77 / 136
第77話 2人の遊び人
しおりを挟む
話し合いの結果王の元で話をする事になった。
会議室の長いテーブルに王が座り、その隣にレオナルドさんと大臣が座った。
対面に俺・アリーチェ・セリア・サーラが座る。
「……というわけで、ユウタの考えを話しをしながらまとめたいと思いました」
「うむ、状況は分かった。ユウタはこの国の事をどこまで知っているかによる」
「説明をお願いします」
「大臣、頼む」
「はい、アクア王国はゴブリンとの戦いで多くの物資を失いました。そうですな。今大きな問題、やるべき課題は……」
大臣が紙に書いていく。
・木材不足
・鉄鉱石不足
・食料不足
・治安問題
・少数部族との協力強化
「5つ上げましたがすべて繋がっています。しかし突き詰めれば物資と人材問題になります。木材不足は大量の矢を消費し、戦いで多くの建物が倒壊しました」
ゴッッズオやゴブリンキングと戦った時に結構家を壊した。
ゴッズオとゴブリンキングは攻撃をするだけで木の民家がどんどん倒壊していた。
門も壊したし。
「矢を回収し、廃材を再利用し、裏門前の森を急いで伐採していますが、それでも足りません。木材が一番不足しています。次に鉄鉱石不足ですが鉱山の村にゴーレムが出ます。一カ月に1度鉄鉱石を王都に運びますがたまに盗賊の襲撃を受けます」
「村の問題は鉄鉱石だけじゃなく、安全、兵の配置、物流全部に関わってきますね」
「その通りです」
ゴーレムを倒したり見回りをする事で鉱山の村に多くの兵士を配置する必要があり他に回せなくなる事で改善の手を打つ兵に人材を回せなくなる。
盗賊に襲われて、コツコツ集めた鉄鉱石を奪われて効率が悪い。
更には民の安全にもかかわる。
「食料問題や治安問題は物流の問題にも置き換えられます」
「作る事は出来るけど、運ぶ途中で盗賊に襲われるのと運べても人手がかかるんですね?」
「そうです。どうやら学園卒業生と同等の教育を受けているようですね」
「今一番の問題は木材、次に鉄鉱石、話は以上です」
「ありがとうございます」
「いえいえ、気持ちよく話が出来ました」
「ところで、だ。皆のステータスを見せてくれんか?」
アリーチェが急に焦りだした。
ダラダラと汗をかき、顔が赤い。
「アリーチェ、固有スキルが進化したのですわね?」
アリーチェの体がびくんと跳ねた。
「……込み入った事は聞かない。他言もしない。ここにいる者は口が堅い」
「アリーチェ、開示しよう」
「……分かったわ」
ユウタ・男・15才
ジョブ:★遊び人・商人
体力: 322
魔力: 390
速力: 321
器用: 378→431
幸運: 555
スキル:ステッキレベル10、曲芸レベル10、おさわりレベル10、ギャンブルレベル10、ゴーレムレベル6、馬車レベル6、アイテムボックスレベル6
固有スキル:成長のカード、ダイスレイン、ミサイルナイフ、マジックハンド
セリア・女・16才
ジョブ:賢者
体力: 110
魔力: 334→341
速力: 111
器用: 103
幸運: 135→140
スキル:全属性魔法レベル10
固有スキル:マジックヒール
サーラ・女・18才
ジョブ:スカウト
体力: 81→84
魔力: 60
速力: 155→160
器用: 109→113
幸運: 95→100
スキル:斥候術レベル9、回し蹴りレベル8、狙撃レベル7
固有スキル:魔眼
アリーチェ・女・15才
ジョブ:戦士
体力:171→172
魔力: 59
速力:169→170
器用:100→103
幸運:22
スキル:戦士の心レベル8、残像剣レベル7
固有スキル:乙女の接吻→巫女
「兵士団に欲しい」
「アリーチェよ、込み入った事は聞かない。だが、巫女の効果だけは教えてくれ。ユウタはアリーチェの近くに転生した。そして乙女の接吻はユウタにしか効果が無かった。ユウタとアリーチェは対となる重要な役割を果たすと見ている」
「……効果が、7日で回復するようになったわ」
「効果というのはユウタだけで、ユウタのすべてを回復する効果か?」
「そうよ」
「ユウタとキスをすれば発動するのか?」
「……つになれば」
「もう一回言ってくれ。聞こえなかった」
「ユウタと、1つに、そうすれば回復するわ」
「……うむ、すまなかった。7日に1回は2人で会う必要があるか」
「学園には話を通しておきます。アリーチェはユウタ殿の切り札であるとぼかして伝えておきます」
「頼む」
アリーチェが真っ赤だ。
王は気を使って話を変えた。
「おっほん! ユウタよ、ジョーカーはまた攻めてくると思うか?」
「ここに攻めるかどうかは分かりません。ですが、必ず何かを仕掛けてきます」
「私もそう思います。ゴッズオとキングは騎士のような人間です。ですがジョーカーだけは質が違います」
「レオも、そう思うか」
「はい!」
「ジョーカーは今まで必ず策を用意してきました! 味方でも邪魔なロックショットを殺すような動きをしていました。前回の戦いでは指揮を任されていました。この平和は戦いの為の準備期間です!」
【ジョーカー視点】
兵の数ではこちらが上だ。
兵の戦いではこちらが勝つ。
だが向こうにはレオナルド・セリア・ユウタがいる。
僕の力が戻っても3対1に持ち込まれれば復活のスキルを使っても負ける可能性がある。
僕が強くなったとは言っても、力は先代のキングとそこまで変わらないだろう。
ゴッズオほどではないが、リザードマンにもオークにも準エースクラスの駒がいる。
強い駒が5体。
そして兵も補充できる。
すぐにオークとリザードマンを味方に引き入れる。
次は滅ぼしてやる!
今は次の戦いへの準備期間だ!
会議室の長いテーブルに王が座り、その隣にレオナルドさんと大臣が座った。
対面に俺・アリーチェ・セリア・サーラが座る。
「……というわけで、ユウタの考えを話しをしながらまとめたいと思いました」
「うむ、状況は分かった。ユウタはこの国の事をどこまで知っているかによる」
「説明をお願いします」
「大臣、頼む」
「はい、アクア王国はゴブリンとの戦いで多くの物資を失いました。そうですな。今大きな問題、やるべき課題は……」
大臣が紙に書いていく。
・木材不足
・鉄鉱石不足
・食料不足
・治安問題
・少数部族との協力強化
「5つ上げましたがすべて繋がっています。しかし突き詰めれば物資と人材問題になります。木材不足は大量の矢を消費し、戦いで多くの建物が倒壊しました」
ゴッッズオやゴブリンキングと戦った時に結構家を壊した。
ゴッズオとゴブリンキングは攻撃をするだけで木の民家がどんどん倒壊していた。
門も壊したし。
「矢を回収し、廃材を再利用し、裏門前の森を急いで伐採していますが、それでも足りません。木材が一番不足しています。次に鉄鉱石不足ですが鉱山の村にゴーレムが出ます。一カ月に1度鉄鉱石を王都に運びますがたまに盗賊の襲撃を受けます」
「村の問題は鉄鉱石だけじゃなく、安全、兵の配置、物流全部に関わってきますね」
「その通りです」
ゴーレムを倒したり見回りをする事で鉱山の村に多くの兵士を配置する必要があり他に回せなくなる事で改善の手を打つ兵に人材を回せなくなる。
盗賊に襲われて、コツコツ集めた鉄鉱石を奪われて効率が悪い。
更には民の安全にもかかわる。
「食料問題や治安問題は物流の問題にも置き換えられます」
「作る事は出来るけど、運ぶ途中で盗賊に襲われるのと運べても人手がかかるんですね?」
「そうです。どうやら学園卒業生と同等の教育を受けているようですね」
「今一番の問題は木材、次に鉄鉱石、話は以上です」
「ありがとうございます」
「いえいえ、気持ちよく話が出来ました」
「ところで、だ。皆のステータスを見せてくれんか?」
アリーチェが急に焦りだした。
ダラダラと汗をかき、顔が赤い。
「アリーチェ、固有スキルが進化したのですわね?」
アリーチェの体がびくんと跳ねた。
「……込み入った事は聞かない。他言もしない。ここにいる者は口が堅い」
「アリーチェ、開示しよう」
「……分かったわ」
ユウタ・男・15才
ジョブ:★遊び人・商人
体力: 322
魔力: 390
速力: 321
器用: 378→431
幸運: 555
スキル:ステッキレベル10、曲芸レベル10、おさわりレベル10、ギャンブルレベル10、ゴーレムレベル6、馬車レベル6、アイテムボックスレベル6
固有スキル:成長のカード、ダイスレイン、ミサイルナイフ、マジックハンド
セリア・女・16才
ジョブ:賢者
体力: 110
魔力: 334→341
速力: 111
器用: 103
幸運: 135→140
スキル:全属性魔法レベル10
固有スキル:マジックヒール
サーラ・女・18才
ジョブ:スカウト
体力: 81→84
魔力: 60
速力: 155→160
器用: 109→113
幸運: 95→100
スキル:斥候術レベル9、回し蹴りレベル8、狙撃レベル7
固有スキル:魔眼
アリーチェ・女・15才
ジョブ:戦士
体力:171→172
魔力: 59
速力:169→170
器用:100→103
幸運:22
スキル:戦士の心レベル8、残像剣レベル7
固有スキル:乙女の接吻→巫女
「兵士団に欲しい」
「アリーチェよ、込み入った事は聞かない。だが、巫女の効果だけは教えてくれ。ユウタはアリーチェの近くに転生した。そして乙女の接吻はユウタにしか効果が無かった。ユウタとアリーチェは対となる重要な役割を果たすと見ている」
「……効果が、7日で回復するようになったわ」
「効果というのはユウタだけで、ユウタのすべてを回復する効果か?」
「そうよ」
「ユウタとキスをすれば発動するのか?」
「……つになれば」
「もう一回言ってくれ。聞こえなかった」
「ユウタと、1つに、そうすれば回復するわ」
「……うむ、すまなかった。7日に1回は2人で会う必要があるか」
「学園には話を通しておきます。アリーチェはユウタ殿の切り札であるとぼかして伝えておきます」
「頼む」
アリーチェが真っ赤だ。
王は気を使って話を変えた。
「おっほん! ユウタよ、ジョーカーはまた攻めてくると思うか?」
「ここに攻めるかどうかは分かりません。ですが、必ず何かを仕掛けてきます」
「私もそう思います。ゴッズオとキングは騎士のような人間です。ですがジョーカーだけは質が違います」
「レオも、そう思うか」
「はい!」
「ジョーカーは今まで必ず策を用意してきました! 味方でも邪魔なロックショットを殺すような動きをしていました。前回の戦いでは指揮を任されていました。この平和は戦いの為の準備期間です!」
【ジョーカー視点】
兵の数ではこちらが上だ。
兵の戦いではこちらが勝つ。
だが向こうにはレオナルド・セリア・ユウタがいる。
僕の力が戻っても3対1に持ち込まれれば復活のスキルを使っても負ける可能性がある。
僕が強くなったとは言っても、力は先代のキングとそこまで変わらないだろう。
ゴッズオほどではないが、リザードマンにもオークにも準エースクラスの駒がいる。
強い駒が5体。
そして兵も補充できる。
すぐにオークとリザードマンを味方に引き入れる。
次は滅ぼしてやる!
今は次の戦いへの準備期間だ!
0
お気に入りに追加
429
あなたにおすすめの小説
追放もの悪役勇者に転生したんだけど、パーティの荷物持ちが雑魚すぎるから追放したい。ざまぁフラグは勘違いした主人公補正で無自覚回避します
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ざまぁフラグなんて知りません!勘違いした勇者の無双冒険譚
ごく一般的なサラリーマンである主人公は、ある日、異世界に転生してしまう。
しかし、転生したのは「パーティー追放もの」の小説の世界。
なんと、追放して【ざまぁされる予定】の、【悪役勇者】に転生してしまったのだった!
このままだと、ざまぁされてしまうが――とはならず。
なんと主人公は、最近のWeb小説をあまり読んでおらず……。
自分のことを、「勇者なんだから、当然主人公だろ?」と、勝手に主人公だと勘違いしてしまったのだった!
本来の主人公である【荷物持ち】を追放してしまう勇者。
しかし、自分のことを主人公だと信じて疑わない彼は、無自覚に、主人公ムーブで【ざまぁフラグを回避】していくのであった。
本来の主人公が出会うはずだったヒロインと、先に出会ってしまい……。
本来は主人公が覚醒するはずだった【真の勇者の力】にも目覚めてしまい……。
思い込みの力で、主人公補正を自分のものにしていく勇者!
ざまぁフラグなんて知りません!
これは、自分のことを主人公だと信じて疑わない、勘違いした勇者の無双冒険譚。
・本来の主人公は荷物持ち
・主人公は追放する側の勇者に転生
・ざまぁフラグを無自覚回避して無双するお話です
・パーティー追放ものの逆側の話
※カクヨム、ハーメルンにて掲載
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
世界最強の勇者は伯爵家の三男に転生し、落ちこぼれと疎まれるが、無自覚に無双する
平山和人
ファンタジー
世界最強の勇者と称えられる勇者アベルは、新たな人生を歩むべく今の人生を捨て、伯爵家の三男に転生する。
しかしアベルは忌み子と疎まれており、優秀な双子の兄たちと比べられ、学校や屋敷の人たちからは落ちこぼれと蔑まれる散々な日々を送っていた。
だが、彼らは知らなかったアベルが最強の勇者であり、自分たちとは遥かにレベルが違うから真の実力がわからないことに。
そんなことも知らずにアベルは自覚なく最強の力を振るい、世界中を驚かせるのであった。
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる