉じ込めたい…とか…怖すぎる。
と、いうか気持ち悪い…とか…思ってしまった。
こんな気持ち、仮にもこの国の王子殿下に対して不敬もいいところだから、決して出してはならないと咄嗟に思い切り愛想笑いして誤魔化してしまったけど。
まぁ、何だかんだ言っても、あの言葉のお陰で、私は自分の悪いところは直そうと、自分の悪いところ探しをした挙句、お勉強もマナーもダンスも美容に対しても一生懸命頑張れたのだし…うん、結果オーライよね?
ルークやルミアーナ様から聞いた”呪い”が溶けたせいか、今の私は何もかもが良いほうに向かっている気がしていた。
うん、非常に前向きな気分である。
あ、”呪い”の事は私自身よくわからなかったし、いらぬ心配をかけるのも嫌だったので二人にも言わなかったけどね。
「まぁ、お嬢様、それでは、王子殿下に対するお気持ちは、もう無いのですね?」とのルルーの問いかけに私は真面目に考えた。
ふぅむ…ローディ王子への想いはどこへ行ったのか?
うん、まぁ小さい頃の”王子様”に対する憧れみたいなものだったし…王子様との結婚!なんてよくある絵本の物語のようでとても素敵におもえたし…。
でも何でかな?あの時は、すっごく好きみたいに思いこんでた???
自分がみっともないと思いこんでいたのと同じ位、そう思いこんでいた気がする。
それよりも何よりも自分がお義母様の言うように王子様にも誰にも好かれることのない価値のない娘だと思いこんだ事に傷ついていただけなのかも?
お母様は私の事が心配で、あえて苦言を呈してくれていたのだと思いこんでいたけど…ちょっと苦言が重すぎたかもしれなかったわね?
マーサやルルーの言う通り、お義母様の言う事は今後あまり気にしないようにしよう。
まぁ、子供の頃の初恋なんて勘違いみたいなものかな?
まぁ、そうじゃない場合も勿論あるんだろうけど…。
今思うとあれを初恋と思って良いのかと思えるほどだ。
むしろ、すっきり爽やか、初恋よさようなら!万歳!って感じ!
そう思うのもルークが気づいてくれて精霊のリュート様に悪いものを祓ってもらったおかげなのかな?
「うん、なんか、婚約破棄になって返って心底良かったと思うわ!殿下ともう一度、婚約したいだなんて、これっぽっちも思わないもの」と笑顔で言うと、マーサとルルーも満面の笑顔になった。
「「お嬢様!良かったですわ!」」
マーサやルルーも安心して喜んでくれたみたいで何よりだ!
ああ、本当に良かった。
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