いつの間にか異世界転移してイケメンに囲まれていましたが頑張って生きていきます。

アメショもどき

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第2章 街に出てみよう

43話EXTRA 朝

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 昨日の顔合わせを兼ねた夕食の後、ユニさんたちとミゲルくんたちはまた仕事に戻っていった。

 夕食のあとも深夜までまた書類の山に埋もれるらしい。

 みんな本当に大変そうで、一日中ゴロゴロしているのが申し訳なくなる。

 明日、いや、たぶんもう今日からは僕も手伝えるので頑張ろうと思う。

 アッキーは今日は用事があるので裏庭の森から出られないと言っていた。

 そういうわけで今夜は僕の恋人たちは誰もいない。

 だからこれは昨日してなくて溜まってしまった僕の夢だろう。

 日本にいた時もこういう経験はあった。

 とても気持ちよく、そして、朝起きた時精液で濡れたパンツを見てとても惨めな思いをする夢を見ることが。

 

 いつも以上に硬くなってる気がする僕のペニスを誰かが舐め回してる。

 僕の恋人たちとは違う、なんていうか……すごいテクニシャンな舐め方だ。

 僕の恋人たちの舐め方はそれぞれ個性的で、みんな実体験を元に僕の弱点を責めたりわざと責めなかったりしてくる。

 でも、今舐めてくれてる人は違う。

 男なら絶対にここは気持ちいいっていう所を的確に責め抜いてくる。

 ぶっちゃけていってしまうと、ペニスがとろけるくらい気持ちいい。

 唾液を大量に含んだグジュグジュの口に包まれて、ペニスにまとわりつくようにベロが這い回る。

 かと思えば、口全体を使ってジュッポジュッポとリズミカルな音を立ててペニスを扱き上げてくれる。

 気持ちよくて亀頭が張り詰めてきたのを見計らったかのように、ヌチャヌチャのベロが亀頭を舐め回す。

 カリ首の辺りを執拗に舐められて、思わず腰が浮いちゃう。

 もうやばい。

 精液がもうペニスの根本に溜まってはち切れそうなのが分かる。

 目を覚まさないとパンツが悲惨なことになるのはわかっているのに起きれない。

 むしろ、起きたくない。

 この気持ち良すぎる口内を最後まで味わい尽くしたい。

 もう射精のカウントダウンに入ってしまったのが分かったのか、僕のペニスをしごきあげる口の動きが早くなった。

「イクッ♡イクッ♡もう出るっ♡♡」

 もうここまで来ちゃったら止まらない。

 惨めな思いをするのは諦めて、最大限この淫夢を楽しもうと眼の前の金髪の頭を押さえつけて射精寸前のペニスを喉の奥まで押し付ける。

 そんな僕を嬉しそうに見つめる青い目と目が合った。

「えっ?」

 状況が飲み込めずに呆然とする僕だけど、そんな主を気にもせずペニスの快感が弾けた。

 ペニスが大きく震えてドクンドクンと勢いよく射精する。

 まだ目が覚めきらない僕は、痺れるような快感に身を任せてヴィンターさんの頭を押さえつけたままその喉に大量の精液を送り込み続けた。

 えっと……何事?

 夢なら早く覚めてほしい。



 僕、犯罪者になる。

 産まれてからこれまで一応品行方正……ではないか。

 ここ最近淫乱ではあっても、犯罪だけは犯さずに生きてきたんだけど、とうとう犯罪者になってしまった。

 ヴィンターさんたちを買ったときに奴隷商さんが教えてくれた。

 一種と二種の奴隷にエッチなことをしたら、普通に犯罪となるらしい。

 口内射精は裁かれるに十分すぎるほどにエッチなことだろう。

 僕、終わった。

 まだ射精の続くペニスを咥えたままのヴィンターさんの顔を見ながら血の気の引いた頭でそんな事を考える。

 頭を押さえてた手も離しているのにヴィンターさんは口を離してくれない。

 夢なら覚めてほしいと、頬をつねってみるけど普通に痛い。

「うあっ♡」

 ヴィンターさんにようやく射精の止まったペニスの中に残ってた精液を吸われて、思わず声が出ちゃった。

 チュポっと音を立ててヴィンターさんは吸い付いてたペニスから口を離すと、僕に見せびらかすように大きく口を開けた。

 そこには喉奥に直接注ぎ込まれなかった分の僕の精液が大量に溜まっていた。

 ああ……ヴィンターさんはこの精液を僕の犯罪の証として警察に提出するつもりなんだろう。

 まだ半分寝てる頭でそんなことを思ってたら、口を閉じたヴィンターさんがゴクリゴクリと音を立てて嬉しそうに精液を飲み込んでいく。

 ヴィンターさんの体内に入っていく僕の体液……。

「エロっ……」

 思わず声に出た。

 それを聞いたヴィンターさんは少し恥ずかしそうにしてるけど、飲み込むのはやめない。

 やがて喉の動きが止まると、ヴィンターさんはまた口を大きく開けた。

 さっきまで大量にあった精液は全てヴィンターさんの胃の中に消えていた。

 僕が口の中をまじまじと見たのを確認したヴィンターさんは、体を倒してまだ勃ち続けている僕のペニスを飲み込んでいく。

 いい加減頭がはっきりしてきたぞ。

 場所は僕が眠りについた、談話室から続く使用人室の仮設ベッドの上。

 このエロい人は2つ置かれた仮設ベッドの片方に寝てたヴィンターさん。

 今は日の差し加減からしてだいたいいつも起きてる時間よりちょっと早いくらい。

 いつも処理に困っている朝立ちしたペニスは今はヴィンターさんに飲み込まれて舐められている。

 すごい気持ちいい。

 じゃなくて。

「なにやってるの?ヴィンター?」

 僕がそう言うと、ヴィンターさんはペニスから口を離して悪戯が見つかった子供みたいに笑った。



「状況説明を要求する」

 といっても、ヴィンターさんは口が聞けないので僕が聞くしかない。

 とりあえずずり降ろされていたパンツを履き直して、まくり上がってた寝間着を整え直してベッドの上にあぐらをかく。

 その間ヴィンターさんは僕の向かいで三つ指を突いて座ってた。

 寝巻きもちゃんと着てるし別になにがあるってわけじゃないはずなのに、なんか佇まいがエロい。

 アイドル並みのミゲルくんたちや、もはや芸術品レベルのユニさんやアッキー。

 ツヴァイくんたちも人間とはちょっと趣が違うけど、かなりの美形さんたちだ。

 その人たちと比べちゃうと、ヴィンターさんもかっこいいっ!……かっこいいけどクラスに何人かいるレベルのかっこよさだ。

 だけど……妙にエロい。

 なんだろう、三つ指ついて小首を傾げてるヴィンターさん見てるだけで、せっかく落ち着いたチンチンがイライラしてきた。

 なんかすごい押し倒したい。

 ブンブンと頭を振って煩悩を追い払う。

「何してたの……って言っても、説明が難しいか。
 えっと、まず、ヴィンターはエッチしなきゃいけない奴隷じゃないのは分かってる?」

 僕の言葉を聞いて頷くヴィンターさん。

「それじゃ、そういう奴隷にエッチなことすると犯罪になっちゃうって知ってた?」

 ヴィンターさんは驚いた顔をしたあと、少し考えて、人差し指を口に当ててシーっとした。

 内緒ねってことだと思うけど、これは僕側が言うことなんじゃないだろうか。

 『この事は黙ってるんだぞ、グヘヘヘ』とか悪いご主人さまがよく言ってそう。

「内緒とか以前に、エッチなことしなくていいの。
 そんな事しなくても、ヴィンターのことはちゃんと面倒見るから」

 僕の言葉を聞いたヴィンターさんは、ひとつ頷いたあと、頭の上に両手をやってウサ耳……いや、この場合は馬耳か、を作る。

「いや、ユニさんが言ってたのは恋人になっていいってことで、エッチしていいってことじゃ……。
 あ、そう、そうだよ、ヴィンターは別に僕と恋人になりたいってわけじゃないんでしょ?」

 なんせヴィンターさんとは昨日あったばかりだ、そんな恋人がどうこうって関係じゃない。

 そうでないのにエッチなことをしに来てくれたのは、お礼とかの意味合いが大きいんだろうと思う。

 ……いや、お礼がなんですぐさまエッチに結びつくのかは僕にもよく分かんないけど。

「それなら別にエッチなことなんてしなくていいんだよ?
 さっきも言ったけど、そんな事しなくてもヴィンターのことはちゃんと面倒見るから」

 そう言っているのにヴィンターさんは、膝立ちになってにじり寄ってくると、僕の首に手を回してしなだれかかってきた。

 そして、僕のことを上目使いで見ると嬉しそうに微笑んだ。

 エッロっ……。

 そのまま僕の股間に手をやると、パンツの上からチンチンを優しくさすってくる。

「ちょっ、待ってっ!聞いてたっ!?こんなことやんなくてもいいんだってっ!」

 おっきくなってきちゃったペニスをパンツの上から掴まれて揉まれる。

 あっという間にガチガチにされてしまった……。

 なんかヴィンターさん嬉しそうにニギニギしてる。

「もう一度言うけど、こんなことしなくてもちゃんと面倒みるよ?
 してもしなくても待遇は変わらないし、変える気もないし」

 エッチしたから待遇よくするっていうのは、なんか待遇を盾にエッチを要求しているみたいで嫌だ。

 だからはっきりそういったつもりなのに、ヴィンターさんは止めるどころか頷いたあと、パンツから勃起してしまったペニスを引っ張り出して、しごき出した。

 カウパーが出てきちゃってること……僕が気持ちよくなっちゃってることに気づくと、僕の顔を見て嬉しそうに笑ってる。

「うあっ♡」

 そして、カウパーを亀頭にヌルヌルと塗り拡げだした。

 ヴィンターさんは指が這い回るたびに、ビクビク震えちゃうペニスを楽しそうに見てる。

「えっと……単にエッチしたいの?」

 思い切って直球で聞いてみたら、嬉しそうに大きく頷かれた。

 なるほどー、こういう子だったかー。

 なんかもう僕に抱きついてきて、耳ハムハム甘噛しだしているしペニスは最高の力加減でしごかれてるし。

 僕ももう我慢できそうにない。

「えっと……じゃあ、よろしくお願いします」

 ヴィンターさんは嬉しそうにほっぺたに吸い付いてきた。



 お願いしたら、あれよあれよという間にヴィンターさんに素っ裸に剥かれてしまった。

 そして、裸になった僕をベッドに押し倒すと股の間に身をかがめて、ペニスを一度下から上に舐めあげる。

 ただそれだけなのに腰がビクついた。

 それを見て嬉しそうにしているヴィンターさんは、ペニスを両手で握るとチロチロと蟻の戸渡りのあたりを舌先で舐めてくれる。

「んっ♡そこっ、くすぐったい♡」

 くすぐったさと気持ちよさが入り混じった快感に身を捩ってしまう。

「あっ、そこは……」

 精巣を掴まれて思わず体を固くしてしまう。

 そんな僕にヴィンターさんは優しく微笑みかけると、精巣を優しくもみ転がし始めた。

 あっ、これすごい気持ちいい。

 ヴィンターさんの手でコロコロと転がされる精巣からマッサージみたいなジワーッとした気持ちよさが広がってくる。

「んっ♡」

 かと思えば、時折、ギリギリ痛さになる前くらいの強い刺激がきてすごく気持ちいい。

 鈴口からカウパーが玉になって溢れるのが自分でも分かる。

 その玉を吸い取るようにヴィンターさんが亀頭を咥えて、吸い付いてくる。

「うあっ♡んんんっ♡吸われてるっ♡ペニスの中吸われてるっ♡」

 揉みほぐされ続けてる精巣から精子を直接吸い取ろうとするように、亀頭をきつく吸われてあっという間に限界が訪れた。

「もう出ちゃうっ♡出るっ♡イクッ♡ヴィンターに吸い出されちゃううぅぅぅっ♡♡」

 ペニスの中をドクンドクンと精液が駆け抜けていく。

 次から次にヴィンターの口の中に射精してしまう。

 射精している間中、優しく亀頭にベロを絡められているせいでなかなか射精が終わらない。

 と言うか、このまま2回目になっちゃいそう……。

 そんな事を快感でボーっとしながら考えていたら、チュポッといい音を立ててペニスが抜かれた。

 そして、ヴィンターさんは1発目と同じように口の中に溜まった僕の精液を見せたあと、見せつけるように大きく喉を鳴らしながら飲み込んでいく。

 僕の精液がヴィンターさんに飲み干されていく。

 何度見てもエロい。

 飲み終わるとまた空になった口の中を見せてくれるヴィンターさん。

「よく出来たね。えらい、えらい」

 なんか褒めてほしそうに見えたので、ヴィンターさんの頭を撫でる。

 気持ちよくしてくれた感謝を込めてしっかりと撫でよう。

 ヴィンターさんはすごい嬉しそうに目を細めてた。


 
 あれだけだしても、まだ勃ち続けてるペニスにヴィンターさんが嬉しそうにパチパチと拍手をしている。

 ちょっと恥ずかしい。

「えっと、今度は僕も舐めさせてほしいな」

 またヴィンターさんがペニスに顔を寄せてきたので言ってみた。

 舐められるのも当然好きだけど、僕としては舐めるのも同じくらい好きだ。

 もしかしたら舐める方が好きまであるかもしれない。

 だから頼んでみたんだけど……ヴィンターさんはちょっと思案顔。

 エッチ好きなら大丈夫かと思ったんだけど、する方ならってタイプだったんだろうか?

 それなら無理強いはできないな、とちょっと残念に思ってたら、ヴィンターさんが少し恥ずかしそうに口に人差し指を当ててシーってやってる。

 内緒?なにがだろう?

 不思議そうにしている僕の前で、パンツを脱いで、ちょっと考えたあと寝間着も脱いで全裸になるヴィンターさん。

 そして、そのまま僕の上にまたがってくる。

 でっかっ!?

 ヴィンターさんももう勃起しててくれたのがちょっと嬉しい。

 それはそれとして、デカい。

 ユニさんたちほどの規格外ではないけど、かなりおっきいペニスだった。

 キレイに剥けてて亀頭も大きく張り出してて形もエロい。

 なんか血管がバッキバキに浮いているところなんてかっこよくすら見える。

 僕のもそこそこ大きいつもりだったけど、こっちに来てからアッキー以外全敗だ。

 でも、それ以上にびっくりしたのが本来なら毛の生えているところにあるタトゥーだ。

 ヴィンターさんのペニス周辺は無毛で、陰毛の代わりとでも言うかのように、なんだろう?不思議な形のピンクのタトゥーがしてあった。

 いや、うっすら光ってるけど、これタトゥーなんだろうか?

 これのことが『内緒』なのかな?

 まあ、それも気になるけどヴィンターさんが僕のペニスを咥えてくれたので、僕も舐めさせてもらおう。

 僕がヴィンターさんのペニスを握ると、咥えやすいように少し腰を落としてくれた。

 まずは亀頭の先の口にチュッとキスをする。

 これからお世話になります。

 そして亀頭の張り詰めた柔らかさを楽しみながらベロを這わせていく。

 ユニさんたちみたいな口を一杯にしてくれる幸福感はないけど、すごい舐めやすくてその割に大きいから舐めがいがあって、舐めてて楽しい。

 思わず夢中でペロペロ舐めてたらヴィンターさんの吸い付きが強くなってきた。

 またペニスが溶けちゃいそうに気持ちいい。

 ヴィンターさんのペニスからもヌルヌルとカウパーが出てきたので気持ちよくなってくれてるんだと思う。

 もっと気持ちよくなってほしいと思って、僕の負担にならないように浮かせ続けてくれている腰を思いっきり引き寄せた。

 ゴリゴリっと大きくて硬いペニスが僕の喉を削りながら入ってくる。

「……ぐっ♡……ずずっ……ゔうっ♡」

 驚いたヴィンターさんが慌てて腰をひこうとするのを無理矢理押さえつけて、喉いっぱいになったペニスを締め付けて吸い上げる。

「………っ♡……っっ♡」

 ヴィンターさんが鼻にかかった吐息を漏らしてる。

 やった、気持ちいいみたいだ。

 嬉しくなった僕は、もっと気持ちよくなってもらうために頭を動かしてヴィンターさんのペニスをしごきあげる。

 だけど、ベッドとヴィンターさんに挟まれてるから動かしづらい。

 どうしようかと思ってたら、僕の気持ちが伝わったのか、ヴィンターさんが自分で腰を動かし始めてくれた。

「……ゔっ♡……んぐっ♡……ずじゅっ……ぐっ♡……ぐじゅっ♡」

 だんだん腰の動きが早くなってきた。

 気持ちよくなってくれてるのかな?と思ってヴィンターさんの方に目をやると、すごい興奮した顔で僕のことを見てるヴィンターさんと目が合った。

 ヴィンターさんは少し恥ずかしそうにはにかむと、また僕のペニスを今度は喉奥まで咥えこんで舐めしゃぶってくれる。

 これは負けていられない。
 
 そう思ってはち切れそうになっているヴィンターさんのペニスを更に強く締め上げて吸い上げる。

「んんんーっ♡んううううぅぅっ♡♡♡」

 ヴィンターさんが大きなうめき声を上げたと思ったら、喉の奥でペニスが大きく震えてヴィンターさんの精液が打ち付けてくる。

「なにこれっ!?あまっ!?」

 驚いて思わず口を離してしまった僕の顔にヴィンターさんの透明な精液が降り注ぐ。

 慌てて咥えなおすけど、やっぱり甘い。

 アッキーの精液を思わせる甘さ。

 だけど花の蜜を思わせるアッキーの精液の自然な甘さと違って、煮詰めた砂糖みたいな強い甘さだ。

 喉に絡むようなドロドロさもないのですごく飲みやすい。

 匂いも甘いいい匂いで思わず夢中ですすってしまう。

 なんか頭がボーッとしてくる甘さだ。



 いつの間にか精液が出なくなったペニスから口を離して、顔中に飛び散った精液を集めて舐め取っていく。

 甘くて美味しい。

 ボーっとした頭で、体を起こしたヴィンターさんが僕の上に乗っかるのを見つめる。

 そして、ヴィンターさんは一度僕にエロい笑顔で笑いかけると硬く今にもはち切れそうな僕のペニスを手で固定して、その上に腰を下ろしていく。

 ああ、僕の童貞ともここでおさらばか……。

「って、まってっ!ヴィンターさんっ!僕童貞なのっ!!」

 急に頭がはっきりした。

 マズイって、それはマズイ。

 焦る僕に、ヴィンターさんは驚いた顔をしていたけど、大丈夫っていうふうに笑顔でひとつ頷く。

 そして、また僕のペニスに腰を下ろしていく。

 そうじゃない、童貞を気にしているとかそういうんじゃないんだ。

「待って!待って!童貞は……その……ユニさんに……」

 なんか僕ヴィンターさんとのエッチの最中に最低なこと言ってんな?

 その自覚はあるけど僕の初めては前も後ろもユニさんに捧げたい。

 これが僕の偽らざる本心だ。

 そんな最低なことをいってる僕を見て、ヴィンターさんは『なるほど』というように笑って頷くと僕の上から降りてくれた。

 なんかヴィンターさんに合わせる顔がない。

「ひぃうっ♡」

 気まずくてヴィンターさんから目をそらしてたら、アナルをさわっと撫でられた。

 驚いて思わずヴィンターさんの方をみると、なんか『こっちは?』みたいな顔で首を傾げてる。

「……そっちは処女じゃないから大丈夫」

 すっごい恥ずかしい告白をさせられてる気がする。

 ヴィンターさんはニッコリと笑うと、人差し指をひと舐めしてぬぷぷと僕のアナルに入れてきた。

「んっ♡……ふぁ♡…………んんっ♡」
 
 最近だいぶ他人が中に入ってくるのに慣れてきた僕のアナルは、ヌルヌルとスムーズにヴィンターさんの人差し指を受け入れていく。

「あんっ♡ん゛っ♡はうっ♡ん゛ん゛っ♡」

 慣れてるのに気づいたのかヴィンターさんは指を2本に増やしてアナルをほぐしていく。

 ヴィンターさんの優しい指の動きと、この後のことを想像してしまってペニスがビクビクって震えてしまう。

 そんなペニスをたまに舐めたりしながらヴィンターさんは嬉しそうにアナルをほぐし続ける。

 自分でも分かるくらい十分に柔らかくなったところで、ヴィンターさんが指を抜く。

 なんかこれだけで感じさせられすぎて、もう僕はぐったりだ。

 でも、いよいよヴィンターさんの大きいペニスが……と思うと、期待感でアナルが熱くなってくる。

 思わずじーっとヴィンターさんを見つめてしまっていたら、目が合って微笑まれた。

 優しい笑顔のはずなのに、なんかすごいエロい。

 ヴィンターさんは開ききった僕のアナルに一度、チュッと軽くキスをする。

「あっ♡」

 散々に蕩けさせられた僕はそれだけで気持ちいい。

 そして、ヴィンターさんはその立派なペニスを僕に見せつけるように数回しごくと、アナルに亀頭を押し当てて。

「んあっ♡んんんんんんんんんっーっ♡」

 ずぬぬぬぬぬぬとゆっくりと僕の中に入ってきた。

 ユニさんたちみたいな体が弾けちゃうんじゃないかっていう圧迫感とは違う、心地よい存在感が僕の中を満たしていく。

 入れられただけでイッちゃいそう。

「ああっ♡そこっ♡そこダメッ♡ダメええええっ♡♡」
 
 と思ったら僕の一番気持ちいい所を的確に押しつぶされてあっけなくイッてしまった。

 触れてもいないのに勢いよく精液が吹き出してる。

「まって♡んあ゛っ♡まっ♡だめっ♡イッてるからぁっ♡♡あうっ♡まだ動いちゃダメエエェェっ♡♡♡」

 射精してる間も良い所を何度も押しつぶされる。

 ぐっちゅぐっちゅとはしたない音を立てて僕の中に快感が打ち込まれ続けてる。

 射精が全然終わらない。

 射精している最中だというのに僕の弱点に快感が蓄積されて……。

「イクッ♡イクっ♡イッてるのにイクっ♡♡♡ひぐうぅぅぅぅぅっ♡♡♡♡♡」

 収まりかけていた射精の勢いがビュクビュクとまた激しくなる。

 2連続でイカされたのにヴィンターさんは腰の動きを止めてくれようとはしない。

 なんか楽しそうに、そして嬉しそうに、イキ続ける僕を見つめながら腰を振って弱点を責め続けてる。

 どっちゅどっちゅと重い水音を立てながら僕の気持ちいいところが壊されていく。

 もういつイッているのかわからないほどずっと気持ちよくって頭が真っ白になってきた。

「もうだめ♡だめぇっ♡頭おかしくなっちゃうのぉ♡♡イキすぎちゃってるのぉっ♡♡♡」

 いつまで続くんだって思う射精の快感に脳みそが焼かれる。

 ヴィンターさんの体をしがみつくように抱きしめながら激しすぎる快感になんとか耐える。

 頭の中に何度も白い火花が弾けて、頭が真っ白に……。



 ならなかった。

 あ、意識飛ぶって思ったときに、ヴィンターさんの腰の動きが変わった。

 今までの弱点を的確に叩き潰そうとするような激しい動きじゃなくって、グリグリと優しく弱点を押しつぶそうとしてくる。

 気持ちいいは気持ちいいんだけど、最初みたいな激しさがないから気絶できない。

「ん゛ん゛ーっ♡あ゛あ゛あ゛あ゛っ♡ゔゔゔうううぅーっ♡」

 そう、気絶『出来ない』。

 脳みそが蕩けだしそうなほど気持ちいいのに、それを感じ続けなきゃいけなくってもはや怖い。

「うああっ♡気持ちいいよおっ♡ぐすっ♡うあぁ♡イグゥっ♡ぐすっ♡イグよぉっ♡」

 もう訳がわからなくて、泣きながらイってる。

 しゃくりあげながらイッている僕の頭をヴィンターさんが優しく撫でてくれる。

「いぐっ♡イグッ♡頭撫でられてイッちゃう♡出るっ♡♡」

 ヴィンターさんは腰動かしてないのに頭撫でられただけでイッてしまった。

「うああっ♡ダメッ♡動いちゃだめっ♡僕のお尻壊れちゃうからダメえっ♡♡♡♡♡」

 頭を撫でられてドクドクと溢れるように射精をしているのを見たヴィンターさんがまた腰を動かして僕の弱点を叩き潰してくる。

 あまりの気持ちよさに射精の勢いが増してビュルビュルと精液が吐き出される。

 あ、これ僕のこと壊す気だ。

 にっこり笑って僕を見てるヴィンターさんを見てなんとなくわかった気がした。

 でも、それでも全然怖くない。

 なんかただひたすら気持ちいい。

 もう僕は壊れてしまったのかもしれない。

「いぐっ♡いぐっ♡またイグッ♡ゔあ゛っ♡♡出てるのにまたイクよぉっ♡♡♡ヴィンターさん♡ヴィンターさん♡僕幸せだよぉっ♡♡♡♡♡」

 なんかもう壊れた脳みそは幸福感と快感しか流してこない。

 ペニスから出ているのはもはや精液じゃなくっておしっこだってことにも僕は気づいていない。

 ヴィンターさんのペニスが僕の弱点を叩くたびに幸福感と快感が体中に走っていく。

 それは、僕がイッてもなにも出なくなるまで続いた。



 ……そのままヴィンターさんにセックスで殺されるのかと思った。

 今は2人の体液――主に僕の――でグチョグチョになりながら抱き合っている。

 自分が気持ち良すぎて気づかなかったけど、ヴィンターさんも僕の中で何度か射精しててくれたみたいで、なにかの拍子に精液がアナルから溢れ出てくる。

 今はその感触ですら気持ちいいんだから困りものだ。

 大分落ち着いたけど、ヴィンターさんに頭をバカにされたせいでなにされてもまだちょっと気持ちいい。

 最後の方で玉々を痛いくらいゴリゴリされるたびにイッちゃったのは驚いた。

「えっと、ヴィンターさん……すごい気持ちよかったです」

 なんかもう敬語だ。

 ヴィンターさんはそんな僕の頭を撫で続けてくれている。

 撫でながら僕のペニスがまだ勃っていることを確認すると、少し考える顔をしたあと体を起こす。

 もう一度してくれるんだろうか?

 もう何にも出ないことはわかっているのに、まだ頭がピンク色のままの僕はちょっと嬉しくなってしまう。

 そんな事を考えている僕の前にヴィンターさんは仰向けに横になると、自分の足を抱えていわゆる正常位の形になる。

 ヴィンターさんのエロい顔に、勃ったままのペニスと、玉々、アナルの全てが丸見えになってすごいエロい光景だ。

 ヴィンターさんのアナルの周りにはペニスにあったみたいな薄く発光したピンク色のタトゥーが施されている。

 それがさらにアナルをエロく見せている。

 ゴクリ、と大きく音を鳴らして生唾を飲み込んでしまう。

 入れたくなってしまったのを頭を振って打ち消す。

 それを見てヴィンターさんは微笑みかけると、僕の手を取って自分のアナルに導く。

 好きに触っていいってことらしい。

 性欲と好奇心に勝てずに暖かくぬめっているアナルに人差し指を入れてみた。

 ヴィンターさんのアナルは僕の指を簡単に飲み込んでいく。

「あったかい」
 
 ヴィンターさんのアナルは熱いくらいに暖かくて、キュッと僕の指を締め付けてくるのに中はフワフワと優しく絡んできて指入れてるだけで射精しそうだ。

 初めて感じた他人の体の中の感触に感動していると、ヴィンターさんが僕の手を取ってゆるゆると前後に動かしだした。

「うあっ♡絡むっ♡」

 当然それに合わせて指がアナルに出し入れされるけど、そのたびにヴィンターさんの中がみっちりと僕の指に絡みついてきて……やばい、本当に射精しそう。

 なんかカウパー溢れてきてる。

 もう玉々の中になにも残ってなくなってなければ、きっと今頃触れもせずに射精してた。

 ヴィンターさんのアナルはなんかすごい甘いいい匂いがしているせいもあって、惹きつけられるように目が離せない。
 
 なんかもう入れたくてしょうがない。

 その欲望を必死で打ち消そうと頭を振る。

 ヴィンターさんはそんなに我慢しなくていいのにって笑ってるけど、そういう訳にはいかない。

 なんか、人差し指を口に当てて『内緒にするよ』って言ってくれてるけど、そんな訳にはいかない。

 ………………………………だめ、いかないったらいかない。

 僕の意志が固いのを確認すると、ヴィンターさんは僕の手をつかんで指を抜くと、人差し指と中指を握る。

 今度は2本ね、ってことらしい。

 言われたとおり、人差し指と中指をヴィンターさんの中に入れる。

 さっきより中の肉が絡みついてきて、もっと太いもの……例えばペニスを入れたらめちゃくちゃ気持ちいいんだろうなってことが容易に想像できた。

 ま、負けないぞ。

 ヴィンターさんはまた『内緒にするよ』って言ってる。

「だ、ダメったらダメ」

 ヴィンターさんは仕方ないなぁっていうふうに楽しそうに笑う。

 イチャイチャしてるだけで、別に本気で誘惑しているわけではないらしい。

 ……内緒にするっていうのは本気に見えたけど。

 ダメなものはダメだぞ、僕。

 ひとしきり笑ったヴィンターさんは、僕の手をつかんで指の位置と向きを微調整する。

 そして、僕の指先がヴィンターさんのペニスの裏にあるなにかを押し込んだ。

「っ♡」

 ヴィンターさんが眉をしかめてる。

 一瞬痛かったのかな?と思ったけど、この表情は……。

 もう一度同じ場所を今度は撫でるように押し込んでみる。

「っ♡……っっ♡……ぅっ♡」

 ヴィンターさんが時折吐息を漏らしながら眉をしかめて……気持ちよさそうにしている。

 ここがヴィンターさんの前立腺、つまり弱点みたいだ。

 弱点を押し込むたびにヴィンターさんが気持ちよさそうにするのが嬉しい。

 指に合わせてペニスがビクビク震えるのが楽しい。

 カウパーも出てきたし気持ちよくなってくれてるんだと思う。

「んーっ♡っ♡んっ♡んんんんんんんんんーっ♡♡♡」

 夢中になって弱点をいじっていたら、ヴィンターさんは大きなうめき声をあげて射精してしまった。

 眼の前のペニスが大きく震えて、透明な精液がどくどくと溢れるように射精してる。

 強くなった甘い匂いに吸い寄せられるようにペニスを咥えてしまう。

 やっぱり、ヴィンターさんの精液は甘くて美味しい。

 どうなっているんだろう?

 どう見ても魔法がかかってるタトゥーのせいなんだろうか?

 口の中に注ぎ込まれる甘い体液を飲みながらそんな事を考えてた。



「えっと、お尻のこと教えてくれてありがとう」

 ベッドの上でぐったりしているヴィンターさんに頭を下げる。

 きっと最後のは、後々のユニさんとのときのためにヴィンターさんが実地でアナルのことを教えてくれたんだと思う。

 お礼を言われたヴィンターさんはちょっと気恥ずかしそうに笑ってた。

 また練習しようねって言われてる気がした。

「でも、もう時間もそろそろ起きる時間だし、今日はこれで終わりね」

 言ったとおりそろそろ引き継ぎのミゲルくんが起こしに来る時間だ。

 体を洗ったりしてたらギリギリだと思う。

「あの……その……最後にキスしていい?」

 実はエッチしている最中もすごくしたかった。

 だけど、最中にはそういう雰囲気にはならなかった。

 もしかしたらそういうのは嫌なのかもと思ったけど、どうしてもしたくって聞いてしまった。

 ヴィンターさんはちょっと驚いた顔をしたあとすぐに頷いて、目を閉じてくれた。

 ヴィンターさんの唇にチュッと軽くキスをする。

 あんだけのことをやったあとなのに、なんか恥ずかしくてこれが精一杯のキスだ。

 キスされたヴィンターさんもすごい恥ずかしそうにしてる。

「じゃ、じゃあ、お風呂はいろうっ!」

 フワフワした空気に耐えられずにそう言う僕でした。
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