103 / 111
【第七章:最終任務・ミクラ・ブレイン破壊指令!!】
【第103話】
しおりを挟む
「お前ら、ピッグマン様に遅れるなあ!!」
ピッグマンが自慢のドリルハンマーで破壊した正門から突入し、ステルス擬態を解除して共に中央管理室の制圧に向かうレジスタンス軍第35部隊メンバー。.
『シンニュウシャハイジョ!! ハイジョセョ!!』
「させるかタコがあ!!」
「しね、ブリキ野郎!!」
派手に正門をぶっ壊して侵入してきた敵を数の暴力で繊滅すべく、一気に押し寄せてくる量産型アンドロイドソルジャ部隊と武装ドローン編隊。
かつてパンイチ&スポーツブラの捕囚者だった第35部隊はしなやかな防電インナーと頑強なプロテクターでその電撃弾や銃弾をものともせず電撃弾で反撃。
行く手をを塞ぐ戦闘用アンドロイドを返り討ちにしながら肩にドリルハンマーを乗せてズシンドシンと走るピッグマンを並走援護する。
『……おめえら、止まれブウ!!』
「!!」
そんな快進撃の中、足を止めたピッグマンとソルジャー達の前方から耳に響くビリビリと言う振動音。
『お前ら、伏せるブウ!!』
何かが来ると察したソルジャー達はすぐにうつ伏せになって身を低くする。
『グラビディ・ストーム!!』
「なっ、なんだあれは!?」
目に見えない何かに潰されるようにメキメキとへこみ続ける狭い廊下。
『タイヒセョ、タイヒセョ!! タイ……』
ブラックホールに吸い込まれたかのように浮き上がり、そのまま引き延ばされて捻じ曲げられてバラバラの鉄片になっていく量産型敵アンドロイド。
眼には見えないが、間違いなく前方から渦巻く衝撃波(?)のような何かが迫り来ている。
『おめえら動くなブウ!! おいらに任せるブウ!!』
逃げ場のない状況に追い込まれた1体と多数。
サン博士に切り込み隊長を命じられたピッグマンはすぐに腹に手を差し込み、バァン!!と内蔵武装を露出させる。
『サンマイカ・チャァァジ!!』
かつてゴソウカン最上階を火の海にした火炎放射兵器、ピッグ・フアイアー。
完全機能停止したコウガイジから回収されたアンドロイド専用特殊兵器・サンマイカがメカニックソルジャー・ジェイコブとサン博士の手で組み込まれて超改造されたそれは轟音と共に熱を溜め始める。
「ピッグマン殿!! 間に合いま・・・・・・」
直接目視は出来ないものの、地面や壁をえぐり壊す痕跡や宙を舞う鉄くずと共にピッグマンとレジスタンスソル ジャー達に迫りくる衝撃旋風。
ピッグマンの迎撃が間に合わないと判断したソルジャー達が後退回避しようとしたその時だった。
『バショウセン!!』
ソルジャー達の目前で突如発生した重力圧はグラビディ・トルネードを一瞬だが停止。
そのまま完全消滅には至らなかったものの、その威力を削いで鈍化させてしまう。
『ナイスだブゥ、エロガッパ!! 爆ぜ飛べ!! 師弟合体兵器……』
最大限界までエネルギーをチャージし終えたピッグ・ファイアーのロックを解除すると同時に足を踏ん張るピッグマン。
『サンマイカキャノン!!』
ドゴガォォオォオン!!
轟音と共に熱エネルギーを完全開放するサンマイカ・ピッグファイアー。
そのエネルギーは巨大な火柱となって一直線に射出。
その熱で施設機器を一瞬で溶解蒸発させるのみならず、重力操作技術を応用した特殊物理兵器技がぶつかり合う事で発生する対消滅の連鎖反応で全てが破壊されていく。
『ほほほ、危ないところでしたなソルジャーの皆さん……』
ピッグマンのサンマイカ・ピッグファイアーによる大破壊から数メートルと離れていない地点に設けられた特殊 物理兵器コウキンジョウによる球形シェルター内。
エデン第4区画・エネルギー生産管理施設の機能停止任務でピッグマン部隊と共に侵入していたカッパマンは迷彩コートを解除し、レジスタンスソルジャー達の無事を確かめる。
『さて、皆さんがドンパチやってくださったおかげで私の華麗なるニンジャサーチでここの地図は完全把握!! 荒事はピッグマン君に任せて急ぎますぞ!!』
「イエス!!」
突入部隊としてサン博士により支給されていたステルスコートを取り出したソルジャー達はすぐにそれを着用。
カッパマンとの作戦行動を開始する。
【MMS 第104話につづく】
ピッグマンが自慢のドリルハンマーで破壊した正門から突入し、ステルス擬態を解除して共に中央管理室の制圧に向かうレジスタンス軍第35部隊メンバー。.
