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第57話
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【剛腕のブルベア視点】
やっと死んだ。
ゲットを蹴り飛ばす。
ゴキブリが、エステルタンに近づくな。
ああ、やっと終わった。
これで2人になれる。
僕は走ってエステルタンの元に向かう。
そうだ、ゲットなんていなかった。
エステルタンは天使で処女だ。
今から僕と寝るんだから。
エステルタンに走って駆け寄るとエステルタンがおかしなことを言った。
「ああ、ゲット、死なないで」
エステルタンが泣いている。
「嫌だなあ、ゲットなんていないなりよー!」
エステルタンの頬を舐める。
乙女の味がする。
「エステルタン、嫌な事は全部忘れさせてあげるなりよー!。さあ、ベッドに向かおう。泣いているのは腕が痛いからなりね。ポーションを飲むなりよ」
エステルタンの唇にポーションビンを咥えさせた。
「はあ、はあ!エステルタン、僕と1つになれば分かるなりよー!ほら、もう体も治るなりねえ!」
「離すのですわ!もうわたくしはゲットに身を捧げていますのよ!」
エステルタンが逃げようとする。
ゲットなんていないのに!
殺したゲットの方を振り向くと、ゲットの上に炎の鳥が発生していた。
炎の鳥はゲットを翼で包み込む。
ゲットの体が炎に包まれ、時間を巻き戻すように体が修復されていく。
「ああ、ゲット!無事でしたのね!」
僕は反射的にエステルタンを殴った。
ああ、ごめんなりよ。
でも、ゲットの名前を呼ぶから悪いなりよー!
気絶したエステルタンをそっと地面に寝かせてゲットに拳を向けた。
「てめえ、いないはずの人間が起き上がるなよゴキブリがああああ!」
【ゲット視点】
俺の新しい能力は『再生の炎』だ。
『1度だけHP完全回復で復活する能力』
12時間のクールタイムで復活能力は回復する。
「命をかけて、家族を守る」
剛腕のブルベア、こいつはラスボスよりも強い!
転生者の心がけ次第で能力は変わる。
俺自身が体験した事だ。
ましてやこいつはゲームのモブではない!
帝国6将の上位に位置している!
「ゴキブリいいいいいいいい!」
俺とブルベアは打ち合う。
お互いの命を削り合い、拳と盾がぶつかり合う。
拳とメイスがぶつかり合う。
「もう硬化は使えないのか!ブルベア!」
「必要ない!ゴキブリがああああ!」
『メイスのLVが82から83に上がりました』
『盾のLVが82から83に上がりました』
『メイスのLVが83から84に上がりました』
『盾のLVが83から84に上がりました』
「ファイアエンチャント!」
俺は何度も打ち合う。
命をかけている。
命を燃やしている。
死を体感して分かった。
人は、死ぬ時はあっけなく死ぬ。
当たり前のことだ。
でも、どこかで俺は死なないと思っていた。
1度死んだ記憶がよみがえる。
殺された時の痛み、恐怖。
だがそれでも家族を守るために前に出る。
ブルベアの拳が肩にヒットする!
避けきれない!
死の体感が俺の脳裏にフラッシュバックされる。
ゼスじいの言葉が浮かぶ。
『家族だけは守ってほしいんじゃ』
『ファイアエンチャントのLVが70から73に上がりました』
『メイスのLVが84から85に上がりました』
『盾のLVが84から85に上がりました』
『メイスのLVが85から86に上がりました』
『ファイアエンチャントのLVが73から75に上がりました』
盾で防いでメイスで殴る。
おんなじことの繰り返しだ。
盾で防いでメイスで殴る!盾で防いでメイスで殴る!盾で防いでメイスで殴る!盾で防いでメイスで殴る!盾で防いでメイスで殴る!盾で防いでメイスで殴る!盾で防いでメイスで殴る!盾で防いでメイスで殴る!盾で防いでメイスで殴る!盾で防いでメイスで殴る!
何度も殴る。
ブルベアが俺から距離を取るが拳の衝撃波が来ない。
「もう衝撃波も出せないか!」
「ゴキブリいいいいいいい!」
「ファイア!」
ブルベアが炎に包まれる。
「ヒール!俺から離れた瞬間に俺は回復する!俺から離れた瞬間にファイアを撃ち込む!距離を取って休んだらお前の負けだ!お前は追い詰められている!」
「ゴキいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
俺はブルベアを引き付けた。
ブルベアが苦しくなって後ろに下がる。
「ファイア!ヒール!ファイアエンチャント!」
ファイアエンチャントで攻撃力を高めてさらに追い詰める。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
何度も何度も何度も何度もメイスで殴って殴り続けた。
ブルベアが倒れる。
『レベルが68から71に上がりました』
「はあ!はあ!ヒール!ヒール!」
ブルベアが起き上がる。
「僕の能力は倒されても復活するううううううううううううう!」
ブルベアは1度倒してもHP30%で復活する。
ゲームで知っている!
「ファイアエンチャント!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
俺は何度もメイスを振った。
奇襲は通用しない!
「ぐぼおおおおおおお!!なんでえええ!ひぎいいいいいいい!!」
ブルベアが倒れる。
『レベルが71から73に上がりました』
ゲット 人族 男
レベル: 73
HP: 730 SS
MP: 730 SS
物理攻撃:584 A
物理防御:730 SS
魔法攻撃:730 SS
魔法防御:365 D
すばやさ:584 A
固有スキル:炎強化
スキル:『メイスLV86』『盾LV85』『ファイアLV77』『ハイファイアLV69』『エクスファイアLV67』『ヒールLV29』『リカバリーLV11』『トラップLV22』『宝感知LV29』『ストレージLV34』『ファイアエンチャントLV75』『ファイアシールドLV68』『再生の炎☆』
武器 炎のメイス:250 炎魔法+30%
防具 守りの円盾:150(HP微回復) 再生のローブ:150(HP微回復) 再生のブーツ:100(HP微回復)
エステル:好感度81
クレア :好感度64
アリシア:好感度67
エムル :好感度81(奴隷)
「はあ、はあ、父さんの防具が無かったら死んでいた」
剛腕のブルベアを倒したことで、帝国軍は撤退を開始した。
マイルド王国の勝利はゲットによってもたらされた。
やっと死んだ。
ゲットを蹴り飛ばす。
ゴキブリが、エステルタンに近づくな。
ああ、やっと終わった。
これで2人になれる。
僕は走ってエステルタンの元に向かう。
そうだ、ゲットなんていなかった。
エステルタンは天使で処女だ。
今から僕と寝るんだから。
エステルタンに走って駆け寄るとエステルタンがおかしなことを言った。
「ああ、ゲット、死なないで」
エステルタンが泣いている。
「嫌だなあ、ゲットなんていないなりよー!」
エステルタンの頬を舐める。
乙女の味がする。
「エステルタン、嫌な事は全部忘れさせてあげるなりよー!。さあ、ベッドに向かおう。泣いているのは腕が痛いからなりね。ポーションを飲むなりよ」
エステルタンの唇にポーションビンを咥えさせた。
「はあ、はあ!エステルタン、僕と1つになれば分かるなりよー!ほら、もう体も治るなりねえ!」
「離すのですわ!もうわたくしはゲットに身を捧げていますのよ!」
エステルタンが逃げようとする。
ゲットなんていないのに!
殺したゲットの方を振り向くと、ゲットの上に炎の鳥が発生していた。
炎の鳥はゲットを翼で包み込む。
ゲットの体が炎に包まれ、時間を巻き戻すように体が修復されていく。
「ああ、ゲット!無事でしたのね!」
僕は反射的にエステルタンを殴った。
ああ、ごめんなりよ。
でも、ゲットの名前を呼ぶから悪いなりよー!
気絶したエステルタンをそっと地面に寝かせてゲットに拳を向けた。
「てめえ、いないはずの人間が起き上がるなよゴキブリがああああ!」
【ゲット視点】
俺の新しい能力は『再生の炎』だ。
『1度だけHP完全回復で復活する能力』
12時間のクールタイムで復活能力は回復する。
「命をかけて、家族を守る」
剛腕のブルベア、こいつはラスボスよりも強い!
転生者の心がけ次第で能力は変わる。
俺自身が体験した事だ。
ましてやこいつはゲームのモブではない!
