3 / 35
第3話
しおりを挟む
橋を渡り始めて20分ほどすると扉が見えてきた。
でっかい扉だなぁ、これを開ければいいのか?
「あぁ!!!ちょっと待って!!!」
女の人の声が聞こえ辺りを見回す。
すると上の方から誰かが降りてきた。
「間に合ってよかったぁ…。あなたね、今回の転移者は」
はい、鈴木健一と言います。
「初めまして、サーラルの神の1柱、水神のアクアスです」
アクアス様…1柱って言いましたけど、他に神様は何人いるんですか?
「私の他に火神ヤランディ、風神シルフィール、土神アースィル、光神ライクス、闇神ダークス、そして創造神のフリューム様がいます」
7神…多いですね。
「ふふっ、あなたの国の神々に比べたら全然少ないですよ」
それもそうか、八百万の神って言うもんな。
それで、水神様がなんの用で?
「あっそうそう、あなたそのままその扉開けたらダメよ」
えっ?どうしてですか?
「あなたまだ自分の身体創ってないでしょ、そのままだと魂のまま生きることになるわよ?」
マジか、それは困ります。どうしたら?
「今から身体を創るから、とりあえずどんな身体がいいか想像してみて」
うーん、元の世界じゃ身長が160くらいでバカにされたから190くらいは欲しいよなぁ。
それで髪は金…いや、銀髪のほうがかっこいいかな?
体格はスラッとしてるけど筋肉質で…。
って、俺こんないかにもな想像なんてするやつだったかな…、恥ずかし。
「あら、あなた気付いてないの?この橋を渡りながら若返ってるのよ?年相応でいいじゃない、私は好きよ」
マジか、そこら辺説明せずに送り出したな橋の神様。
「ま、とりあえず身体はこんな感じね………はい、創り終わったわよ、通ってもいいわ」
え?もう終わったんですか?
「神様をなめないでちょうだい、このくらい朝飯前よ」
おぉ、さすがは神様だ。
それじゃ、行ってきます。
「困ったときは教会でお祈りするのよ、力は貸せないけど相談くらいなら聞いてあげるから」
ありがとうございます。
俺は扉を開けた。
瞬間、目の前が真っ暗になった。
でっかい扉だなぁ、これを開ければいいのか?
「あぁ!!!ちょっと待って!!!」
女の人の声が聞こえ辺りを見回す。
すると上の方から誰かが降りてきた。
「間に合ってよかったぁ…。あなたね、今回の転移者は」
はい、鈴木健一と言います。
「初めまして、サーラルの神の1柱、水神のアクアスです」
アクアス様…1柱って言いましたけど、他に神様は何人いるんですか?
「私の他に火神ヤランディ、風神シルフィール、土神アースィル、光神ライクス、闇神ダークス、そして創造神のフリューム様がいます」
7神…多いですね。
「ふふっ、あなたの国の神々に比べたら全然少ないですよ」
それもそうか、八百万の神って言うもんな。
それで、水神様がなんの用で?
「あっそうそう、あなたそのままその扉開けたらダメよ」
えっ?どうしてですか?
「あなたまだ自分の身体創ってないでしょ、そのままだと魂のまま生きることになるわよ?」
マジか、それは困ります。どうしたら?
「今から身体を創るから、とりあえずどんな身体がいいか想像してみて」
うーん、元の世界じゃ身長が160くらいでバカにされたから190くらいは欲しいよなぁ。
それで髪は金…いや、銀髪のほうがかっこいいかな?
体格はスラッとしてるけど筋肉質で…。
って、俺こんないかにもな想像なんてするやつだったかな…、恥ずかし。
「あら、あなた気付いてないの?この橋を渡りながら若返ってるのよ?年相応でいいじゃない、私は好きよ」
マジか、そこら辺説明せずに送り出したな橋の神様。
「ま、とりあえず身体はこんな感じね………はい、創り終わったわよ、通ってもいいわ」
え?もう終わったんですか?
「神様をなめないでちょうだい、このくらい朝飯前よ」
おぉ、さすがは神様だ。
それじゃ、行ってきます。
「困ったときは教会でお祈りするのよ、力は貸せないけど相談くらいなら聞いてあげるから」
ありがとうございます。
俺は扉を開けた。
瞬間、目の前が真っ暗になった。
876
お気に入りに追加
1,410
あなたにおすすめの小説
異世界転生してしまったがさすがにこれはおかしい
増月ヒラナ
ファンタジー
不慮の事故により死んだ主人公 神田玲。
目覚めたら見知らぬ光景が広がっていた
3歳になるころ、母に催促されステータスを確認したところ
いくらなんでもこれはおかしいだろ!
元34才独身営業マンの転生日記 〜もらい物のチートスキルと鍛え抜いた処世術が大いに役立ちそうです〜
ちゃぶ台
ファンタジー
彼女いない歴=年齢=34年の近藤涼介は、プライベートでは超奥手だが、ビジネスの世界では無類の強さを発揮するスーパーセールスマンだった。
社内の人間からも取引先の人間からも一目置かれる彼だったが、不運な事故に巻き込まれあっけなく死亡してしまう。
せめて「男」になって死にたかった……
そんなあまりに不憫な近藤に神様らしき男が手を差し伸べ、近藤は異世界にて人生をやり直すことになった!
もらい物のチートスキルと持ち前のビジネスセンスで仲間を増やし、今度こそ彼女を作って幸せな人生を送ることを目指した一人の男の挑戦の日々を綴ったお話です!
異世界転生でチートを授かった俺、最弱劣等職なのに実は最強だけど目立ちたくないのでまったりスローライフをめざす ~奴隷を買って魔法学(以下略)
朝食ダンゴ
ファンタジー
不慮の事故(死神の手違い)で命を落としてしまった日本人・御厨 蓮(みくりや れん)は、間違えて死んでしまったお詫びにチートスキルを与えられ、ロートス・アルバレスとして異世界に転生する。
「目立つとろくなことがない。絶対に目立たず生きていくぞ」
生前、目立っていたことで死神に間違えられ死ぬことになってしまった経験から、異世界では決して目立たないことを決意するロートス。
十三歳の誕生日に行われた「鑑定の儀」で、クソスキルを与えられたロートスは、最弱劣等職「無職」となる。
そうなると、両親に将来を心配され、半ば強制的に魔法学園へ入学させられてしまう。
魔法学園のある王都ブランドンに向かう途中で、捨て売りされていた奴隷少女サラを購入したロートスは、とにかく目立たない平穏な学園生活を願うのだった……。
※『小説家になろう』でも掲載しています。
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
異世界でネットショッピングをして商いをしました。
ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。
それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。
これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ)
よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m
hotランキング23位(18日11時時点)
本当にありがとうございます
誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。
元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
元勇者パーティーで雑用係をしていたが、追放されてしまった。
しかし彼は本当は最強でしかも、真の実力を隠していた!
今は辺境の小さな村でひっそりと暮らしている。
そうしていると……?
※第3回HJ小説大賞一次通過作品です!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる