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第144話
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【ダーク視点】
アオイか、確かに美しいが、私はヒメの方が好みだ。
「ドリルが欲しがっている。殺す事は出来ないが、いたぶって気絶させてやろう」
「あら、肩から血が出ているわよ?よくそんな大きな口が叩けたものね」
「不意打ちに成功した程度でいい気になるなよ」
「不意打ち程度にすら対応しきれていないじゃない」
「口の上手い女だ」
「誉め言葉として受け取っておくわ」
「ふ、時間稼ぎか。そうはさせん!行け!スケルトン!」
闇魔導士から魔導士に統合され、スケルトンは2体から1対に減った。
だがその分消費MPが減り使いやすくなった。
「シャドーバインド!」
「無駄よ」
アオイが私に迫って来る。
「拘束できんか。能力値が高いようだな。だがこれでどうだ?カースウォー!シャドーバインド!」
一瞬だけアオイが拘束された。
カースウォーで能力を引き上げれば一瞬動きを止められるか。
だがそれで十分だ。
シャドーバインドも対象が1体だけになり、マイルドになったが消費MPは減っている。
「ファイア!シャドーバインド!ファイア!シャドーバインド!ファイア!シャドーバインド!ファイア!シャドーバインド!ファイア!シャドーバインド!ファイア!」
アオイが近距離に迫った瞬間にシャドーバインドで一瞬だけ動きを止め、ファイアを確実に当てた。
「それだけじゃ倒せないわよ!そのやり方はすぐにMPが尽きるわね」
私は後ろにステップを踏みながら口角を釣り上げた。
そう、確かにMPは切れた。
だが、私は切り札を見せていない。
アオイは私の攻撃範囲内にいる。
ソウルスキルを使って一気に仕留める。
「ソウルスキル!闇の触手!」
私の背中から闇属性の触手が6本生えてくる。
アオイから触手は隠してある。
近づいてこい!アオイ!
「私が勝つ!試しにかかってきたらどうだ?
おっと、だが安心して欲しい。
殺しはしない。
お前はドリルのお気に入りだからなあ。
ドリルに捕まったら最後、死んだ方がましだと思えるような苦しみを味わうだろう!
お前は何度も懇願し、私に泣いて頼み込む。
もう殺してくれ、とな。
ひっひっひ、ひ?」
アオイは私から離れて槍を投げてくる。
私はとっさに闇の触手で槍を叩き落す。
なぜ下がった?
なぜ後ろに逃げる?
まさか触手の能力を知っているのか!
触手を視界から隠し、しかもMPが切れた魔導士の私は戦士にとって餌にしか見えないはずだ!
「かかって来るのだ!投てきごときで私は倒せない!」
「あら、私が近くにいないと困るのかしら?」
そう言いながらアオイはポーションを飲んだ。
「知っているのか?」
「何がかしら?」
「私のソウルスキルの事を知っているのか!」
「知っているというより、あなたを見て知ったの方が近いわね」
「馬鹿な!分析スキルを使ってもソウルスキルの効果までは分からないはずだ!」
「後9秒で効果が消えるのよね?そして中距離までしか触手を伸ばせない。効果が消えて、MPの切れたあなたに私を倒せるかしら?」
「うおおおおおおおおおお!」
私は突撃した。
残りの時間でアオイを倒す!
そうで無ければ、私は殺される!
【ハヤト視点】
アオイはよく見える目を持っているらしい。
そして頭がいい。
俺のレベルの低さを見抜き、この闘いで成長できると判断したんだ。
そして乱戦になり、俺達の兵力の方が押されている。
このままでは味方は数で押し切られるだろう。
俺は盗賊を刀で斬り殺していく。
『レベルが54から55に上がりました』
『EXスキルを選択してください』
刀・EX
シャドー・EX
リジェネ・EX
武装・EX
俺は素早く説明を見て、選択した。
『武装EXを取得しました』
『刀の攻撃力が300から600に上がりました』
『ハンドガンがツインハンドガンに進化しました』
『防具の防御力が200から400に上昇しました』
武装EXの効果ですべての武具が強化された。
『次のEXスキル取得モードに移行します』
ハヤト 男
レベル:55
ステータスポイント:0
スキルポイント:0
ジョブ:ハイブリッド
体力:100
魔力:100
敏捷:150
技量: 70
魅力:130
スキル・ハイブリッドの紋章LV10・リジェネLV10・経験値取得増加LV10・感知LV10・刀LV10・カウンターLV10・ステップLV10・シャドーLV10・EXスキル(レベル66で解放)・きゅう???
