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【最終話・EPILOGUE】
【最終話・EPILOGUE】
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タメシヤノミコト様と五武神、その冥加を授かったもののふ達VSヤミノミヤノミコト・死巫女ルイと5体の眷属魔獣との激闘から3年後……関東近郊某県にある地方都市、迷処(マヨイガ)町にある私立壇条学院。
施設棟に向かう廊下を歩くのは男子高等部生と女子高等部生だ。
「アリスさん、生徒会お疲れさまです」
かつての父を思わせるイケメン男子高校生に成長し、壇条学院高等部2年生にして風紀委員長となった雲隠 武(くもがくれ たける)。
「いえいえ、タケル君こそお疲れさま……アナタがいるから私、頑張れるのよ!!」
それに応じる金髪ロングヘアをポニーテイルにした女子高等部生。
壇条学院高等部2年生にして生徒会長である御鐵院・オウル・アリスはオウル家の血筋である青い瞳で微笑む。
「タケル君は今日どのくらい行けそう?」
「ううん、そうだな……他のメンバーのコンディションもあるから何とも言えないけど。
アリスさんはどんな感じですか?」
「私は元気150%デスよ!! オカルト研究部の青春満喫タイム……楽しみすぎネ!」
「ははっ……」
もののふ女子として右手甲に刻まれた金色の『雷』紋を見せつけつつ力こぶアピールするアリスに微笑み返したタケルはスマホを取り出し、マヨイガもののふ専用スマホアプリ 『マヨイガゲート』 アイコンをタップする。
3年前、世界最大級の金融投資機関ノンゴールド社頭取、御鐵院さんのブラックカードと世界的現代アーティストTHE・ERIKOの札束ビンタで貸し切りにしたロイヤルガスト迷処駅前店にて和睦した2人の奇跡の巫女とその郎党達。
その後、甚大な魔力エントロピーバランス崩壊により自然消滅不可避であった闇乃宮を既に6つの世界を内包していたマヨイガ異世界に取り込む事で数百年の歴史を持つマヨイガの儀は大きく様変わり。
五武神の試練を達成してマヨイガ紋を神紋化する事で挑めるようになる5つの追加試練、『闇乃宮』で最深部で待ち構える五大魔獣を倒す事で大邪神ヤミノミヤノミコト様から漆黒の邪神紋がもののふの左手甲に刻まれるようになったのである。
かつてマヨイガの儀を達成し、神紋持ちの壇条学院オカルト研究会メンバーだった5人の大先輩もののふ達もこの追加試練に挑んでおり、一筋縄ではいかぬ試練に苦しめられつつも二度目の青春として激闘を楽しんでいるらしい。
「生徒会終わったよっと……あれっ?」
世界的名門校の推薦入試を全て蹴ってこの壇条学院高等部に入学し、マヨイガの儀に勤しむ御鐵院アリスにより次世代もののふの新たな拠点として設けられたオカルト研究部メンバーにグループチャットで連絡しようとしたタケル。
マヨイガの儀に欠かせないもののふ専用アプリ 『マヨイガゲート』のお知らせ履歴を確認したタケルはオカルト研究部のもののふ3人が開放されたばかりの闇乃宮に入場中だと言う表示に驚きの表情を浮かべる。
「3人で闇乃宮に……何かのエラー表示か?」
自身の火神紋の力で封が解かれているとは言え3人だけで挑むなんてのはあり得ない。
タケルは再確認する。
「タケル君、私のマヨイガゲートも同じ表示だわ……つまりこれは、まずいわよ」
火神紋と雷神紋を持つタケルとアリスがいないマヨイガ紋持ちの3人だけで先達もののふでも苦戦不可避な場所に入るなんて自殺行為だ。
タケルとアリスは思わず顔を見合わせる。
「とにかく急いで僕達もマヨイガ入りしましょう!!」
「ええ、急ぎますよ!!」
2人はすぐにゴブガミ顧問謹製の神棚が置かれたオカルト研究部部室へ駆け足で向かう。
『ミゲェェェェェ!! ギェェェェ!!』
『エレメントプラス・カマイタチ!! カマイタチ!! カマイタチ!!』
黒みがかかった赤い石造りの地下迷宮、闇乃宮:火。
その広場で鍋牛型の超巨大魔物、マルノミカタツムリの軟体から突き出して来る触腕に足を取られて逆さづりにされた黒上ボブヘアーの少女・雲隠 愛美(くもがくれ えみ)はシャツとズボンと軽鎧全てに風エレメントプラスガード。
マルノミカタツムリは乱杭歯が剥き出しな口腔を氷で塞がれて美味しそうな獲物を丸呑み捕食出来ないのみならず目に見えない風刃で触腕をスパスパ切られる一方のお預け状態に苛立ちの胞嘩を上げている。
「石堂くん、どうしよう!? このままじゃエミちゃんが食べられちゃうよ!!」
タケルとアリスの生徒会が終わる前に装備強化とアイテム収集、スキルポイント獲得のためマヨイガ入りしたものの間違えて闇乃宮入りしてしまい超巨大魔物に出くわしたオカルト研究部メンバー。
小柄な丸眼鏡の少年な『水』マヨイガ紋使いの蓑田 智(みのた とも)、中等部1年生はマルノミカタツムリの口腔にかけたエレメントプラス・アイスを維持しつつ隣の仲間に叫ぶ。「うるせえ、 トモ!! とにかくお前はウォーターステルスとエレメントプラス・アイスを維持してくれ!! 先輩達が来れないなら……俺らで出来る事をやるしかねえ!!」
『クリエイト・ストーンボール』
壇条学院一の美少女・雲隠愛美先輩に告白したのがきっかけでマヨイガ入りし、もののふとして『地』のマヨイガ紋を授かった元野球部員、石堂 翔太郎(いしどう しょうたろう)は解析済みの巻き貝弱点目掛けて生成した石球を連続高速投球する。
『グゲェェェェ?』
「まずい!! 気づかれたよ!!」
魔力切れを起こしつつあるエミを触腕で締め上げながら硬度が落ち始めた口腔内の氷を乱杭歯ですりつぶすマルノミカタツムリ。
次の獲物を感知した巨大魔物はゆっくりとその巨体を旋回させながらトモと翻太郎の方に向かってくる。
『アースチェンジ・ドウクツ!!』
マヨイガ紋の力で足下に空洞を作り出して一時避難しようとする翻太郎。
だが攻撃に魔力を使いすぎてしまったが故にそれは不発に終わる。
「あっ、やべえ……」
「ママ……」
魔力切れでぐったりしているエミ先輩を喜々として口腔上に持ち上げつつ、自分達にも触腕を伸ばして来るマルノミカタツムリ。
若きもののふ2人が敗北を悟ったその時だった。
『エレメントプラス・ダークフアイア!!』
『ギャェェェェェ!!』
どこからか飛んできてマルノミカタツムリの頑強な殻を貫通する槍。
長柄物が纏う黒炎に殻を焦がされ、内臓を焼かれるカタツムリ魔物は悲鳴を上げながら軟体上半身を揺する。
「石堂君に智君、無事か!?」
「タケルさん!!」
息も荒くぐったりしたエミを抱えたままファイアージェットで2人の目の前に着地するタケルリーダー。
その頼もしさに2人は思わず涙する。
「事情は後で部室で聞く!! とにかく今はアイツを倒すぞ」
「タケル!! ワタシもいるヨ!!」
白銀に輝く西洋鎧に身を包み、身の丈程もある分厚く巨大な鉄塊大剣を背負った金髪の乙女騎士。
マヨイガ入りした雷神紋使いの女傑、御鐵院・オウル・アリスはマルノミカタツムリに正面から対時しつつ背中の大剣を抜く。
『サンダーオーバードライブ!! エレメントプラス・ヴォルト』
開放された雷神紋の力を流し込まれ、青白い閃光を放つ程の轟雷を帯びる大剣。
「覚悟しやがるがヨイですよ……このスケべ畜生。
オメェ如きがエミちゃんを美味しくいただこうなんて100年早ええぞ?」
『ギギ……』
大剣を突きつけてくる御繊院アリスの大見得を前にどうにか上半身を起こし、威圧するマルノミカタツムリ。
「僕のダークファイアをハラワタに食らっても立てるのか……流石は闇乃宮の大型魔物と言ったところだな」
3年前の戦いでホワイトフレア暴発させ、死巫女ルイに闇魔力を凝縮させた魔力結晶『七魂(セブンスソウル)』を与えられたタケル。
それにより特例的にマヨイガ神紋とは系統が異なる闇の魔力も使えるようになっていたタケルは予備の槍を構えたまま驚く。
「お兄ちゃん、私もやってやるわ!! 不意打ちとは言えあんな屈辱を受けるなんて……許せないもの!!」
大戦扇を広げ、風ェレメント技をぶちかます気満々のエミ。
「僕もやります……先輩!!」
マヨイガアーティストな英里子ママ&須田丸パパ謹製のマヨイガ武器、二丁拳銃ボニー&クライドを腰から抜くトモ。
「フアイト百発、やったりますぜ(未来の)義兄さん!!」
投球攻撃用ストーンボールを創生し終えた翻太郎。
「よしっ……ひとまずはあいつを倒すぞ!!」
「おうっ!!」
マヨイガの儀はまだ終わらない。
新たな試練を引き継いだ若人達はいずれ越えるべき者に追いつくべく、今、この場で各々が持てる力の全てを目の前の敵に叩きつけるのであった。
【ダンジョンマスター先輩!! (冒険に)付き合ってあげるからオカルト研究会の存続に協力してください2!! ~闇乃宮と涙怨の巫女~ F I N】
施設棟に向かう廊下を歩くのは男子高等部生と女子高等部生だ。
「アリスさん、生徒会お疲れさまです」
かつての父を思わせるイケメン男子高校生に成長し、壇条学院高等部2年生にして風紀委員長となった雲隠 武(くもがくれ たける)。
「いえいえ、タケル君こそお疲れさま……アナタがいるから私、頑張れるのよ!!」
それに応じる金髪ロングヘアをポニーテイルにした女子高等部生。
壇条学院高等部2年生にして生徒会長である御鐵院・オウル・アリスはオウル家の血筋である青い瞳で微笑む。
「タケル君は今日どのくらい行けそう?」
「ううん、そうだな……他のメンバーのコンディションもあるから何とも言えないけど。
アリスさんはどんな感じですか?」
「私は元気150%デスよ!! オカルト研究部の青春満喫タイム……楽しみすぎネ!」
「ははっ……」
もののふ女子として右手甲に刻まれた金色の『雷』紋を見せつけつつ力こぶアピールするアリスに微笑み返したタケルはスマホを取り出し、マヨイガもののふ専用スマホアプリ 『マヨイガゲート』 アイコンをタップする。
3年前、世界最大級の金融投資機関ノンゴールド社頭取、御鐵院さんのブラックカードと世界的現代アーティストTHE・ERIKOの札束ビンタで貸し切りにしたロイヤルガスト迷処駅前店にて和睦した2人の奇跡の巫女とその郎党達。
その後、甚大な魔力エントロピーバランス崩壊により自然消滅不可避であった闇乃宮を既に6つの世界を内包していたマヨイガ異世界に取り込む事で数百年の歴史を持つマヨイガの儀は大きく様変わり。
五武神の試練を達成してマヨイガ紋を神紋化する事で挑めるようになる5つの追加試練、『闇乃宮』で最深部で待ち構える五大魔獣を倒す事で大邪神ヤミノミヤノミコト様から漆黒の邪神紋がもののふの左手甲に刻まれるようになったのである。
かつてマヨイガの儀を達成し、神紋持ちの壇条学院オカルト研究会メンバーだった5人の大先輩もののふ達もこの追加試練に挑んでおり、一筋縄ではいかぬ試練に苦しめられつつも二度目の青春として激闘を楽しんでいるらしい。
「生徒会終わったよっと……あれっ?」
世界的名門校の推薦入試を全て蹴ってこの壇条学院高等部に入学し、マヨイガの儀に勤しむ御鐵院アリスにより次世代もののふの新たな拠点として設けられたオカルト研究部メンバーにグループチャットで連絡しようとしたタケル。
マヨイガの儀に欠かせないもののふ専用アプリ 『マヨイガゲート』のお知らせ履歴を確認したタケルはオカルト研究部のもののふ3人が開放されたばかりの闇乃宮に入場中だと言う表示に驚きの表情を浮かべる。
「3人で闇乃宮に……何かのエラー表示か?」
自身の火神紋の力で封が解かれているとは言え3人だけで挑むなんてのはあり得ない。
タケルは再確認する。
「タケル君、私のマヨイガゲートも同じ表示だわ……つまりこれは、まずいわよ」
火神紋と雷神紋を持つタケルとアリスがいないマヨイガ紋持ちの3人だけで先達もののふでも苦戦不可避な場所に入るなんて自殺行為だ。
タケルとアリスは思わず顔を見合わせる。
「とにかく急いで僕達もマヨイガ入りしましょう!!」
「ええ、急ぎますよ!!」
2人はすぐにゴブガミ顧問謹製の神棚が置かれたオカルト研究部部室へ駆け足で向かう。
『ミゲェェェェェ!! ギェェェェ!!』
『エレメントプラス・カマイタチ!! カマイタチ!! カマイタチ!!』
黒みがかかった赤い石造りの地下迷宮、闇乃宮:火。
その広場で鍋牛型の超巨大魔物、マルノミカタツムリの軟体から突き出して来る触腕に足を取られて逆さづりにされた黒上ボブヘアーの少女・雲隠 愛美(くもがくれ えみ)はシャツとズボンと軽鎧全てに風エレメントプラスガード。
マルノミカタツムリは乱杭歯が剥き出しな口腔を氷で塞がれて美味しそうな獲物を丸呑み捕食出来ないのみならず目に見えない風刃で触腕をスパスパ切られる一方のお預け状態に苛立ちの胞嘩を上げている。
「石堂くん、どうしよう!? このままじゃエミちゃんが食べられちゃうよ!!」
タケルとアリスの生徒会が終わる前に装備強化とアイテム収集、スキルポイント獲得のためマヨイガ入りしたものの間違えて闇乃宮入りしてしまい超巨大魔物に出くわしたオカルト研究部メンバー。
小柄な丸眼鏡の少年な『水』マヨイガ紋使いの蓑田 智(みのた とも)、中等部1年生はマルノミカタツムリの口腔にかけたエレメントプラス・アイスを維持しつつ隣の仲間に叫ぶ。「うるせえ、 トモ!! とにかくお前はウォーターステルスとエレメントプラス・アイスを維持してくれ!! 先輩達が来れないなら……俺らで出来る事をやるしかねえ!!」
『クリエイト・ストーンボール』
壇条学院一の美少女・雲隠愛美先輩に告白したのがきっかけでマヨイガ入りし、もののふとして『地』のマヨイガ紋を授かった元野球部員、石堂 翔太郎(いしどう しょうたろう)は解析済みの巻き貝弱点目掛けて生成した石球を連続高速投球する。
『グゲェェェェ?』
「まずい!! 気づかれたよ!!」
魔力切れを起こしつつあるエミを触腕で締め上げながら硬度が落ち始めた口腔内の氷を乱杭歯ですりつぶすマルノミカタツムリ。
次の獲物を感知した巨大魔物はゆっくりとその巨体を旋回させながらトモと翻太郎の方に向かってくる。
『アースチェンジ・ドウクツ!!』
マヨイガ紋の力で足下に空洞を作り出して一時避難しようとする翻太郎。
だが攻撃に魔力を使いすぎてしまったが故にそれは不発に終わる。
「あっ、やべえ……」
「ママ……」
魔力切れでぐったりしているエミ先輩を喜々として口腔上に持ち上げつつ、自分達にも触腕を伸ばして来るマルノミカタツムリ。
若きもののふ2人が敗北を悟ったその時だった。
『エレメントプラス・ダークフアイア!!』
『ギャェェェェェ!!』
どこからか飛んできてマルノミカタツムリの頑強な殻を貫通する槍。
長柄物が纏う黒炎に殻を焦がされ、内臓を焼かれるカタツムリ魔物は悲鳴を上げながら軟体上半身を揺する。
「石堂君に智君、無事か!?」
「タケルさん!!」
息も荒くぐったりしたエミを抱えたままファイアージェットで2人の目の前に着地するタケルリーダー。
その頼もしさに2人は思わず涙する。
「事情は後で部室で聞く!! とにかく今はアイツを倒すぞ」
「タケル!! ワタシもいるヨ!!」
白銀に輝く西洋鎧に身を包み、身の丈程もある分厚く巨大な鉄塊大剣を背負った金髪の乙女騎士。
マヨイガ入りした雷神紋使いの女傑、御鐵院・オウル・アリスはマルノミカタツムリに正面から対時しつつ背中の大剣を抜く。
『サンダーオーバードライブ!! エレメントプラス・ヴォルト』
開放された雷神紋の力を流し込まれ、青白い閃光を放つ程の轟雷を帯びる大剣。
「覚悟しやがるがヨイですよ……このスケべ畜生。
オメェ如きがエミちゃんを美味しくいただこうなんて100年早ええぞ?」
『ギギ……』
大剣を突きつけてくる御繊院アリスの大見得を前にどうにか上半身を起こし、威圧するマルノミカタツムリ。
「僕のダークファイアをハラワタに食らっても立てるのか……流石は闇乃宮の大型魔物と言ったところだな」
3年前の戦いでホワイトフレア暴発させ、死巫女ルイに闇魔力を凝縮させた魔力結晶『七魂(セブンスソウル)』を与えられたタケル。
それにより特例的にマヨイガ神紋とは系統が異なる闇の魔力も使えるようになっていたタケルは予備の槍を構えたまま驚く。
「お兄ちゃん、私もやってやるわ!! 不意打ちとは言えあんな屈辱を受けるなんて……許せないもの!!」
大戦扇を広げ、風ェレメント技をぶちかます気満々のエミ。
「僕もやります……先輩!!」
マヨイガアーティストな英里子ママ&須田丸パパ謹製のマヨイガ武器、二丁拳銃ボニー&クライドを腰から抜くトモ。
「フアイト百発、やったりますぜ(未来の)義兄さん!!」
投球攻撃用ストーンボールを創生し終えた翻太郎。
「よしっ……ひとまずはあいつを倒すぞ!!」
「おうっ!!」
マヨイガの儀はまだ終わらない。
新たな試練を引き継いだ若人達はいずれ越えるべき者に追いつくべく、今、この場で各々が持てる力の全てを目の前の敵に叩きつけるのであった。
【ダンジョンマスター先輩!! (冒険に)付き合ってあげるからオカルト研究会の存続に協力してください2!! ~闇乃宮と涙怨の巫女~ F I N】
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