4 / 179
第4話
しおりを挟む
エリスが俺の顔を近くで覗き込む。
距離感が近すぎる!
まずい!
ついうっかりエリスを名前で呼んでしまった。
急に知らない人から名前で呼ばれたら不審に思われる。
エリスはゲームのメインヒロインの1人。
銀色の髪をポニーテールで束ね、紫色の瞳が俺を見つめる。
顔を近くに寄せるその顔に吸い込まれそうな感覚を覚えた。
「可愛いから気になって遠くで見ていたんだ」
そう、元の世界のゲーム画面で見ていた。
「ふ~ん、そうなんだね」
褒められてまんざらでもない表情を浮かべる。
ストレートに褒められると喜ぶのがエリスだ。
エリスは最も好感度を上げやすいチュートリアルキャラでもある。
それにしても生のエリスは本当にかわいい。
銀色の髪は輝いているし、皮膚には染み1つ無い。
唇は血色がよく口紅を塗ったように目を引く。
更に瞳にも肌にもすべてに潤いがあってプルプルしている。
とにかくプルプルしている。
GパンとTシャツのシンプルな服装で露出はそこまで高くないが、体に張り付くような線を強調するラインに目が向く。
リアルでエリスを見ると魅力が半端ない!
凄いプルプルしている!
「そんなに見つめる?僕はそんなに魅力的かな?」
エリスは悪戯な笑みを浮かべて腕を上げ、お尻と胸を突き出すようなポーズを取る。
「可愛い」
「そ、そうかな?」
「ずっと見ていたくなる」
「そ、そう?そ、そうだ!紋章だね!何が良いかな?」
エリスは赤くなって紋章の話を始める。
日本に居たら絶対にこんなことは言わなかった。
命の危険を感じた後、安心して、その後生エリスに会ってテンションが上がりすぎたのかもしれない。
「は!紋章だった。そう、紋章を買いに来たんだ」
紋章装備、この世界で装備と言えば紋章だ。
左手の甲に防具の紋章、右手の甲に武器の紋章を張り付ける。
紋章を付ける事で服の代わりにもなる。
防具の紋章をまとう事で冬でも温かく過ごせる。
戦闘時は右手の甲が光って手に武器が出現するのだ。
この世界でダメージを受けると服が破け、紋章の耐久力も落ちてくる。
耐久力は時間経過で回復する。
そして製作者の趣味と思われる中二病全開の左右の手の甲に紋章を付ける設定。
俺も紋章装備の設定は好きだ。
「そう言えば、君の名前は?」
「ハヤトだ」
「ハヤト、どんな紋章を探しているんだい?」
ヒロインに名前で呼ばれるとドキッとする。
「レベル1の初心者セットが欲しい。武器はナイフで」
そう、最初はこれ一択だ。
この装備は重量が軽い。
初心者セットは強いわけではない。
だが、ステータスの低い序盤に他の重い装備を選ぶとスタミナが減ってすぐ活動が出来なくなるのだ。
初心者セットのナイフが軽くてベストな選択だ。
闇魔導士のジョブではあるがしばらく魔法は無しで、ナイフと初心者セットで活動を続ける事になるだろう。
エリスが声を上げる。
「紋章が無いよ!君は今までどうやって生きてきたんだい!」
そうか、この世界の衣服は左手の紋章だ。
左手の甲に紋章を付けていない者はまず居ない。
「い、今紋章が無くて困ってるんだ。か、金ならある。すぐに紋章を付けたい」
俺は慌てて魔石を出す。
エリスは魔石を見つめる。
「確かにお金は持っているようだね。10万魔石になるよ」
「す、すぐに頼む」
汗が噴き出る。
エリスは2枚のトランプサイズのカードを持って来た。
「両手の甲を出して」
俺は椅子に座って両手の甲を出す。
エリスが俺の両手の甲にカードを置いてその上に手を乗せる。
エリスの距離が近いし胸元が見える。
エリスの吐息を手に感じる。
俺の両手が光ると、カードが消えて俺の手の甲に紋章が浮かんだ。
「さあ、早速着替えよう。そのカーテンを縫ったような服はすぐに脱ぐんだ」
カーテンを縫うか。
不思議な表現だ。
ん?ここに試着室は無い。
この世界で男は少数派だ。
試着室は無い。
普通あれじゃね?
エリスが試着室の無い状況で恥ずかしながら着替えるのがエロゲの王道パターンだ。
俺が脱ぐのは違う!
エロゲ道に反している!
俺は憤りを感じた!
いや、逆に考えるんだ。
俺が脱ぐとしたらその逆もありうると!
次はエリスが着替えるのを俺が見守る。
そう心に刻んだ。
「次は逆でよろしくお願いします」
「意味が分からないよ」
「いえ、こちらの話です」
「どうして急に敬語なんだい?」
「気のせいです。心を清めておりました」
俺はその場で服を脱いで全裸になる。
テーブルを挟んでいるから股間はテーブルに隠れている。
左手の紋章に意識を込めると俺は一瞬で服をまとう。
ブラウンの目立たない色の上下の服、そして靴。
村人のようだ。
エロゲの世界で男の服は種類が少なく手抜きだ。
女性用の初心者セットはもっと凝った作りになっている。
次は右手の武器だ。
右手の甲に集中すると、手にナイフが出現する。
俺は何度もナイフを出したり消したりして感覚を確認する。
「君は小さい子供のようにお茶目な所があるよね」
「何が?」
「そうやって初めて紋章を付けた子供みたいに紋章を出したり消したりする所さ」
「感覚を確認したくて」
「子供みたいに服を出したり消したりしないだけまだいいかもね」
元居た世界とこの世界は大分感覚にずれがあるようだ。
言語と読み書きは分かるけど、常識が分からない。
ゲーム知識以外は覚える必要もあるか。
「今日はありがとう。また来るよ」
「うん、また来てね」
俺は店を出た。
エリスは学園に入る前はここに居たのか。
また来よう。
アイテムショップに向かう。
俺は残った20万魔石で小さめのバックパックを購入した。
更にポーションを買って腰にセットし、残りはバックパックに入れた。
ポーションは1本1万魔石と高いが、命大事にだ。
ダンジョンの前で俺は立ち止まる。
ダンジョンは神殿のような作りになっている。
石が積まれ段差の上に4つの柱と屋根がある白い建物があり、その中央に魔法陣が光る。
ダンジョンに入るにも次の階に行くにも魔法陣の上に乗ってワープする仕組みだ。
魔物に倒されれば死ぬ。
足が止まってしまう。
だが進む以外のやり方を知らない。
俺は大きく呼吸をし、ダンジョンの魔法陣に向かって歩き出した。
距離感が近すぎる!
まずい!
ついうっかりエリスを名前で呼んでしまった。
急に知らない人から名前で呼ばれたら不審に思われる。
エリスはゲームのメインヒロインの1人。
銀色の髪をポニーテールで束ね、紫色の瞳が俺を見つめる。
顔を近くに寄せるその顔に吸い込まれそうな感覚を覚えた。
「可愛いから気になって遠くで見ていたんだ」
そう、元の世界のゲーム画面で見ていた。
「ふ~ん、そうなんだね」
褒められてまんざらでもない表情を浮かべる。
ストレートに褒められると喜ぶのがエリスだ。
エリスは最も好感度を上げやすいチュートリアルキャラでもある。
それにしても生のエリスは本当にかわいい。
銀色の髪は輝いているし、皮膚には染み1つ無い。
唇は血色がよく口紅を塗ったように目を引く。
更に瞳にも肌にもすべてに潤いがあってプルプルしている。
とにかくプルプルしている。
GパンとTシャツのシンプルな服装で露出はそこまで高くないが、体に張り付くような線を強調するラインに目が向く。
リアルでエリスを見ると魅力が半端ない!
凄いプルプルしている!
「そんなに見つめる?僕はそんなに魅力的かな?」
エリスは悪戯な笑みを浮かべて腕を上げ、お尻と胸を突き出すようなポーズを取る。
「可愛い」
「そ、そうかな?」
「ずっと見ていたくなる」
「そ、そう?そ、そうだ!紋章だね!何が良いかな?」
エリスは赤くなって紋章の話を始める。
日本に居たら絶対にこんなことは言わなかった。
命の危険を感じた後、安心して、その後生エリスに会ってテンションが上がりすぎたのかもしれない。
「は!紋章だった。そう、紋章を買いに来たんだ」
紋章装備、この世界で装備と言えば紋章だ。
左手の甲に防具の紋章、右手の甲に武器の紋章を張り付ける。
紋章を付ける事で服の代わりにもなる。
防具の紋章をまとう事で冬でも温かく過ごせる。
戦闘時は右手の甲が光って手に武器が出現するのだ。
この世界でダメージを受けると服が破け、紋章の耐久力も落ちてくる。
耐久力は時間経過で回復する。
そして製作者の趣味と思われる中二病全開の左右の手の甲に紋章を付ける設定。
俺も紋章装備の設定は好きだ。
「そう言えば、君の名前は?」
「ハヤトだ」
「ハヤト、どんな紋章を探しているんだい?」
ヒロインに名前で呼ばれるとドキッとする。
「レベル1の初心者セットが欲しい。武器はナイフで」
そう、最初はこれ一択だ。
この装備は重量が軽い。
初心者セットは強いわけではない。
だが、ステータスの低い序盤に他の重い装備を選ぶとスタミナが減ってすぐ活動が出来なくなるのだ。
初心者セットのナイフが軽くてベストな選択だ。
闇魔導士のジョブではあるがしばらく魔法は無しで、ナイフと初心者セットで活動を続ける事になるだろう。
エリスが声を上げる。
「紋章が無いよ!君は今までどうやって生きてきたんだい!」
そうか、この世界の衣服は左手の紋章だ。
左手の甲に紋章を付けていない者はまず居ない。
「い、今紋章が無くて困ってるんだ。か、金ならある。すぐに紋章を付けたい」
俺は慌てて魔石を出す。
エリスは魔石を見つめる。
「確かにお金は持っているようだね。10万魔石になるよ」
「す、すぐに頼む」
汗が噴き出る。
エリスは2枚のトランプサイズのカードを持って来た。
「両手の甲を出して」
俺は椅子に座って両手の甲を出す。
エリスが俺の両手の甲にカードを置いてその上に手を乗せる。
エリスの距離が近いし胸元が見える。
エリスの吐息を手に感じる。
俺の両手が光ると、カードが消えて俺の手の甲に紋章が浮かんだ。
「さあ、早速着替えよう。そのカーテンを縫ったような服はすぐに脱ぐんだ」
カーテンを縫うか。
不思議な表現だ。
ん?ここに試着室は無い。
この世界で男は少数派だ。
試着室は無い。
普通あれじゃね?
