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第33話
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種族亜神ってなんだ!?え?俺神なの?え?
MPも測定不能ってどうしたの?ちゃんとして?そのための鑑定でしょ?
「村長!?どうしたんですか!?」
「あ?あ、あぁごめんごめん」
これ、どう伝えたらいい?正直に言う?いや、そんなことしたら近寄り難いとか言われて離れられる可能性も?ここはなんとか穏便に…。
「い、いやぁ、魔力量が想像以上に多かったんで、ちょっとビックリしただけだよぉ」
「そんなに多かったのですね、どのくらいなんですか?」
「え?あぁ、えっと、魔力量の平均ってどのくらいなんだ?」
「そうですね、我々エルフが亜人の中では1番平均値が高くて、5000程度はあります」
「へー、そうなんだ」
「それで、村長はどのくらいなんですか?」
「え?えっと…100万?」
「「「100万!?」」」
「すごいですね!魔族でも1万くらいが確か平均だったのに!」
「ケンイチさんは神様かなにかなのですか?」
ギクゥ!
「そんなわけないじゃないですか、何言ってるんですか」
「ソ、ソウダヨー、アハハ」
あっぶねぇ!バレるとこだった!
亜神ってことは俺寿命とか無いのかなぁ。
そういや教会に行けば神様と話せるって言ってたっけ。
街に行くのは嫌だし…教会、作るか。
「とりあえずその話は置いといて、移住の件だよね、鬼人族の方は家事が出来るって聞いたんだけど」
「あ、はい、我々は誰かに仕えることで力が増す種族なので、家事全般は出来るように育てられています」
「力が増す?それって身体能力向上みたいな感じ?」
「そのようなものです」
「へー…仕える?誰に?」
「村長でしょ」
「村長だな」
「村長では?」
ですよね。
「分かった、何か儀式みたいなことするの?」
「いえ、我々が主と認め、主様がそれを良しとすれば大丈夫です」
「そっか、じゃあこれからよろしく」
ということで鬼人族40人ほど、代表者ヨルがフリーデン村にやってきた。
「魔族国には1度行ってみたいな」
「それはどうして?」
「鬼人族の男を連れ去ったって言ってたからね、出来ることなら取り返したいでしょ?」
「ふふっ、お優しいですね」
「そう?当たり前の感覚だと思うけどな」
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「村長!?どうしたんですか!?」
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これ、どう伝えたらいい?正直に言う?いや、そんなことしたら近寄り難いとか言われて離れられる可能性も?ここはなんとか穏便に…。
「い、いやぁ、魔力量が想像以上に多かったんで、ちょっとビックリしただけだよぉ」
「そんなに多かったのですね、どのくらいなんですか?」
「え?あぁ、えっと、魔力量の平均ってどのくらいなんだ?」
「そうですね、我々エルフが亜人の中では1番平均値が高くて、5000程度はあります」
「へー、そうなんだ」
「それで、村長はどのくらいなんですか?」
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「「「100万!?」」」
「すごいですね!魔族でも1万くらいが確か平均だったのに!」
「ケンイチさんは神様かなにかなのですか?」
ギクゥ!
「そんなわけないじゃないですか、何言ってるんですか」
「ソ、ソウダヨー、アハハ」
あっぶねぇ!バレるとこだった!
亜神ってことは俺寿命とか無いのかなぁ。
そういや教会に行けば神様と話せるって言ってたっけ。
街に行くのは嫌だし…教会、作るか。
「とりあえずその話は置いといて、移住の件だよね、鬼人族の方は家事が出来るって聞いたんだけど」
「あ、はい、我々は誰かに仕えることで力が増す種族なので、家事全般は出来るように育てられています」
「力が増す?それって身体能力向上みたいな感じ?」
「そのようなものです」
「へー…仕える?誰に?」
「村長でしょ」
「村長だな」
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ですよね。
「分かった、何か儀式みたいなことするの?」
「いえ、我々が主と認め、主様がそれを良しとすれば大丈夫です」
「そっか、じゃあこれからよろしく」
ということで鬼人族40人ほど、代表者ヨルがフリーデン村にやってきた。
「魔族国には1度行ってみたいな」
「それはどうして?」
「鬼人族の男を連れ去ったって言ってたからね、出来ることなら取り返したいでしょ?」
「ふふっ、お優しいですね」
「そう?当たり前の感覚だと思うけどな」
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