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第170話
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俺はファルナとサミスを後ろに下げて刀を構えた。
「無能のハヤトでも役に立つことがあるんだねえ!よくやったよ!」
「アサヒ、何を言っている?」
「ああ、教えておいてあげるよ。僕はカインに逆らえないように改造されたんだよ。おまけにカインは僕を何度も苦しめて治して苦しめて治して苦しめて治して苦しめて治して苦しめて治して苦しめて治して苦しめて治して!この僕に屈辱を与えたんだ!!」
そう言えばカインをアサヒが殺している。
復讐の為にカインはアサヒを拷問にかけたのか。
ドリルが話しだす。
「俺が疲弊した瞬間を狙い、ソウルスキルを使って俺を何とか倒したようだがもうお前には負けない!だが、しばらく生かしておいてやろう!」
ファングがマウントを取る。
「ぎゃははは!よくやった!カインを殺した事を讃えて後で殺しに来てやるよ!」
「さあ、僕の部下としてついてくるんだ!」
「ふざけんな!」
「間抜けは勝手にやっていろ!」
「な!僕の頭脳があれば完璧なプランを作れるんだ!」
3人は別々の方向に走って消えて行った。
「多分3人とも弱っていたんですね!」
「そうかもな。見逃したんじゃなく、逃げたんだ」
残ったエクスファック改がファルナを見た。
「分析、完了。優先目標、ファルナ」
そう言ってエクスファック改がファルナを攻撃しようとした。
俺は前に出て刀で何度も攻撃する。
エクスファック改は何もできず倒れた。
「こいつは戦闘じゃなくサポート特化だったんだろうな。いや、ファルナを運ぶ為と、映像や音を届ける為の奴だ。弱すぎる」
「すぐにみんなの応援に行きますわよ!」
「ファルナ、大丈夫か?」
「思ったより調子はいいですわね。ですが体が熱いですわ」
「う~ん。発情状態が少し残っちゃってますね!」
そう言ってサミスが俺にウインクした。
「すぐにカムイの応援に向かう!」
カムイの元に走ると、テンタクルの頭が縦に割れ、中から紫色の球体が見えた。
そこから2つの眼が見えた。
ゲームの狂化状態の一緒だ!
カムイパーティーの顔色が悪い!
特殊な呪いを受けている!
カムイは今邪神殺しのソウルスキルを持っていて、テンタクルに強い。
だが呪いはまずい!
切り札を持っていたのはカムイ側だけではない!
テンタクルも切り札を持っていたんだ!
カムイが叫び、テンタクルに連撃を食らわせてテンタクルが倒れる。
更にカムイは頭の紫球体を狙って剣を突き立てた。
目の付いた紫色の球体が割れ、そこから黒い霧が吹きだし、カムイパーティーを襲った。
3人が倒れる。
なん、だ?
ゲームと違う。
俺はカムイ達に駆け寄った。
息はあるが意識が無い。
「ハヤト!ここはわたくしが引き受けますわ!みんなの援護をお願いしますわ!」
「わ、分かった!」
ファルナは異常解除のポーションをカムイ達に飲ませ、サミスは回復弾を撃っていた。
俺は真・ダミーファックと量産型のダミーファックを必死で倒した。
俺達は、何とか勝利した。
だが、カムイパーティーは意識不明だ。
アオイに見てもらった結果、スキルやポーションで解除できず、自然回復に頼るしか回復する道は無くしばらく目覚めないとの事だった。
更にアオイは言った。
「アサヒとファングとドリルなのだけど、魔物の魔石を食べ続ける事で完全体になればテンタクルと同じ強さを手に入れるわ」
セイコウコウボウが死んで、カムイが倒れた状態でテンタクルクラスの3人と闘うのか!
まずい!
「ハヤト、今は目の前の問題を処理しましょう」
「まだ、あるのか!」
「ファルナ、発情しすぎてもう限界よね?」
「はあ、はあ、サミス、どうして、発情状態を、はあ、はあ、治していただけなかったのですか?」
「ち、違いますよ!改造されそうになっていたのを治すように集中してたんですよ!治さなかったんじゃないです!余裕が無かったんですよ!」
「ファルナ、動けないでしょう?高濃度の発情液を注入されて、それが全身にめぐって効き目が強まって、すぐ女になるしかないのよ。我慢すれば心が壊れるわよ?」
ファルナは地面にぺたんと座り込んで震え出した。
「ハヤトさん!すぐにファルナを助けましょう!温泉に行きますよ!」
そう言ってサミスはファルナをおんぶして温泉に走って行く。
「ハヤトさん!早く!」
俺はファルナをおんぶして走るサミスを追った。
【温泉】
襲撃があったせいか中には誰もいない。
サミスは温泉にファルナを入れた。
「すぐに装備を解除しましょう!表面に塗られた発情液を洗います!」
ファルナが装備を解除し、サミスが洗うが、洗われる度にファルナは苦しそうに声を上げる。
「ハヤトさん!出番です!」
そう言ってサミスはファルナを俺の体に密着させるように密着させた。
そこからはファルナの発情状態を沈める行為を行った。
◇
【王国歴1000年夏の月50日】
夏の月46日からずっとファルナと一緒にいた。
温泉でファルナと1つになり、避難していたみんなが戻り温泉に人が戻ると、トイレに行って1つになった。
ファルナが意識を失うと、ベッドに寝て貰い、起きるとまた1つになる。
ファルナは王としての凛とした表情を捨て去り、すがるような目で俺を見て、何度も体を重ねた。
ファルナの目は優しく、潤んでいて、本当のファルナの顔を見たような気がした。
「無能のハヤトでも役に立つことがあるんだねえ!よくやったよ!」
「アサヒ、何を言っている?」
「ああ、教えておいてあげるよ。僕はカインに逆らえないように改造されたんだよ。おまけにカインは僕を何度も苦しめて治して苦しめて治して苦しめて治して苦しめて治して苦しめて治して苦しめて治して苦しめて治して!この僕に屈辱を与えたんだ!!」
そう言えばカインをアサヒが殺している。
復讐の為にカインはアサヒを拷問にかけたのか。
ドリルが話しだす。
「俺が疲弊した瞬間を狙い、ソウルスキルを使って俺を何とか倒したようだがもうお前には負けない!だが、しばらく生かしておいてやろう!」
ファングがマウントを取る。
「ぎゃははは!よくやった!カインを殺した事を讃えて後で殺しに来てやるよ!」
「さあ、僕の部下としてついてくるんだ!」
「ふざけんな!」
「間抜けは勝手にやっていろ!」
「な!僕の頭脳があれば完璧なプランを作れるんだ!」
3人は別々の方向に走って消えて行った。
「多分3人とも弱っていたんですね!」
「そうかもな。見逃したんじゃなく、逃げたんだ」
残ったエクスファック改がファルナを見た。
「分析、完了。優先目標、ファルナ」
そう言ってエクスファック改がファルナを攻撃しようとした。
俺は前に出て刀で何度も攻撃する。
エクスファック改は何もできず倒れた。
「こいつは戦闘じゃなくサポート特化だったんだろうな。いや、ファルナを運ぶ為と、映像や音を届ける為の奴だ。弱すぎる」
「すぐにみんなの応援に行きますわよ!」
「ファルナ、大丈夫か?」
「思ったより調子はいいですわね。ですが体が熱いですわ」
「う~ん。発情状態が少し残っちゃってますね!」
そう言ってサミスが俺にウインクした。
「すぐにカムイの応援に向かう!」
カムイの元に走ると、テンタクルの頭が縦に割れ、中から紫色の球体が見えた。
そこから2つの眼が見えた。
ゲームの狂化状態の一緒だ!
カムイパーティーの顔色が悪い!
特殊な呪いを受けている!
カムイは今邪神殺しのソウルスキルを持っていて、テンタクルに強い。
だが呪いはまずい!
切り札を持っていたのはカムイ側だけではない!
テンタクルも切り札を持っていたんだ!
カムイが叫び、テンタクルに連撃を食らわせてテンタクルが倒れる。
更にカムイは頭の紫球体を狙って剣を突き立てた。
目の付いた紫色の球体が割れ、そこから黒い霧が吹きだし、カムイパーティーを襲った。
3人が倒れる。
なん、だ?
ゲームと違う。
俺はカムイ達に駆け寄った。
息はあるが意識が無い。
「ハヤト!ここはわたくしが引き受けますわ!みんなの援護をお願いしますわ!」
「わ、分かった!」
ファルナは異常解除のポーションをカムイ達に飲ませ、サミスは回復弾を撃っていた。
俺は真・ダミーファックと量産型のダミーファックを必死で倒した。
俺達は、何とか勝利した。
だが、カムイパーティーは意識不明だ。
アオイに見てもらった結果、スキルやポーションで解除できず、自然回復に頼るしか回復する道は無くしばらく目覚めないとの事だった。
更にアオイは言った。
「アサヒとファングとドリルなのだけど、魔物の魔石を食べ続ける事で完全体になればテンタクルと同じ強さを手に入れるわ」
セイコウコウボウが死んで、カムイが倒れた状態でテンタクルクラスの3人と闘うのか!
まずい!
「ハヤト、今は目の前の問題を処理しましょう」
「まだ、あるのか!」
「ファルナ、発情しすぎてもう限界よね?」
「はあ、はあ、サミス、どうして、発情状態を、はあ、はあ、治していただけなかったのですか?」
「ち、違いますよ!改造されそうになっていたのを治すように集中してたんですよ!治さなかったんじゃないです!余裕が無かったんですよ!」
「ファルナ、動けないでしょう?高濃度の発情液を注入されて、それが全身にめぐって効き目が強まって、すぐ女になるしかないのよ。我慢すれば心が壊れるわよ?」
ファルナは地面にぺたんと座り込んで震え出した。
「ハヤトさん!すぐにファルナを助けましょう!温泉に行きますよ!」
そう言ってサミスはファルナをおんぶして温泉に走って行く。
「ハヤトさん!早く!」
俺はファルナをおんぶして走るサミスを追った。
【温泉】
襲撃があったせいか中には誰もいない。
サミスは温泉にファルナを入れた。
「すぐに装備を解除しましょう!表面に塗られた発情液を洗います!」
ファルナが装備を解除し、サミスが洗うが、洗われる度にファルナは苦しそうに声を上げる。
「ハヤトさん!出番です!」
そう言ってサミスはファルナを俺の体に密着させるように密着させた。
そこからはファルナの発情状態を沈める行為を行った。
◇
【王国歴1000年夏の月50日】
夏の月46日からずっとファルナと一緒にいた。
温泉でファルナと1つになり、避難していたみんなが戻り温泉に人が戻ると、トイレに行って1つになった。
ファルナが意識を失うと、ベッドに寝て貰い、起きるとまた1つになる。
ファルナは王としての凛とした表情を捨て去り、すがるような目で俺を見て、何度も体を重ねた。
ファルナの目は優しく、潤んでいて、本当のファルナの顔を見たような気がした。
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