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第19話
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「ケンイチさん、そろそろここの名前決めませんか?」
マリーが突然そう言ってきた。
「ここの場所?あぁ確かにな、いつまでも名無しのままじゃカッコつかないもんな」
「ケンイチ村でもいいですけ」
「脚下だ」
「まぁ嫌ですよね、普通ならそこに住んでいる種族の名前で決まるんですけど、ここはすでに人族、エルフ族、アラクネ族がいますからね」
「うーん、フリーデン村ってのはどうだ?」
「フリーデン村?どういった意味があるんですか?」
「俺の元いた世界の言葉で、確か平和って意味だ」
「平和…いいですね、では皆を集めてここの名前を発表しましょう」
その日の夜、フリーデン村と名付けたことを発表し、宴会となった。
宴会…となるとあれが欲しくなるよな。
次の日、俺は今ある畑とは別の場所を耕した。
「ケンイチさん、何してるんですか?」
「いや、ぶどうを育てようと思ってな」
「ブドウ?ってなんですか?」
「んー、果物だな、ワインの材料になる」
「ワイン…!お酒ですか!」
ワインっていう言葉はあるんだな。
「あぁ、昨日の宴会であったらなと思って、っと、種は出来たな」
「楽しみです!」
俺はぶどうの他にもリンゴ、ミカン、柿、桃、梨などを植えてみた。
さすがに木になるものは1日では出来ず、5日ほどで出来た。
いやそれでも5日で出来るんかい。
「これがぶどう…ワインの材料なんですね!」
「あぁ、作り方は何となくしか覚えていないんだが…」
「そうなんですか…」
「まぁそのうち出来るようになるだろう、とりあえず今は作れるだけ作ろう」
「そうですね」
そうして果物をバンバン作っていった。
アイテムボックスは無制限だし、リスト化もされるから本当に便利だ。
村ではマリーがお酒が飲める!と話し回ったせいか、作れないと言うとお酒ショックが起きた。
まぁそのうちお酒作りが出来る人を呼ぶから待っててな。
アラクネたちによる布製品作りが進み、カーテンやベッド、服などが出来てきた。
ただ、ベッドの中身はただの葉っぱなのでもっといいのは無いのかと聞いたら。
「グレートコッコという鳥型の魔物から取れる羽がフカフカで気持ちいいのですが、凶暴な魔物で強いのであまり量が取れなくて…」
と言われたのでダンジョンコアに聞いてみたら。
「グレートグルバなら出せるよ?うーんと、40階層くらいになら出せるかな」
と言われたので早速グレートコッコを狩りに行った。
50匹ほど狩り、これで足りるかと聞いたら、目を真っ白にさせてしまった。
うん、慣れてくれ。
マリーが突然そう言ってきた。
「ここの場所?あぁ確かにな、いつまでも名無しのままじゃカッコつかないもんな」
「ケンイチ村でもいいですけ」
「脚下だ」
「まぁ嫌ですよね、普通ならそこに住んでいる種族の名前で決まるんですけど、ここはすでに人族、エルフ族、アラクネ族がいますからね」
「うーん、フリーデン村ってのはどうだ?」
「フリーデン村?どういった意味があるんですか?」
「俺の元いた世界の言葉で、確か平和って意味だ」
「平和…いいですね、では皆を集めてここの名前を発表しましょう」
その日の夜、フリーデン村と名付けたことを発表し、宴会となった。
宴会…となるとあれが欲しくなるよな。
次の日、俺は今ある畑とは別の場所を耕した。
「ケンイチさん、何してるんですか?」
「いや、ぶどうを育てようと思ってな」
「ブドウ?ってなんですか?」
「んー、果物だな、ワインの材料になる」
「ワイン…!お酒ですか!」
ワインっていう言葉はあるんだな。
「あぁ、昨日の宴会であったらなと思って、っと、種は出来たな」
「楽しみです!」
俺はぶどうの他にもリンゴ、ミカン、柿、桃、梨などを植えてみた。
さすがに木になるものは1日では出来ず、5日ほどで出来た。
いやそれでも5日で出来るんかい。
「これがぶどう…ワインの材料なんですね!」
「あぁ、作り方は何となくしか覚えていないんだが…」
「そうなんですか…」
「まぁそのうち出来るようになるだろう、とりあえず今は作れるだけ作ろう」
「そうですね」
そうして果物をバンバン作っていった。
アイテムボックスは無制限だし、リスト化もされるから本当に便利だ。
村ではマリーがお酒が飲める!と話し回ったせいか、作れないと言うとお酒ショックが起きた。
まぁそのうちお酒作りが出来る人を呼ぶから待っててな。
アラクネたちによる布製品作りが進み、カーテンやベッド、服などが出来てきた。
ただ、ベッドの中身はただの葉っぱなのでもっといいのは無いのかと聞いたら。
「グレートコッコという鳥型の魔物から取れる羽がフカフカで気持ちいいのですが、凶暴な魔物で強いのであまり量が取れなくて…」
と言われたのでダンジョンコアに聞いてみたら。
「グレートグルバなら出せるよ?うーんと、40階層くらいになら出せるかな」
と言われたので早速グレートコッコを狩りに行った。
50匹ほど狩り、これで足りるかと聞いたら、目を真っ白にさせてしまった。
うん、慣れてくれ。
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