エリスが試着室の無い状況で恥ずかしながら着替えるのがエロゲの王道パターンだ。
俺が脱ぐのは違う!
エロゲ道に反している!
俺は憤りを感じた!
いや、逆に考えるんだ。
俺が脱ぐとしたらその逆もありうると!
次はエリスが着替えるのを俺が見守る。
そう心に刻んだ。
「次は逆でよろしくお願いします」
「意味が分からないよ」
「いえ、こちらの話です」
「どうして急に敬語なんだい?」
「気のせいです。心を清めておりました」
俺はその場で服を脱いで全裸になる。
テーブルを挟んでいるから股間はテーブルに隠れている。
左手の紋章に意識を込めると俺は一瞬で服をまとう。
ブラウンの目立たない色の上下の服、そして靴。
村人のようだ。
エロゲの世界で男の服は種類が少なく手抜きだ。
女性用の初心者セットはもっと凝った作りになっている。
次は右手の武器だ。
右手の甲に集中すると、手にナイフが出現する。
俺は何度もナイフを出したり消したりして感覚を確認する。
「君は小さい子供のようにお茶目な所があるよね」
「何が?」
「そうやって初めて紋章を付けた子供みたいに紋章を出したり消したりする所さ」
「感覚を確認したくて」
「子供みたいに服を出したり消したりしないだけまだいいかもね」
元居た世界とこの世界は大分感覚にずれがあるようだ。
言語と読み書きは分かるけど、常識が分からない。
ゲーム知識以外は覚える必要もあるか。
「今日はありがとう。また来るよ」
「うん、また来てね」
俺は店を出た。
エリスは学園に入る前はここに居たのか。
また来よう。
アイテムショップに向かう。
俺は残った20万魔石で小さめのバックパックを購入した。
更にポーションを買って腰にセットし、残りはバックパックに入れた。
ポーションは1本1万魔石と高いが、命大事にだ。
ダンジョンの前で俺は立ち止まる。
ダンジョンは神殿のような作りになっている。
石が積まれ段差の上に4つの柱と屋根がある白い建物があり、その中央に魔法陣が光る。
ダンジョンに入るにも次の階に行くにも魔法陣の上に乗ってワープする仕組みだ。
魔物に倒されれば死ぬ。
足が止まってしまう。
だが進む以外のやり方を知らない。
俺は大きく呼吸をし、ダンジョンの魔法陣に向かって歩き出した。
23
お気に入りに追加
2,671
あなたにおすすめの小説
貞操観念逆転世界におけるニートの日常
猫丸
恋愛
男女比1:100。
女性の価値が著しく低下した世界へやってきた【大鳥奏】という一人の少年。
夢のような世界で彼が望んだのは、ラブコメでも、ハーレムでもなく、男の希少性を利用した引き籠り生活だった。
ネトゲは楽しいし、一人は気楽だし、学校行かなくてもいいとか最高だし。
しかし、男女の比率が大きく偏った逆転世界は、そんな彼を放っておくはずもなく……
『カナデさんってもしかして男なんじゃ……?』
『ないでしょw』
『ないと思うけど……え、マジ?』
これは貞操観念逆転世界にやってきた大鳥奏という少年が世界との関わりを断ち自宅からほとんど出ない物語。
貞操観念逆転世界のハーレム主人公を拒んだ一人のネットゲーマーの引き籠り譚である。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら男女逆転世界
美鈴
ファンタジー
階段から落ちたら見知らぬ場所にいた僕。名前は覚えてるけど名字は分からない。年齢は多分15歳だと思うけど…。えっ…男性警護官!?って、何?男性が少ないって!?男性が襲われる危険がある!?そんな事言われても…。えっ…君が助けてくれるの?じゃあお願いします!って感じで始まっていく物語…。
※カクヨム様にも掲載しております
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる