5 / 179
第5話
しおりを挟む
俺はダンジョンに入ってすぐナイフを出現させた。
ナイフを右手に持ったままステータスを確認する。
落ち着かず何度も開いてしまうのだ。
____________________
ハヤト 男
レベル:1
固有スキル 訓練:LV1
ジョブ:闇魔導士
体力:1+10
魔力:1+10
敏捷:7+10
技量:1+10
魅力:0
名声:0
スキル・体力アップ:LV1・魔力アップ:LV1・敏捷アップ:LV1・技量アップ:LV・スタミナ自動回復:LV1 ・武器:初心者ナイフ:1 ・防具:初心者防具:3
____________________
初心者ナイフの攻撃力は1と最弱だ。
そして初心者防具は防御力は3だ。
ゴミ装備ともいえる。
ちなみに防具は物理防御と魔法防御両方の防御力を上げる。
1階は草原となっており見渡しが良くトラップも無い。
ゲームではチュートリアルの階だ。
だがこの世界で戦ったことは無い。
うまく戦えるか確かめたい。
早速出て来た。
スライムだ。
スライムは女性を見つけると倒してエチエチな目にあわせる。
だが男は即殺される。
1体だけで俺に向かって来る。
スライムはタックルしか攻撃パターンが無いが、俺の攻撃手段もリーチの短いナイフだ。
接近戦が始まる。
スライムが飛び掛かって来る。
俺は横に避けてすぐにナイフでスライムの中心をめがけてナイフを突き立てた。
スライムが消える。
「直撃出来たか」
ヒット部位によってダメージが変わるのだ。
勝てた!
やれる!
行けるんだ!
この階の魔物はソロで歩き回っており、1体ずつ落ち着いて倒すことが出来る。
1000魔石を落としたか。
ゲームと同じで1階の魔物は1000魔石か。
俺は魔石を拾う。
魔物を倒すと魔石を落とす。
赤黒く、少し光を放つこの小石はこの世界のお金の役割を果たす。
たまにアイテムをドロップする場合もあるが、今回は何も出なかったようだ。
更に歩くと、ソロのスライムが3体居た。
俺はすぐにしゃがんで隠れた。
3体固まっている。
1階の魔物は集団で行動しない。
たまたま個がすれ違っている状態だ。
バラけるのを待つか?
いや、複数の魔物が出るたびに毎回隠れていたら強くなれない。
俺の固有スキルとジョブは序盤は最弱と言っていい。
だが、能力値アップの効果で勝てるはずだ。
だがそれはゲームの話。
早く強くならなければ生活が厳しくなる。
俺は音を消して1体のスライムにナイフを突きつけた。
残り2体!
そこで2体のスライムが俺に気づく。
2体目のスライムを倒し、3体目のスライムの攻撃を避けようとして攻撃を食らい仰け反る。
ゲームではキャラの後ろか見下ろす視点で戦えた。
だがこの世界は自分視点の視野となる。
視界は悪くなっている。
「おりゃあああ!」
すぐに立て直してナイフで斬りつける。
全部のスライムを倒した。
「はあ、はあ、勝った、か」
弱いスライムの攻撃。
耐えられないわけじゃないが、痛い。
ゲームとは違うと実感する。
HPには余裕があるがすぐにポーションを飲んだ。
集中力を痛みで切らしたくない。
集中力が切れたら逆に危ない。
俺は前に進む。
遠くにゴブリンが居る。
杖を持ってる!
杖ゴブか!
俺が魔力アップと技量アップのスキルを取得した理由はこれだ。
魔力を上げない状態で1発でも当たってしまえば大ダメージを受ける。
技量を上げない状態で1発でも状態異常を食らったら最悪動けない状態で死ぬまで殴られる。
体力だけ上げてHPを上げておけば大丈夫とはならない仕組みなのだ。
最低限のステータスと条件をクリアしたうえで欲しいスキルを取得する必要がある。
脳死の特化振りは死に直結する。
それとたまにあるんだ。
たまにしか出てこない杖ゴブが偶然団子状態でまとまっている事が。
俺はゲームをして経験した事がある。
杖ゴブは1発しか魔法スキルを撃ってこない。
ランダムで何かの魔法スキルを撃って来る。
それさえしのげばスライムより弱い。
魔力も技量も上げてある。
魔法が当たっても大丈夫なはずだ!
行ける!
俺は杖ゴブの背後から走って近づく。
ギエエエエエ!
バレたか!
杖ゴブが後ろに下がりつつ杖が光る。
ファイアが飛んでくる。
俺は横に飛んで炎を避ける。
そして走って杖ゴブにナイフを突き立てた。
『レベルが1から2に上がりました。レベルとスキルポイントをリセットします』
頭に声が響く。
俺のレベルが上がった瞬間レベル1に戻る。
後2回レベルリセットすれば楽になるはずだ。
俺はさらに奥へと進んだ。
ラビットか。
動きは速いが、それ以外の能力は弱い。
一気に倒す。
俺はラビットを1体ずつ地道に倒していった。
「おりゃあ!」
ラビットに刃を突き立てる。
『レベルが1から2に上がりました。レベルとスキルポイントをリセットします』
後1回!
そこに聞き覚えのある声が聞こえた。
「助けてーー!誰かーーーーー!」
女性がラビットの群れに追われている。
ゲームで聞いた事があるセリフ。
見た事のある光景。
突発クエスト、トレインだ!
ゲームと違いクエストとして表示されることは無い。
だが状況はゲームと同じ。
女性が電車のように列をなす魔物に追いかけられている。
トレイン娘か。
ラビットの群れに襲われる女性を助ける事でランダムで報酬をもらうことが出来る。
ゲームではスルーすることも出来た。
ゲームではスルーするとエロシーンのイベントを回収できた
だが、この世界でスルーしたあの女性はどうなる?
魔物の巣に運ばれてひどい目に会うだろう。
ラビットの数が多い。
倒しきれるか?
ゲームなら倒せる。
キャラの後ろから見下ろす視点で魔物をとらえることが出来た。
だが今は自分視点でしか見れずゲームの時より視界は悪い。
実際俺は横からスライムの攻撃を受けている。
それ以外の部分でもゲームと同じように戦えるか分からない。
女性がラビットに噛みつかれた瞬間に俺は前に出ていた。
1体!
2体目!
3体!
ラビットを倒していくが、俺は背後から攻撃を受ける。
レベルアップの声が頭に響くが無視してナイフでラビットに刃を突き立てる。
囲まれそうになると包囲の外に走ってまたラビットを攻撃する。
何体倒したかも数えなくなった。
HPが減っていく。
時間の間隔が無くなり、戦いに集中する。
左手でポーションを飲んでビンをほおり投げる。
右手のナイフは常にラビットに向ける。
ラビットの数は残り少ない。
後3体!
「うおおおおおおおおお!」
俺は無事にラビットを倒すと、大きく呼吸する。
何とか、何とかなった。
生き延びた!
勝ったんだ!
今まで味わったことの無い喜びに震えた。
「あ、ありがとうございます」
「だ、大丈夫か?」
「あの、あなたの方がボロボロです」
自分の服を見ると服が破けていた。
ダメージを受けると防具の耐久力が下がり、こうなる仕様だ。
「大丈夫だ」
ゲームなら報酬を貰って終わりだが、ここは異世界だ。
「ポーションを飲むか?」
「いえ、あなたは大丈夫ですか?」
「そうだな」
俺はポーションを飲んだ後女性にポーションを飲ませた。
ポーションを飲んでもすぐに回復しない。
じわじわと回復するのはゲームと同じか。
「ダンジョンの外まで送ろう」
「ありがとうございます!!」
魔石やドロップしたうさぎ肉を拾ってダンジョンの外に出た。
「ありがとうございます!お礼がしたいです」
「今からエリスが居る紋章ショップに行く用事があるんだ」
「エリスの居る紋章ショップ、分かりました」
周りの者が俺をちらちら見ている。
装備がボロボロになるまで戦う者は珍しいのかもしれない。
皆綺麗な服を着ている。
俺は、パンパンになったバックパックにうさぎ肉を入れている。
手にもうさぎ肉を持っている。
目立って当然か。
「ショップに行くか」
不思議と恥ずかしさは無かった。
俺に余裕が無いからだろう。
人見知りでも追い詰められれば人に聞くし話すようになるのだ。
俺はショップ地帯に向かった。
ナイフを右手に持ったままステータスを確認する。
落ち着かず何度も開いてしまうのだ。
____________________
ハヤト 男
レベル:1
固有スキル 訓練:LV1
ジョブ:闇魔導士
体力:1+10
魔力:1+10
敏捷:7+10
技量:1+10
魅力:0
名声:0
スキル・体力アップ:LV1・魔力アップ:LV1・敏捷アップ:LV1・技量アップ:LV・スタミナ自動回復:LV1 ・武器:初心者ナイフ:1 ・防具:初心者防具:3
____________________
初心者ナイフの攻撃力は1と最弱だ。
そして初心者防具は防御力は3だ。
ゴミ装備ともいえる。
ちなみに防具は物理防御と魔法防御両方の防御力を上げる。
1階は草原となっており見渡しが良くトラップも無い。
ゲームではチュートリアルの階だ。
だがこの世界で戦ったことは無い。
うまく戦えるか確かめたい。
早速出て来た。
スライムだ。
スライムは女性を見つけると倒してエチエチな目にあわせる。
だが男は即殺される。
1体だけで俺に向かって来る。
スライムはタックルしか攻撃パターンが無いが、俺の攻撃手段もリーチの短いナイフだ。
接近戦が始まる。
スライムが飛び掛かって来る。
俺は横に避けてすぐにナイフでスライムの中心をめがけてナイフを突き立てた。
スライムが消える。
「直撃出来たか」
ヒット部位によってダメージが変わるのだ。
勝てた!
やれる!
行けるんだ!
この階の魔物はソロで歩き回っており、1体ずつ落ち着いて倒すことが出来る。
1000魔石を落としたか。
ゲームと同じで1階の魔物は1000魔石か。
俺は魔石を拾う。
魔物を倒すと魔石を落とす。
赤黒く、少し光を放つこの小石はこの世界のお金の役割を果たす。
たまにアイテムをドロップする場合もあるが、今回は何も出なかったようだ。
更に歩くと、ソロのスライムが3体居た。
俺はすぐにしゃがんで隠れた。
3体固まっている。
1階の魔物は集団で行動しない。
たまたま個がすれ違っている状態だ。
バラけるのを待つか?
いや、複数の魔物が出るたびに毎回隠れていたら強くなれない。
俺の固有スキルとジョブは序盤は最弱と言っていい。
だが、能力値アップの効果で勝てるはずだ。
だがそれはゲームの話。
早く強くならなければ生活が厳しくなる。
俺は音を消して1体のスライムにナイフを突きつけた。
残り2体!
そこで2体のスライムが俺に気づく。
2体目のスライムを倒し、3体目のスライムの攻撃を避けようとして攻撃を食らい仰け反る。
ゲームではキャラの後ろか見下ろす視点で戦えた。
だがこの世界は自分視点の視野となる。
視界は悪くなっている。
「おりゃあああ!」
すぐに立て直してナイフで斬りつける。
全部のスライムを倒した。
「はあ、はあ、勝った、か」
弱いスライムの攻撃。
耐えられないわけじゃないが、痛い。
ゲームとは違うと実感する。
HPには余裕があるがすぐにポーションを飲んだ。
集中力を痛みで切らしたくない。
集中力が切れたら逆に危ない。
俺は前に進む。
遠くにゴブリンが居る。
杖を持ってる!
杖ゴブか!
俺が魔力アップと技量アップのスキルを取得した理由はこれだ。
魔力を上げない状態で1発でも当たってしまえば大ダメージを受ける。
技量を上げない状態で1発でも状態異常を食らったら最悪動けない状態で死ぬまで殴られる。
体力だけ上げてHPを上げておけば大丈夫とはならない仕組みなのだ。
最低限のステータスと条件をクリアしたうえで欲しいスキルを取得する必要がある。
脳死の特化振りは死に直結する。
それとたまにあるんだ。
たまにしか出てこない杖ゴブが偶然団子状態でまとまっている事が。
俺はゲームをして経験した事がある。
杖ゴブは1発しか魔法スキルを撃ってこない。
ランダムで何かの魔法スキルを撃って来る。
それさえしのげばスライムより弱い。
魔力も技量も上げてある。
魔法が当たっても大丈夫なはずだ!
行ける!
俺は杖ゴブの背後から走って近づく。
ギエエエエエ!
バレたか!
杖ゴブが後ろに下がりつつ杖が光る。
ファイアが飛んでくる。
俺は横に飛んで炎を避ける。
そして走って杖ゴブにナイフを突き立てた。
『レベルが1から2に上がりました。レベルとスキルポイントをリセットします』
頭に声が響く。
俺のレベルが上がった瞬間レベル1に戻る。
後2回レベルリセットすれば楽になるはずだ。
俺はさらに奥へと進んだ。
ラビットか。
動きは速いが、それ以外の能力は弱い。
一気に倒す。
俺はラビットを1体ずつ地道に倒していった。
「おりゃあ!」
ラビットに刃を突き立てる。
『レベルが1から2に上がりました。レベルとスキルポイントをリセットします』
後1回!
そこに聞き覚えのある声が聞こえた。
「助けてーー!誰かーーーーー!」
女性がラビットの群れに追われている。
ゲームで聞いた事があるセリフ。
見た事のある光景。
突発クエスト、トレインだ!
ゲームと違いクエストとして表示されることは無い。
だが状況はゲームと同じ。
女性が電車のように列をなす魔物に追いかけられている。
トレイン娘か。
ラビットの群れに襲われる女性を助ける事でランダムで報酬をもらうことが出来る。
ゲームではスルーすることも出来た。
ゲームではスルーするとエロシーンのイベントを回収できた
だが、この世界でスルーしたあの女性はどうなる?
魔物の巣に運ばれてひどい目に会うだろう。
ラビットの数が多い。
倒しきれるか?
ゲームなら倒せる。
キャラの後ろから見下ろす視点で魔物をとらえることが出来た。
だが今は自分視点でしか見れずゲームの時より視界は悪い。
実際俺は横からスライムの攻撃を受けている。
それ以外の部分でもゲームと同じように戦えるか分からない。
女性がラビットに噛みつかれた瞬間に俺は前に出ていた。
1体!
2体目!
3体!
ラビットを倒していくが、俺は背後から攻撃を受ける。
レベルアップの声が頭に響くが無視してナイフでラビットに刃を突き立てる。
囲まれそうになると包囲の外に走ってまたラビットを攻撃する。
何体倒したかも数えなくなった。
HPが減っていく。
時間の間隔が無くなり、戦いに集中する。
左手でポーションを飲んでビンをほおり投げる。
右手のナイフは常にラビットに向ける。
ラビットの数は残り少ない。
後3体!
「うおおおおおおおおお!」
俺は無事にラビットを倒すと、大きく呼吸する。
何とか、何とかなった。
生き延びた!
勝ったんだ!
今まで味わったことの無い喜びに震えた。
「あ、ありがとうございます」
「だ、大丈夫か?」
「あの、あなたの方がボロボロです」
自分の服を見ると服が破けていた。
ダメージを受けると防具の耐久力が下がり、こうなる仕様だ。
「大丈夫だ」
ゲームなら報酬を貰って終わりだが、ここは異世界だ。
「ポーションを飲むか?」
「いえ、あなたは大丈夫ですか?」
「そうだな」
俺はポーションを飲んだ後女性にポーションを飲ませた。
ポーションを飲んでもすぐに回復しない。
じわじわと回復するのはゲームと同じか。
「ダンジョンの外まで送ろう」
「ありがとうございます!!」
魔石やドロップしたうさぎ肉を拾ってダンジョンの外に出た。
「ありがとうございます!お礼がしたいです」
「今からエリスが居る紋章ショップに行く用事があるんだ」
「エリスの居る紋章ショップ、分かりました」
周りの者が俺をちらちら見ている。
装備がボロボロになるまで戦う者は珍しいのかもしれない。
皆綺麗な服を着ている。
俺は、パンパンになったバックパックにうさぎ肉を入れている。
手にもうさぎ肉を持っている。
目立って当然か。
「ショップに行くか」
不思議と恥ずかしさは無かった。
俺に余裕が無いからだろう。
人見知りでも追い詰められれば人に聞くし話すようになるのだ。
俺はショップ地帯に向かった。
12
お気に入りに追加
2,684
あなたにおすすめの小説

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる