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第47話
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俺はうさぎ亭に帰った。
部屋を空けると、食事の用意がされていた。
「ハヤト君、おかえり。お疲れ様」
「ヒメ、ただいま」
そしてヒメはきゅうを回収する。
「良い匂いがするな」
「今食事を作ってるよ」
そう言ってきゅうを撫でる。
「エリスは居るか?リペアのカードを作ってほしくて」
「私が言っておこうか?お風呂の準備が出来てるよ」
「頼む。それと、トレイン娘に肉を渡したいんだ」
トレイン娘が出てくる。
「ここに居ますよ!」
「ストレージに貯めている肉を渡したい」
「喜んで!」
こうして、肉を出してその量に驚かれ、エリスにリペアのカードの魔石を渡してその魔石の量に驚かれた。
その後風呂から上がると、ファルナとその兵士やメイド、そしてヒメ・エリス・トレイン娘が大部屋に集まっていた。
「来ましたわね。食事会を始めますわ」
そこにはごちそうが並ぶ。
どうやら俺が帰って来るのを待って食事会を開くよう、ファルナが気を使ってくれたようだ。
「ファルナが僕たちと親交を深めたいと言って企画したんだよ」
「そ、そうか」
ファルナが近づいてくる。
「この前は皆を救ってもらい、感謝しますわ」
「俺は魔石を貰っている。貰いすぎたほどだ」
「そう言ってもらえれば助かりますわ」
「あれ?兵士が増えた?」
「そうですわね。何日かトレイン娘にお願いして新兵のレベル上げを手伝ってもらっていますわ」
トレイン娘は面倒見が良さそうだ。
そういう事はやりそうだ。
「そうか、数日したら俺も少しだけ手伝おう。だが今は強くなりたいんだ」
「無理はしなくていいですわ。所で、仲のいいシスターは居ませんか?」
「ん?」
「実は、わたくしの部隊専属のシスターを探していますの」
「仲がいいというか、儀式を何回かしたシスターは居るけど」
ファルナが俺の手を取った。
「ぜひ紹介して欲しいのですわ!」
「ちょ、ちょっと待ってくれ。今はダンジョン活動に力を入れたい。数日後でもいいか?」
正直、教会に行ったら絶対性欲を押さえられなくなる。
そして俺は6階で金を貯めたい。
それにシスターの引き抜きって確か金がかかるよな。
「シスターの引き抜きって、たしか1000万魔石だったか?」
ファルナは俯いた。
「苦しいですが、ヒーラーは必須ですわ。兵の死を救う事に直結しますもの」
恐らく、金がないんだろう。
ヒメのポーションのおかげで今何とかなっているようだが、1人で作れるポーションの数は限られている。
回復不足か。
ジョブチェンジの儀式としてもシスターは必要だ。
俺達に渡した1000万魔石も、無理をしたんだろう。
やはり6階か。
ダンジョン6階なら金が稼げる。
明日は5階でもう少し戦って、様子を見て6階に行く!
「ファルナ、今俺は金が無いがもう少し強くなったらシスターの件は動いてみよう。出来れば俺が金を出して引き抜きをお願いしてみようと思う。無理して出してもらった1000万魔石の借りは返したい」
「ありがとうございます。その気持ちだけで十分ですわ」
「今日は早めに寝て数日はダンジョンに行く」
俺はたくさん食べて、すぐ眠った。
いや、違うな。
女性が多かった。
意図的に性欲を回避したのだ。
体が熱い。
【王国歴999年冬の月69日】
俺は昨日の内にダンジョンに行く用意をしていた。
ごちそうをちょっとずつ回収してパンにはさんでストレージに入れていた。
リペアのカードもエリスに作って貰い、ストレージに入れている。
早く寝たせいか暗いが目が覚めた。
俺は夜明け前にダンジョンに向かった。
【ダンジョン5階】
「やはりおかしい」
魔物が弱い。
カウンターで簡単に倒せる。
ボスも倒したがそれも弱い。
すぐ避けられるようにこん棒を振り回す。
カウンターの餌食だ。
6階に行こう。
【ダンジョン6階】
ダンジョンの6階は雪山だ。
地面が白く染まる程度の雪が積もり、雪で動けなくなるほどの積雪は無い。
防具の力で寒くは無い。
問題はそこではない。
ここには新しい敵が出てくるんだ。
「アサルトボアか」
俺はアサルトボアを刀で倒す。
アサルトボアは6万魔石と肉をドロップした。
ダンジョンの1階から5階までは、1000魔石、2000魔石と階が上がるごとに落とす魔石の量が上がる。
だが、5階は5000魔石で6階では6万魔石と落とす魔石の桁が変わるのだ。
しかも簡単に倒せた。
きゅうのアイテム自動回収もある。
じわじわと効率化が進む。
俺は魔物を狩りまくる!
俺は魔物を狩りに狩った。
グオオオオオオオオオ!!
「チキンのボスか。しかも仲間を呼ぶタイプ!」
俺はチキンを狩る。
問題無く倒せる!
『固有スキル、きゅうのLVが6から7にアップしました』
『きゅうがドロップアップの能力を取得しました』
ドロップアップはアイテムのドロップを2倍にする。
「いいタイミングだ!」
雑魚を1000体狩るだけで6000万魔石だ。
更にボスが出て来てドロップがある事を考えれば、1億も見えてくる。
俺は無事にボスを倒し、大量の魔石とドロップ品を手に入れた。
だが俺はここでミスをした。
調子に乗ってダンジョンの奥に行き、あいつと遭遇した。
6階には、やつが居る。
部屋を空けると、食事の用意がされていた。
「ハヤト君、おかえり。お疲れ様」
「ヒメ、ただいま」
そしてヒメはきゅうを回収する。
「良い匂いがするな」
「今食事を作ってるよ」
そう言ってきゅうを撫でる。
「エリスは居るか?リペアのカードを作ってほしくて」
「私が言っておこうか?お風呂の準備が出来てるよ」
「頼む。それと、トレイン娘に肉を渡したいんだ」
トレイン娘が出てくる。
「ここに居ますよ!」
「ストレージに貯めている肉を渡したい」
「喜んで!」
こうして、肉を出してその量に驚かれ、エリスにリペアのカードの魔石を渡してその魔石の量に驚かれた。
その後風呂から上がると、ファルナとその兵士やメイド、そしてヒメ・エリス・トレイン娘が大部屋に集まっていた。
「来ましたわね。食事会を始めますわ」
そこにはごちそうが並ぶ。
どうやら俺が帰って来るのを待って食事会を開くよう、ファルナが気を使ってくれたようだ。
「ファルナが僕たちと親交を深めたいと言って企画したんだよ」
「そ、そうか」
ファルナが近づいてくる。
「この前は皆を救ってもらい、感謝しますわ」
「俺は魔石を貰っている。貰いすぎたほどだ」
「そう言ってもらえれば助かりますわ」
「あれ?兵士が増えた?」
「そうですわね。何日かトレイン娘にお願いして新兵のレベル上げを手伝ってもらっていますわ」
トレイン娘は面倒見が良さそうだ。
そういう事はやりそうだ。
「そうか、数日したら俺も少しだけ手伝おう。だが今は強くなりたいんだ」
「無理はしなくていいですわ。所で、仲のいいシスターは居ませんか?」
「ん?」
「実は、わたくしの部隊専属のシスターを探していますの」
「仲がいいというか、儀式を何回かしたシスターは居るけど」
ファルナが俺の手を取った。
「ぜひ紹介して欲しいのですわ!」
「ちょ、ちょっと待ってくれ。今はダンジョン活動に力を入れたい。数日後でもいいか?」
正直、教会に行ったら絶対性欲を押さえられなくなる。
そして俺は6階で金を貯めたい。
それにシスターの引き抜きって確か金がかかるよな。
「シスターの引き抜きって、たしか1000万魔石だったか?」
ファルナは俯いた。
「苦しいですが、ヒーラーは必須ですわ。兵の死を救う事に直結しますもの」
恐らく、金がないんだろう。
ヒメのポーションのおかげで今何とかなっているようだが、1人で作れるポーションの数は限られている。
回復不足か。
ジョブチェンジの儀式としてもシスターは必要だ。
俺達に渡した1000万魔石も、無理をしたんだろう。
やはり6階か。
ダンジョン6階なら金が稼げる。
明日は5階でもう少し戦って、様子を見て6階に行く!
「ファルナ、今俺は金が無いがもう少し強くなったらシスターの件は動いてみよう。出来れば俺が金を出して引き抜きをお願いしてみようと思う。無理して出してもらった1000万魔石の借りは返したい」
「ありがとうございます。その気持ちだけで十分ですわ」
「今日は早めに寝て数日はダンジョンに行く」
俺はたくさん食べて、すぐ眠った。
いや、違うな。
女性が多かった。
意図的に性欲を回避したのだ。
体が熱い。
【王国歴999年冬の月69日】
俺は昨日の内にダンジョンに行く用意をしていた。
ごちそうをちょっとずつ回収してパンにはさんでストレージに入れていた。
リペアのカードもエリスに作って貰い、ストレージに入れている。
早く寝たせいか暗いが目が覚めた。
俺は夜明け前にダンジョンに向かった。
【ダンジョン5階】
「やはりおかしい」
魔物が弱い。
カウンターで簡単に倒せる。
ボスも倒したがそれも弱い。
すぐ避けられるようにこん棒を振り回す。
カウンターの餌食だ。
6階に行こう。
【ダンジョン6階】
ダンジョンの6階は雪山だ。
地面が白く染まる程度の雪が積もり、雪で動けなくなるほどの積雪は無い。
防具の力で寒くは無い。
問題はそこではない。
ここには新しい敵が出てくるんだ。
「アサルトボアか」
俺はアサルトボアを刀で倒す。
アサルトボアは6万魔石と肉をドロップした。
ダンジョンの1階から5階までは、1000魔石、2000魔石と階が上がるごとに落とす魔石の量が上がる。
だが、5階は5000魔石で6階では6万魔石と落とす魔石の桁が変わるのだ。
しかも簡単に倒せた。
きゅうのアイテム自動回収もある。
じわじわと効率化が進む。
俺は魔物を狩りまくる!
俺は魔物を狩りに狩った。
グオオオオオオオオオ!!
「チキンのボスか。しかも仲間を呼ぶタイプ!」
俺はチキンを狩る。
問題無く倒せる!
『固有スキル、きゅうのLVが6から7にアップしました』
『きゅうがドロップアップの能力を取得しました』
ドロップアップはアイテムのドロップを2倍にする。
「いいタイミングだ!」
雑魚を1000体狩るだけで6000万魔石だ。
更にボスが出て来てドロップがある事を考えれば、1億も見えてくる。
俺は無事にボスを倒し、大量の魔石とドロップ品を手に入れた。
だが俺はここでミスをした。
調子に乗ってダンジョンの奥に行き、あいつと遭遇した。
6階には、やつが居る。
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