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第122話

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『レベルが20から21に上がりました』

「おっし、レベルアップ」
「おお!幸先いいですね」



 ハヤト 男
 レベル:21
 ステータスポイント:0
 スキルポイント:4
 ジョブ:ハイブリッド
 体力:30
 魔力:20
 敏捷:70  
 技量:20  
 魅力:70  
 スキル・攻の紋章LV4・防の紋章LV3・銃の紋章LV3・収納の紋章LV3・カートリッジの紋章LV3・リジェネLV3・経験値取得増加LV10・強化の紋章LV0・感知LV3・きゅう???
 武器 刀:120 ハンドガン:30(最大10発) 防具 ミリタリージャケット:60

 能力値は体力に、スキルは攻の紋章につぎ込む!
 目標は攻撃力を上げてガードスライムを1撃で倒す事だ!

 俺はその日からスライム狩りを始めた。
 
 奥に進むとスライムが大量に出て来て、俺の刀で倒されていく。
 バウンドして俺にタックルしようとして俺に飛び込んで来てくれる。
 そのタイミングで刀を振るとスライムが面白いように狩れる。

 スライムが飛び掛かった瞬間に刀で斬り、更に返して斬る。
 スライムが魔石に変わった。

「凄いですね」
「ん?」
「ノーダメージじゃないですか」

「スライムは遅いからダメージを食らいにくいよな?」
「えー!そんな事無いですよ!1度も攻撃を受けないのは異常ですよ!」

「そうかな?でも、ガードスライムは悪くない。しばらくここでスライム狩りをしよう」
「全部終わるには90日程度と予想していましたが、30日もあれば終わりそうですね。私は帰って次のクエを探してきます」

 女性兵士は帰って行った。

「まだ、あるのか」

 まあいい。スライム狩りだ!



『レベルが21から22に上がりました』

 俺は体力と攻の紋章に全振りする。
 おっし、スライムジェルも手に入れた!



【王国歴1000年春の月37日】

 俺は中ボスのガードスライムを連撃で倒す。

『レベルが22から23に上がりました』

 攻撃に全振りだ!
 スライムジェルも貯まってきた。


【王国歴1000年春の月38日】

『レベルが23から24に上がりました』

 全振り!

 俺は跳ねてくるスライムを刀で斬る。

 ん?1撃で倒せた。



 ハヤト 男
 レベル:24
 ステータスポイント:0
 スキルポイント:1
 ジョブ:ハイブリッド
 体力:60
 魔力:20
 敏捷:70  
 技量:20  
 魅力:70  
 スキル・攻の紋章LV7・防の紋章LV3・銃の紋章LV3・収納の紋章LV3・カートリッジの紋章LV3・リジェネLV3・経験値取得増加LV10・強化の紋章LV0・感知LV3・きゅう???
 武器 刀:210 ハンドガン:30(最大10発) 防具 ミリタリージャケット:60


 体力60、刀の攻撃力が210か。
 結構上がった。
 いくらそこそこレベルの高いガードスライムでも、ここまで上げると1撃か。

 いや、まだ安心はできない。
 もっと狩る!
 俺は勢いに乗って魔物を狩る。



 ……疲れた。
 刀の耐久力がLVアップで上がったけど、スタミナが足りない。
 今日は帰ろう。


【王国歴1000年春の月43日】

 俺はガードスライムを狩った。
 ガードスライムを1撃で倒せるようになり、更に敏捷と魅力を上げて効率を上げていった。
 その上でカートリッジの紋章を上げて、武具の耐久力が尽きないよう工夫した。


 ハヤト 男
 レベル:30
 ステータスポイント:0
 スキルポイント:6
 ジョブ:ハイブリッド
 体力: 60
 魔力: 20
 敏捷:100  
 技量: 20  
 魅力:100  
 スキル・攻の紋章LV7・防の紋章LV3・銃の紋章LV3・収納の紋章LV3・カートリッジの紋章LV6・リジェネLV3・経験値取得増加LV10・強化の紋章LV0・感知LV3・きゅう???
 武器 刀:210 ハンドガン:30(最大10発) 防具 ミリタリージャケット:60


 ガードスライムに対抗して能力値を振ったけど、バランスが悪くなったな。
 カートリッジの紋章はLVを上げるためのスキルポイントが多くなってきた。

 魔力や技量にも振っておきたいけど、今はスタミナ切れがネックだ。
 ま、スライムジェルは169個貯まったから、次に行こうかな。



 俺は帰って女性兵士にスライムジェルを納品した。

「169個!もう終わったんですか!」
「ガードスライムを1撃で倒せるようにして、更に敏捷と魅力を上げてたら更に効率がよくなったんだ」

「ステータスを見せて欲しいのですがいいですか?」
「いいぞ」

「あれええ?『ふ、当たらなければ、どうと言う事は無い!キリ!』とか思ってませんか?」
「スライムだから当たりにくいだろ」
「思っているんですね」

「いや、スライムは遅いし!」
「思っちゃってますね。分かりました。次のクエストはアサシンゴブリンです」

「唐突に次のクエが来たか!」




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