鬼宿る

元保安官らの生い立ち

アランやビルらは元保安官。
僕には想像もつかないほど長生き
(実際には死んでいるけどね)
南北戦争の頃は法の整備を頼るには
まだアメリカは脆弱だった。
町に保安官が居れば良い方だが居なければ自警団が町を守るので精一杯だが
自由気ままなアウトローな奴らは失うものが無いので
小さな町に来たらイナゴが農作物を喰い尽くすように町を貪り皆殺しにして他の小さな町を探してはそこを襲撃してはまた移動を繰り返す。
そんな時代の中でも勇気がある者は保安官に指名されたり自らなる者もいる。
保安官を長年続けると町の人々に愛され
善にとどまる者以外に
金と女に卑しくなり悪にそまる者も現れてくる。
保安官の立場をフル活用して取り締まるふりをして犯罪を繰り返す。
銀行強盗から列車強盗、
銃と保安官のバッチをフル活用し
やりたい放題な奴らが
この広大なアメリカに沢山いたのだ。
沢山居た分
たくさん悪保安官も摘発され
処刑されたのだが
散々悪業して来た分
まわりからの恨みも強く
見せしめに野ざらしにして
野犬や野鳥に生きながら喰わせ
時間を掛けて死刑執行をしていた。
どんな悪党でも生きながら喰われる辛さは耐え難いものであったのであろう
朝だろうが深夜だろうが
生きている限り苦しみながら喰い千切らる辛さは
例えようは無い。
町の奴らを死ぬ間際まで呪った。
一部の悲惨な死に方をした者は成仏出来ず
本人も気付かずに土地に縛られて浮遊霊に。
念が土地に留まり地縛霊になった者で100年以上
呪いその呪いの深みが最大になった時に地縛霊から自由気ままに行動する悪霊になって行くのだ。
念が強い悪霊の中には
稀ではあるが
人に取り憑き自由を得る輩(ヤカラ)もいる。
人生のうち一度は
町の頂点に立つ程の保安官は
頭がキレそして商才もある。
その上　人の扱いも上手い。
小悪党で心の弱い奴らは直ぐに心を支配し
洗脳して手下として地廻りとして働かされる。
売春婦、
闇賭博、
闇ドラック。
闇ドラックは即効性が強い割に覚めるのが早いが
依存度が高いので売春婦経由の常連客を確保してるので売春の上がりと闇ドラックの上がりで毎月安定した売上が見られる。
闇賭博は悪霊達に　僕が焼きを入れたので
殺人無しとなったので今後どう？
闇のエンターテイメントとして殺害無しで盛り上げるか？が課題である。
やはり命懸けの闘いは魅力的だと思うが試合に負け命を奪われ人の目から光が失せるのは
見たく無いものだ。
バトルロイヤルにして混戦にするか？
意外と混戦は目移りして飽きるし！
悩むが商売上手な悪霊達に任せるしかない。
あの闇金は今後僕の財産になるからだ。　
この世は金⁈
僕の闇のお仕事には沢山の資金が必要。
僕の知らない
悪魔
悪霊、
獣人、
吸血鬼、
魔導師。
死神
たまたま
僕の方が出会った奴らよりも能力が高いが
上には上が必ずいる。
実際に異次元の恐竜には
祖母達の力を借りなければ僕は勝てない。
異次元の生粋の鬼達に
僕の知らない武器によっては
負ける可能性は大きい。
まだ祖母達も知らない
異次元の鬼達の武器があるかもしれない。
とにかく闇金は必要。
僕も悪霊保安官と同じように表と裏の
地元の警察官になるつもりだ。
地元の警察官を表の副業として裏の警察官としては本業となる闇賭博の運営を問題なく行う為に服従しない悪霊や獣人、
魔人供を潰す闇の法の執行人になるつもりなのだ。とりあえずは！
オバのススメの医師免を取ってからになるが。
働き者の悪霊は組織化して行動する傾向があるが
アウトロー真っしぐらな悪霊を見付けて取り締まるのは非常に難しい。
獣人らも今のところ
ロシア系の奴等しか出逢って無いが
ヒスパニックの獣人、
吸血鬼、
魔人、
悪魔
僕は悪魔とは
未だに出逢っては居ない。
このまま仮想の敵なままで出逢う事無く済めば良いと強く祈るばかりだ。