帝国6将の上位に位置している!
「ゴキブリいいいいいいいい!」
俺とブルベアは打ち合う。
お互いの命を削り合い、拳と盾がぶつかり合う。
拳とメイスがぶつかり合う。
「もう硬化は使えないのか!ブルベア!」
「必要ない!ゴキブリがああああ!」
『メイスのLVが82から83に上がりました』
『盾のLVが82から83に上がりました』
『メイスのLVが83から84に上がりました』
『盾のLVが83から84に上がりました』
「ファイアエンチャント!」
俺は何度も打ち合う。
命をかけている。
命を燃やしている。
死を体感して分かった。
人は、死ぬ時はあっけなく死ぬ。
当たり前のことだ。
でも、どこかで俺は死なないと思っていた。
1度死んだ記憶がよみがえる。
殺された時の痛み、恐怖。
だがそれでも家族を守るために前に出る。
ブルベアの拳が肩にヒットする!
避けきれない!
死の体感が俺の脳裏にフラッシュバックされる。
ゼスじいの言葉が浮かぶ。
『家族だけは守ってほしいんじゃ』
『ファイアエンチャントのLVが70から73に上がりました』
『メイスのLVが84から85に上がりました』
『盾のLVが84から85に上がりました』
『メイスのLVが85から86に上がりました』
『ファイアエンチャントのLVが73から75に上がりました』
盾で防いでメイスで殴る。
おんなじことの繰り返しだ。
盾で防いでメイスで殴る!盾で防いでメイスで殴る!盾で防いでメイスで殴る!盾で防いでメイスで殴る!盾で防いでメイスで殴る!盾で防いでメイスで殴る!盾で防いでメイスで殴る!盾で防いでメイスで殴る!盾で防いでメイスで殴る!盾で防いでメイスで殴る!
何度も殴る。
ブルベアが俺から距離を取るが拳の衝撃波が来ない。
「もう衝撃波も出せないか!」
「ゴキブリいいいいいいい!」
「ファイア!」
ブルベアが炎に包まれる。
「ヒール!俺から離れた瞬間に俺は回復する!俺から離れた瞬間にファイアを撃ち込む!距離を取って休んだらお前の負けだ!お前は追い詰められている!」
「ゴキいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
俺はブルベアを引き付けた。
ブルベアが苦しくなって後ろに下がる。
「ファイア!ヒール!ファイアエンチャント!」
ファイアエンチャントで攻撃力を高めてさらに追い詰める。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
何度も何度も何度も何度もメイスで殴って殴り続けた。
ブルベアが倒れる。
『レベルが68から71に上がりました』
「はあ!はあ!ヒール!ヒール!」
ブルベアが起き上がる。
「僕の能力は倒されても復活するううううううううううううう!」
ブルベアは1度倒してもHP30%で復活する。
ゲームで知っている!
「ファイアエンチャント!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
俺は何度もメイスを振った。
奇襲は通用しない!
「ぐぼおおおおおおお!!なんでえええ!ひぎいいいいいいい!!」
ブルベアが倒れる。
『レベルが71から73に上がりました』
ゲット 人族 男
レベル: 73
HP: 730 SS
MP: 730 SS
物理攻撃:584 A
物理防御:730 SS
魔法攻撃:730 SS
魔法防御:365 D
すばやさ:584 A
固有スキル:炎強化
スキル:『メイスLV86』『盾LV85』『ファイアLV77』『ハイファイアLV69』『エクスファイアLV67』『ヒールLV29』『リカバリーLV11』『トラップLV22』『宝感知LV29』『ストレージLV34』『ファイアエンチャントLV75』『ファイアシールドLV68』『再生の炎☆』
武器 炎のメイス:250 炎魔法+30%
防具 守りの円盾:150(HP微回復) 再生のローブ:150(HP微回復) 再生のブーツ:100(HP微回復)
エステル:好感度81
クレア :好感度64
アリシア:好感度67
エムル :好感度81(奴隷)
「はあ、はあ、父さんの防具が無かったら死んでいた」
剛腕のブルベアを倒したことで、帝国軍は撤退を開始した。
マイルド王国の勝利はゲットによってもたらされた。
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