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第85話
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「新しいダンジョンを発見したにゃあ!」
俺は2階にいたが、アリシアはジャンプして窓に飛び乗って顔を覗かせる。
ネコみたいだ。
「精鋭を集めて調査に向かおうか」
「もう言ってあるにゃあ」
メイスと盾を出して外に出るとみんな集まっていた。
黒騎士のダイヤ・竜化のリリス・骨のエムルの元帝国6将。
そしてアリシア・エステル・クレア、更にライターもいる。
「8人か。所で、好感度アップ装備をダイヤとリリスが装備しているけど、良かったのか?」
「うむ、我は問題無い。そのような状態異常など我の前では児戯に等しいのだ」
「私、気にしない」
「何回も言うんだけど、あれは俺が取って俺の持ち物になっているから、2人は俺への好感度を上げていく事になる。それは支配と変わらない。今からでも外した方が良くないか?」
「我は問題無い」
「この首輪、楽」
「うむ、私の意思に反応して装備を一瞬で脱着可能、自動修復機能と高性能な防御力、更に浄化機能付きだ。何の問題があると言うのだ?」
「いや、でも、本当に好感度が上がっていくんだ」
「我は好感度などに惑わされるような軟弱者ではないのだ!」
「もう、返さない。これ便利」
「分かった」
俺はステータスを開いた。
ゲット 人族 男
レベル: 100
HP: 1000 SS
MP: 1000 SS
物理攻撃: 800 A
物理防御:1000 SS
魔法攻撃:1000 SS
魔法防御: 500 D
すばやさ: 800 A
固有スキル:炎強化
スキル:『メイス☆』『盾☆』『ファイア☆』『ハイファイア☆』『エクスファイア☆』『ヒール☆』『リカバリーLV12』『トラップLV22』『宝感知LV29』『ストレージ☆』『ファイアエンチャント☆』『ファイアシールド☆』『再生の炎☆』『努力☆』『アイスLV☆』『アイスエンチャントLV☆』『鍛冶☆【NEW!】』
武器 ゼスのメイス:420(全魔法+30%・攻撃モーション速度+10%)
防具 ゼスの円盾:320(HP微回復・魔法ダメージ10%減少)ゼスのローブ:200(HP微回復・魔法ダメージ10%減少)ゼスのブーツ:160(HP微回復・魔法ダメージ10%減少)
エステル:好感度95
クレア :好感度89
アリシア:好感度94
エムル :好感度97(奴隷)
リリス :好感度 9【NEW!】
ダイヤ :好感度 6【NEW!】
リリスとダイヤが好感度装備を着けている。
これでゲーム1周目と2周目のパーティーキャラが全員揃ったことになる。
ゲームと同じで好感度6とか9が普通なんだよな。
今までみんなの好感度はおかしかったんだ。
魔物を狩ってもレベルが上がらなくなった為、ここ最近は鍛冶スキルを教わっていた。
鍛冶が出来るようになると大工も出来るようになる。
家を作り続けていた。
「それよりも、ダンジョンに向かおうではないか」
こうしてダンジョンに進んでいった。
【ダンジョン】
中に入ると、ゴブリンとスライムが多い。
「我に任せてもらおう!アースバレット!」
石のつぶてが魔物を瞬殺していく。
黒騎士のダイヤか、俺と能力が被っている。
「僕も行くよ!スケルトン!」
ダイヤが前に出て魔物を瞬殺し、後続からスケルトンが打ち漏らしを倒していく。
魔物のレベルが低いのもあるけど、過剰戦力だったか。
「セーフゾーンがあるにゃあ!」
アリシアが走って行った。
後を追って中に入ると、家があった。
家は光のシェルターのような半球で覆われて、触れると光が消えた。
中に入ると新しい家で、ほこりが無い。
あの光は保存か時を止める魔法だったのかもしれない。
ライターが驚いたように言った。
「本が多い!家のほとんどが書斎のようだ!」
「僕も興味があるよ。持ち帰って調べたいね」
エムルとライターが目を輝かせた。
「分かった。全部ストレージに入れて帰ろう」
こうして、ダンジョン調査を中断し、本を集めて持ち帰り、調べることにした。
と言っても調べるのはライターとエムルに任せた。
【次の日】
俺は会議室に呼ばれた。
昨日ダンジョンに向かったメンバーの他に、エステルの父、元大臣など文官組も揃っていた。
ライターが前に出て話を始める。
「話は昨日発見した本についてになるのだ。結論から言うと、魔王とゴールデンオークをテイムした者の役割となるのだ」
ライターの真剣な顔で皆静かになった。
「まずは魔王から、本の内容を抜粋しながら話をしていくのだが、
勇者と魔王は対の存在と言われているが、本によればそうではないらしいのだ。
理由は勇者の能力は皆を助ける事で才能値が上昇する、この1点のみであるのに対して、魔王は3つもの能力を覚醒させる。対と考えるのはあまりにも不自然だ。
魔王の能力は人を苦しめ、殺す事で才能値が上昇していく。
この1点だけなら勇者と魔王は対と考えていい。
だが残りの能力が問題だ。
テイマーを遥かに超える魔物の使役能力と人の限界を超えた力を発揮する変身能力、この2つは明らかに異常だ。
魔王になった時点で寿命が1年になり、能力を使うほど寿命が短くなることを考えれば、実質100日ほどしか生きられない事も勇者とは特性があまりにも異なる点としてあげられる」
「ん?魔王は寿命が縮むのか?」
「本の内容によればそうらしい」
言われればしっくりくる。
魔王の能力は強すぎる。
命を削ると考えた方が納得できる。
「本の抜粋と結論に戻ろう。
私の結論は、魔王の正体は魔物を減らす浄化装置だ。
魔王になった者は皆強欲で、魔王になれば使役した魔物を倒してレベルを上げ、レベルを100に上げようとする。
そして魔物に人を襲わせ自らの才能値を上げようとする。
だが、その事によって魔王は人から敵対され孤立する。
そうなれば人は結束して魔物を倒し始める。
定期的に魔王が発生する事で大規模スタンピードの発生が抑制されている。
ここまでが魔王についての要約となるが、何か質問はあるかね?」
ダイヤが発言した。
「魔王は人を助けるような善人ではないが、それでも世界の為には必要なのか?」
「うむ、補足が必要なようだ。魔王自身は魔物を減らす浄化装置になろうとはしていないのだ。強欲な魔王の行いは結果、人を救っている。
魔王自身は私利私欲のために動くが、視点を変え、世界レベルで見れば魔王は浄化装置としての役割をはたしているのだ。
そして魔王の末路は魂の消滅となる、強欲な魂は二度と輪廻せず、朽ち果てるのだ」
ライターは周りを見渡した。
質問が無い事を確認している。
「次はゴールデンオークを使役した者も魔王と同じで魔物を狩る浄化装置となる。
ゴールデンオークは1度テイムしてしまえば力と共に代償を受ける。
常に金を餌として手に入れ続ける必要がある。
最初は人を脅して利益を得ても追い出されたり敵対状態を作り出し、最後には孤立する。
そうなればゴールデンオークの餌である魔物を狩り続けなければ、使役者がゴールデンオークの餌になり命を落とす。
危険におびえながら魔物を狂ったように狩り続けなければ生き延びる事は出来ない。
テイマーは自分で動かず利益を得たいと思う者が多いとも書いてある。
自分で動く事を嫌い、人や魔物を駒のように使って生きて行こうとする者が多いようだ。
だが、皮肉なもので、自ら動きたくないテイマーは無理して魔物を狩り続けなければ真っ先にゴールデンオークに食べられてしまうのだ。
これがゴールデンオークを使役したテイマーの末路となる。
質問はあるかね?」
「使役者を食ったゴールデンオークは脅威だと思うんだが、どうなんだ?」
俺はライターが死にかけた死闘を聞いて知っている。
ゴールデンオークはゲームと同じで厄介だろう。
「うむ、使役者を失ったゴールデンオークの能力値は半分になると言われている。
これは仮説だが、使役者を失った瞬間に魂の半分が裏ダンジョンの50階に戻り、時間経過とともに新たなゴールデンオークが誕生すると書かれてある」
ライターの話が終わり、落ち着くと、斥候のエマと他の斥候も入ってきた。
「アイアンレッド帝国のルンバと魔王化したと思われるシャドウジャイアの魔物部隊が戦争状態に突入しました。現在クグツ攻防戦のあった城で戦闘が行われています。今後の予想ですが、戦争は泥沼状態に陥るとみられています!
魔王になったシャドウジャイアと、ゴールデンオークを使役するテイマーのルンバが戦争か。
この戦争で多くの魔物が倒されるだろう。
「エステル、王、俺は介入したくないと思っている」
「そうですわね。わたくしも……そう思いますわ」
「うむ、まともな人間の受け入れのみを続け、関与しない事としようではないか」
シャドウジャイアは妹にも父にも見放されていた。
だが、2人は悲しそうな顔を浮かべた。
ルンバではなくシャドウジャイアの事を考えているのだろう。
「孤立して、魔物を倒しながら苦しむ浄化装置か。地獄だろうな」
助ける事は無い。
自滅して死んでくれ。
俺は2階にいたが、アリシアはジャンプして窓に飛び乗って顔を覗かせる。
ネコみたいだ。
「精鋭を集めて調査に向かおうか」
「もう言ってあるにゃあ」
メイスと盾を出して外に出るとみんな集まっていた。
黒騎士のダイヤ・竜化のリリス・骨のエムルの元帝国6将。
そしてアリシア・エステル・クレア、更にライターもいる。
「8人か。所で、好感度アップ装備をダイヤとリリスが装備しているけど、良かったのか?」
「うむ、我は問題無い。そのような状態異常など我の前では児戯に等しいのだ」
「私、気にしない」
「何回も言うんだけど、あれは俺が取って俺の持ち物になっているから、2人は俺への好感度を上げていく事になる。それは支配と変わらない。今からでも外した方が良くないか?」
「我は問題無い」
「この首輪、楽」
「うむ、私の意思に反応して装備を一瞬で脱着可能、自動修復機能と高性能な防御力、更に浄化機能付きだ。何の問題があると言うのだ?」
「いや、でも、本当に好感度が上がっていくんだ」
「我は好感度などに惑わされるような軟弱者ではないのだ!」
「もう、返さない。これ便利」
「分かった」
俺はステータスを開いた。
ゲット 人族 男
レベル: 100
HP: 1000 SS
MP: 1000 SS
物理攻撃: 800 A
物理防御:1000 SS
魔法攻撃:1000 SS
魔法防御: 500 D
すばやさ: 800 A
固有スキル:炎強化
スキル:『メイス☆』『盾☆』『ファイア☆』『ハイファイア☆』『エクスファイア☆』『ヒール☆』『リカバリーLV12』『トラップLV22』『宝感知LV29』『ストレージ☆』『ファイアエンチャント☆』『ファイアシールド☆』『再生の炎☆』『努力☆』『アイスLV☆』『アイスエンチャントLV☆』『鍛冶☆【NEW!】』
武器 ゼスのメイス:420(全魔法+30%・攻撃モーション速度+10%)
防具 ゼスの円盾:320(HP微回復・魔法ダメージ10%減少)ゼスのローブ:200(HP微回復・魔法ダメージ10%減少)ゼスのブーツ:160(HP微回復・魔法ダメージ10%減少)
エステル:好感度95
クレア :好感度89
アリシア:好感度94
エムル :好感度97(奴隷)
リリス :好感度 9【NEW!】
ダイヤ :好感度 6【NEW!】
リリスとダイヤが好感度装備を着けている。
これでゲーム1周目と2周目のパーティーキャラが全員揃ったことになる。
ゲームと同じで好感度6とか9が普通なんだよな。
今までみんなの好感度はおかしかったんだ。
魔物を狩ってもレベルが上がらなくなった為、ここ最近は鍛冶スキルを教わっていた。
鍛冶が出来るようになると大工も出来るようになる。
家を作り続けていた。
「それよりも、ダンジョンに向かおうではないか」
こうしてダンジョンに進んでいった。
【ダンジョン】
中に入ると、ゴブリンとスライムが多い。
「我に任せてもらおう!アースバレット!」
石のつぶてが魔物を瞬殺していく。
黒騎士のダイヤか、俺と能力が被っている。
「僕も行くよ!スケルトン!」
ダイヤが前に出て魔物を瞬殺し、後続からスケルトンが打ち漏らしを倒していく。
魔物のレベルが低いのもあるけど、過剰戦力だったか。
「セーフゾーンがあるにゃあ!」
アリシアが走って行った。
後を追って中に入ると、家があった。
家は光のシェルターのような半球で覆われて、触れると光が消えた。
中に入ると新しい家で、ほこりが無い。
あの光は保存か時を止める魔法だったのかもしれない。
ライターが驚いたように言った。
「本が多い!家のほとんどが書斎のようだ!」
「僕も興味があるよ。持ち帰って調べたいね」
エムルとライターが目を輝かせた。
「分かった。全部ストレージに入れて帰ろう」
こうして、ダンジョン調査を中断し、本を集めて持ち帰り、調べることにした。
と言っても調べるのはライターとエムルに任せた。
【次の日】
俺は会議室に呼ばれた。
昨日ダンジョンに向かったメンバーの他に、エステルの父、元大臣など文官組も揃っていた。
ライターが前に出て話を始める。
「話は昨日発見した本についてになるのだ。結論から言うと、魔王とゴールデンオークをテイムした者の役割となるのだ」
ライターの真剣な顔で皆静かになった。
「まずは魔王から、本の内容を抜粋しながら話をしていくのだが、
勇者と魔王は対の存在と言われているが、本によればそうではないらしいのだ。
理由は勇者の能力は皆を助ける事で才能値が上昇する、この1点のみであるのに対して、魔王は3つもの能力を覚醒させる。対と考えるのはあまりにも不自然だ。
魔王の能力は人を苦しめ、殺す事で才能値が上昇していく。
この1点だけなら勇者と魔王は対と考えていい。
だが残りの能力が問題だ。
テイマーを遥かに超える魔物の使役能力と人の限界を超えた力を発揮する変身能力、この2つは明らかに異常だ。
魔王になった時点で寿命が1年になり、能力を使うほど寿命が短くなることを考えれば、実質100日ほどしか生きられない事も勇者とは特性があまりにも異なる点としてあげられる」
「ん?魔王は寿命が縮むのか?」
「本の内容によればそうらしい」
言われればしっくりくる。
魔王の能力は強すぎる。
命を削ると考えた方が納得できる。
「本の抜粋と結論に戻ろう。
私の結論は、魔王の正体は魔物を減らす浄化装置だ。
魔王になった者は皆強欲で、魔王になれば使役した魔物を倒してレベルを上げ、レベルを100に上げようとする。
そして魔物に人を襲わせ自らの才能値を上げようとする。
だが、その事によって魔王は人から敵対され孤立する。
そうなれば人は結束して魔物を倒し始める。
定期的に魔王が発生する事で大規模スタンピードの発生が抑制されている。
ここまでが魔王についての要約となるが、何か質問はあるかね?」
ダイヤが発言した。
「魔王は人を助けるような善人ではないが、それでも世界の為には必要なのか?」
「うむ、補足が必要なようだ。魔王自身は魔物を減らす浄化装置になろうとはしていないのだ。強欲な魔王の行いは結果、人を救っている。
魔王自身は私利私欲のために動くが、視点を変え、世界レベルで見れば魔王は浄化装置としての役割をはたしているのだ。
そして魔王の末路は魂の消滅となる、強欲な魂は二度と輪廻せず、朽ち果てるのだ」
ライターは周りを見渡した。
質問が無い事を確認している。
「次はゴールデンオークを使役した者も魔王と同じで魔物を狩る浄化装置となる。
ゴールデンオークは1度テイムしてしまえば力と共に代償を受ける。
常に金を餌として手に入れ続ける必要がある。
最初は人を脅して利益を得ても追い出されたり敵対状態を作り出し、最後には孤立する。
そうなればゴールデンオークの餌である魔物を狩り続けなければ、使役者がゴールデンオークの餌になり命を落とす。
危険におびえながら魔物を狂ったように狩り続けなければ生き延びる事は出来ない。
テイマーは自分で動かず利益を得たいと思う者が多いとも書いてある。
自分で動く事を嫌い、人や魔物を駒のように使って生きて行こうとする者が多いようだ。
だが、皮肉なもので、自ら動きたくないテイマーは無理して魔物を狩り続けなければ真っ先にゴールデンオークに食べられてしまうのだ。
これがゴールデンオークを使役したテイマーの末路となる。
質問はあるかね?」
「使役者を食ったゴールデンオークは脅威だと思うんだが、どうなんだ?」
俺はライターが死にかけた死闘を聞いて知っている。
ゴールデンオークはゲームと同じで厄介だろう。
「うむ、使役者を失ったゴールデンオークの能力値は半分になると言われている。
これは仮説だが、使役者を失った瞬間に魂の半分が裏ダンジョンの50階に戻り、時間経過とともに新たなゴールデンオークが誕生すると書かれてある」
ライターの話が終わり、落ち着くと、斥候のエマと他の斥候も入ってきた。
「アイアンレッド帝国のルンバと魔王化したと思われるシャドウジャイアの魔物部隊が戦争状態に突入しました。現在クグツ攻防戦のあった城で戦闘が行われています。今後の予想ですが、戦争は泥沼状態に陥るとみられています!
魔王になったシャドウジャイアと、ゴールデンオークを使役するテイマーのルンバが戦争か。
この戦争で多くの魔物が倒されるだろう。
「エステル、王、俺は介入したくないと思っている」
「そうですわね。わたくしも……そう思いますわ」
「うむ、まともな人間の受け入れのみを続け、関与しない事としようではないか」
シャドウジャイアは妹にも父にも見放されていた。
だが、2人は悲しそうな顔を浮かべた。
ルンバではなくシャドウジャイアの事を考えているのだろう。
「孤立して、魔物を倒しながら苦しむ浄化装置か。地獄だろうな」
助ける事は無い。
自滅して死んでくれ。
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