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四の巻~平成美女は平安(ぽい?)世界で~
86.扶久姫が松茸をご所望です! By亜里沙
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「亜里沙!私、松茸が食べたいわ!」と、普段めったにおねだりなどしない扶久姫がそうのたもうた。
「まぁ、でもこの山に生えていますかね?生えてそうな気もするけど今は春だし…松茸は秋の…」と、私が困惑していると扶久姫が何やらとても良い笑顔で言葉をつなげてきた。
「定近様が、とってもお詳しいそうよ!去年の今頃でも生えているところがあるのですって」
「まぁ!それは良い情報ですね。では早速、定近様にお伺いして松茸狩りに行きましょうか?」と、松茸狩りの準備を始める。
「ええと、手ごろな籠がたしかこのへんに…」と手提げサイズの竹編みの籠を棚から取り出しスコップ代わりに古くなってかけたしゃもじをその籠に放り込む。
私も何だか松茸が食べたくなってきた。
松茸ご飯に土瓶蒸し、素焼きもいいな。腕がなる!
この時代では、それほど高級な食材ではなかったが、ついこの間までいた平成の世界ではそうそう頻繁には食べられない高級食材だ!
思い返せば、扶久姫は平成の世界では、よくキノコ狩りブドウ狩り苺狩り等を楽しんだものだった。
そうか、扶久姫は松茸狩りがしたいのかと私は快く引き受けた。
何といっても扶久姫からのおねだりならいつでも私はいつでもどこでもオールオッケーなのである。
すると扶久姫から意外な言葉が…。
「のんのん!私は待ってるから、定近様と二人で行ってきてちょうだい!なんといっても私は深層のお姫様ですからね。松茸狩りなど行ったりしないのよ」と、言うのだ。
言われてみればその通りなのだが、私に言われずとも姫君らしくしようだなどと随分とこの世界での暮らしに慣れてきたものだ。
頼もしいと思いつつ若干、拍子抜けである。
ちょっと抜けているくらいがいつもの扶久姫なのに、よもや私の方が注意されるとは!?と、何だか可笑しくって笑ってしまった。
「ふふっ、まぁ、そう言えばそうですね。では、とにかくその場所とやらを定近様にお尋ねしてみましょう」と、私は拍子抜けしながらも明るく答えた。
なんだ…てっきり松茸狩りがしたいのかと思ったら、食べたいほうなのかと納得した。
食いしん坊な扶久姫も可愛いんだから♪ふふふっ。
「んふふっ!いっぱいい~っぱい採ってきてね♪」と物凄く期待に満ちた笑顔で扶久姫が両手を組んで上目遣いにお願いしてくる。
かわいい~!
「おまかせあれっ!籠いっぱいとってきますからっっ!」と私は拳を握りしめ定近様の元へ向かった。
姫様ったら、そんなに松茸が食べたかったのね!
待っててくださいましね!
定近様と二人で…などと姫様は言っておられたけれど、なに場所さえ聞けば松茸くらい一人で採ってこれるだろうと私は思っていた。
今夜は松茸尽くしだ!私の腕の見せ所である!大量に松茸をとって片っ端から料理してくれるわ!と鼻息も荒く定近様の元へまっしぐらである!
そして…。
「定近様?おいでですか?」私は障子の外から声をかけた。
すると、障子の向こうで何やらガタンという何やらずっこけたような音がして何故か定近様が、慌てたように障子をはね開けて出てこられた。
「その声は、亜里沙殿っ!」
正直、びっくりした。
何もそんなに焦らなくてもと思いつつ声をかけた。
「まぁ、定近様。何をそんなに慌ててらっしゃいますの?」
「あ、いや、まぁ…。ちょっと、本を読んでいたらうとうとしていて、驚いただけだ」と何やら照れたような顔をされている定近様は何だかかわいらしかった。(寝ぼけてたんだ?ふふっ)
「あら、まぁ、それは起こしてしまいましたね?申し訳ございません」
「な!いや、亜里沙殿を責めている訳ではないぞ!うん、起こしてくれてちょうど良かったくらいじゃ!」
「まぁ、そう言っていただけるとほっといたしました。ふふっ」
そんな会話が続き、その定近様の慌てっぷりと優しい言葉に私は思わず微笑んでしまう。
なんだかなぁ。
ほんとに心の器の広いのほほんとしたお方なのよね~。なごむわぁ~。
って、本題!松茸!と私は、定近様に願い出た。
「じつは、お願いがあってまかりこしました」
「ん?願い?何だろうか?儂で出来る事なら何でもかなえよう」
「まぁ、本当でございますか?では、ぜひ松茸の生えている場所など教えて頂ければと!」
「は?ま…松茸ぇ?」
「はい。松茸でございます」
「あの、ちょっと香りの強いキノコのことか?」
「はい。さようでございます」
「何だ、そんなことか。そんなもんなら、滝つぼを越えたあたりの雑木林にぽこぽこ生えているぞ」
「まぁ!本当でございますか!では、早速、採ってまいります!今晩の夕げには松茸の美味しいお料理をたんとお出しいたしますわね」と、にこやかに答えて早速行こうと踵を返すととっさに肩をつかまれ引き留められた。
「ま!まてまて!」
「は?」何やら焦り顔の定近様が私を思いっきり引き留めた。
なぜに?
「雑木林は滑りやすいし危ない!それにキツネや狼も出るやもしれん!」
「っ!狼ですか?」
狼と聞いてひるんだ私に定近様はまた、ニカッと良い笑顔を見せてくれた。
「なに、儂も一緒に行こう。蛇や毒虫も気をつけねばならんし松茸に似た毒キノコもある。間違えると大ごとだしな」
「ひぇっ、良いのですか?助かります」
狼や蛇と聞いてさすがに怖くなった私は素直に甘えることにした。
「まぁ、でもこの山に生えていますかね?生えてそうな気もするけど今は春だし…松茸は秋の…」と、私が困惑していると扶久姫が何やらとても良い笑顔で言葉をつなげてきた。
「定近様が、とってもお詳しいそうよ!去年の今頃でも生えているところがあるのですって」
「まぁ!それは良い情報ですね。では早速、定近様にお伺いして松茸狩りに行きましょうか?」と、松茸狩りの準備を始める。
「ええと、手ごろな籠がたしかこのへんに…」と手提げサイズの竹編みの籠を棚から取り出しスコップ代わりに古くなってかけたしゃもじをその籠に放り込む。
私も何だか松茸が食べたくなってきた。
松茸ご飯に土瓶蒸し、素焼きもいいな。腕がなる!
この時代では、それほど高級な食材ではなかったが、ついこの間までいた平成の世界ではそうそう頻繁には食べられない高級食材だ!
思い返せば、扶久姫は平成の世界では、よくキノコ狩りブドウ狩り苺狩り等を楽しんだものだった。
そうか、扶久姫は松茸狩りがしたいのかと私は快く引き受けた。
何といっても扶久姫からのおねだりならいつでも私はいつでもどこでもオールオッケーなのである。
すると扶久姫から意外な言葉が…。
「のんのん!私は待ってるから、定近様と二人で行ってきてちょうだい!なんといっても私は深層のお姫様ですからね。松茸狩りなど行ったりしないのよ」と、言うのだ。
言われてみればその通りなのだが、私に言われずとも姫君らしくしようだなどと随分とこの世界での暮らしに慣れてきたものだ。
頼もしいと思いつつ若干、拍子抜けである。
ちょっと抜けているくらいがいつもの扶久姫なのに、よもや私の方が注意されるとは!?と、何だか可笑しくって笑ってしまった。
「ふふっ、まぁ、そう言えばそうですね。では、とにかくその場所とやらを定近様にお尋ねしてみましょう」と、私は拍子抜けしながらも明るく答えた。
なんだ…てっきり松茸狩りがしたいのかと思ったら、食べたいほうなのかと納得した。
食いしん坊な扶久姫も可愛いんだから♪ふふふっ。
「んふふっ!いっぱいい~っぱい採ってきてね♪」と物凄く期待に満ちた笑顔で扶久姫が両手を組んで上目遣いにお願いしてくる。
かわいい~!
「おまかせあれっ!籠いっぱいとってきますからっっ!」と私は拳を握りしめ定近様の元へ向かった。
姫様ったら、そんなに松茸が食べたかったのね!
待っててくださいましね!
定近様と二人で…などと姫様は言っておられたけれど、なに場所さえ聞けば松茸くらい一人で採ってこれるだろうと私は思っていた。
今夜は松茸尽くしだ!私の腕の見せ所である!大量に松茸をとって片っ端から料理してくれるわ!と鼻息も荒く定近様の元へまっしぐらである!
そして…。
「定近様?おいでですか?」私は障子の外から声をかけた。
すると、障子の向こうで何やらガタンという何やらずっこけたような音がして何故か定近様が、慌てたように障子をはね開けて出てこられた。
「その声は、亜里沙殿っ!」
正直、びっくりした。
何もそんなに焦らなくてもと思いつつ声をかけた。
「まぁ、定近様。何をそんなに慌ててらっしゃいますの?」
「あ、いや、まぁ…。ちょっと、本を読んでいたらうとうとしていて、驚いただけだ」と何やら照れたような顔をされている定近様は何だかかわいらしかった。(寝ぼけてたんだ?ふふっ)
「あら、まぁ、それは起こしてしまいましたね?申し訳ございません」
「な!いや、亜里沙殿を責めている訳ではないぞ!うん、起こしてくれてちょうど良かったくらいじゃ!」
「まぁ、そう言っていただけるとほっといたしました。ふふっ」
そんな会話が続き、その定近様の慌てっぷりと優しい言葉に私は思わず微笑んでしまう。
なんだかなぁ。
ほんとに心の器の広いのほほんとしたお方なのよね~。なごむわぁ~。
って、本題!松茸!と私は、定近様に願い出た。
「じつは、お願いがあってまかりこしました」
「ん?願い?何だろうか?儂で出来る事なら何でもかなえよう」
「まぁ、本当でございますか?では、ぜひ松茸の生えている場所など教えて頂ければと!」
「は?ま…松茸ぇ?」
「はい。松茸でございます」
「あの、ちょっと香りの強いキノコのことか?」
「はい。さようでございます」
「何だ、そんなことか。そんなもんなら、滝つぼを越えたあたりの雑木林にぽこぽこ生えているぞ」
「まぁ!本当でございますか!では、早速、採ってまいります!今晩の夕げには松茸の美味しいお料理をたんとお出しいたしますわね」と、にこやかに答えて早速行こうと踵を返すととっさに肩をつかまれ引き留められた。
「ま!まてまて!」
「は?」何やら焦り顔の定近様が私を思いっきり引き留めた。
なぜに?
「雑木林は滑りやすいし危ない!それにキツネや狼も出るやもしれん!」
「っ!狼ですか?」
狼と聞いてひるんだ私に定近様はまた、ニカッと良い笑顔を見せてくれた。
「なに、儂も一緒に行こう。蛇や毒虫も気をつけねばならんし松茸に似た毒キノコもある。間違えると大ごとだしな」
「ひぇっ、良いのですか?助かります」
狼や蛇と聞いてさすがに怖くなった私は素直に甘えることにした。
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