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第7話
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俺もアリシアと同じでシチューをおかわりしてのんびり過ごした。
そして教会に帰っていく。
教会に入ってお互いに挨拶をすると、ゼスじいが声をかけてくる。
「次どうするか迷ってるんじゃな」
「そうなる。一人で考えたい」
「それがいいじゃろうな」
俺は教会の中で椅子に座る。
俺はメイスをまともに振れるようになり、まともに盾を使えるようになった。
そして炎魔法を覚えた。
もっさりとした攻撃モーションと魔法を使うたびに自分もダメージを受けるデメリットは無くなった。
でも、今までの行動は自分のマイナスを消しただけだ。
俺がやりたいことは、18才までに強くなって盗賊を倒す、それと、ダストだ。
ダストは危険だ。
ダストは俺にざまあチケットを使おうとした。
油断すれば後ろから斬り殺されても不思議ではない。
ダスト対策、そして盗賊対策、この2つに絞って対策を考えよう。
◇
俺は、15才になる直前までゼスじいのお世話になった。
そしてゼスじいの教えを受けてスキルを取得した。
ゲット 人族 男
レベル: 10
HP: 100 SS
MP: 20 G
物理攻撃: 40 E
物理防御:100 SS
魔法攻撃:100 SS
魔法防御: 20 G
すばやさ: 20 G
固有スキル:無し
スキル:『メイスLV23』『盾LV26』『子供LV1』『ファイアLV20』『ハイファイアLV10』『ヒールLV8』『リカバリーLV1』『トラップLV10』『宝感知LV1』『ストレージLV10』
武器 鉄のメイス:150
防具 木の円盾:30 布の服:10 木の靴:10
俺は新たに5つのスキルを取得した。
1つ目はヒールだ。
ダメージを受けてそのまま死ぬリスクを避けるため、HPの回復手段は必要だ。
2つ目のリカバリーは状態異常を解除する魔法で、ヒールと同じ理由で取得した。
3つ目のスキル、トラップは盗賊戦に使う想定で取得し、4つ目の宝感知は、ダストの先回りをしてダンジョンの宝を手に入れる為取得した。5つ目のストレージは宝を手に入れた時のアイテムを異空間に収納保存する役目がある。
リカバリーと宝感知は実際に実践で鍛えた方がLVを上げやすいという事でLVを上げていない。
スキルを新たに覚えるのは時間がかかる為厳選した。
だが、スキルは覚えれば覚えるほどコツを掴んで覚えやすくなる。
その為1年せずに5つのスキルを覚えることが出来た。
ダストは努力を怠っているようだ。
ダストが動く前に俺が宝を頂く。
ダストが真の勇者なら俺はダストに協力したかもしれない。
だが、ダストがこの国を救うとは思えない。
皆の為に動くと思えない。
矢面に立つと思えない。
俺はダストを信頼しない。
俺は、始まりのダンジョンに向かう。
ここからは隠れて力をつける!
ダストが勇者のスキルを得る前に始まりのダンジョンを攻略する!
【ダスト視点】
俺は力を持っている。
最近スライムの出がよく出る草原に行って魔物を倒して来たが簡単すぎて笑えてくる。
スライムを倒すだけで金を落とすし、数体倒すだけでレベルアップして力が湧いてきた。
俺は大人より簡単に稼げる。
俺は勇者の力が無くても強い、なんせ俺の才能値は全部Bで、すでにこの時点で強い。
周りの取り巻きの胸倉を掴んでステータスを開示させたが、全部B
ランク以上のやつはいなかった。
たまに2~3個優れた才能値を持った奴もいるが、物理攻撃だけは高いのにすばやさが無かったりする。
要するにバランスが悪い。
それだけじゃねえ!
俺は15才になって、洗礼を受けると勇者のジョブを授かる。
そうすりゃあみんなを魔物から助けるだけでどんどん才能値が上がっていく。
勇者の能力は魔物から人を助けるだけで才能値が上がる事と、どんなスキルでも覚えられる事だ。
この力を使えばすべての才能値をSSに上げることが出来る。
才能値が上がれば、能力値が再計算されて強化される。
レベル10の才能値Gのやつの能力値は20だが、才能値を上げてSSにもっていきゃあそれだけで能力値が100に爆上がりするんだ。
俺なら余裕でこなせる簡単な作業だ。
さて、金が無くなった事だし、サクッと稼いでくるか。
「おい!お前ら!草原に行くぞ!」
取り巻きの男たちは怯えたように言う。
「俺達は、ダストについて行けるほど強くないんだ」
「ぼ、僕は弱いんだよ!」
「おら特別じゃねえから、ついていけねえだよ」
「ち、無能が!ま、お前らがいても邪魔か」
そう言って俺は草原に向かった。
ゴブリン3体か。雑魚だな!
短剣を持ったゴブリンが俺を見つけて襲い掛かって来る。
おいおい、死ぬために俺に襲い掛かって来るのか?間抜けだな。
俺は先頭にいるゴブリンを斬り倒す。
その瞬間に残りのゴブリンが短剣を投げつけてきた。
「いてえ!くそがああ!」
短剣が右腕と左太ももに浅く刺さり血が出てくる。
なんでだ!こいつらゲームじゃ短剣を投げてこなかった。
おかしな動きしてんじゃねえぞ!
俺はサブの短剣を構えたゴブリン2体を斬り倒す。
その瞬間に後ろに衝撃を感じた。
振り返ると2体のゴブリンが背後から迫り、石を投げつけてきたのだ。
背中に当たった石が地面に落ちる。
「俺に傷をつけやがって!殺すぞ!」
2体のゴブリンを斬り倒し、金を拾わず村に戻る。
俺は取り巻きを呼びつけて怒鳴る。
「お前らがついてこなかったせいだ!俺を回復しろよ!」
「軽く斬られただけじゃないか。すぐに治る」
「ぼ、僕はお金が無いんだ」
「ゼ、ゼスじいの所に行くのがいいだよ」
「うるせえよ雑魚どもが!」
俺は取り巻きを全員殴ってその場を立ち去る。
くそ、無能どもが!誰がゼスじいの所になんか行くかよ!
ゼスじいに怒られたことは一生忘れねえからな!
何でこうなった?そうか、ゲットが、肉壁がいないからか。
あいつは最近調子に乗ってやがる!
ゼスじいの所にいるおかげでいじめることが出来ねーし、アリシアと仲がいいのも気に入らない。
アリシアは俺の女だ。
あいつのせいだ、あいつが俺の言う事を聞かず、肉壁にならないせいで俺はうまくいかない。
あいつが俺のサンドバックにならねーせいで俺はみんなをいじめちまう!
俺はざまあチケットを取り出す。
ゲットにざまあチケットを使いたくなる……我慢だ。
どうせあいつは18才で死んで俺の引き立て役になる。
そうだ、ゲットには大事な役目がある。
俺の引き立て役になって死ね。
モブがどんなに努力しても無駄なんだよ。
俺は笑顔になり、歩き出す。
ダストが去った後取り巻きは集まって会議を開いた。
「ダストと一緒にいるのはきつい。もう限界だ」
「お、おらもだよ」
「大体あいつ、剣だけで十分だと言って防具を付けずに1人で草原に向かった。そしてかすり傷を負って帰ってきてた挙句、俺達のせいにして全員を殴って立ち去っていく。やっている事がおかしいだろ」
「じ、自分が受けたかすり傷は大きく騒ぐのに、おらたちは平気で殴るだよ。一緒に魔物狩りに行っても盾にされてゴールドは全部ダストが持って行くだよ」
「もう村の女たちはダストと距離を取っているよ。これ以上ダストと一緒にいたらダストの仲間だと思われるよ」
「それは勘弁して欲しい」
「昔はゲットがターゲットになっていて、俺達いじめられなかったけど、今じゃ全員を殴るし、恩着せがましい。あいつは狂っている」
「お、おらたち、ゼスじいの所で訓練を受けるのがいいと思うだ。ゲットはゼスじいの所に行って立派になった気がするだ」
「ゼスじいか……」
「でも、ダストと一緒にいるより、ゼスじいと一緒にいた方がまだ安全だべ」
「そうかもな、行ってみるか。駄目だったらやめればいい。試してみよう。ゼスじいと一緒にいればダストは近づいてこないだろ?あいつはゼスじいを怖がっている」
「僕も行くよ!」
「俺も俺も!」
こうしてダストは、村の女子からも男子からも距離を取られるようになったが、気づいていないのは本人だけだった。
そして教会に帰っていく。
教会に入ってお互いに挨拶をすると、ゼスじいが声をかけてくる。
「次どうするか迷ってるんじゃな」
「そうなる。一人で考えたい」
「それがいいじゃろうな」
俺は教会の中で椅子に座る。
俺はメイスをまともに振れるようになり、まともに盾を使えるようになった。
そして炎魔法を覚えた。
もっさりとした攻撃モーションと魔法を使うたびに自分もダメージを受けるデメリットは無くなった。
でも、今までの行動は自分のマイナスを消しただけだ。
俺がやりたいことは、18才までに強くなって盗賊を倒す、それと、ダストだ。
ダストは危険だ。
ダストは俺にざまあチケットを使おうとした。
油断すれば後ろから斬り殺されても不思議ではない。
ダスト対策、そして盗賊対策、この2つに絞って対策を考えよう。
◇
俺は、15才になる直前までゼスじいのお世話になった。
そしてゼスじいの教えを受けてスキルを取得した。
ゲット 人族 男
レベル: 10
HP: 100 SS
MP: 20 G
物理攻撃: 40 E
物理防御:100 SS
魔法攻撃:100 SS
魔法防御: 20 G
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固有スキル:無し
スキル:『メイスLV23』『盾LV26』『子供LV1』『ファイアLV20』『ハイファイアLV10』『ヒールLV8』『リカバリーLV1』『トラップLV10』『宝感知LV1』『ストレージLV10』
武器 鉄のメイス:150
防具 木の円盾:30 布の服:10 木の靴:10
俺は新たに5つのスキルを取得した。
1つ目はヒールだ。
ダメージを受けてそのまま死ぬリスクを避けるため、HPの回復手段は必要だ。
2つ目のリカバリーは状態異常を解除する魔法で、ヒールと同じ理由で取得した。
3つ目のスキル、トラップは盗賊戦に使う想定で取得し、4つ目の宝感知は、ダストの先回りをしてダンジョンの宝を手に入れる為取得した。5つ目のストレージは宝を手に入れた時のアイテムを異空間に収納保存する役目がある。
リカバリーと宝感知は実際に実践で鍛えた方がLVを上げやすいという事でLVを上げていない。
スキルを新たに覚えるのは時間がかかる為厳選した。
だが、スキルは覚えれば覚えるほどコツを掴んで覚えやすくなる。
その為1年せずに5つのスキルを覚えることが出来た。
ダストは努力を怠っているようだ。
ダストが動く前に俺が宝を頂く。
ダストが真の勇者なら俺はダストに協力したかもしれない。
だが、ダストがこの国を救うとは思えない。
皆の為に動くと思えない。
矢面に立つと思えない。
俺はダストを信頼しない。
俺は、始まりのダンジョンに向かう。
ここからは隠れて力をつける!
ダストが勇者のスキルを得る前に始まりのダンジョンを攻略する!
【ダスト視点】
俺は力を持っている。
最近スライムの出がよく出る草原に行って魔物を倒して来たが簡単すぎて笑えてくる。
スライムを倒すだけで金を落とすし、数体倒すだけでレベルアップして力が湧いてきた。
俺は大人より簡単に稼げる。
俺は勇者の力が無くても強い、なんせ俺の才能値は全部Bで、すでにこの時点で強い。
周りの取り巻きの胸倉を掴んでステータスを開示させたが、全部B
ランク以上のやつはいなかった。
たまに2~3個優れた才能値を持った奴もいるが、物理攻撃だけは高いのにすばやさが無かったりする。
要するにバランスが悪い。
それだけじゃねえ!
俺は15才になって、洗礼を受けると勇者のジョブを授かる。
そうすりゃあみんなを魔物から助けるだけでどんどん才能値が上がっていく。
勇者の能力は魔物から人を助けるだけで才能値が上がる事と、どんなスキルでも覚えられる事だ。
この力を使えばすべての才能値をSSに上げることが出来る。
才能値が上がれば、能力値が再計算されて強化される。
レベル10の才能値Gのやつの能力値は20だが、才能値を上げてSSにもっていきゃあそれだけで能力値が100に爆上がりするんだ。
俺なら余裕でこなせる簡単な作業だ。
さて、金が無くなった事だし、サクッと稼いでくるか。
「おい!お前ら!草原に行くぞ!」
取り巻きの男たちは怯えたように言う。
「俺達は、ダストについて行けるほど強くないんだ」
「ぼ、僕は弱いんだよ!」
「おら特別じゃねえから、ついていけねえだよ」
「ち、無能が!ま、お前らがいても邪魔か」
そう言って俺は草原に向かった。
ゴブリン3体か。雑魚だな!
短剣を持ったゴブリンが俺を見つけて襲い掛かって来る。
おいおい、死ぬために俺に襲い掛かって来るのか?間抜けだな。
俺は先頭にいるゴブリンを斬り倒す。
その瞬間に残りのゴブリンが短剣を投げつけてきた。
「いてえ!くそがああ!」
短剣が右腕と左太ももに浅く刺さり血が出てくる。
なんでだ!こいつらゲームじゃ短剣を投げてこなかった。
おかしな動きしてんじゃねえぞ!
俺はサブの短剣を構えたゴブリン2体を斬り倒す。
その瞬間に後ろに衝撃を感じた。
振り返ると2体のゴブリンが背後から迫り、石を投げつけてきたのだ。
背中に当たった石が地面に落ちる。
「俺に傷をつけやがって!殺すぞ!」
2体のゴブリンを斬り倒し、金を拾わず村に戻る。
俺は取り巻きを呼びつけて怒鳴る。
「お前らがついてこなかったせいだ!俺を回復しろよ!」
「軽く斬られただけじゃないか。すぐに治る」
「ぼ、僕はお金が無いんだ」
「ゼ、ゼスじいの所に行くのがいいだよ」
「うるせえよ雑魚どもが!」
俺は取り巻きを全員殴ってその場を立ち去る。
くそ、無能どもが!誰がゼスじいの所になんか行くかよ!
ゼスじいに怒られたことは一生忘れねえからな!
何でこうなった?そうか、ゲットが、肉壁がいないからか。
あいつは最近調子に乗ってやがる!
ゼスじいの所にいるおかげでいじめることが出来ねーし、アリシアと仲がいいのも気に入らない。
アリシアは俺の女だ。
あいつのせいだ、あいつが俺の言う事を聞かず、肉壁にならないせいで俺はうまくいかない。
あいつが俺のサンドバックにならねーせいで俺はみんなをいじめちまう!
俺はざまあチケットを取り出す。
ゲットにざまあチケットを使いたくなる……我慢だ。
どうせあいつは18才で死んで俺の引き立て役になる。
そうだ、ゲットには大事な役目がある。
俺の引き立て役になって死ね。
モブがどんなに努力しても無駄なんだよ。
俺は笑顔になり、歩き出す。
ダストが去った後取り巻きは集まって会議を開いた。
「ダストと一緒にいるのはきつい。もう限界だ」
「お、おらもだよ」
「大体あいつ、剣だけで十分だと言って防具を付けずに1人で草原に向かった。そしてかすり傷を負って帰ってきてた挙句、俺達のせいにして全員を殴って立ち去っていく。やっている事がおかしいだろ」
「じ、自分が受けたかすり傷は大きく騒ぐのに、おらたちは平気で殴るだよ。一緒に魔物狩りに行っても盾にされてゴールドは全部ダストが持って行くだよ」
「もう村の女たちはダストと距離を取っているよ。これ以上ダストと一緒にいたらダストの仲間だと思われるよ」
「それは勘弁して欲しい」
「昔はゲットがターゲットになっていて、俺達いじめられなかったけど、今じゃ全員を殴るし、恩着せがましい。あいつは狂っている」
「お、おらたち、ゼスじいの所で訓練を受けるのがいいと思うだ。ゲットはゼスじいの所に行って立派になった気がするだ」
「ゼスじいか……」
「でも、ダストと一緒にいるより、ゼスじいと一緒にいた方がまだ安全だべ」
「そうかもな、行ってみるか。駄目だったらやめればいい。試してみよう。ゼスじいと一緒にいればダストは近づいてこないだろ?あいつはゼスじいを怖がっている」
「僕も行くよ!」
「俺も俺も!」
こうしてダストは、村の女子からも男子からも距離を取られるようになったが、気づいていないのは本人だけだった。
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