113 / 179
第113話
しおりを挟む
アサヒが満面の笑みを作り俺の前に立った。
この時のアサヒは怒っている。
自分の酷い顔を覆い隠すための笑顔だ。
俺には不気味な顔にしか見えないし、その事は他の者も気づいているだろう。
しかもヒメが出て行ったことを確認してから俺の前に立った。
自分をよく見せたいけど、俺に何か言わずにはいられないってところだろう。
「ハヤト、君は無能の癖に調子に乗っていないかい?美女を隣にはべらせているけど、ここは学びの場だよ!」
ヒメを犯そうとしたアサヒがおかしなことを言っている。
俺は心を無にしてすべての言葉を受け流した。
だが、シスターちゃんが怒り出す。
「アサヒの言っている事はおかしいのです!今から訓練場に行って私と勝負するです!ぶっ潰してやるです!!」
「い、今はそういう話じゃないんだ!」
シスターちゃんはレベルが高い。
アサヒと闘えば勝てるだろう。
アサヒは自分より弱い者としか相手をしたがらない。
露骨に焦りだしたか。
俺はシスターちゃんの口を塞いだ。
シスターちゃんはおとなしくなるが、その事でアサヒはさらに怒り出す。
俺が女性に触れるのが許せないのだろう。
エリスにも黙っているよう目で合図する。
アサヒは俺を責め続け、俺はアサヒの言葉を受け流した。
◇
アサヒがうっぷんを晴らし帰っていくと俺達は食堂に向かった。
「どうして言い返さないですか!!ハヤトは女神に守られているです!」
「俺が挑発してアサヒに殴らせてもアサヒは俺を守る結界で手を痛める位にしかならない。それより、アサヒの言う事を受け流しながら考えていた」
「何を考えていたんだい?」
「アサヒ対策の会議を開きたいんだ」
俺はレベルが低い。
でも、出来ることはあると思う。
矢面に立ってでもアサヒのような者は対策しておきたい。
アサヒだけではない。
スティンガーの息子、ドリルもいる。
アサヒのように厄介で癖の強い人間は1人じゃないのだ。
「そう、だね。話し合いは必要だと思うよ」
「ファルナに相談してみる」
こうして会議が開かれた。
忙しいはずのファルナだが、政務を中断して会議を招集し、転生組のクラスメートとヒメ、エリス、シスターちゃんも参加する事になった。
カムイとそのヒロイン2人は魔物狩りの為不在だが、こんなに早く段取りを済ませるファルナの行動はこの世界の人間より、IT企業の敏腕経営者をイメージさせる。
俺達が元居た世界はある意味異常だと思う。
世界の歴史の中で最も時代の変化が激しく、親のアドバイスが古くなり時代にマッチしなくなるほど世の中の動きが早い。
インターネットにより高速で情報が行き来し、5年や10年スパンで時代が変化する。
例えばスマホが急速に普及し、多くの者がインターネットにアクセスできるようになり、その環境の変化がトリガーになって人の意識さえも変容させていく。
その時代に暮らす俺としては当たり前の事ではあるが、そういう情報をネットで知って元の世界が異常であるとようやく認識できた。
元の世界は時代の流れが激しすぎる。
異常なのだ。
俺達は変化の激しい特殊な時代に住んでいたからこそ、この世界に召喚されたのかもしれない。
カムイも元の世界は情報科学が発達した珍しい世界みたいに言っていたと思う。
この世界にいる多くの者はファルナのように素早く行動に移せないし、停滞が続いているらしい。
「アサヒ対策会議を始めますわ」
「ファルナ、アサヒを暗殺できないか?今ならあいつは弱い。亡き者にして、魔物に殺された事にすれば平和になる」
「ダメですわ。女神の啓示でそのような事は禁止されていますわ。それに1人殺せば10人殺すようになり、その次は100人、1000人とエスカレートしますわ。それではアルナと変わりませんのよ」
もしファルナが名君だとしても、次の代で大量虐殺をする王が現れるかもしれない、か。
エスカレートして王が暴君になれば国が衰退して人類は滅びるかもしれない。
「アサヒはいる意味が無いのです!」
シスターちゃんが怒った。
「殺すのはダメですわ」
殺すのは駄目か。
考えてみよう。
それ以外の方法を。
アサヒは日本では人を殺していない、と思う。
日本で人を殺せば一生まともな人生を歩めない。
アサヒが日本で人を殺さないのは、監視カメラと警察組織が発達し、法整備も進んでいるからだ。
でも、本来アサヒは人を殺すような人間だ。
殺せないならどうやって縛るかという選択肢に絞られてくる。
監禁もファルナが許さないだろう。
残念ながら今人材不足で治安維持の人員すら不足している。
アサヒの行動を考えると、プライドが高い。
日本にいた時はスポーツでも、授業の成績でも常にマウントを取っていた。
「学園でドロップ品の納品数をランキング形式で壁に貼りだしたい。筆記試験のランキングも壁に貼りだしたいんだ」
「ランキングですの?ですがそれでは成績下位の者がいじめられ、自信を無くしますわ」
「全部啓示する必要は無いだろ?成績上位トップ10とかそういうのでいいんじゃないか?」
「目に見える形の優劣に目を移させるという認識でいいですわね?」
「そうなる」
本来人間の価値は『戦闘力』『試験の成績』だけではかれるものではない。
それは1つの基準に過ぎない。
ファルナはその事を分かっている。
でも、アサヒはそこに目を奪われ、上にのし上がろうとするだろう。
そしてアサヒの成績が悪かった場合『トップ10に入っていない者は今回参加できない』と言って一蹴することも出来る。
アサヒが強くなってしまう可能性はある。
デメリットはあるが良い効果もあるはずだ。
アサヒをランキングに目を向けさせ悪さをする暇を無くさせる。
アサヒは無理やり行動を強要させれば反発する。
アサヒが自分からランキング上位を狙うよう誘導し、自分が行動を決めたと思わせれば勝手に動いて魔物を狩ってくれるだろう。
「何かあったら俺が言ったことにしていいから案を出してくれ」
俺の発言で皆から意見が出てくる。
なんせ日本には手間をかけず人を押さえつける仕組みがすでにある。
それをこの国に合わせて実現できる形に変えて提案すればいいのだ。
すぐに方針は決まった。
・ランキング制度の導入
・停学3回で学園の退学
・成績アップクエストの導入
簡単に言うとアサヒにはランキングに目を向けてもらい、暇があれば報酬の低い成績アップクエストを受けてもらう。
そしてこれから3回停学を食らえば退学になるようにし、手足を縛るのだ。
ただ、アサヒはこれから3回停学にならないと学園から排除できない。
前回の停学はカウントされないのだ。
法の基本ではあるが、例えば俺がダンジョンに行き、帰ってきたら『ダンジョンに行ったものは死刑だ。そういう法になったのだ』と言って殺せるなら権力者の都合の良いように人を殺せるようになってしまう。
これを許せば権力者は後出しじゃんけんで人を殺せる。
法が変わる前に行った事はノーカウント、これが法の常識だ。
変化が早すぎる異常な世界から俺達は召喚された件。
アサヒを殺してはいけないと言った女神の啓示。
色々考えると、女神は癖の強い人間がいても狂わない国を作りたかったのかもしれない。
この時のアサヒは怒っている。
自分の酷い顔を覆い隠すための笑顔だ。
俺には不気味な顔にしか見えないし、その事は他の者も気づいているだろう。
しかもヒメが出て行ったことを確認してから俺の前に立った。
自分をよく見せたいけど、俺に何か言わずにはいられないってところだろう。
「ハヤト、君は無能の癖に調子に乗っていないかい?美女を隣にはべらせているけど、ここは学びの場だよ!」
ヒメを犯そうとしたアサヒがおかしなことを言っている。
俺は心を無にしてすべての言葉を受け流した。
だが、シスターちゃんが怒り出す。
「アサヒの言っている事はおかしいのです!今から訓練場に行って私と勝負するです!ぶっ潰してやるです!!」