ハイブリット武装
刀:600
ツインハンドガン:100(0/20発・一発ヒットにつき、対象の防御力を1%減少。最大10%)
ミリタリージャケット:400
回復弾丸:0/4発(武具の耐久力とハンドガンの弾数を回復する)
強化弾丸:2/2発(武具の攻撃力・防御力を技量と同じ秒数倍にする)
今まで武具が弱いと感じて来た。
もちろん今も弱いが、それでも性能アップは嬉しい。
今は使えないが、ハンドガンが地味に進化している。
俺は盗賊を斬り続けた。
『レベルが55から56に上がりました』
『レベルが56から57に上がりました』
『レベルが57から58に上がりました』
『レベルが58から59に上がりました』
『レベルが59から60に上がりました』
『レベルが60から61に上がりました』
『レベルが61から62に上がりました』
こいつらレベルだけは高いがプレイヤースキルが低い。
そのおかげでどんどんレベルが上がっていく。
「ハヤト!ダークを殺してレベルを上げ続けなさい!私はドリルの相手をするわ!」
俺は前にいるダークを斬り殺した。
『レベルが62から66に上がりました』
『EXスキルを選択してください』
刀・EX
シャドー・EX
リジェネ・EX
『刀・EXを取得しました』
『刀LV10・刀EXスキルをハイブリッド武装に統合します』
『次のEXスキル取得モードに移行します』
どんどんレベルが上がっていく。
ハヤト 男
レベル:66
ステータスポイント:0
スキルポイント:0
ジョブ:ハイブリッド
体力:100
魔力:100
敏捷:160
技量: 70
魅力:130
スキル・ハイブリッドの紋章LV10・リジェネLV10・経験値取得増加LV10・感知LV10・カウンターLV10・ステップLV10・シャドーLV10・EXスキル(レベル77で解放)・きゅう???
ハイブリット武装
刀:600(攻撃モーション+50%・対象に連続ヒットする事で攻撃力が上昇、最大+50%)
ツインハンドガン:100(0/20発・一発ヒットにつき、対象の防御力を1%減少。最大10%)
ミリタリージャケット:400
回復弾丸:0/4発(武具の耐久力とハンドガンの弾数を回復する)
強化弾丸:2/2発(武具の攻撃力・防御力を技量と同じ秒数倍にする)
刀・EX,要するに刀コンボの追加か。
1ヒットで攻撃力105%、2ヒットで攻撃力110%と上昇していく。
最大10ヒットで攻撃力が150%になる。
地味にコンボじゃなくても攻撃力が5%上がる!
悪くない!
まだ盗賊がいる。
俺は盗賊を倒し続けた。
アオイか、確かに美しいが、私はヒメの方が好みだ。
「ドリルが欲しがっている。殺す事は出来ないが、いたぶって気絶させてやろう」
「あら、肩から血が出ているわよ?よくそんな大きな口が叩けたものね」
「不意打ちに成功した程度でいい気になるなよ」
「不意打ち程度にすら対応しきれていないじゃない」
「口の上手い女だ」
「誉め言葉として受け取っておくわ」
「ふ、時間稼ぎか。そうはさせん!行け!スケルトン!」
闇魔導士から魔導士に統合され、スケルトンは2体から1対に減った。
だがその分消費MPが減り使いやすくなった。
「シャドーバインド!」
「無駄よ」
アオイが私に迫って来る。
「拘束できんか。能力値が高いようだな。だがこれでどうだ?カースウォー!シャドーバインド!」
一瞬だけアオイが拘束された。
カースウォーで能力を引き上げれば一瞬動きを止められるか。
だがそれで十分だ。
シャドーバインドも対象が1体だけになり、マイルドになったが消費MPは減っている。
「ファイア!シャドーバインド!ファイア!シャドーバインド!ファイア!シャドーバインド!ファイア!シャドーバインド!ファイア!シャドーバインド!ファイア!」
アオイが近距離に迫った瞬間にシャドーバインドで一瞬だけ動きを止め、ファイアを確実に当てた。
「それだけじゃ倒せないわよ!そのやり方はすぐにMPが尽きるわね」
私は後ろにステップを踏みながら口角を釣り上げた。
そう、確かにMPは切れた。
だが、私は切り札を見せていない。
アオイは私の攻撃範囲内にいる。
ソウルスキルを使って一気に仕留める。
「ソウルスキル!闇の触手!」
私の背中から闇属性の触手が6本生えてくる。
アオイから触手は隠してある。
近づいてこい!アオイ!
「私が勝つ!試しにかかってきたらどうだ?
おっと、だが安心して欲しい。
殺しはしない。
お前はドリルのお気に入りだからなあ。
ドリルに捕まったら最後、死んだ方がましだと思えるような苦しみを味わうだろう!
お前は何度も懇願し、私に泣いて頼み込む。
もう殺してくれ、とな。
ひっひっひ、ひ?」
アオイは私から離れて槍を投げてくる。
私はとっさに闇の触手で槍を叩き落す。
なぜ下がった?
