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第114話
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俺は、ファルナにはあえて言わなかった。
日本には死刑制度がある。
アサヒが法を破り、罪を犯したら、殺すことも出来る。
俺はアサヒがルールを守り続けるとは思えない。
アサヒはこの世界に来てから力を手に入れて自分に酔っている。
アサヒが法を守るならそれでいい。
だが、法を破り、また皆を窮地に追い込むのなら。
俺は、その時までに強くなっておこう。
もちろん休日はしっかりと休むが、ダンジョンでは強くなることも目指そう。
ファルナに手を下させるのは嫌だ。
殺すなら、俺が殺そう。
アサヒ、ルールはな、破った者を殺していい権利でもあるんだ。
俺はアサヒを許してはいない。
死んでもいいと思っている。
俺は爪を研ぎ続ける。
そして、機会があれば殺せるよう心の準備はとうに出来ているんだ。
例え、最弱のハイブリッドでも爪は研ぎ続ける。
この事は、ファルナには言わずにいよう。
そう思った。
「やっと会議が終わったか。自分が言い出したとはいえ、疲れる」
ファルナが笑いながら言った。
「ですが、これでまた法整備が整いますわ。転生者の意見は大変参考になりますわね」
「ファルナの仕事は増えるけどな」
「構いませんわ。わたくしはこの国を良くしたいのですわ。話は変わりますが、また立派になりましたわね」
「ん?」
「ハヤトはどんどん立派になっていますわ。今回も矢面に立つように発言しましたわ」
俺が『何かあったら俺が言ったことにしていいから発言して欲しい』と言った話だろう。
「アサヒが邪魔だったからな」
「立派になったと言ったのはその事だけではありませんわ。転生前から何度も自分の命をかけて皆を守りましたわ。わたくしでもあそこまで出来ないと思いますわ」
俺は変わっていない……いや、前の俺ならもっと逃げようとしていたか?
今回の会議でも前の俺なら絶対に矢面に立たなかっただろうし……
「何回か死にかけたから細かい事がどうでも良くなったのかもしれない」
「ですがそれでは命をかけて前に出ることは出来ませんわね。ハヤトは立派になりましたわ」
「……もっと立派になれるようにダンジョンの2階に行きたい」
「ダメですわ」
「立派になったなら」
「ダメですわね」
「いやでも」
「ダメですわ。心が立派な事とレベルが低い事は別問題ですわ。能力値がすべて10未満の者は上に行けないルールですわ」
「全部10を超えたら」
「それだけでダンジョンの2階に行くのは駄目ですわ」
ファルナは終始笑顔だが、俺の意見は却下された。
「大丈夫なのです!今日からは私がハヤトを守って見張るのです!今日からは私がハヤト当番なのです!」
当番の意味が良く分からないが、何か決まりがあるのかもしれない。
シスターちゃんが椅子から立ち上がるが、背が小さいため顔だけがテーブルから上に出て子供のように見える。
「あー。思っていたんだけど、シスターちゃんやエリスに付き添ってもらうと、その分損失だよな?2人ともエースだし」
シスターちゃんとエリスはレベル70越えで貴重な人員だ。
レベル4の俺を護衛するのは良くない気がする。
「構いませんわ。たまには息抜きも必要ですのよ。それに2人を育てたのはハヤトですわ」
ファルナの言葉を聞いて確信した。
俺の手伝いをすればその分シスターちゃんは他のことが出来なくなる。
「……ハヤト、急ぐ必要はありませんわ。今日から三日間午後はダンジョンで狩りをして、休日の2日は休みですわよ?」
「そう、だな」
「ハヤトは前回、連戦で体を壊しましたわ。休日はしっかり休むのですわ」
「分かった」
「ハヤト君、休日は休まないと駄目だよ?」
ヒメすら俺を止めてくる。
「そうだよ、無理は駄目なんだ」
「安心するのです!休日は私がハヤトと遊ぶのです!」
シスターちゃんがふんすと鼻を鳴らした。
俺はどうやら信頼されていないらしい。
ちゃんと休むぞ?
会議が終わり、シスターちゃんとダンジョンに行く。
ダンジョンの1階でしかも、後ろにシスターちゃんが控えている。
安全な魔物狩りだった。
午前中は抗議を受け、午後はダンジョンで魔物を狩り、夜はシスターちゃんと寝る生活を続けた。
学園がある3日間午後はダンジョンに通った。
【ダンジョン1階】
「もう3日目なのです」
「そうだな、一切苦戦する事が無い」
「一回もダメージを受けていないのです。ふー。夜以外退屈なのです」
ぐおおおおおおおお!
「ん?中ボスか!?」
目の前にはサイズの大きいアタックボアがいた。
俺は即座に構える。
ダンジョンが変容してから1階で中ボスは確認されていない。
まだ変容が終わっていないのか!?
呼吸が荒くなる。
時の流れが遅くなり、景色の色があせていく。
俺はアタックボアだけに意識を集中した。
この感覚は久しぶりだ。
中ボスか、丁度いい相手だ。
俺の力がどれだけ通用すら試す!
「危ないのです!」
バアン!
シスターちゃんが杖で中ボスを殴り倒した。
「ふー!びっくりしたのです」
「……報告が必要だな」
まさか倒されるとは思わなかった。
いや、いいんだよ?
うん、安全に行くならそれは正しい判断だろう、うん、正しいんだ。
……だけど、ダンジョンの変容か。
ダンジョンも進化しているのか?
俺達は魔物を狩って学園に戻った。
だんだんレベルアップしにくくなってきた。
俺はすぐファルナに報告するが、シスターちゃんの話は終わらない。
「私も剣で戦うのです!クラスチェンジをするのです!」
「そうですわね。いままでクラスチェンジを我慢させてしまいましたわ。シスターちゃんは自分の道は進むのですわ」
シスターちゃんは子犬のようにすばしっこく走ってエリスの元へ向かう。
「シスターちゃんは戦士になるのか」
「そうですわね。所でお願いがありますわ」
「なんだ?」
「今教会のギルド長に誰がなるかでもめているのですわ。その為の会議に出席して欲しいのですわ」
絶対揉める案件だ。
教会の上にいる奴らは癖が強い。
でも、今の俺が貢献できるのはこれくらいか。
「今のギルド長はどうなったんだ?」
「暗殺されましたわ。恐らく教会内部の権力闘争ですわね」
「うわ、ろくでもないな。会議はいつ行うんだ?」
「今日から長くて3日間ですわね」
揉める事前提で予定を組んでいるのか。
だが、休日はシスターちゃんと予定を決めてある。
「……分かった。出席しよう。だけど休日はシスターちゃんと食事に行く予定がある」
「出られる時だけで構いませんわ。皆出たがらない会議に呼んで申し訳ないとは思っていますわ。ですが、今は一人でも解決策を出せそうな人に出席をお願いしていますわ」
「いや、協力はするぞ」
「助かりますわ」
俺は不吉なものを感じていた。
ダンジョンの変容・アサヒやドリルの動向・行方不明のアオイ・教会の権力争い。
闇が混ざり合って悪い流れが起きる様な、そんな気がした。
日本には死刑制度がある。
アサヒが法を破り、罪を犯したら、殺すことも出来る。
俺はアサヒがルールを守り続けるとは思えない。
アサヒはこの世界に来てから力を手に入れて自分に酔っている。
アサヒが法を守るならそれでいい。
だが、法を破り、また皆を窮地に追い込むのなら。
俺は、その時までに強くなっておこう。
もちろん休日はしっかりと休むが、ダンジョンでは強くなることも目指そう。
ファルナに手を下させるのは嫌だ。
殺すなら、俺が殺そう。
アサヒ、ルールはな、破った者を殺していい権利でもあるんだ。
俺はアサヒを許してはいない。
死んでもいいと思っている。
俺は爪を研ぎ続ける。
そして、機会があれば殺せるよう心の準備はとうに出来ているんだ。
例え、最弱のハイブリッドでも爪は研ぎ続ける。
この事は、ファルナには言わずにいよう。
そう思った。
「やっと会議が終わったか。自分が言い出したとはいえ、疲れる」
ファルナが笑いながら言った。
「ですが、これでまた法整備が整いますわ。転生者の意見は大変参考になりますわね」
「ファルナの仕事は増えるけどな」
「構いませんわ。わたくしはこの国を良くしたいのですわ。話は変わりますが、また立派になりましたわね」
「ん?」
「ハヤトはどんどん立派になっていますわ。今回も矢面に立つように発言しましたわ」
俺が『何かあったら俺が言ったことにしていいから発言して欲しい』と言った話だろう。
「アサヒが邪魔だったからな」
「立派になったと言ったのはその事だけではありませんわ。転生前から何度も自分の命をかけて皆を守りましたわ。わたくしでもあそこまで出来ないと思いますわ」
俺は変わっていない……いや、前の俺ならもっと逃げようとしていたか?
今回の会議でも前の俺なら絶対に矢面に立たなかっただろうし……
「何回か死にかけたから細かい事がどうでも良くなったのかもしれない」
「ですがそれでは命をかけて前に出ることは出来ませんわね。ハヤトは立派になりましたわ」
「……もっと立派になれるようにダンジョンの2階に行きたい」
「ダメですわ」
「立派になったなら」
「ダメですわね」
「いやでも」
「ダメですわ。心が立派な事とレベルが低い事は別問題ですわ。能力値がすべて10未満の者は上に行けないルールですわ」
「全部10を超えたら」
「それだけでダンジョンの2階に行くのは駄目ですわ」
ファルナは終始笑顔だが、俺の意見は却下された。
「大丈夫なのです!今日からは私がハヤトを守って見張るのです!今日からは私がハヤト当番なのです!」
当番の意味が良く分からないが、何か決まりがあるのかもしれない。
シスターちゃんが椅子から立ち上がるが、背が小さいため顔だけがテーブルから上に出て子供のように見える。
「あー。思っていたんだけど、シスターちゃんやエリスに付き添ってもらうと、その分損失だよな?2人ともエースだし」
シスターちゃんとエリスはレベル70越えで貴重な人員だ。
レベル4の俺を護衛するのは良くない気がする。
「構いませんわ。たまには息抜きも必要ですのよ。それに2人を育てたのはハヤトですわ」
ファルナの言葉を聞いて確信した。
俺の手伝いをすればその分シスターちゃんは他のことが出来なくなる。
「……ハヤト、急ぐ必要はありませんわ。今日から三日間午後はダンジョンで狩りをして、休日の2日は休みですわよ?」
「そう、だな」
「ハヤトは前回、連戦で体を壊しましたわ。休日はしっかり休むのですわ」
「分かった」
「ハヤト君、休日は休まないと駄目だよ?」
ヒメすら俺を止めてくる。
「そうだよ、無理は駄目なんだ」
「安心するのです!休日は私がハヤトと遊ぶのです!」
シスターちゃんがふんすと鼻を鳴らした。
俺はどうやら信頼されていないらしい。
ちゃんと休むぞ?
会議が終わり、シスターちゃんとダンジョンに行く。
ダンジョンの1階でしかも、後ろにシスターちゃんが控えている。
安全な魔物狩りだった。
午前中は抗議を受け、午後はダンジョンで魔物を狩り、夜はシスターちゃんと寝る生活を続けた。
学園がある3日間午後はダンジョンに通った。
【ダンジョン1階】
「もう3日目なのです」
「そうだな、一切苦戦する事が無い」
「一回もダメージを受けていないのです。ふー。夜以外退屈なのです」
ぐおおおおおおおお!
「ん?中ボスか!?」
目の前にはサイズの大きいアタックボアがいた。
俺は即座に構える。
ダンジョンが変容してから1階で中ボスは確認されていない。
まだ変容が終わっていないのか!?
呼吸が荒くなる。
時の流れが遅くなり、景色の色があせていく。
俺はアタックボアだけに意識を集中した。
この感覚は久しぶりだ。
中ボスか、丁度いい相手だ。
俺の力がどれだけ通用すら試す!
「危ないのです!」
バアン!
シスターちゃんが杖で中ボスを殴り倒した。
「ふー!びっくりしたのです」
「……報告が必要だな」
まさか倒されるとは思わなかった。
いや、いいんだよ?
うん、安全に行くならそれは正しい判断だろう、うん、正しいんだ。
……だけど、ダンジョンの変容か。
ダンジョンも進化しているのか?
俺達は魔物を狩って学園に戻った。
だんだんレベルアップしにくくなってきた。
俺はすぐファルナに報告するが、シスターちゃんの話は終わらない。
「私も剣で戦うのです!クラスチェンジをするのです!」
「そうですわね。いままでクラスチェンジを我慢させてしまいましたわ。シスターちゃんは自分の道は進むのですわ」
シスターちゃんは子犬のようにすばしっこく走ってエリスの元へ向かう。
「シスターちゃんは戦士になるのか」
「そうですわね。所でお願いがありますわ」
「なんだ?」
「今教会のギルド長に誰がなるかでもめているのですわ。その為の会議に出席して欲しいのですわ」
絶対揉める案件だ。
教会の上にいる奴らは癖が強い。
でも、今の俺が貢献できるのはこれくらいか。
「今のギルド長はどうなったんだ?」
「暗殺されましたわ。恐らく教会内部の権力闘争ですわね」
「うわ、ろくでもないな。会議はいつ行うんだ?」
「今日から長くて3日間ですわね」
揉める事前提で予定を組んでいるのか。
だが、休日はシスターちゃんと予定を決めてある。
「……分かった。出席しよう。だけど休日はシスターちゃんと食事に行く予定がある」
「出られる時だけで構いませんわ。皆出たがらない会議に呼んで申し訳ないとは思っていますわ。ですが、今は一人でも解決策を出せそうな人に出席をお願いしていますわ」
「いや、協力はするぞ」
「助かりますわ」
俺は不吉なものを感じていた。
ダンジョンの変容・アサヒやドリルの動向・行方不明のアオイ・教会の権力争い。
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