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#1 マリエットホテル2504号室にて
1-6 マリエットホテル2504号室にて
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深い口づけを交わすうち、体温が上昇した直矢はバスローブを脱ぎ去った。
覚えたばかりのキスが癖になったようで、シオンは舌先の愛撫に夢中だった。その間に、直矢は清潔な制服を器用に脱がしていく。ワイシャツのボタンをすべて外しにかかった時、シオンは恥ずかしそうに身を捩った。
「あっ……胸はダメ……!」
「……恥ずかしがらないでいい」
だが、咄嗟に胸元を隠した手は、容易に退かされてしまう。
激務の合間に鍛え上げられた、逞しい腕力には敵わない。はだけたシャツは滑り落ち、陶器のように滑らかな肌が露わになった。
「っ……乳首が大きくて……恥ずかしい、から……」
ナイトライトに照らされた、白い肌に咲く二つの果実。
桃色の面積は人一倍広く、外気に晒された頂きはぷっくりと勃ち上がっている。
思いがけない光景に、直矢は反射的に喉を鳴らした。
「本当だ……男の子でこんなに大きな子がいるとはね」
「うっ……だから、見られたくなかったのに……!」
未開発の肉体に、これほどいやらしい性感帯を秘めているとは。萎えさせるどころか、男の欲望をますます駆り立てた。
「……でも、いじめ甲斐があるな」
「ひっ……!?」
淫らな胸の尖りを、直矢は間近でじっと観察する。
これまで見たどれよりも張りのある膨らみを、舌で乳輪をなぞるように刺激した。
「あっ……んん……ぅ……!」
いじらしい突起に口づけ、舌先で舐ると、さらに硬さを帯びてくる。
未知の感覚に、シオンは堪らず背中を仰け反らせた。
「ふぁっ……!?はぁ、アぁっ……!」
コンプレックスに価値を見出す瞬間ほど、面白い慰み物はない。まっさらなキャンバスに、忘れられない快楽を教え込めるということだ。
直矢は優越感に浸りながら、愛撫の手を進めていく。うっすらと引き締まった腹筋から、慎ましいへその窪み、なだらかな下腹部へと。
視線を下へ落とせば、純白の下着の中で、可愛らしいモノが窮屈そうに存在を主張している。
ショーツのウエストバンドをずらして、直矢はわずかに笑みを溢した。布の中を覗き見れば、思わず嗜虐心をそそられてしまう。
「君は……女を抱いたこともないのかな」
「……っ……!?」
心無い辱めに、シオンは頬を真っ赤に紅潮させる。
図星なのだろう。きゅっと口を噤んで、黙ったまま視線を逸らしてしまう。
「……言わなくてもすぐにわかるさ」
反面、貞操を守り抜いてきたという事実は、男を存分に喜ばせた。
純潔を蹂躙する喜びほど、雄の支配欲を掻き立てるものはないからだ。
「あっ……ナオヤさん!?一体、何を……!」
繭に閉じこもった幼い蛹。
未成熟な肉体を花開かせるために、直矢はゆっくりと甘皮を捲っていく。
「あっ、あ……!そんなに剥かないでぇ……!」
「見てごらん。さくらんぼみたいに可愛い色をしてるよ」
優しく剥いてやると、充血した先端がぷるっと顔を出す。
穢れを知らない禁断の果実は、鮮やかなチェリーピンクに染まっていた。その途端、鈴口から先走りがとぷりと溢れ出す。戸惑いながらも、しっかりと感じているのだ。
あまりの痴態に本人は直視することもできない。とうとうシオンは涙を溢し始めた。
「っう……ひどいです……!さっきから意地悪なことばかり……」
「悪かった、許してくれ。優しくするから……」
「本当に……?」
直矢はあやすように、濡れた瞼に口づけた。心なしか、涙までも甘い。
漆黒に見えた髪はよく観察するとダークモーブで、ランプシェードの紫と相俟って艶やかだ。左目の下のほくろが、ベッドの上の青年をより官能的に見せていた。
直矢は再び唇を重ね、瑞々しい裸体を隈なく搔き抱いた。
キスを繰り返しながら腰を押し付け合っていると、直矢自身もまた硬く滾っていく。シオンは布越しに、肥大する質量を敏感に感じ取った。
「んっ……ナオヤさんのすごく大きくて……男らしい……」
「ああ……君のせいでこうなったんだよ」
視覚的な興奮のせいで、男の欲望は頂点に達しようとしている。
いつの間にか勃ち上がったペニスは、最早ショーツの中に収まりきれそうにない。
「俺のことも慰めてくれる?」
「でも……どうやって……?」
直矢は挑発的に微笑むと、豊かな双丘に手を伸ばした。
たわわに実った尻を弄り、奥まった窄まりに指先で触れる。シオンは目を見開いて、太腿をぶるりと震わせた。
「男同士だと……ここを使うんだってね」
「!そんな……所を……?」
「……怖いなら止めようか?」
眉を下げて困惑する様子のシオンだが、無理もない。
受け入れる側に大きな負担を強いるのだ。直矢も無理強いをするつもりもなく、一夜限りの関係を楽しめれば良かった。このまま眠ってしまっても構わない。
それほどまで、この生き物を愛らしく感じ始めていたのだ。
「っ……平気です……早く、大人になりたいから……」
覚えたばかりのキスが癖になったようで、シオンは舌先の愛撫に夢中だった。その間に、直矢は清潔な制服を器用に脱がしていく。ワイシャツのボタンをすべて外しにかかった時、シオンは恥ずかしそうに身を捩った。
「あっ……胸はダメ……!」
「……恥ずかしがらないでいい」
だが、咄嗟に胸元を隠した手は、容易に退かされてしまう。
激務の合間に鍛え上げられた、逞しい腕力には敵わない。はだけたシャツは滑り落ち、陶器のように滑らかな肌が露わになった。
「っ……乳首が大きくて……恥ずかしい、から……」
ナイトライトに照らされた、白い肌に咲く二つの果実。
桃色の面積は人一倍広く、外気に晒された頂きはぷっくりと勃ち上がっている。
思いがけない光景に、直矢は反射的に喉を鳴らした。
「本当だ……男の子でこんなに大きな子がいるとはね」
「うっ……だから、見られたくなかったのに……!」
未開発の肉体に、これほどいやらしい性感帯を秘めているとは。萎えさせるどころか、男の欲望をますます駆り立てた。
「……でも、いじめ甲斐があるな」
「ひっ……!?」
淫らな胸の尖りを、直矢は間近でじっと観察する。
これまで見たどれよりも張りのある膨らみを、舌で乳輪をなぞるように刺激した。
「あっ……んん……ぅ……!」
いじらしい突起に口づけ、舌先で舐ると、さらに硬さを帯びてくる。
未知の感覚に、シオンは堪らず背中を仰け反らせた。
「ふぁっ……!?はぁ、アぁっ……!」
コンプレックスに価値を見出す瞬間ほど、面白い慰み物はない。まっさらなキャンバスに、忘れられない快楽を教え込めるということだ。
直矢は優越感に浸りながら、愛撫の手を進めていく。うっすらと引き締まった腹筋から、慎ましいへその窪み、なだらかな下腹部へと。
視線を下へ落とせば、純白の下着の中で、可愛らしいモノが窮屈そうに存在を主張している。
ショーツのウエストバンドをずらして、直矢はわずかに笑みを溢した。布の中を覗き見れば、思わず嗜虐心をそそられてしまう。
「君は……女を抱いたこともないのかな」
「……っ……!?」
心無い辱めに、シオンは頬を真っ赤に紅潮させる。
図星なのだろう。きゅっと口を噤んで、黙ったまま視線を逸らしてしまう。
「……言わなくてもすぐにわかるさ」
反面、貞操を守り抜いてきたという事実は、男を存分に喜ばせた。
純潔を蹂躙する喜びほど、雄の支配欲を掻き立てるものはないからだ。
「あっ……ナオヤさん!?一体、何を……!」
繭に閉じこもった幼い蛹。
未成熟な肉体を花開かせるために、直矢はゆっくりと甘皮を捲っていく。
「あっ、あ……!そんなに剥かないでぇ……!」
「見てごらん。さくらんぼみたいに可愛い色をしてるよ」
優しく剥いてやると、充血した先端がぷるっと顔を出す。
穢れを知らない禁断の果実は、鮮やかなチェリーピンクに染まっていた。その途端、鈴口から先走りがとぷりと溢れ出す。戸惑いながらも、しっかりと感じているのだ。
あまりの痴態に本人は直視することもできない。とうとうシオンは涙を溢し始めた。
「っう……ひどいです……!さっきから意地悪なことばかり……」
「悪かった、許してくれ。優しくするから……」
「本当に……?」
直矢はあやすように、濡れた瞼に口づけた。心なしか、涙までも甘い。
漆黒に見えた髪はよく観察するとダークモーブで、ランプシェードの紫と相俟って艶やかだ。左目の下のほくろが、ベッドの上の青年をより官能的に見せていた。
直矢は再び唇を重ね、瑞々しい裸体を隈なく搔き抱いた。
キスを繰り返しながら腰を押し付け合っていると、直矢自身もまた硬く滾っていく。シオンは布越しに、肥大する質量を敏感に感じ取った。
「んっ……ナオヤさんのすごく大きくて……男らしい……」
「ああ……君のせいでこうなったんだよ」
視覚的な興奮のせいで、男の欲望は頂点に達しようとしている。
いつの間にか勃ち上がったペニスは、最早ショーツの中に収まりきれそうにない。
「俺のことも慰めてくれる?」
「でも……どうやって……?」
直矢は挑発的に微笑むと、豊かな双丘に手を伸ばした。
たわわに実った尻を弄り、奥まった窄まりに指先で触れる。シオンは目を見開いて、太腿をぶるりと震わせた。
「男同士だと……ここを使うんだってね」
「!そんな……所を……?」
「……怖いなら止めようか?」
眉を下げて困惑する様子のシオンだが、無理もない。
受け入れる側に大きな負担を強いるのだ。直矢も無理強いをするつもりもなく、一夜限りの関係を楽しめれば良かった。このまま眠ってしまっても構わない。
それほどまで、この生き物を愛らしく感じ始めていたのだ。
「っ……平気です……早く、大人になりたいから……」
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