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第30話
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街に帰ると、俺達はうさぎ亭に戻った。
お昼前だが、うさぎ亭のまかない食を食べる。
パンと野菜スープのシンプルなメニューだが、食が進む。
「たくさん動いた後の食事はおいしいですね!」
「そうだね、所でハヤト、僕たちのスキル振りはハヤトが居なくてもいいように考えていないかい?」
「それもある。1人でダンジョンに行くこともあるからな」
「確かに、ハヤトさんとパーティーを組むとおんぶにだっこになっちゃいます」
「今日の午後なんだけどもし一緒にダンジョンに行こうってなったら、どうする?」
「連れてって」
「行きましょう!」
「お願いするよ」
「わかった。で、またスキルのLVを上げた。シャドーバインドを試してみたい」
「そう言えば、呪いは大丈夫かい?」
「大丈夫だ。呪い耐性LV10だからな」
「10まで上げないときついんですか?」
「いや、怖くて10まで上げてからしか闇魔法スキルを使っていないんだ」
ゲームだと、途中まで上げた状態で闇魔法を使うと、呪いが蓄積していたと思う。
この世界でどうかは分からないがわざわざ試す気にはなれなかった。
呪い受けるの怖くね?
呪いが酷くなったら死ぬし!
どんどん弱って死ぬのは怖いのだ。
呪いを受け続ければあらゆる能力値が下がって最後には死ぬ。
呪い耐性を10に上げて、更に腰には異常解除ポーションをセットした上でスケルトンを使った。
スキル取得でシャドーバインドとカースウォーで迷って、シャドーバインドを取った理由は、カースウォーは呪い耐性LV10を超えて呪いを蓄積させるからだ。
「呪い耐性LV10とスケルトンLV10で合わせて22レベル分のスキルポイント、なかなか取れないよね」
「でも、俺の固有スキル訓練はレベルアップ出来ない代わりにたくさんスキルポイントを取得できるからな。闇魔法スキルは全種取る予定だ」
「さて、そろそろダンジョンに行きましょう!」
「そうだな、出来れば3人のレベルを20に上げたい」
俺達はダンジョン2階に向かった。
【ダンジョン1階】
「ちょっとシャドーバインドの効果を試したい」
「いいですよ」
「シャドーバインド!」
俺の周りの中距離に黒い霧が拡散し、魔物の動きを影の縄が縛った。
影の縄がで縛られた魔物が消えて魔石を落とした。
「「おおーーーー!!」」
ゲームだとLV9まで対象が1体だけど、LV10になった瞬間に中範囲の半径10メートルほど全部を対象に敵を縛る。
縛る事で少しダメージを与えるが、メインは相手の動きを止める事だ。
「2階でも使ってみたい」
「そうですね、行きましょう!」
俺達は2階に向かった。
魔物のパーティーに飛び込み、シャドーバインドを使う。
魔物が数秒間黒い縄に縛られ動きを止めた。
そして動き出す。
俺はダガーとスケルトンで魔物を倒した。
俺はゲーム時代の途中まで、スケルトンと近接武器で魔物を倒し、危なくなったらシャドーバインドを使うプレイスタイルだった。
更にボスが出て来て危なくなればカースウォーを使う。
2階で4人パーティーならスケルトンで十分だろう。
「OKだ!どんどん行こう!」
シャドーバインドは雑魚の多数向けのスキルだ。
「ハヤトさん、これは、フェロモンポーションの出番じゃないですか?」
「ヒメ、今のレベルは15くらいか?」
「そうだよ」
ヒメのレベルが一番低い。
ヒメのレベルを基準にしよう。
ヒメのスライムが10体に増えればヒメのレベルが21くらいになるだろう。
「ちょっと奥で戦ってみよう。フェロモンポーションはもう少ししてからな」
俺は何気にチキンの多い地域へと向かう。
「チキンです!一杯いますよ!狩りましょう!」
喜んでもらえて何よりだ。
更に中ボスチキンが3体出てくる。
「シャドーバインド!」
中ボスは仰け反るだけですぐ動き出す。
だが雑魚の動きは数秒止まった。
この隙に何度もダガーを投げて中ボスに接近しダガーで斬りつける。
「シャドーバインド!」
これの繰り返しだ。
シャドーバインドを使う必要もなかったかもしれない。
中ボスさえ倒せば後は雑魚だけ。
余裕をもって倒していく。
最後のチキンにダガーを投げる。
「やりました!大量のチキンです!」
「私のレベルも17になったよ!」
「エリス、全員の武具の耐久力を回復したい」
「まさか!ついにフェロモンポーションの出番では!」
「もしここがチキン地帯だったら一杯チキンが取れるよな?」
「そ!その通りです!
俺は魔力ポーションをすぐに飲む。
魔力ポーションを飲んでもじわじわと時間をかけてMPが回復する。
早めに飲んでおくのだ。
こうして俺達は万全の状態で挑むこととなった。
「行きますよ!」
トレイン娘がフェロモンポーションを自分に振りかける。
トレイン娘の顔が赤くなり、胸を左手で隠した。
「き!来ました!チキンです!」
俺達は迫り来るチキンと全力で戦う。
全滅させた。
俺以外の3人は地面に座り込んで荒く息をした。
「う、うそ!もうレベル19になってる!」
「中ボスは居なかったけど、雑魚は大量に倒したからな」
今15時位か?
一旦帰って休むか。
魔力ポーションは必要なかったか。
「一旦帰ろう。トレイン娘は体を流そうな」
「そ、そうですね。もう、くたくたです」
俺達は街に帰還した。
お昼前だが、うさぎ亭のまかない食を食べる。
パンと野菜スープのシンプルなメニューだが、食が進む。
「たくさん動いた後の食事はおいしいですね!」
「そうだね、所でハヤト、僕たちのスキル振りはハヤトが居なくてもいいように考えていないかい?」
「それもある。1人でダンジョンに行くこともあるからな」
「確かに、ハヤトさんとパーティーを組むとおんぶにだっこになっちゃいます」
「今日の午後なんだけどもし一緒にダンジョンに行こうってなったら、どうする?」
「連れてって」
「行きましょう!」
「お願いするよ」
「わかった。で、またスキルのLVを上げた。シャドーバインドを試してみたい」
「そう言えば、呪いは大丈夫かい?」
「大丈夫だ。呪い耐性LV10だからな」
「10まで上げないときついんですか?」
「いや、怖くて10まで上げてからしか闇魔法スキルを使っていないんだ」
ゲームだと、途中まで上げた状態で闇魔法を使うと、呪いが蓄積していたと思う。
この世界でどうかは分からないがわざわざ試す気にはなれなかった。
呪い受けるの怖くね?
呪いが酷くなったら死ぬし!
どんどん弱って死ぬのは怖いのだ。
呪いを受け続ければあらゆる能力値が下がって最後には死ぬ。
呪い耐性を10に上げて、更に腰には異常解除ポーションをセットした上でスケルトンを使った。
スキル取得でシャドーバインドとカースウォーで迷って、シャドーバインドを取った理由は、カースウォーは呪い耐性LV10を超えて呪いを蓄積させるからだ。
「呪い耐性LV10とスケルトンLV10で合わせて22レベル分のスキルポイント、なかなか取れないよね」
「でも、俺の固有スキル訓練はレベルアップ出来ない代わりにたくさんスキルポイントを取得できるからな。闇魔法スキルは全種取る予定だ」
「さて、そろそろダンジョンに行きましょう!」
「そうだな、出来れば3人のレベルを20に上げたい」
俺達はダンジョン2階に向かった。
【ダンジョン1階】
「ちょっとシャドーバインドの効果を試したい」
「いいですよ」
「シャドーバインド!」
俺の周りの中距離に黒い霧が拡散し、魔物の動きを影の縄が縛った。
影の縄がで縛られた魔物が消えて魔石を落とした。
「「おおーーーー!!」」
ゲームだとLV9まで対象が1体だけど、LV10になった瞬間に中範囲の半径10メートルほど全部を対象に敵を縛る。
縛る事で少しダメージを与えるが、メインは相手の動きを止める事だ。
「2階でも使ってみたい」
「そうですね、行きましょう!」
俺達は2階に向かった。
魔物のパーティーに飛び込み、シャドーバインドを使う。
魔物が数秒間黒い縄に縛られ動きを止めた。
そして動き出す。
俺はダガーとスケルトンで魔物を倒した。
俺はゲーム時代の途中まで、スケルトンと近接武器で魔物を倒し、危なくなったらシャドーバインドを使うプレイスタイルだった。
更にボスが出て来て危なくなればカースウォーを使う。
2階で4人パーティーならスケルトンで十分だろう。
「OKだ!どんどん行こう!」
シャドーバインドは雑魚の多数向けのスキルだ。
「ハヤトさん、これは、フェロモンポーションの出番じゃないですか?」
「ヒメ、今のレベルは15くらいか?」
「そうだよ」
ヒメのレベルが一番低い。
ヒメのレベルを基準にしよう。
ヒメのスライムが10体に増えればヒメのレベルが21くらいになるだろう。
「ちょっと奥で戦ってみよう。フェロモンポーションはもう少ししてからな」
俺は何気にチキンの多い地域へと向かう。
「チキンです!一杯いますよ!狩りましょう!」
喜んでもらえて何よりだ。
更に中ボスチキンが3体出てくる。
「シャドーバインド!」
中ボスは仰け反るだけですぐ動き出す。
だが雑魚の動きは数秒止まった。
この隙に何度もダガーを投げて中ボスに接近しダガーで斬りつける。
「シャドーバインド!」
これの繰り返しだ。
シャドーバインドを使う必要もなかったかもしれない。
中ボスさえ倒せば後は雑魚だけ。
余裕をもって倒していく。
最後のチキンにダガーを投げる。
「やりました!大量のチキンです!」
「私のレベルも17になったよ!」
「エリス、全員の武具の耐久力を回復したい」
「まさか!ついにフェロモンポーションの出番では!」
「もしここがチキン地帯だったら一杯チキンが取れるよな?」
「そ!その通りです!
俺は魔力ポーションをすぐに飲む。
魔力ポーションを飲んでもじわじわと時間をかけてMPが回復する。
早めに飲んでおくのだ。
こうして俺達は万全の状態で挑むこととなった。
「行きますよ!」
トレイン娘がフェロモンポーションを自分に振りかける。
トレイン娘の顔が赤くなり、胸を左手で隠した。
「き!来ました!チキンです!」
俺達は迫り来るチキンと全力で戦う。
全滅させた。
俺以外の3人は地面に座り込んで荒く息をした。
「う、うそ!もうレベル19になってる!」
「中ボスは居なかったけど、雑魚は大量に倒したからな」
今15時位か?
一旦帰って休むか。
魔力ポーションは必要なかったか。
「一旦帰ろう。トレイン娘は体を流そうな」
「そ、そうですね。もう、くたくたです」
俺達は街に帰還した。
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