W職業持ちの異世界スローライフ

Nowel

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第11話

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「あ、ケンイチさんおか…ええぇぇえぇ!?」

「ただいま、どうした?」

「いや、あの、そこ、そこにいるの」

「あ、あぁタイガか?さっきテイムしたんだ」

「て、テイム!?ブラックアンバーをですか!?」

ブラックアンバー、そんな名前だったのか。

「なんだ?そんなに驚くことか?」

「いいですか?ブラックアンバーはリラルナ大森林の生態系の頂点に立つ聖獣です、魔物ではなく聖獣なんです」

「魔物と聖獣の違いはなんだ?」

「魔物とは魔素の影響により変化したり、理性を失ってしまったもののことです、聖獣はその名の通り聖なる獣、魔の影響を聖に変えることの出来るもののことです」

「なるほどなぁ、まぁよく分からんけどテイムした!」

「…はぁ、歩くビックリ箱さん、とりあえず家はあと1週間あれば出来ますよ」

「俺の呼び名変わってない?っていうかそんなに早く出来るんだ」

「えぇ、簡単なものですからね、もっとしっかりしたものだと2月か3月ほどかかります」

「了解、それまでは木の空洞で過ごすとするか」

「私たちの分も用意してください」

「はいはい」

そうして木の空洞を5つほど用意した。

俺が魔物狩りに行っている間、スラはエルフたちにめちゃくちゃ構われていたらしい。

オークの肉が大量に手に入ったことを伝えるとみんな喜んでいた。

オーク肉は相当美味しいらしい。

持ってきてよかった。

ついでにダンジョンのことも伝えると、ダンジョン攻略をしましょうと言われた。

理由を聞くと、ダンジョンは攻略すると所有権が攻略した人に譲渡されるらしい。

そしてダンジョンは色々と改造することが出来るらしい。

人族国では3つのダンジョンが、魔族国では4つのダンジョンが改造、運営されているらしい。

ってか国がちゃんとあったんだな。

他にも国はあるのかと聞いたら、この2つだけらしい。

遥か昔から戦争が続いているらしく、今は辛うじて平和の時代らしい。

戦争なんて無意味なんだからやめた方がいいのに。

まぁ戦争してるなら俺はこの森の中でのんびり暮らしていますかね。
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