なぜ後ろに逃げる?
まさか触手の能力を知っているのか!
触手を視界から隠し、しかもMPが切れた魔導士の私は戦士にとって餌にしか見えないはずだ!
「かかって来るのだ!投てきごときで私は倒せない!」
「あら、私が近くにいないと困るのかしら?」
そう言いながらアオイはポーションを飲んだ。
「知っているのか?」
「何がかしら?」
「私のソウルスキルの事を知っているのか!」
「知っているというより、あなたを見て知ったの方が近いわね」
「馬鹿な!分析スキルを使ってもソウルスキルの効果までは分からないはずだ!」
「後9秒で効果が消えるのよね?そして中距離までしか触手を伸ばせない。効果が消えて、MPの切れたあなたに私を倒せるかしら?」
「うおおおおおおおおおお!」
私は突撃した。
残りの時間でアオイを倒す!
そうで無ければ、私は殺される!
【ハヤト視点】
アオイはよく見える目を持っているらしい。
そして頭がいい。
俺のレベルの低さを見抜き、この闘いで成長できると判断したんだ。
そして乱戦になり、俺達の兵力の方が押されている。
このままでは味方は数で押し切られるだろう。
俺は盗賊を刀で斬り殺していく。
『レベルが54から55に上がりました』
『EXスキルを選択してください』
刀・EX
シャドー・EX
リジェネ・EX
武装・EX
俺は素早く説明を見て、選択した。
『武装EXを取得しました』
『刀の攻撃力が300から600に上がりました』
『ハンドガンがツインハンドガンに進化しました』
『防具の防御力が200から400に上昇しました』
武装EXの効果ですべての武具が強化された。
『次のEXスキル取得モードに移行します』
ハヤト 男
レベル:55
ステータスポイント:0
スキルポイント:0
ジョブ:ハイブリッド
体力:100
魔力:100
敏捷:150
技量: 70
魅力:130
スキル・ハイブリッドの紋章LV10・リジェネLV10・経験値取得増加LV10・感知LV10・刀LV10・カウンターLV10・ステップLV10・シャドーLV10・EXスキル(レベル66で解放)・きゅう???
ハイブリット武装
刀:600
ツインハンドガン:100(0/20発・一発ヒットにつき、対象の防御力を1%減少。最大10%)
ミリタリージャケット:400
回復弾丸:0/4発(武具の耐久力とハンドガンの弾数を回復する)
強化弾丸:2/2発(武具の攻撃力・防御力を技量と同じ秒数倍にする)
今まで武具が弱いと感じて来た。
もちろん今も弱いが、それでも性能アップは嬉しい。
今は使えないが、ハンドガンが地味に進化している。
俺は盗賊を斬り続けた。
『レベルが55から56に上がりました』
『レベルが56から57に上がりました』
『レベルが57から58に上がりました』
『レベルが58から59に上がりました』
『レベルが59から60に上がりました』
『レベルが60から61に上がりました』
『レベルが61から62に上がりました』
こいつらレベルだけは高いがプレイヤースキルが低い。
そのおかげでどんどんレベルが上がっていく。
「ハヤト!ダークを殺してレベルを上げ続けなさい!私はドリルの相手をするわ!」
俺は前にいるダークを斬り殺した。
『レベルが62から66に上がりました』
『EXスキルを選択してください』
刀・EX
シャドー・EX
リジェネ・EX
『刀・EXを取得しました』
『刀LV10・刀EXスキルをハイブリッド武装に統合します』
『次のEXスキル取得モードに移行します』
どんどんレベルが上がっていく。
ハヤト 男
レベル:66
ステータスポイント:0
スキルポイント:0
ジョブ:ハイブリッド
体力:100
魔力:100
敏捷:160
技量: 70
魅力:130
スキル・ハイブリッドの紋章LV10・リジェネLV10・経験値取得増加LV10・感知LV10・カウンターLV10・ステップLV10・シャドーLV10・EXスキル(レベル77で解放)・きゅう???
ハイブリット武装
刀:600(攻撃モーション+50%・対象に連続ヒットする事で攻撃力が上昇、最大+50%)
ツインハンドガン:100(0/20発・一発ヒットにつき、対象の防御力を1%減少。最大10%)
ミリタリージャケット:400
回復弾丸:0/4発(武具の耐久力とハンドガンの弾数を回復する)
強化弾丸:2/2発(武具の攻撃力・防御力を技量と同じ秒数倍にする)
刀・EX,要するに刀コンボの追加か。
1ヒットで攻撃力105%、2ヒットで攻撃力110%と上昇していく。
最大10ヒットで攻撃力が150%になる。
地味にコンボじゃなくても攻撃力が5%上がる!
悪くない!
まだ盗賊がいる。
俺は盗賊を倒し続けた。
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