『シンニュウシャハイジョ!! ハイジョセョ!!』
「させるかタコがあ!!」
「しね、ブリキ野郎!!」
派手に正門をぶっ壊して侵入してきた敵を数の暴力で繊滅すべく、一気に押し寄せてくる量産型アンドロイドソルジャ部隊と武装ドローン編隊。
かつてパンイチ&スポーツブラの捕囚者だった第35部隊はしなやかな防電インナーと頑強なプロテクターでその電撃弾や銃弾をものともせず電撃弾で反撃。
行く手をを塞ぐ戦闘用アンドロイドを返り討ちにしながら肩にドリルハンマーを乗せてズシンドシンと走るピッグマンを並走援護する。
『……おめえら、止まれブウ!!』
「!!」
そんな快進撃の中、足を止めたピッグマンとソルジャー達の前方から耳に響くビリビリと言う振動音。
『お前ら、伏せるブウ!!』
何かが来ると察したソルジャー達はすぐにうつ伏せになって身を低くする。
『グラビディ・ストーム!!』
「なっ、なんだあれは!?」
目に見えない何かに潰されるようにメキメキとへこみ続ける狭い廊下。
『タイヒセョ、タイヒセョ!! タイ……』
ブラックホールに吸い込まれたかのように浮き上がり、そのまま引き延ばされて捻じ曲げられてバラバラの鉄片になっていく量産型敵アンドロイド。
眼には見えないが、間違いなく前方から渦巻く衝撃波(?)のような何かが迫り来ている。
『おめえら動くなブウ!! おいらに任せるブウ!!』
逃げ場のない状況に追い込まれた1体と多数。
サン博士に切り込み隊長を命じられたピッグマンはすぐに腹に手を差し込み、バァン!!と内蔵武装を露出させる。
『サンマイカ・チャァァジ!!』
かつてゴソウカン最上階を火の海にした火炎放射兵器、ピッグ・フアイアー。
完全機能停止したコウガイジから回収されたアンドロイド専用特殊兵器・サンマイカがメカニックソルジャー・ジェイコブとサン博士の手で組み込まれて超改造されたそれは轟音と共に熱を溜め始める。
「ピッグマン殿!! 間に合いま・・・・・・」
直接目視は出来ないものの、地面や壁をえぐり壊す痕跡や宙を舞う鉄くずと共にピッグマンとレジスタンスソル ジャー達に迫りくる衝撃旋風。
ピッグマンの迎撃が間に合わないと判断したソルジャー達が後退回避しようとしたその時だった。
『バショウセン!!』
ソルジャー達の目前で突如発生した重力圧はグラビディ・トルネードを一瞬だが停止。
そのまま完全消滅には至らなかったものの、その威力を削いで鈍化させてしまう。
『ナイスだブゥ、エロガッパ!! 爆ぜ飛べ!! 師弟合体兵器……』
最大限界までエネルギーをチャージし終えたピッグ・ファイアーのロックを解除すると同時に足を踏ん張るピッグマン。
『サンマイカキャノン!!』
ドゴガォォオォオン!!
轟音と共に熱エネルギーを完全開放するサンマイカ・ピッグファイアー。
そのエネルギーは巨大な火柱となって一直線に射出。
その熱で施設機器を一瞬で溶解蒸発させるのみならず、重力操作技術を応用した特殊物理兵器技がぶつかり合う事で発生する対消滅の連鎖反応で全てが破壊されていく。
『ほほほ、危ないところでしたなソルジャーの皆さん……』
ピッグマンのサンマイカ・ピッグファイアーによる大破壊から数メートルと離れていない地点に設けられた特殊 物理兵器コウキンジョウによる球形シェルター内。
エデン第4区画・エネルギー生産管理施設の機能停止任務でピッグマン部隊と共に侵入していたカッパマンは迷彩コートを解除し、レジスタンスソルジャー達の無事を確かめる。
『さて、皆さんがドンパチやってくださったおかげで私の華麗なるニンジャサーチでここの地図は完全把握!! 荒事はピッグマン君に任せて急ぎますぞ!!』
「イエス!!」
突入部隊としてサン博士により支給されていたステルスコートを取り出したソルジャー達はすぐにそれを着用。
カッパマンとの作戦行動を開始する。
【MMS 第104話につづく】
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
恥ずかしい 変身ヒロインになりました、なぜならゼンタイを着ただけのようにしか見えないから!
ジャン・幸田
ファンタジー
ヒーローは、 憧れ かもしれない しかし実際になったのは恥ずかしい格好であった!
もしかすると 悪役にしか見えない?
私、越智美佳はゼットダンのメンバーに適性があるという理由で選ばれてしまった。でも、恰好といえばゼンタイ(全身タイツ)を着ているだけにしかみえないわ! 友人の長谷部恵に言わせると「ボディラインが露わだしいやらしいわ! それにゼンタイってボディスーツだけど下着よね。法律違反ではないの?」
そんなこと言われるから誰にも言えないわ! でも、街にいれば出動要請があれば変身しなくてはならないわ! 恥ずかしい!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる