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第26話 新たなる脅威
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鬼道勇也の父が経営していた鬼道ポーションが事業を畳んだ後、二重製薬のポーション業は活況を迎えていた。
「わあ!」
ボン!
二重製薬のオーナーである二重 陣が錬金術を失敗してポーションビンを爆発させた。
「オーナー、またですか」
「もう、二重さん、錬金術は私達に任せて経営をやってください」
「あははは、ごめんねえ、すぐに片付けるよ」
「私がやっておくから、ほら、オーナーは戻って!」
「オーナーは黙っていればいつも笑顔でイケメンのに、抜けてるのね」
従業員がオーナーをいじる。
「は、あははははは」
二重は照れ笑いしながらメガネをくいっと上げた。
「僕も皆のようにポーションを作りたくてね」
「今はポーションが飛ぶように売れて価格も上がっているから後にしましょ」
「そうですよ」
「それじゃ、僕は帰って経営に集中しますね。皆さん、よろしくお願いします」
二重オーナーは笑顔で頭を下げた。
「あ、そう言えば、家に住まわせているスキンヘッドの人、気を付けた方がいいわよ」
「ええ!彼はまじめですよ!」
「オーナーは人が良すぎるからもうちょっと警戒しないと」
ジンは話を詳しく聞いた。
「……なるほど、ありがとうございます!みんなの名前は出さないようにして聞き取りをしてみます。オーナーになると僕に意見を言ってくれる人が少なくなるのでこういう事を言ってくれると助かります。言われてみれば彼は不器用というか、責められるとうまく言葉が出ない部分がありるような、うん。ありがとうございました!」
こうしてオーナーは会社の外に出た。
外にはスモークガラスの貼られた魔道カーが止まっていた。
「いつもお疲れ様です」
そう言って二重陣は魔道カーに乗り込みドアを閉めた。
車が走り出した瞬間に二重陣はメガネを外して言った。
「おい、ハゲ!街の奴らと争うなと言ったよなあ!問題を起こすなよ!」
ハゲと言われた男が運転しながら口を開いた。
【ハゲ視点】
「すまねえ。ジンさん。つい頭にきて言い返しちまった」
「ち、いいか、俺が殺す命令を出すまで愛想良くしとけ」
二重陣はメガネを外した瞬間に表情と口調が変わる。
今まで生きてきてあの人ほど怖い人を俺は知らねえ。
あの人に逆らえば、俺は消される。
「ああ、すまねえ」
「で?そいつの名前と住所は?」
「名前は宇崎人太だ」
「住所は?」
「地図を見ねえと分からねえ」
「魔道スマホで見せろ」
俺は家の前についてから揉めた人間の住所を映し出した。
「分かった。宇崎人太、A市A町3-5-8か」
そう言ってジンは名前と住所を暗記した。
ジンは頭がいい。
ずっと忘れず覚えているだろう。
「あいつか、市内じゃ口やかましくて有名ではある。モンスターが出てきたタイミングで死んでもらうか」
俺は車から降りてドアを開ける。
ジンはメガネをかけて笑顔のまま家に入った。
外から見ると普通の家で、市街地と田園の境目にあり、モンスターが現れる今では立地が良くない。
市の外から現れたモンスターは真っ先にここを狙うだろう。
だが俺達にとって人通りの少ないこの場所は都合がいい。
俺は車をしまいジンを追うように家に入る。
家に入ると目立たないように地下室へと続く隠し扉があった。
その地下室には酒や穀物が保存されている。
一見ただの食糧庫だ。
ここにも隠し扉があり、そこを階段で10メートルほど降りると女の声が聞こえる。
「もう、もう無理なの!」
「死ぬ!死んじゃう!」
「なん、でも、はあ、はあ。します!だから、ゆるし、て」
女が犯されていた。
話が出来る女はまだいい。
目がうつろな女、意識が無い女、遠吠えのような声を出しながら痙攣する女がそれでも乱暴され続けている。
「安心しろ!ポーションで治してやるからよお!」
「レディーキラーはまだまだあるぜ!おかしくなりきるまで飲ませて、体にもたっぷり塗ってやるよ!」
男が笑いながら女を犯す光景をジンは真顔で見つめる。
「ハゲ、まともな人間は損をする」
「分かってる」
「もっと今の日本に適応しろ、そうで無ければまた俺が損をする」
「分かってるぜ」
「いいや、分かっていない。何でスライムからドロップされる媚薬、レディーキラーの規制が厳しくされないか分かるか?」
「ジンさん、何の話か分からねえ」
「いいから答えろ」
「レディーキラーを規制すれば冒険者や錬金術師が不便になりドロップ品の収入が減る。規制の多い息苦しい街から冒険者と錬金術師が出て行ってしまう。そうなりゃモンスターが多くなり街が消えてしまうからだ」
「そうだ、俺はな、異界が出来る前、ギャンブル場の近所で生まれた」
「話が分からねえ」
「まあ聞け。そこではな、ギャンブル場のトイレでよく人が自殺していた。警察も慣れたもんだ。サイレンを消して目立たないように裏口からギャンブル場に入り、自殺した奴の処理をする」
ジンは唐突にギャンブル場の話を始めた。
少し違和感は覚えたが、ジンの言う事に間違いはない。
俺は黙って聞いた。
「つまりだギャンブル中毒になった客が嫌がらせのようにそのトイレで自殺する。警察もそのギャンブル場も自殺者を無くすために動いたりはしない。それどころか警察とギャンブル協会は利権でずぶずぶだ。警察のように黒い部分は隠して白く見せて生きる、これが利口な生き方だ」
「異界が出て色々変わった今も、日本人の根っこは変わってない、だからうまく立ち回れって事か?」
「そうだ表では白く、バレないように黒く生きろ」
「いつも言われていた。悪かったよ」
「タヌキ市長と仲良くしているのもそのためだ。所で、東山あかりはどこにいる?高校を卒業したはずだ」
ジンは東山あかりを狙っている。
俺が手を出したら殺されるだろう。
「今異界に行っているらしい」
「都合がいい。くっくっく、東山あかり。異界で拉致出来る頃合いか。早くレディーキラーを使って狂わせてやりたい!」
ジンが口角を釣り上げて笑った。
あとがき
ハゲとジンの口調に差が無いため分かりやすいように加筆修正しました。
ジン=あかりを狙っている。
ハゲ=やばいジンの事を観察する。
こういう構図でした。
「わあ!」
ボン!
二重製薬のオーナーである二重 陣が錬金術を失敗してポーションビンを爆発させた。
「オーナー、またですか」
「もう、二重さん、錬金術は私達に任せて経営をやってください」
「あははは、ごめんねえ、すぐに片付けるよ」
「私がやっておくから、ほら、オーナーは戻って!」
「オーナーは黙っていればいつも笑顔でイケメンのに、抜けてるのね」
従業員がオーナーをいじる。
「は、あははははは」
二重は照れ笑いしながらメガネをくいっと上げた。
「僕も皆のようにポーションを作りたくてね」
「今はポーションが飛ぶように売れて価格も上がっているから後にしましょ」
「そうですよ」
「それじゃ、僕は帰って経営に集中しますね。皆さん、よろしくお願いします」
二重オーナーは笑顔で頭を下げた。
「あ、そう言えば、家に住まわせているスキンヘッドの人、気を付けた方がいいわよ」
「ええ!彼はまじめですよ!」
「オーナーは人が良すぎるからもうちょっと警戒しないと」
ジンは話を詳しく聞いた。
「……なるほど、ありがとうございます!みんなの名前は出さないようにして聞き取りをしてみます。オーナーになると僕に意見を言ってくれる人が少なくなるのでこういう事を言ってくれると助かります。言われてみれば彼は不器用というか、責められるとうまく言葉が出ない部分がありるような、うん。ありがとうございました!」
こうしてオーナーは会社の外に出た。
外にはスモークガラスの貼られた魔道カーが止まっていた。
「いつもお疲れ様です」
そう言って二重陣は魔道カーに乗り込みドアを閉めた。
車が走り出した瞬間に二重陣はメガネを外して言った。
「おい、ハゲ!街の奴らと争うなと言ったよなあ!問題を起こすなよ!」
ハゲと言われた男が運転しながら口を開いた。
【ハゲ視点】
「すまねえ。ジンさん。つい頭にきて言い返しちまった」
「ち、いいか、俺が殺す命令を出すまで愛想良くしとけ」
二重陣はメガネを外した瞬間に表情と口調が変わる。
今まで生きてきてあの人ほど怖い人を俺は知らねえ。
あの人に逆らえば、俺は消される。
「ああ、すまねえ」
「で?そいつの名前と住所は?」
「名前は宇崎人太だ」
「住所は?」
「地図を見ねえと分からねえ」
「魔道スマホで見せろ」
俺は家の前についてから揉めた人間の住所を映し出した。
「分かった。宇崎人太、A市A町3-5-8か」
そう言ってジンは名前と住所を暗記した。
ジンは頭がいい。
ずっと忘れず覚えているだろう。
「あいつか、市内じゃ口やかましくて有名ではある。モンスターが出てきたタイミングで死んでもらうか」
俺は車から降りてドアを開ける。
ジンはメガネをかけて笑顔のまま家に入った。
外から見ると普通の家で、市街地と田園の境目にあり、モンスターが現れる今では立地が良くない。
市の外から現れたモンスターは真っ先にここを狙うだろう。
だが俺達にとって人通りの少ないこの場所は都合がいい。
俺は車をしまいジンを追うように家に入る。
家に入ると目立たないように地下室へと続く隠し扉があった。
その地下室には酒や穀物が保存されている。
一見ただの食糧庫だ。
ここにも隠し扉があり、そこを階段で10メートルほど降りると女の声が聞こえる。
「もう、もう無理なの!」
「死ぬ!死んじゃう!」
「なん、でも、はあ、はあ。します!だから、ゆるし、て」
女が犯されていた。
話が出来る女はまだいい。
目がうつろな女、意識が無い女、遠吠えのような声を出しながら痙攣する女がそれでも乱暴され続けている。
「安心しろ!ポーションで治してやるからよお!」
「レディーキラーはまだまだあるぜ!おかしくなりきるまで飲ませて、体にもたっぷり塗ってやるよ!」
男が笑いながら女を犯す光景をジンは真顔で見つめる。
「ハゲ、まともな人間は損をする」
「分かってる」
「もっと今の日本に適応しろ、そうで無ければまた俺が損をする」
「分かってるぜ」
「いいや、分かっていない。何でスライムからドロップされる媚薬、レディーキラーの規制が厳しくされないか分かるか?」
「ジンさん、何の話か分からねえ」
「いいから答えろ」
「レディーキラーを規制すれば冒険者や錬金術師が不便になりドロップ品の収入が減る。規制の多い息苦しい街から冒険者と錬金術師が出て行ってしまう。そうなりゃモンスターが多くなり街が消えてしまうからだ」
「そうだ、俺はな、異界が出来る前、ギャンブル場の近所で生まれた」
「話が分からねえ」
「まあ聞け。そこではな、ギャンブル場のトイレでよく人が自殺していた。警察も慣れたもんだ。サイレンを消して目立たないように裏口からギャンブル場に入り、自殺した奴の処理をする」
ジンは唐突にギャンブル場の話を始めた。
少し違和感は覚えたが、ジンの言う事に間違いはない。
俺は黙って聞いた。
「つまりだギャンブル中毒になった客が嫌がらせのようにそのトイレで自殺する。警察もそのギャンブル場も自殺者を無くすために動いたりはしない。それどころか警察とギャンブル協会は利権でずぶずぶだ。警察のように黒い部分は隠して白く見せて生きる、これが利口な生き方だ」
「異界が出て色々変わった今も、日本人の根っこは変わってない、だからうまく立ち回れって事か?」
「そうだ表では白く、バレないように黒く生きろ」
「いつも言われていた。悪かったよ」
「タヌキ市長と仲良くしているのもそのためだ。所で、東山あかりはどこにいる?高校を卒業したはずだ」
ジンは東山あかりを狙っている。
俺が手を出したら殺されるだろう。
「今異界に行っているらしい」
「都合がいい。くっくっく、東山あかり。異界で拉致出来る頃合いか。早くレディーキラーを使って狂わせてやりたい!」
ジンが口角を釣り上げて笑った。
あとがき
ハゲとジンの口調に差が無いため分かりやすいように加筆修正しました。
ジン=あかりを狙っている。
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こういう構図でした。
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