12 / 136
第12話 揺れる心
しおりを挟む
サーカスショーは早めに終わりみんなは今日も賭けと酒、女遊びに出かけて行った。
お客様が増えるほど貰える銀貨も多くなる。
俺はアリーチェに頼んで訓練を続けた。
ロックショットに負けない力が欲しい。
アリーチェをおんぶして階段を駆け上がり、そして走って下に降りる。
アリーチェの胸が温かい。
アリーチェに乗って貰い腕立てをしてアリーチェと両手を上に上げ、手を組んで力比べをし、今はアリーチェをお姫様抱っこして走る。
ポヨンポヨンポヨン!
「ユウタは本当に立派になったわね」
俺はアリーチェの胸を目の端で見ながら言葉を交わす。
「アリーチェほど立派ではないさ」
「ううん、そんな事無いわ。ユウタは本当に強くなったわよ」
「アリーチェの素振りはとてもきれいだ。ぽよんげふんげふん。動きがきれいなのは無駄がない証拠だ」
「ユウタを見て私ももっと頑張ろうと思ったのよ」
「こ、これ以上膨らむのか!」
「膨らむ?」
「い、いや、これ以上体力をつけるのかと思って」
「大げさね。私よりユウタの方が体力があるでしょ?」
「体力はそうだけど、戦士は体力と速度がアップするからまだ追いついてはいないだろ?」
俺はアリーチェの胸を見て言った。
「アリーチェは今でも俺の目標だ」
「決めたわ、私ももっと頑張るわね」
「ああ、お互い目標を持って頑張ろう!」
その日から俺はサーカスショーのピエロが終わるとアリーチェと修行をして過ごした。
◇
「もうお客様の混雑は無くなった。ユウタ、サーカス団卒業だ!」
「今までありがとうございました!」
「それと、このナイフを受け取ってくれ。投げるのに向いている。皆で金を出し合って買った!」
「これ、かなり質がいいですよ」
「ああ、ユウタならこのくらいの物は持たねえとな」
みんなが笑顔を見せて、俺は皆に頭を下げ、腰にナイフを装備した。
「ユウタ、アリーチェが待っているわよ」
「はい!アリーチェ、帰ろう」
2人でアリーチェの家に帰る。
家に帰るとアリーチェの両親が出迎えた。
人型のゴーレムも一緒に出迎える。
人型ゴーレムは商人のスキルだ。
「お帰りなさい。ご馳走を用意してるのよ」
「ゴーレム、店番は頼む。さあ、中に上がって」
温かいアリーチェの両親に迎えられて食事を囲んだ。
食事が終わるとアリーチェの目がとろんとしている。
とても眠そうだ。
「アリーチェ、無理せず眠っていいんだぞ。いつも朝から剣を振っているんだろ?」
「……そうね、今日は眠らせてもらうわ」
アリーチェが立ち上がって部屋に向かった。
「アリーチェは今日張り切っていたのよ。いつもより早く起きて剣の訓練をして、その後は家をくまなく掃除してユウタ君を迎える準備をしていたのよ」
「アリーチェは分かりやすい。所でユウタ君、アリーチェは私の本当の子供ではないんだ」
「……え?」
「アリーチェは妹の子だ。アリーチェの両親はゴブリンに殺されたんだ」
そうか、ゴブリンと闘う時にアリーチェがやけに好戦的だったのはそう言う理由があったのか。
「実の子でなくてもアリーチェは大事な2人の子だ。ユウタ君、アリーチェをどうか末永くよろしく頼む」
「……え?それって結婚」
「お父さん、急ぎすぎよ。ナニかあったらナニで良いけれどアリーチェと仲良くしてあげてね?」
意味が分からない、ナニってなんのナニなんだ?
アレな想像をしたが、急ぎすぎとも言った、訳が分からない。
どこからが冗談でどこまでが本気なんだ?
「母さんだって急ぎ過ぎだ。ユウタ君、深く考えず、仲良くしてやって欲しい」
「はい、それはもう僕も仲良くやっていきたいです。明日も一緒に訓練を頑張ります!」
【次の日・早朝】
俺はアリーチェと打ち合う。
腕や剣ではなく胸を見る。
ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!
ポヨン!ポヨン!ポヨン!ポヨン!ポヨン!
「やるわね!」
「アリーチェこそ!」
素晴らしいポヨンの動きだ。
「本当に凄いわ、私の小手先の動きに惑わされないのね。体の芯を捕えられている証拠よ」
「小手先だけじゃなく体も見るようにしているからな!」
ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!
ポヨン!ポヨン!ポヨン!ポヨン!ポヨン!
「私ももっと成長するわ!」
「そうか、楽しみだ!」
ポヨンの更に上位があるのか?
いや待て、太ももや尻が成長する可能性もある。
アリーチェの言葉を思い出せ!
小手先に惑わされるな、体の芯をよく見ろ!
ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!
『器用42→45』
「く、急に成長したの!」
これが芯を捕えるという事か!アリーチェの剣が動く前に体が動く、その動きを全体的に捕らえる!アリーチェの動きすべてが剣の動きになって現れる!そういう事か!
まだだ!まだ足りない!
アリーチェの胸が俺に動きを教えてくれる。
『器用45→47』
アリーチェの太ももが俺に危機を知らせる。
『器用47→49』
アリーチェの尻が俺の初動をほんの僅かに早めていく!
『器用49→50』
『曲芸レベル6→7』
「そんな!押し返せない!急に成長したの!」
「アリーチェのおかげで強くなれた、何かを掴めそうだ」
「もう、掴んでるじゃない」
「いや、あの時のように掴めてはいないんだ。でも、アリーチェ、ありがとう!」
俺はアリーチェの両手を取ってブンブンと振った。
ポヨン!ポヨン!ポヨン!
ユウタ・男・15才
ジョブ:遊び人
体力: 35
魔力: 31
速力: 39
器用: 42→50
幸運:100
スキル:ステッキレベル9、曲芸レベル6→7、おさわりレベル1
固有スキル:???
あとがき
日本語って曖昧で本当に難しいですよね。
お客様が増えるほど貰える銀貨も多くなる。
俺はアリーチェに頼んで訓練を続けた。
ロックショットに負けない力が欲しい。
アリーチェをおんぶして階段を駆け上がり、そして走って下に降りる。
アリーチェの胸が温かい。
アリーチェに乗って貰い腕立てをしてアリーチェと両手を上に上げ、手を組んで力比べをし、今はアリーチェをお姫様抱っこして走る。
ポヨンポヨンポヨン!
「ユウタは本当に立派になったわね」
俺はアリーチェの胸を目の端で見ながら言葉を交わす。
「アリーチェほど立派ではないさ」
「ううん、そんな事無いわ。ユウタは本当に強くなったわよ」
「アリーチェの素振りはとてもきれいだ。ぽよんげふんげふん。動きがきれいなのは無駄がない証拠だ」
「ユウタを見て私ももっと頑張ろうと思ったのよ」
「こ、これ以上膨らむのか!」
「膨らむ?」
「い、いや、これ以上体力をつけるのかと思って」
「大げさね。私よりユウタの方が体力があるでしょ?」
「体力はそうだけど、戦士は体力と速度がアップするからまだ追いついてはいないだろ?」
俺はアリーチェの胸を見て言った。
「アリーチェは今でも俺の目標だ」
「決めたわ、私ももっと頑張るわね」
「ああ、お互い目標を持って頑張ろう!」
その日から俺はサーカスショーのピエロが終わるとアリーチェと修行をして過ごした。
◇
「もうお客様の混雑は無くなった。ユウタ、サーカス団卒業だ!」
「今までありがとうございました!」
「それと、このナイフを受け取ってくれ。投げるのに向いている。皆で金を出し合って買った!」
「これ、かなり質がいいですよ」
「ああ、ユウタならこのくらいの物は持たねえとな」
みんなが笑顔を見せて、俺は皆に頭を下げ、腰にナイフを装備した。
「ユウタ、アリーチェが待っているわよ」
「はい!アリーチェ、帰ろう」
2人でアリーチェの家に帰る。
家に帰るとアリーチェの両親が出迎えた。
人型のゴーレムも一緒に出迎える。
人型ゴーレムは商人のスキルだ。
「お帰りなさい。ご馳走を用意してるのよ」
「ゴーレム、店番は頼む。さあ、中に上がって」
温かいアリーチェの両親に迎えられて食事を囲んだ。
食事が終わるとアリーチェの目がとろんとしている。
とても眠そうだ。
「アリーチェ、無理せず眠っていいんだぞ。いつも朝から剣を振っているんだろ?」
「……そうね、今日は眠らせてもらうわ」
アリーチェが立ち上がって部屋に向かった。
「アリーチェは今日張り切っていたのよ。いつもより早く起きて剣の訓練をして、その後は家をくまなく掃除してユウタ君を迎える準備をしていたのよ」
「アリーチェは分かりやすい。所でユウタ君、アリーチェは私の本当の子供ではないんだ」
「……え?」
「アリーチェは妹の子だ。アリーチェの両親はゴブリンに殺されたんだ」
そうか、ゴブリンと闘う時にアリーチェがやけに好戦的だったのはそう言う理由があったのか。
「実の子でなくてもアリーチェは大事な2人の子だ。ユウタ君、アリーチェをどうか末永くよろしく頼む」
「……え?それって結婚」
「お父さん、急ぎすぎよ。ナニかあったらナニで良いけれどアリーチェと仲良くしてあげてね?」
意味が分からない、ナニってなんのナニなんだ?
アレな想像をしたが、急ぎすぎとも言った、訳が分からない。
どこからが冗談でどこまでが本気なんだ?
「母さんだって急ぎ過ぎだ。ユウタ君、深く考えず、仲良くしてやって欲しい」
「はい、それはもう僕も仲良くやっていきたいです。明日も一緒に訓練を頑張ります!」
【次の日・早朝】
俺はアリーチェと打ち合う。
腕や剣ではなく胸を見る。
ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!
ポヨン!ポヨン!ポヨン!ポヨン!ポヨン!
「やるわね!」
「アリーチェこそ!」
素晴らしいポヨンの動きだ。
「本当に凄いわ、私の小手先の動きに惑わされないのね。体の芯を捕えられている証拠よ」
「小手先だけじゃなく体も見るようにしているからな!」
ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!
ポヨン!ポヨン!ポヨン!ポヨン!ポヨン!
「私ももっと成長するわ!」
「そうか、楽しみだ!」
ポヨンの更に上位があるのか?
いや待て、太ももや尻が成長する可能性もある。
アリーチェの言葉を思い出せ!
小手先に惑わされるな、体の芯をよく見ろ!
ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!
『器用42→45』
「く、急に成長したの!」
これが芯を捕えるという事か!アリーチェの剣が動く前に体が動く、その動きを全体的に捕らえる!アリーチェの動きすべてが剣の動きになって現れる!そういう事か!
まだだ!まだ足りない!
アリーチェの胸が俺に動きを教えてくれる。
『器用45→47』
アリーチェの太ももが俺に危機を知らせる。
『器用47→49』
アリーチェの尻が俺の初動をほんの僅かに早めていく!
『器用49→50』
『曲芸レベル6→7』
「そんな!押し返せない!急に成長したの!」
「アリーチェのおかげで強くなれた、何かを掴めそうだ」
「もう、掴んでるじゃない」
「いや、あの時のように掴めてはいないんだ。でも、アリーチェ、ありがとう!」
俺はアリーチェの両手を取ってブンブンと振った。
ポヨン!ポヨン!ポヨン!
ユウタ・男・15才
ジョブ:遊び人
体力: 35
魔力: 31
速力: 39
器用: 42→50
幸運:100
スキル:ステッキレベル9、曲芸レベル6→7、おさわりレベル1
固有スキル:???
あとがき
日本語って曖昧で本当に難しいですよね。
10
お気に入りに追加
429
あなたにおすすめの小説
追放もの悪役勇者に転生したんだけど、パーティの荷物持ちが雑魚すぎるから追放したい。ざまぁフラグは勘違いした主人公補正で無自覚回避します
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ざまぁフラグなんて知りません!勘違いした勇者の無双冒険譚
ごく一般的なサラリーマンである主人公は、ある日、異世界に転生してしまう。
しかし、転生したのは「パーティー追放もの」の小説の世界。
なんと、追放して【ざまぁされる予定】の、【悪役勇者】に転生してしまったのだった!
このままだと、ざまぁされてしまうが――とはならず。
なんと主人公は、最近のWeb小説をあまり読んでおらず……。
自分のことを、「勇者なんだから、当然主人公だろ?」と、勝手に主人公だと勘違いしてしまったのだった!
本来の主人公である【荷物持ち】を追放してしまう勇者。
しかし、自分のことを主人公だと信じて疑わない彼は、無自覚に、主人公ムーブで【ざまぁフラグを回避】していくのであった。
本来の主人公が出会うはずだったヒロインと、先に出会ってしまい……。
本来は主人公が覚醒するはずだった【真の勇者の力】にも目覚めてしまい……。
思い込みの力で、主人公補正を自分のものにしていく勇者!
ざまぁフラグなんて知りません!
これは、自分のことを主人公だと信じて疑わない、勘違いした勇者の無双冒険譚。
・本来の主人公は荷物持ち
・主人公は追放する側の勇者に転生
・ざまぁフラグを無自覚回避して無双するお話です
・パーティー追放ものの逆側の話
※カクヨム、ハーメルンにて掲載
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
世界最強の勇者は伯爵家の三男に転生し、落ちこぼれと疎まれるが、無自覚に無双する
平山和人
ファンタジー
世界最強の勇者と称えられる勇者アベルは、新たな人生を歩むべく今の人生を捨て、伯爵家の三男に転生する。
しかしアベルは忌み子と疎まれており、優秀な双子の兄たちと比べられ、学校や屋敷の人たちからは落ちこぼれと蔑まれる散々な日々を送っていた。
だが、彼らは知らなかったアベルが最強の勇者であり、自分たちとは遥かにレベルが違うから真の実力がわからないことに。
そんなことも知らずにアベルは自覚なく最強の力を振るい、世界中を驚かせるのであった。
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる