71 / 179
第71話
しおりを挟む
「では、今日はアオイとハヤトさんが儀式の間で過ごすのです」
俺とアオイは儀式の間に移動した。
「あら、ベッドに座らないの?」
アオイはベッドに座ってベッドをぽふっと叩いた。
俺はアオイの隣に座る。
水差しには水が汲まれ、室内は掃除され綺麗だった。
「アオイはゲーム経験者か?」
「そうね、プリンセストラップダンジョン学園・NTRよね?」
「お前もか」
「お互いゲーム経験者ね。所で、私のステータスが知りたいのよね?」
「そうなる」
俺は分析スキルを使用した。
アオイが俺の耳に口を近づけてささやく。
「分析スキルのLV10ね」
俺の思考が読まれている事がある。
全部読まれているわけではないと思うが、アオイの予測的中率は高い。
「そうだ。俺のステータスは内緒だ」
「ええ、だから耳元でささやいているのよ」
「……集中してステータスを見たい」
「あら?私が居るとドキドキするのかしら?」
お前の魅力だけじゃなくてお前の存在自体が怖いんだよ!
「アオイのステータスをじっくり見たい」
「いいわよ、じっくりねっとりと見ればいいわ」
「……」
その言い方は絶対にワザとだ。
俺はアオイのステータスを見た。
アオイ 女
レベル:110
固有スキル 俊足ネコ:LV10
ジョブ:槍使い
体力:230 +50
魔力:150 +50
敏捷:230 +250
技量:230 +50
魅力:130
名声:130
スキル・槍術:LV10・罠感知:LV10・敵感知LV10・隠密:LV10・偽装:LV10・分析:LV10・投てきLV10・ステップ:LV10・カウンター:LV10
武器 バルキリーランス:600 ・防具 淫魔のタイツ:400
つよ!強い!
能力値は俺より上だ。
自分のステータスも表示する。
実際見比べて比較したいのだ。
ハヤト 男
レベル:1
固有スキル きゅう:LV9
ジョブ:斥候
体力:1+100
魔力:1+250
敏捷:7+350
技量:1+100
魅力:0+100
名声:0+100
スキル・闇魔法:LV10・刀剣術:LV10・聖魔法:LV10・斥候術:LV10・超人体:LV10・ステップ:LV10・カウンター:LV10
武器 輪廻の刀:400 ・防具 漆黒の衣:150
斥候の紋章 ・耐性の紋章
固有スキル俊足ネコか。
敏捷を大きくアップし、その他の能力も上げる強スキルだ。
更に槍スキル4種をスキル統合している。
槍スキルの攻撃は体力依存ではあるが、特性はその速さだ。
ショートスティングとロングスティングの動きも、槍のモーションも速い。
更に一定時間速度を上げるソニックタイムも速さ重視なのだ。
俺は槍の方向転換しずらく、直線的な動きが苦手で使っていないが、相性の良い者が使うと槍は強い。
俺より強い武具を装備し、高い体力で攻撃力を上げ、高い敏捷で高速で何度も敵を突き刺す。
更に技量も高いので何度もクリティカル判定が出るだろう。
魔力以外全部アオイの方が強い。
しかも斥候スキルを多く取得していて、隠れて動き、敵の能力を掴み、自分の能力は偽装する。
用心深いな。
俺も同じことをしているが……
後気になるのは淫魔のタイツの防具だ。
これは、ダミーファックの触手をたくさん取ってこないと作れない。
「アオイ、ダンジョンの何階まで登ったんだ?」
「8階よ」
「そうか、8階でたくさん敵を狩って頑張ってレベルを上げたって感じだよな?」
「そうね」
「確認なんだけど、1億魔石あれば、レベルリセット出来て、またスキルポイントを取得できるけど、スティンガーの斥候に見張られていたからそれが出来なかったと考えていいか?」
「そうなるわね。レベルリセットは1回しかしていないわ。レベルリセットを繰り返して、万全の状態でスティンガーと闘えば、私は負けなかったわ」
「だろうな。最後に1つ、能力値は100ポイント以上差を付けられないのはゲームと同じか?」
「同じよ」
ステータスポイントを振って能力値を上げることが出来るが、全部1つの能力に特化することは出来ない。
例えば、俺の魅力と名声が0ポイントのまま、敏捷の値を100を超えて上げることは出来ない。
敏捷の値を101以上に上げるには、魅力と名声に振って、下の能力値との差を100以下にする必要がある。
アオイの体力・敏捷・技量の能力値が全部230で、魅力・名声が130なのはその為だ。
俺はアオイを見つめた。
「何よ」