「い、今はそういう話じゃないんだ!」
シスターちゃんはレベルが高い。
アサヒと闘えば勝てるだろう。
アサヒは自分より弱い者としか相手をしたがらない。
露骨に焦りだしたか。
俺はシスターちゃんの口を塞いだ。
シスターちゃんはおとなしくなるが、その事でアサヒはさらに怒り出す。
俺が女性に触れるのが許せないのだろう。
エリスにも黙っているよう目で合図する。
アサヒは俺を責め続け、俺はアサヒの言葉を受け流した。
◇
アサヒがうっぷんを晴らし帰っていくと俺達は食堂に向かった。
「どうして言い返さないですか!!ハヤトは女神に守られているです!」
「俺が挑発してアサヒに殴らせてもアサヒは俺を守る結界で手を痛める位にしかならない。それより、アサヒの言う事を受け流しながら考えていた」
「何を考えていたんだい?」
「アサヒ対策の会議を開きたいんだ」
俺はレベルが低い。
でも、出来ることはあると思う。
矢面に立ってでもアサヒのような者は対策しておきたい。
アサヒだけではない。
スティンガーの息子、ドリルもいる。
アサヒのように厄介で癖の強い人間は1人じゃないのだ。
「そう、だね。話し合いは必要だと思うよ」
「ファルナに相談してみる」
こうして会議が開かれた。
忙しいはずのファルナだが、政務を中断して会議を招集し、転生組のクラスメートとヒメ、エリス、シスターちゃんも参加する事になった。
カムイとそのヒロイン2人は魔物狩りの為不在だが、こんなに早く段取りを済ませるファルナの行動はこの世界の人間より、IT企業の敏腕経営者をイメージさせる。
俺達が元居た世界はある意味異常だと思う。
世界の歴史の中で最も時代の変化が激しく、親のアドバイスが古くなり時代にマッチしなくなるほど世の中の動きが早い。
インターネットにより高速で情報が行き来し、5年や10年スパンで時代が変化する。
例えばスマホが急速に普及し、多くの者がインターネットにアクセスできるようになり、その環境の変化がトリガーになって人の意識さえも変容させていく。
その時代に暮らす俺としては当たり前の事ではあるが、そういう情報をネットで知って元の世界が異常であるとようやく認識できた。
元の世界は時代の流れが激しすぎる。
異常なのだ。
俺達は変化の激しい特殊な時代に住んでいたからこそ、この世界に召喚されたのかもしれない。
カムイも元の世界は情報科学が発達した珍しい世界みたいに言っていたと思う。
この世界にいる多くの者はファルナのように素早く行動に移せないし、停滞が続いているらしい。
「アサヒ対策会議を始めますわ」
「ファルナ、アサヒを暗殺できないか?今ならあいつは弱い。亡き者にして、魔物に殺された事にすれば平和になる」
「ダメですわ。女神の啓示でそのような事は禁止されていますわ。それに1人殺せば10人殺すようになり、その次は100人、1000人とエスカレートしますわ。それではアルナと変わりませんのよ」
もしファルナが名君だとしても、次の代で大量虐殺をする王が現れるかもしれない、か。
エスカレートして王が暴君になれば国が衰退して人類は滅びるかもしれない。
「アサヒはいる意味が無いのです!」
シスターちゃんが怒った。
「殺すのはダメですわ」
殺すのは駄目か。
考えてみよう。
それ以外の方法を。
アサヒは日本では人を殺していない、と思う。
日本で人を殺せば一生まともな人生を歩めない。
アサヒが日本で人を殺さないのは、監視カメラと警察組織が発達し、法整備も進んでいるからだ。
でも、本来アサヒは人を殺すような人間だ。
殺せないならどうやって縛るかという選択肢に絞られてくる。
監禁もファルナが許さないだろう。
残念ながら今人材不足で治安維持の人員すら不足している。
アサヒの行動を考えると、プライドが高い。
日本にいた時はスポーツでも、授業の成績でも常にマウントを取っていた。
「学園でドロップ品の納品数をランキング形式で壁に貼りだしたい。筆記試験のランキングも壁に貼りだしたいんだ」
「ランキングですの?ですがそれでは成績下位の者がいじめられ、自信を無くしますわ」
「全部啓示する必要は無いだろ?成績上位トップ10とかそういうのでいいんじゃないか?」
「目に見える形の優劣に目を移させるという認識でいいですわね?」
「そうなる」
本来人間の価値は『戦闘力』『試験の成績』だけではかれるものではない。
それは1つの基準に過ぎない。
ファルナはその事を分かっている。
でも、アサヒはそこに目を奪われ、上にのし上がろうとするだろう。
そしてアサヒの成績が悪かった場合『トップ10に入っていない者は今回参加できない』と言って一蹴することも出来る。
アサヒが強くなってしまう可能性はある。
デメリットはあるが良い効果もあるはずだ。
アサヒをランキングに目を向けさせ悪さをする暇を無くさせる。
アサヒは無理やり行動を強要させれば反発する。
アサヒが自分からランキング上位を狙うよう誘導し、自分が行動を決めたと思わせれば勝手に動いて魔物を狩ってくれるだろう。
「何かあったら俺が言ったことにしていいから案を出してくれ」
俺の発言で皆から意見が出てくる。
なんせ日本には手間をかけず人を押さえつける仕組みがすでにある。
それをこの国に合わせて実現できる形に変えて提案すればいいのだ。
すぐに方針は決まった。
・ランキング制度の導入
・停学3回で学園の退学
・成績アップクエストの導入
簡単に言うとアサヒにはランキングに目を向けてもらい、暇があれば報酬の低い成績アップクエストを受けてもらう。
そしてこれから3回停学を食らえば退学になるようにし、手足を縛るのだ。
ただ、アサヒはこれから3回停学にならないと学園から排除できない。
前回の停学はカウントされないのだ。
法の基本ではあるが、例えば俺がダンジョンに行き、帰ってきたら『ダンジョンに行ったものは死刑だ。そういう法になったのだ』と言って殺せるなら権力者の都合の良いように人を殺せるようになってしまう。
これを許せば権力者は後出しじゃんけんで人を殺せる。
法が変わる前に行った事はノーカウント、これが法の常識だ。
変化が早すぎる異常な世界から俺達は召喚された件。
アサヒを殺してはいけないと言った女神の啓示。
色々考えると、女神は癖の強い人間がいても狂わない国を作りたかったのかもしれない。
11
お気に入りに追加
2,671
あなたにおすすめの小説
貞操観念逆転世界におけるニートの日常
猫丸
恋愛
男女比1:100。
女性の価値が著しく低下した世界へやってきた【大鳥奏】という一人の少年。
夢のような世界で彼が望んだのは、ラブコメでも、ハーレムでもなく、男の希少性を利用した引き籠り生活だった。
ネトゲは楽しいし、一人は気楽だし、学校行かなくてもいいとか最高だし。
しかし、男女の比率が大きく偏った逆転世界は、そんな彼を放っておくはずもなく……
『カナデさんってもしかして男なんじゃ……?』
『ないでしょw』
『ないと思うけど……え、マジ?』
これは貞操観念逆転世界にやってきた大鳥奏という少年が世界との関わりを断ち自宅からほとんど出ない物語。
貞操観念逆転世界のハーレム主人公を拒んだ一人のネットゲーマーの引き籠り譚である。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら男女逆転世界
美鈴
ファンタジー
階段から落ちたら見知らぬ場所にいた僕。名前は覚えてるけど名字は分からない。年齢は多分15歳だと思うけど…。えっ…男性警護官!?って、何?男性が少ないって!?男性が襲われる危険がある!?そんな事言われても…。えっ…君が助けてくれるの?じゃあお願いします!って感じで始まっていく物語…。
※カクヨム様にも掲載しております
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる