175 / 179
第175話
しおりを挟む
ファングは悲鳴を発し、俺は連撃を続けた。
「ま、待て!ひぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
ファングが黒い霧に変わってドロップアイテムを吐き出す。
『レベルが400から500に上がりました』
ファング、お前のレベルはドリルより高かったかもしれないが、近づきさえすればお前は強くはない。
逃げる能力が高いだけだ。
俺はステータスを開いた。
ハヤト 男
レベル:500【200UP!】
ステータスポイント:0
スキルポイント:2445【1000UP!】
ジョブ:ハイブリッド
体力:1000【400UP!】
魔力:1000【400UP!】
敏捷:1000【400UP!】
技量:1000【400UP!】
魅力:1000【400UP!】
スキル・ハイブリッドの紋章LV10・ハイブリッド魔法LV10・感知LV10・カウンターLV10・ステップLV10・瞑想LV10・★未来を掴む者
ハイブリット武装
★刀・極:600(攻撃モーション+80%・対象に連続ヒットする事で攻撃力が上昇、最大+80%の攻撃力)
【強化】【ビフォー】ツインハンドガン:100(20/20発・一発ヒットにつき、対象の防御力を1%減少。最大10%。効果時間は最後にヒットさせてから技量秒)→【アフター】★弱体のツインハンドガン:100(20/20発・一発ヒットにつき、対象の攻撃力・防御力・速度を2%減少。最大20%。効果時間は最後にヒットさせてから技量×10秒)
ミリタリージャケット:400
回復弾丸:1/4発(武具の耐久力とハンドガンの弾数を回復する)
★超強化弾丸:0/1発(武具の攻撃力・防御力を技量と同じ秒数倍にした上で、ハイリジェネとシャドーファントムを発動する。効果時間は技量値×2秒)
セイコウコウボウのレベルは300台だったから、レベルだけは追い越したか。
パーティーを組んでいなかったせいか、倒すごとに100レベル上がっていった。
しばらく静寂が辺りを支配した。
その後、歓声で騒がしくなる。
アオイたちは地面に座り込むが、ファルナは無理して俺の近くに来て、俺の腕を上げて叫ぶ。
「英雄ハヤトがまたやってくれましたわ!わたくし達の勝利ですわ!」
「「わああああああああああああ!!!」」
歓声がさらに大きくなり、ファルナの声が打ち消されていく。
ファルナは俺に寄りかかるようにし、俺はファルナを抱きかかえた。
アオイとヒメは兵士に抱えられ防壁の中に入り、すぐに治療が行われている。
サミスの上に乗ったきゅうは誇らしげにサミスの頭に乗っていた。
俺がファルナを抱えて近づくときゅうは後ろ足で立ち上がり前足を万歳するように広げて『頑張ったよ』とアピールする。
「きゅうも、サミスも頑張ったな」
きゅうを撫でると目を細めて撫でられ続けた。
「ハヤトさん!私も撫でてください!」
「ファルナを運んでからな!」
「後でいいですよ!ベッドの上でいいです!」
「ああ、まずはMPを回復させる」
俺はファルナをみんなに任せて、すぐに瞑想を始めてMPを回復させていく。
皆は喜んでいる。
この空気を壊す気はないが、俺はアサヒの存在が引っかかっていた。
油断せず、すべての弾丸を回復させる。
その頃、アサヒの姿をした、黒い影の色をした者が皆を監視していた。
アサヒの分身体である。
アサヒの分身体はアサヒ本体の意識と繋がっており、アサヒは激戦の様子を把握していた。
【アサヒ視点】
ドリルとファングは死んだか。
貧民街育ちの下品な奴らには考える頭すらないみたいだね。
でも、馬鹿なおかげで邪魔者が減った。
魔物の魔石は僕が全部狩って手に入れる。
分身体に任せているだけで僕のレベルは上がっていく。
これで、僕は最終形態になることが出来るだろう。
僕は4体の分身体を出す能力を持っている。
分身体がやられても僕が死なない限り4体までなら何度でも作り出す事が出来るんだ。
ヒメ・アオイ・ファルナ・エリス・シルビア・トレイン娘、君たちは僕の好みだ。
それだけじゃない。
他の女も僕が良くしてあげよう。
そして、ハヤトとカムイ、この2人は殺す!
僕の女に手を出す奴らはただの害虫だ。
それだけじゃない。
僕以外の男はすべて害虫。
皆殺しにしてあげるよ!
アサヒ・ドリル・ファング・そしてダミーファックとエクスファックは邪神テンタクルの細胞により作られていた。
女を求め、男を殺す邪悪な魂を持つ者だけがテンタクルの細胞と適合し、新たな邪神を生み出そうとしていた。
【サミス視点】
ハヤトさんは食事を摂り、お風呂に入り弾丸も回復済みです。
皆は激戦で疲れ、眠っている人もいます!
夜になってヤル事は1つ!
私はハヤトさんの部屋に向かった。
コンコン!ガチャ!
私は入っていいの確認を待たずハヤトさんの部屋に入る。
そしてベッドに寝転がり上を見ながら考え事をしているハヤトさんの上に乗りつつ装備を解除する。
ガチャ!
「待つのです!」
シルビアが部屋に入りすぐに装備を解除した。
ガチャ!
「僕もいるよ」
エリスも上品なしぐさで、でもきっちり装備を解除しつつベッドに上がる。
「今日は4人ですね」
ハヤトさんが何か言おうとする唇をキスで塞ぐ。
こうして今日も気絶するように眠る。
ヒメとアオイとファルナが回復するまで3人は求めるようにハヤトさんと1つになった。
あとがき
次の回にコメディ回を挟もうとして何もいい案が思いつかなかったので、一気にアサヒ戦に行きます。
「ま、待て!ひぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
ファングが黒い霧に変わってドロップアイテムを吐き出す。
『レベルが400から500に上がりました』
ファング、お前のレベルはドリルより高かったかもしれないが、近づきさえすればお前は強くはない。
逃げる能力が高いだけだ。
俺はステータスを開いた。
ハヤト 男
レベル:500【200UP!】
ステータスポイント:0
スキルポイント:2445【1000UP!】
ジョブ:ハイブリッド
体力:1000【400UP!】
魔力:1000【400UP!】
敏捷:1000【400UP!】
技量:1000【400UP!】
魅力:1000【400UP!】
スキル・ハイブリッドの紋章LV10・ハイブリッド魔法LV10・感知LV10・カウンターLV10・ステップLV10・瞑想LV10・★未来を掴む者
ハイブリット武装
★刀・極:600(攻撃モーション+80%・対象に連続ヒットする事で攻撃力が上昇、最大+80%の攻撃力)
【強化】【ビフォー】ツインハンドガン:100(20/20発・一発ヒットにつき、対象の防御力を1%減少。最大10%。効果時間は最後にヒットさせてから技量秒)→【アフター】★弱体のツインハンドガン:100(20/20発・一発ヒットにつき、対象の攻撃力・防御力・速度を2%減少。最大20%。効果時間は最後にヒットさせてから技量×10秒)
ミリタリージャケット:400
回復弾丸:1/4発(武具の耐久力とハンドガンの弾数を回復する)
★超強化弾丸:0/1発(武具の攻撃力・防御力を技量と同じ秒数倍にした上で、ハイリジェネとシャドーファントムを発動する。効果時間は技量値×2秒)
セイコウコウボウのレベルは300台だったから、レベルだけは追い越したか。
パーティーを組んでいなかったせいか、倒すごとに100レベル上がっていった。
しばらく静寂が辺りを支配した。
その後、歓声で騒がしくなる。
アオイたちは地面に座り込むが、ファルナは無理して俺の近くに来て、俺の腕を上げて叫ぶ。
「英雄ハヤトがまたやってくれましたわ!わたくし達の勝利ですわ!」
「「わああああああああああああ!!!」」
歓声がさらに大きくなり、ファルナの声が打ち消されていく。
ファルナは俺に寄りかかるようにし、俺はファルナを抱きかかえた。
アオイとヒメは兵士に抱えられ防壁の中に入り、すぐに治療が行われている。
サミスの上に乗ったきゅうは誇らしげにサミスの頭に乗っていた。
俺がファルナを抱えて近づくときゅうは後ろ足で立ち上がり前足を万歳するように広げて『頑張ったよ』とアピールする。
「きゅうも、サミスも頑張ったな」
きゅうを撫でると目を細めて撫でられ続けた。
「ハヤトさん!私も撫でてください!」
「ファルナを運んでからな!」
「後でいいですよ!ベッドの上でいいです!」
「ああ、まずはMPを回復させる」
俺はファルナをみんなに任せて、すぐに瞑想を始めてMPを回復させていく。
皆は喜んでいる。
この空気を壊す気はないが、俺はアサヒの存在が引っかかっていた。
油断せず、すべての弾丸を回復させる。
その頃、アサヒの姿をした、黒い影の色をした者が皆を監視していた。
アサヒの分身体である。
アサヒの分身体はアサヒ本体の意識と繋がっており、アサヒは激戦の様子を把握していた。
【アサヒ視点】
ドリルとファングは死んだか。
貧民街育ちの下品な奴らには考える頭すらないみたいだね。
でも、馬鹿なおかげで邪魔者が減った。
魔物の魔石は僕が全部狩って手に入れる。
分身体に任せているだけで僕のレベルは上がっていく。
これで、僕は最終形態になることが出来るだろう。
僕は4体の分身体を出す能力を持っている。
分身体がやられても僕が死なない限り4体までなら何度でも作り出す事が出来るんだ。
ヒメ・アオイ・ファルナ・エリス・シルビア・トレイン娘、君たちは僕の好みだ。
それだけじゃない。
他の女も僕が良くしてあげよう。
そして、ハヤトとカムイ、この2人は殺す!
僕の女に手を出す奴らはただの害虫だ。
それだけじゃない。
僕以外の男はすべて害虫。
皆殺しにしてあげるよ!
アサヒ・ドリル・ファング・そしてダミーファックとエクスファックは邪神テンタクルの細胞により作られていた。
女を求め、男を殺す邪悪な魂を持つ者だけがテンタクルの細胞と適合し、新たな邪神を生み出そうとしていた。
【サミス視点】
ハヤトさんは食事を摂り、お風呂に入り弾丸も回復済みです。
皆は激戦で疲れ、眠っている人もいます!
夜になってヤル事は1つ!
私はハヤトさんの部屋に向かった。
コンコン!ガチャ!
私は入っていいの確認を待たずハヤトさんの部屋に入る。
そしてベッドに寝転がり上を見ながら考え事をしているハヤトさんの上に乗りつつ装備を解除する。
ガチャ!
「待つのです!」
シルビアが部屋に入りすぐに装備を解除した。
ガチャ!
「僕もいるよ」
エリスも上品なしぐさで、でもきっちり装備を解除しつつベッドに上がる。
「今日は4人ですね」
ハヤトさんが何か言おうとする唇をキスで塞ぐ。
こうして今日も気絶するように眠る。
ヒメとアオイとファルナが回復するまで3人は求めるようにハヤトさんと1つになった。
あとがき
次の回にコメディ回を挟もうとして何もいい案が思いつかなかったので、一気にアサヒ戦に行きます。
11
お気に入りに追加
2,671
あなたにおすすめの小説
貞操観念逆転世界におけるニートの日常
猫丸
恋愛
男女比1:100。
女性の価値が著しく低下した世界へやってきた【大鳥奏】という一人の少年。
夢のような世界で彼が望んだのは、ラブコメでも、ハーレムでもなく、男の希少性を利用した引き籠り生活だった。
ネトゲは楽しいし、一人は気楽だし、学校行かなくてもいいとか最高だし。
しかし、男女の比率が大きく偏った逆転世界は、そんな彼を放っておくはずもなく……
『カナデさんってもしかして男なんじゃ……?』
『ないでしょw』
『ないと思うけど……え、マジ?』
これは貞操観念逆転世界にやってきた大鳥奏という少年が世界との関わりを断ち自宅からほとんど出ない物語。
貞操観念逆転世界のハーレム主人公を拒んだ一人のネットゲーマーの引き籠り譚である。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら男女逆転世界
美鈴
ファンタジー
階段から落ちたら見知らぬ場所にいた僕。名前は覚えてるけど名字は分からない。年齢は多分15歳だと思うけど…。えっ…男性警護官!?って、何?男性が少ないって!?男性が襲われる危険がある!?そんな事言われても…。えっ…君が助けてくれるの?じゃあお願いします!って感じで始まっていく物語…。
※カクヨム様にも掲載しております
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる