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第27話
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「腹減った……なぁ」
英里子姉ちゃんとオカルト研究会の友人だと言う雲隠さん、華咲さんと出会ったその日。バイクでの帰宅中に何かが起こって意識を失った須田丸は窓もなくどこなのかすらわからない薄暗い部屋に閉じ込められていた。
食料も水もない部屋で英里子姉ちゃんにもらったお菓子やピザでどうにか飢えをしのいでいたもののそれも尽きてしまう。
「須田丸君! 須田丸君やろ!」
背後から聞こえる自分を呼ぶ声と鉄格子をガチャガチヤ叩く音に身を起こす。
「あんた誰? 英里子姉ちゃん……なのか?」
ステームパンクコスプレで牢屋を覗き込む英里子姉ちゃんに須田丸は目をこする。
「せやで! 無事で良かった! ゴブガミ、四次元振り袖頼むで!」
「テッテレーン……食べ物お!」
その隣に立つ細目の平安時代コスプレ男は長い袖に手を突っ込み、水とコンビニおにぎりを取り出す。
「ナイスや、ゴブエモン!」
英里子は牢屋の隙間から水と食料を差し入れる。
「つまりここは姉ちゃんが率いるオカルト研究会が探検している異世界で、俺は何者かに誘拐されてここに閉じ込められていた……そういう事なのか?」
にわかには信じがたい話だが、少年アクション漫画の如く手から炎を出して鉄格子を焼き溶かそうとする二刀流サムライな探と手の中に作り出した液球を凍らせて作った鍵を鍵穴に差し込んでピッキング奮闘する美香を見守るばかりの須田丸は聞き返す。
「そういう事や! 須田丸君は物分かりが早くてたすかるのう!」
「蓑田君、もしわかればだが……君をここに連れ込んだのはどんなヤツだった?」
「ううん、暗闇でよくわからなかったが……なんか白かったような……いや、小さかったか? すまない、よく思い出せないんだ」
「そうか、それならいい。華咲さんに雲隠君のほうはどうだ?」
「だめですね、この金属何で出来ているんだ……いくら熱をかけても曲げられない」
「私もです、先輩。鍵穴に合わせてアイスキーはきちんと形成されているはずなのに……」
各々のエレメント特性を活かして須田丸の牢屋をあけようと奮闘していた探と美香は魔力回復薬と体力回復薬を飲みつつ一息入れる。
「ボクにも確証は持てないんだが……この格子そのものが何らかの条件を満たさないと開かない可能性はあるな」
「ゴブガミそれってつまり……ロケットランチャーを撃ち込んでも壊れない木の柵みたいなもんか?」
「ああマヨイガの管理者たる五武神の性格と好みの問題なんだが、理論上そういう構造や設定にしようと思えば出来るんだ。そうだとしたら面倒だな……」
考え込んでしまうゴブガミを4人が見守っていたその時、唯一の出入り口である背後の扉が閉まる。
「何か来るぞ!」
何かが上から落ちてくるのに気づいた4人はすぐさま散開。武器を構える。
「ハリネズミ…… ?」
短い棘に覆われ、小さくて可愛らしい動物として大人気のハリネズミ。だが4人の目の前に落ちて来た個体は後ろに長く伸びて尖った棘で覆われており、それも含めて8メートル四方はありそうな巨体である。
「いや、あの針の生え方は……ヤマアラシだ!」
巨大ヤマアラシはつぶらなクリクリ目で取り囲む4人を観察していたが、奇妙な鳴き声と共に全身を震わせ始める。
「バリ、 バリ……」
「どっちでもええわ! 来るで!」
「バリバリィィィ! バリィイイイ!」
そして次の瞬間、針が青白い光と共に放電開始。その無差別雷撃が4人を襲う。
『ストーンウォール!』『アクセラート!』
英里子は須田丸の前に岩壁を生成し、安全確保。そのまま小柄な体躯と速度強化を活かして一気に距離を詰める。
『アーススパイク!』
「バリィ!」
本来ならばヴォルトヤマアラシの腹部を貫通するはずだった英里子の岩棘は軽量級ボデイ魔物の脇腹を負傷させて横転させ、いきなりへそ見せ仰向けにされた魔物はパニックのあまり足をばたつかせる。
「チッ、クソが!『エレメントプラス・アース!』」
放電しながらもがく相手を金属の武器でぶん殴るわけにもいかず、英里子は大型モーニングスターの表面を岩でおおって防電仕様化していく。
『ファイアーボール!』
『アイスボール!』
美香と探は英里子が作ったこのチャンスを逃さず、遠距離攻撃。
斜めに撃ちだされた火球と小氷塊がヴォルトヤマアラシの剥き出しの腹に落下していく。
「バリッ!」
「何っ!」
とっさに体を丸めて針玉と化したヴォルトハリネズミは帯電する硬い棘で小氷塊と火球をガード、多少のダメージを負いつつも致命傷は回避する。
「無駄じゃぁぁぁ!」
『ウォールクラッシャー!』
英里子は岩で覆って防電化&ついでに重量UP完了したモーニングスターを振り上げ、敵の防御力を無視して大ダメージを与える打撃武器専用攻撃スキルを使用。モーニングスターを上段に構えて飛び上がる。
「バリィィ!」
丸くなって身動きが取れない状態のヴォルトヤマアラシはこの命の危機に何を思ったのか体を後ろに傾け、そのまま棘をワキワキさせて帯電。それと同時に床に接する棘を柔らかくぺにゃんと曲げる。
「ピギィィィ!」
次の瞬間、硬質化させた棘がしなり戻る反動で飛びあがったのである。
「ぎゃぼっ……」
交わす事も防御も出来ずこのスパイクタックルの直撃を受けた英里子。
『ウォータースライム!』
美香は慌てて弾き飛ばされた英里子をスライム液球クッションで受け止め、そのまま運ばせる。
「なっ、なんて怪我……」
英里子はどうにか生きてはいるようだが、上半身の黒タンクトップは棘で引き裂かれて血まみれになり、電撃攻撃を受けた体は感電火傷で目も当てられない程の重傷だ。
「くそっ!」
あのサンダースパイクタックルを食らったら死ぬ。それはわかっていたが2人を守るためにも探は帯電状態を維持しつつ針を曲げて跳ぶ準備をする魔物に対峙する。
「英里子さん!」
和ろうそくが灯る薄暗い板張りの間。逆エビ固めで縛られて床に放り出されたゴブガミは鳴神乃宮の様子を映す銅鏡に叫ぶ。
「騒ぐな。男のヒステリーは見苦しいぞ」
白狩衣に仮面と烏帽子の少年、魔物出現の混乱に乗じてゴブガミをこの世界に引き込んだナルカミノミヤは無感情な声で言う。
「ナルカミノミヤ、須田丸君をさらうのみならず女の子に大怪我をさせるとはどういうつもりだ!」
「須田丸の件が多少荒すぎたのは認めよう……すまない。ただ、あのチノモノの娘に関しては私に謝罪の義務はない。老若男女関係なく幸運な強き者が生き、弱き者は死ぬ……戦場とはそういう物であろう、武神ゴブガミ」
「……」
一切の感情を排したナルカミノミヤの武神的正論に反論の余地すらないゴブガミは黙る。
「案ずるな、ゴブガミ。あの者らにタメシヤ様に挑んでもらいたいのは私も同じだ。
ただお前は良くも悪くも優しすぎる……それ故に私が試練の鞭をふるってやろうと言うのだ」
無言で銅鏡を覗き込むナルカミノミヤ。身動きの取れないゴブガミは3人の無事を願うばかりだ。
【第28話に続く】
英里子姉ちゃんとオカルト研究会の友人だと言う雲隠さん、華咲さんと出会ったその日。バイクでの帰宅中に何かが起こって意識を失った須田丸は窓もなくどこなのかすらわからない薄暗い部屋に閉じ込められていた。
食料も水もない部屋で英里子姉ちゃんにもらったお菓子やピザでどうにか飢えをしのいでいたもののそれも尽きてしまう。
「須田丸君! 須田丸君やろ!」
背後から聞こえる自分を呼ぶ声と鉄格子をガチャガチヤ叩く音に身を起こす。
「あんた誰? 英里子姉ちゃん……なのか?」
ステームパンクコスプレで牢屋を覗き込む英里子姉ちゃんに須田丸は目をこする。
「せやで! 無事で良かった! ゴブガミ、四次元振り袖頼むで!」
「テッテレーン……食べ物お!」
その隣に立つ細目の平安時代コスプレ男は長い袖に手を突っ込み、水とコンビニおにぎりを取り出す。
「ナイスや、ゴブエモン!」
英里子は牢屋の隙間から水と食料を差し入れる。
「つまりここは姉ちゃんが率いるオカルト研究会が探検している異世界で、俺は何者かに誘拐されてここに閉じ込められていた……そういう事なのか?」
にわかには信じがたい話だが、少年アクション漫画の如く手から炎を出して鉄格子を焼き溶かそうとする二刀流サムライな探と手の中に作り出した液球を凍らせて作った鍵を鍵穴に差し込んでピッキング奮闘する美香を見守るばかりの須田丸は聞き返す。
「そういう事や! 須田丸君は物分かりが早くてたすかるのう!」
「蓑田君、もしわかればだが……君をここに連れ込んだのはどんなヤツだった?」
「ううん、暗闇でよくわからなかったが……なんか白かったような……いや、小さかったか? すまない、よく思い出せないんだ」
「そうか、それならいい。華咲さんに雲隠君のほうはどうだ?」
「だめですね、この金属何で出来ているんだ……いくら熱をかけても曲げられない」
「私もです、先輩。鍵穴に合わせてアイスキーはきちんと形成されているはずなのに……」
各々のエレメント特性を活かして須田丸の牢屋をあけようと奮闘していた探と美香は魔力回復薬と体力回復薬を飲みつつ一息入れる。
「ボクにも確証は持てないんだが……この格子そのものが何らかの条件を満たさないと開かない可能性はあるな」
「ゴブガミそれってつまり……ロケットランチャーを撃ち込んでも壊れない木の柵みたいなもんか?」
「ああマヨイガの管理者たる五武神の性格と好みの問題なんだが、理論上そういう構造や設定にしようと思えば出来るんだ。そうだとしたら面倒だな……」
考え込んでしまうゴブガミを4人が見守っていたその時、唯一の出入り口である背後の扉が閉まる。
「何か来るぞ!」
何かが上から落ちてくるのに気づいた4人はすぐさま散開。武器を構える。
「ハリネズミ…… ?」
短い棘に覆われ、小さくて可愛らしい動物として大人気のハリネズミ。だが4人の目の前に落ちて来た個体は後ろに長く伸びて尖った棘で覆われており、それも含めて8メートル四方はありそうな巨体である。
「いや、あの針の生え方は……ヤマアラシだ!」
巨大ヤマアラシはつぶらなクリクリ目で取り囲む4人を観察していたが、奇妙な鳴き声と共に全身を震わせ始める。
「バリ、 バリ……」
「どっちでもええわ! 来るで!」
「バリバリィィィ! バリィイイイ!」
そして次の瞬間、針が青白い光と共に放電開始。その無差別雷撃が4人を襲う。
『ストーンウォール!』『アクセラート!』
英里子は須田丸の前に岩壁を生成し、安全確保。そのまま小柄な体躯と速度強化を活かして一気に距離を詰める。
『アーススパイク!』
「バリィ!」
本来ならばヴォルトヤマアラシの腹部を貫通するはずだった英里子の岩棘は軽量級ボデイ魔物の脇腹を負傷させて横転させ、いきなりへそ見せ仰向けにされた魔物はパニックのあまり足をばたつかせる。
「チッ、クソが!『エレメントプラス・アース!』」
放電しながらもがく相手を金属の武器でぶん殴るわけにもいかず、英里子は大型モーニングスターの表面を岩でおおって防電仕様化していく。
『ファイアーボール!』
『アイスボール!』
美香と探は英里子が作ったこのチャンスを逃さず、遠距離攻撃。
斜めに撃ちだされた火球と小氷塊がヴォルトヤマアラシの剥き出しの腹に落下していく。
「バリッ!」
「何っ!」
とっさに体を丸めて針玉と化したヴォルトハリネズミは帯電する硬い棘で小氷塊と火球をガード、多少のダメージを負いつつも致命傷は回避する。
「無駄じゃぁぁぁ!」
『ウォールクラッシャー!』
英里子は岩で覆って防電化&ついでに重量UP完了したモーニングスターを振り上げ、敵の防御力を無視して大ダメージを与える打撃武器専用攻撃スキルを使用。モーニングスターを上段に構えて飛び上がる。
「バリィィ!」
丸くなって身動きが取れない状態のヴォルトヤマアラシはこの命の危機に何を思ったのか体を後ろに傾け、そのまま棘をワキワキさせて帯電。それと同時に床に接する棘を柔らかくぺにゃんと曲げる。
「ピギィィィ!」
次の瞬間、硬質化させた棘がしなり戻る反動で飛びあがったのである。
「ぎゃぼっ……」
交わす事も防御も出来ずこのスパイクタックルの直撃を受けた英里子。
『ウォータースライム!』
美香は慌てて弾き飛ばされた英里子をスライム液球クッションで受け止め、そのまま運ばせる。
「なっ、なんて怪我……」
英里子はどうにか生きてはいるようだが、上半身の黒タンクトップは棘で引き裂かれて血まみれになり、電撃攻撃を受けた体は感電火傷で目も当てられない程の重傷だ。
「くそっ!」
あのサンダースパイクタックルを食らったら死ぬ。それはわかっていたが2人を守るためにも探は帯電状態を維持しつつ針を曲げて跳ぶ準備をする魔物に対峙する。
「英里子さん!」
和ろうそくが灯る薄暗い板張りの間。逆エビ固めで縛られて床に放り出されたゴブガミは鳴神乃宮の様子を映す銅鏡に叫ぶ。
「騒ぐな。男のヒステリーは見苦しいぞ」
白狩衣に仮面と烏帽子の少年、魔物出現の混乱に乗じてゴブガミをこの世界に引き込んだナルカミノミヤは無感情な声で言う。
「ナルカミノミヤ、須田丸君をさらうのみならず女の子に大怪我をさせるとはどういうつもりだ!」
「須田丸の件が多少荒すぎたのは認めよう……すまない。ただ、あのチノモノの娘に関しては私に謝罪の義務はない。老若男女関係なく幸運な強き者が生き、弱き者は死ぬ……戦場とはそういう物であろう、武神ゴブガミ」
「……」
一切の感情を排したナルカミノミヤの武神的正論に反論の余地すらないゴブガミは黙る。
「案ずるな、ゴブガミ。あの者らにタメシヤ様に挑んでもらいたいのは私も同じだ。
ただお前は良くも悪くも優しすぎる……それ故に私が試練の鞭をふるってやろうと言うのだ」
無言で銅鏡を覗き込むナルカミノミヤ。身動きの取れないゴブガミは3人の無事を願うばかりだ。
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