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第31話
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ダンジョンで様々な調味料が創れるようになったので食事の幅が広がる、と思った。
しかし、料理人がいない。
いつもは俺がお手本を見せ、料理出来る人が作る。
洗濯も「そろそろ臭くなってきた」という人がいたらクリーンの魔法が使える人に頼む。
掃除は気づいた人がやる程度。
そう、家事をしてくれる人がいないのだ。
それをマリーに相談。
「家事、ですか」
「そう、誰か来てくれそうな人いない?」
「うーん、そういえば鬼人族がメイドとしてよく働きに出ているとは聞きますね」
「鬼人族かぁ、村はどの辺にありそうなの?」
「すみません、村の場所はちょっと…」
「そっかぁ」
「ただ、メイドとして働きに出ているということは街に近い場所にあるのかもしれません」
「街…ってなると半年くらいってことか、うん、今のとこパスだな」
鬼人族は今のところ接点は無さそうだなぁ、そう思っていた。
マリーに相談してから3週間後、村に鬼人族たちが来た。
「私たちをこの村に移住させてはもらえませんか?」
しかし、料理人がいない。
いつもは俺がお手本を見せ、料理出来る人が作る。
洗濯も「そろそろ臭くなってきた」という人がいたらクリーンの魔法が使える人に頼む。
掃除は気づいた人がやる程度。
そう、家事をしてくれる人がいないのだ。
それをマリーに相談。
「家事、ですか」
「そう、誰か来てくれそうな人いない?」
「うーん、そういえば鬼人族がメイドとしてよく働きに出ているとは聞きますね」
「鬼人族かぁ、村はどの辺にありそうなの?」
「すみません、村の場所はちょっと…」
「そっかぁ」
「ただ、メイドとして働きに出ているということは街に近い場所にあるのかもしれません」
「街…ってなると半年くらいってことか、うん、今のとこパスだな」
鬼人族は今のところ接点は無さそうだなぁ、そう思っていた。
マリーに相談してから3週間後、村に鬼人族たちが来た。
「私たちをこの村に移住させてはもらえませんか?」
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