「俊足ネコのエフェクトを出してくれ」
「私の猫耳に興味があるのかしら?」
「出してくれ」
「私とそういうプレイがしたいのかしら?」
「命令するけどいいか?」
アオイは嫌そうな顔をしつつ、俊足ネコのエフェクトを出現させた。
アオイの耳に猫耳がついて、後ろには尻尾が見える。
似合いすぎる。
俺はアオイの耳を触った。
「あ、くすぐったいわよ!」
「おお!感覚もあるのか!」
俺は尻尾も触る。
「んあ!ちょっと!」
尻尾と耳は敏感なようだ。
アオイには負けてはいけない気がする。
このくらいはしてもいいだろう。
アオイの肌が赤くなる。
「私の事を怖がっているくせに!何なのよ!」
「悪かった。でも、アオイの言う通りで、俺はアオイの事が怖い。アサヒと同じカテゴリーだ」
「それは心外ね……あまり自分の事を話すのは好きじゃないのだけれど、少しだけ私の昔の事を話すわね」
「分かった」
アオイは自分の事をあまり話さない。
ネコみたいに弱みを見せない気がする。
そのアオイが自分の話をするんだ。
聞いておいた方がいいと思った。
「わたしのお母さんは、ストレスで自殺したわ。父はロリコンの変態に私の体を売って何度もお金を稼いだわ。父はそういう事をして今刑務所にいるわね。私は途中から施設で育ったけれど、見た目が良いと同性からは嫌がらせを受けて、異性からは体を狙われるわ。施設で育ったけど、そこは治安が悪かったのよ。でも、施設の方が幸せだったわ」
俺は両親の言い方に引っかかった。
母はお母さんと呼び、父の事は他人行儀な言い方で父と呼ぶ。
俺が口を開こうとすると、アオイが俺の口を塞ぐようにキスをしながら俺の口を塞いだ。
聞いて欲しくないのが分かった。
アオイが紋章装備を解除して、俺に抱きつく。
◇
アオイが眠ると、俺は考える。
アオイの父がやばい奴なのは想像できる。
そして、アオイのお母さんは、たぶん、父のせいで自殺した。
アオイが女を好きなのは、アオイが母のお腹の中に居る時に母体が強いストレスを受けたからかもしれない。
そうなると子供が同性を好きになる事があるらしい。
母体のストレスが子に影響を及ぼすのだ。
よく、戦国時代の大名は女だけじゃなく男も食ったというのは有名だが、戦国時代はストレスを受けやすい環境だったんだ。
それと同じことがアオイに起きたのかもしれない。
それとも、ただ、そういう者として生まれただけかもしれない。
それか、体を奪われて狂ったのかもしれない。
この事は、アオイには聞かないでおこう。
治安が悪い施設の方が平和、か。
俺は、アオイにアサヒ以上の得体のしれない何かを感じていた。
同じカテゴリーと言ったがアオイの方が怖い。
アオイからは暗殺者のような怖さを感じる。
後ろに立たれるのを嫌い、絶対に弱みを見せず、常に先手を打ちやられる前に殺す人間だ。
朝日はサイコパスだが、アオイは何かが違うように思う。
サイコパスの特徴は自信過剰な性格だ。
そして人を殺してその家で死体を目の前に食事が出来るような人間だが、アオイには何か違うものを感じていた。
アオイは、自信過剰なように見えるが、実は慎重な部分がある。
多分、悪意のある大人にひどい目に合い、何度も逃れようとして叶わず、狂っていった人間だ。
普通の人間の感覚を読み、普通の人間の感性を持ちつつ、化け物になった。
俺は、分かりやすく、上辺だけの事しか言わないアサヒより、アオイの方が怖い。
アオイと寝た後にそう思った。
アオイの寝顔は、物凄く魅力的で、怖さとのギャップが俺の恐怖を煽った。
俺とアオイは儀式の間に移動した。
「あら、ベッドに座らないの?」
アオイはベッドに座ってベッドをぽふっと叩いた。
俺はアオイの隣に座る。
水差しには水が汲まれ、室内は掃除され綺麗だった。
「アオイはゲーム経験者か?」
「そうね、プリンセストラップダンジョン学園・NTRよね?」
「お前もか」
「お互いゲーム経験者ね。所で、私のステータスが知りたいのよね?」
「そうなる」
俺は分析スキルを使用した。
アオイが俺の耳に口を近づけてささやく。
「分析スキルのLV10ね」
俺の思考が読まれている事がある。
全部読まれているわけではないと思うが、アオイの予測的中率は高い。
「そうだ。俺のステータスは内緒だ」
「ええ、だから耳元でささやいているのよ」
「……集中してステータスを見たい」
「あら?私が居るとドキドキするのかしら?」
お前の魅力だけじゃなくてお前の存在自体が怖いんだよ!
「アオイのステータスをじっくり見たい」
「いいわよ、じっくりねっとりと見ればいいわ」
「……」
その言い方は絶対にワザとだ。
俺はアオイのステータスを見た。
アオイ 女
レベル:110
固有スキル 俊足ネコ:LV10
ジョブ:槍使い
体力:230 +50
魔力:150 +50
敏捷:230 +250
技量:230 +50
魅力:130
名声:130
スキル・槍術:LV10・罠感知:LV10・敵感知LV10・隠密:LV10・偽装:LV10・分析:LV10・投てきLV10・ステップ:LV10・カウンター:LV10
武器 バルキリーランス:600 ・防具 淫魔のタイツ:400
つよ!強い!
能力値は俺より上だ。
自分のステータスも表示する。
実際見比べて比較したいのだ。
ハヤト 男
レベル:1
固有スキル きゅう:LV9
ジョブ:斥候
体力:1+100
魔力:1+250
敏捷:7+350
技量:1+100
魅力:0+100
名声:0+100
スキル・闇魔法:LV10・刀剣術:LV10・聖魔法:LV10・斥候術:LV10・超人体:LV10・ステップ:LV10・カウンター:LV10
武器 輪廻の刀:400 ・防具 漆黒の衣:150
斥候の紋章 ・耐性の紋章
固有スキル俊足ネコか。
敏捷を大きくアップし、その他の能力も上げる強スキルだ。
更に槍スキル4種をスキル統合している。
槍スキルの攻撃は体力依存ではあるが、特性はその速さだ。
ショートスティングとロングスティングの動きも、槍のモーションも速い。
更に一定時間速度を上げるソニックタイムも速さ重視なのだ。
俺は槍の方向転換しずらく、直線的な動きが苦手で使っていないが、相性の良い者が使うと槍は強い。
俺より強い武具を装備し、高い体力で攻撃力を上げ、高い敏捷で高速で何度も敵を突き刺す。
更に技量も高いので何度もクリティカル判定が出るだろう。
魔力以外全部アオイの方が強い。
しかも斥候スキルを多く取得していて、隠れて動き、敵の能力を掴み、自分の能力は偽装する。
用心深いな。
俺も同じことをしているが……
後気になるのは淫魔のタイツの防具だ。
これは、ダミーファックの触手をたくさん取ってこないと作れない。
「アオイ、ダンジョンの何階まで登ったんだ?」
「8階よ」
「そうか、8階でたくさん敵を狩って頑張ってレベルを上げたって感じだよな?」
「そうね」
「確認なんだけど、1億魔石あれば、レベルリセット出来て、またスキルポイントを取得できるけど、スティンガーの斥候に見張られていたからそれが出来なかったと考えていいか?」
「そうなるわね。レベルリセットは1回しかしていないわ。レベルリセットを繰り返して、万全の状態でスティンガーと闘えば、私は負けなかったわ」
「だろうな。最後に1つ、能力値は100ポイント以上差を付けられないのはゲームと同じか?」
「同じよ」
ステータスポイントを振って能力値を上げることが出来るが、全部1つの能力に特化することは出来ない。
例えば、俺の魅力と名声が0ポイントのまま、敏捷の値を100を超えて上げることは出来ない。
敏捷の値を101以上に上げるには、魅力と名声に振って、下の能力値との差を100以下にする必要がある。
アオイの体力・敏捷・技量の能力値が全部230で、魅力・名声が130なのはその為だ。
俺はアオイを見つめた。
「何よ」
「俊足ネコのエフェクトを出してくれ」
「私の猫耳に興味があるのかしら?」
「出してくれ」
「私とそういうプレイがしたいのかしら?」
「命令するけどいいか?」
アオイは嫌そうな顔をしつつ、俊足ネコのエフェクトを出現させた。
アオイの耳に猫耳がついて、後ろには尻尾が見える。
似合いすぎる。
俺はアオイの耳を触った。
「あ、くすぐったいわよ!」
「おお!感覚もあるのか!」
俺は尻尾も触る。
「んあ!ちょっと!」
尻尾と耳は敏感なようだ。
アオイには負けてはいけない気がする。
このくらいはしてもいいだろう。
アオイの肌が赤くなる。
「私の事を怖がっているくせに!何なのよ!」
「悪かった。でも、アオイの言う通りで、俺はアオイの事が怖い。アサヒと同じカテゴリーだ」
「それは心外ね……あまり自分の事を話すのは好きじゃないのだけれど、少しだけ私の昔の事を話すわね」
「分かった」
アオイは自分の事をあまり話さない。
ネコみたいに弱みを見せない気がする。
そのアオイが自分の話をするんだ。
聞いておいた方がいいと思った。
「わたしのお母さんは、ストレスで自殺したわ。父はロリコンの変態に私の体を売って何度もお金を稼いだわ。父はそういう事をして今刑務所にいるわね。私は途中から施設で育ったけれど、見た目が良いと同性からは嫌がらせを受けて、異性からは体を狙われるわ。施設で育ったけど、そこは治安が悪かったのよ。でも、施設の方が幸せだったわ」
俺は両親の言い方に引っかかった。
母はお母さんと呼び、父の事は他人行儀な言い方で父と呼ぶ。
俺が口を開こうとすると、アオイが俺の口を塞ぐようにキスをしながら俺の口を塞いだ。
聞いて欲しくないのが分かった。
アオイが紋章装備を解除して、俺に抱きつく。
◇
アオイが眠ると、俺は考える。
アオイの父がやばい奴なのは想像できる。
そして、アオイのお母さんは、たぶん、父のせいで自殺した。
アオイが女を好きなのは、アオイが母のお腹の中に居る時に母体が強いストレスを受けたからかもしれない。
そうなると子供が同性を好きになる事があるらしい。
母体のストレスが子に影響を及ぼすのだ。
よく、戦国時代の大名は女だけじゃなく男も食ったというのは有名だが、戦国時代はストレスを受けやすい環境だったんだ。
それと同じことがアオイに起きたのかもしれない。
それとも、ただ、そういう者として生まれただけかもしれない。
それか、体を奪われて狂ったのかもしれない。
この事は、アオイには聞かないでおこう。
治安が悪い施設の方が平和、か。
俺は、アオイにアサヒ以上の得体のしれない何かを感じていた。
同じカテゴリーと言ったがアオイの方が怖い。
アオイからは暗殺者のような怖さを感じる。
後ろに立たれるのを嫌い、絶対に弱みを見せず、常に先手を打ちやられる前に殺す人間だ。
朝日はサイコパスだが、アオイは何かが違うように思う。
サイコパスの特徴は自信過剰な性格だ。
そして人を殺してその家で死体を目の前に食事が出来るような人間だが、アオイには何か違うものを感じていた。
アオイは、自信過剰なように見えるが、実は慎重な部分がある。
多分、悪意のある大人にひどい目に合い、何度も逃れようとして叶わず、狂っていった人間だ。
普通の人間の感覚を読み、普通の人間の感性を持ちつつ、化け物になった。
俺は、分かりやすく、上辺だけの事しか言わないアサヒより、アオイの方が怖い。
アオイと寝た後にそう思った。
アオイの寝顔は、物凄く魅力的で、怖さとのギャップが俺の恐怖を煽った。
12
お気に入りに追加
2,687
あなたにおすすめの小説

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
果たして、阿宮は見知らぬ世界でどう生きていくのか————。

貞操観念逆転世界におけるニートの日常
猫丸
恋愛
男女比1:100。
女性の価値が著しく低下した世界へやってきた【大鳥奏】という一人の少年。
夢のような世界で彼が望んだのは、ラブコメでも、ハーレムでもなく、男の希少性を利用した引き籠り生活だった。
ネトゲは楽しいし、一人は気楽だし、学校行かなくてもいいとか最高だし。
しかし、男女の比率が大きく偏った逆転世界は、そんな彼を放っておくはずもなく……
『カナデさんってもしかして男なんじゃ……?』
『ないでしょw』
『ないと思うけど……え、マジ?』
これは貞操観念逆転世界にやってきた大鳥奏という少年が世界との関わりを断ち自宅からほとんど出ない物語。
貞操観念逆転世界のハーレム主人公を拒んだ一人のネットゲーマーの引き籠り譚である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる