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第1章 (1回目の人生とすれ違い期間)
15話
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今日はギル様とお出掛けする日だ!
ギル様とは庭園や図書館、お家でマナーを教えてくれたりと一緒にいることも増え、とても楽しいけど、今日は初めて外に一緒にでかけに行くから少しだけドキドキしてる…。
コンコン。
「フィル、もう起きてるか?」
「はい!起きてます」
「開けるぞ。まだ着替えは終わってないのか?」
「あの…普段街に出掛けたことがないので、どんな服を着たらいいのか迷ってしまって…」
「そうだったのか…。なら今回は私が選ぼう」
「ありがとうございます」
ギル様が服を選んでくださるなんて幸せだな…。本当に嬉しい。
その時のフィルの顔は耳が赤く笑った顔はとても可愛くて、色っぽかった。
それを見たギルは少し、ドギマギしてしまった…。
「これはどうだ?」
「わあ!ありがとうございます!すごく素敵ですね」
ギルが選んだ服は白いワイシャツに黒のパンツ、そして紫色の刺繍が入ったものだった。
「きっとフィルに似合うと思うよ」
「ありがとうございます!あの…着替えるので後ろを向いて頂いてもいいですか…?」
「あ、ああ。後ろを向いて待ってるな」
ギル様も待っていることだし早く着替えなくちゃな!
ダメだとは思ったが、少しだけ後ろを見てしまった…。
俺は驚いた…。報告書でフィルの痣をみていたが、まさかここまで爛れた火傷のあとみたいになっているとは…。
かなり痛そうだ…。痣だから痛くはないのだろうか…。
聞きたくても聞けない…。それが物凄くもどかしかった。
着替えを終えてフィルと馬車に乗り込んだ。
いつもは護衛を連れることもあるが、今日は二人きりで出掛けることは言ってある。
フィルが楽しんでくれるといいな…。
____________
次回ついにお出掛け編です!ストックがなく話が短いときもありますが、よろしくお願いします!
ギル様とは庭園や図書館、お家でマナーを教えてくれたりと一緒にいることも増え、とても楽しいけど、今日は初めて外に一緒にでかけに行くから少しだけドキドキしてる…。
コンコン。
「フィル、もう起きてるか?」
「はい!起きてます」
「開けるぞ。まだ着替えは終わってないのか?」
「あの…普段街に出掛けたことがないので、どんな服を着たらいいのか迷ってしまって…」
「そうだったのか…。なら今回は私が選ぼう」
「ありがとうございます」
ギル様が服を選んでくださるなんて幸せだな…。本当に嬉しい。
その時のフィルの顔は耳が赤く笑った顔はとても可愛くて、色っぽかった。
それを見たギルは少し、ドギマギしてしまった…。
「これはどうだ?」
「わあ!ありがとうございます!すごく素敵ですね」
ギルが選んだ服は白いワイシャツに黒のパンツ、そして紫色の刺繍が入ったものだった。
「きっとフィルに似合うと思うよ」
「ありがとうございます!あの…着替えるので後ろを向いて頂いてもいいですか…?」
「あ、ああ。後ろを向いて待ってるな」
ギル様も待っていることだし早く着替えなくちゃな!
ダメだとは思ったが、少しだけ後ろを見てしまった…。
俺は驚いた…。報告書でフィルの痣をみていたが、まさかここまで爛れた火傷のあとみたいになっているとは…。
かなり痛そうだ…。痣だから痛くはないのだろうか…。
聞きたくても聞けない…。それが物凄くもどかしかった。
着替えを終えてフィルと馬車に乗り込んだ。
いつもは護衛を連れることもあるが、今日は二人きりで出掛けることは言ってある。
フィルが楽しんでくれるといいな…。
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次回ついにお出掛け編です!ストックがなく話が短いときもありますが、よろしくお願いします!
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