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第5話 ゴブリンの影
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サーカスの本番が終わると会場でピエール団長が俺の指導を始める。
アリーチェは近くにいたが、基本口出しはしないようにしているようだ。
エマさんとホビーさん、そして他の新入りも俺を見学する。
面白そうな事があると遊び人は集まって来るのだ。
「曲芸のスキルを鍛えるにはピエロが一番だ。ついでに器用の値も上がる。まずは前みたいに上に張ってあるロープに登ってくれ」
「はい!」
俺はロープに登り、綱渡りを始める。
ピエール団長がロープを揺らす。
「まずはこれに耐えろ」
「は、はい!」
ロープを揺らすのに馴れると、今度は皆でロープを揺らし、その次は投げたボールを躱す練習をした。
更に走ってジャグリングをする練習を始めた。
これだけやったら器用になるだろう、日本にいた時では考えられないほど俺は急成長していた。
成長する感覚が気持ちいい。
訓練が終わると全身が筋肉痛だ。
今日は食べて寝るだけになるだろう。
「おし、カジノに行って来るわ」
「私もいくよー!」
「おいらは酒場っす!」
他の4人も酒・ギャンブル・異性の所に出かけて行った。
みんなこんな感じなのか。
そう言えば、転生前は遊んで暮らしたいと思ってたっけ。
でも、今は体が疲れても嫌な気分にならない。
ステータスで成長が実感できる。
能力値が伸びていくのが気持ちいいのだ。
更に、サーカスのみんなは人当たりがいい。
会社にいた頃より充実している。
「はあ、はあ、明日も、頑張ろう」
【2日目】
「今日は俺がナイフを投げる。それを避けてくれ。これが出来ればすぐにピエロが出来る」
俺が着ているピエロの服は思ったより頑丈に作られていてナイフが刺さってもそこまで痛くない。
だが、顔面だけは気を付ける必要がある。
「じゃ、いくぜえ!そら!」
「うあ!こわ!」
「それでいい!危機感があった方が成長は早い!」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!
俺はナイフをギリギリで躱していく。
恐怖はあったが、回避できると子供の頃鬼ごっこで逃げ切った時と同じ快感があった。
このスリルが成長を早めていく。
訓練が終わるとピエール団長が言った。
「明日からピエロ役をやってみろ!」
「おおお!おめでとうっす!」
「ピエロは結構疲れるから、今日は寝ておいた方が良いよ」
そう言ってみんな酒場やカジノに向かって行った。
【3日目・サーカス本番】
俺はピエロのメイクをして客席に礼をする。
ショーが始まるとバニーガールの格好をしたエマさんに後ろから抱き着く。
エマさんが大げさに俺を突き飛ばし、足を踏み鳴らすと俺はすっと隠れる。
エマさんの死角を突くような演出で今度はエマさんのお尻と太ももを触る。
するとエマさんがホビーさんを呼んだ。
2人がナイフを持って俺を追うと、ここでメインイベントが始まる。
俺は素早く綱を登り綱渡りをしながら逃げ回りナイフを躱していく。
だがアクシデントが起きた。
避けきれず尻にナイフを受けたのだ。
痛くはないがオーバーリアクションで地面に落ちる。
そして大げさに転げ回って笑いを誘った。
エマさんとホビーさんも演出として大げさに笑う。
それが終わるとまた逃げ回るのだ。
サーカスのショーが終わるとピエール団長が皆にお金を渡していく。
「ユウタは銀貨3枚だ」
「ありがとうございます」
日本の物価で行くと大体、金貨=1万円、銀貨=千円、銅貨=100円、小銅貨=10円だ。
ちなみに金貨は1円玉より小さくてかわいい。
最初見た時、うわ、ちっちゃ!と思った。
「ナイフを避けるのは良かった。だがなあ、もっとエマに抱き着くときがばっと抱き着いてくれ。尻を触る時もガバっと思いっきり触ってくれ。遠くで見ているお客様もいるんだ。もっとオーバーリアクションに思いっきり触ってくれ」
「そうだよ。もっと思いっきり触らないとお客様が分からないからね」
「気をつけます」
元の世界であんなことをしたら警察に捕まる。
この世界と日本だと色々感覚が違うようだ。
「でだ、今日、2回目のステージもやってみないか?」
「はい!やらせてください!」
「次エマに抱き着くときは?」
「思いっきり抱き着きます!」
「私のお尻を触る時は?」
「思いっきり触ります」
みんなから拍手される。
マジでか。
思いっきり触ると喜ばれるのか。
遠慮しないぞ。
次のショーは全力でエマさんに抱き着いて全力で触った。
俺は体力の続く限りピエロ役をやった。
サーカスが終わるとホビーさんが俺を褒める。
「2回目以降はいい感じっすね」
「ありがとうございます!」
「どんどん良くなってたよ。ユウタも一緒にカジノに行く?」
「いえ、少し休んだらジャグリングやナイフ投げの練習をするので」
「ユウタは本当に変わってるよな。遊ばない遊び人を始めて見たぜ」
「ナイフ投げは遊びのようなものですよ」
「ははは!そうか、さてっと、今日は飲みに行って来るか」
「おいらもお供するっすよ!」
「おう!」
みんなが出かけた後ナイフ投げの練習をしているとエマさんが俺に抱き着いた。
「ユウタあ、お金貸してえ!倍にして返すからあ」
そこにホビーさんも帰って来た。
「エマ、ダメっすよ!」
「じゃあホビーお金貸してえ」
「ダメっす!」
「スキルの先生をやってくれたら、お金を払いますよ」
「やるやるう~」
「ひっく、おいらも教えるっすよ」
「はい、ホビー先生、よろしくお願いします!」
「おおおお!もう一回言って欲しいっす!」
「ホビー先生、よろしくお願いします!」
「金は受け取れないっすね。ステッキの訓練をするっすよ」
ホビーさんがステッキを出した。
「ステッキは一番スキルレベルを上げやすいっす。マイク!」
ステッキのJ字部分がマイクに変わった。
「1つ出せるようになるとステッキのレベルが上がるっすよ!」
「ホビー、音がうるさいわよ」
「使うコツはありますか?」
「無いっす!何度も何度も失敗しながら真似をするしかないっすよ。次はラッパ!」
マイクがラッパに変わった。
その次は笛に変わり、その次は大きなクラッカーに変わった。
「私も教えるから銀貨1枚お願いね。ダイス!」
サイコロが出現した。
次はカジノにあるようなルーレットが出現した。
エマさんのは全部ギャンブル関連か。
「面白そうな事してんじゃねえか。次は俺のナイフとパラソルだな」
帰って来たみんなが俺にステッキのスキルを教えてくれた。
その日から毎日ピエロを演じ、エマさんは2日に一回ほどお金を借りて俺に倍にして返す行動を繰り返した。
俺はどんどんお金が貯まっていく。
エマさんは何を言っても変わらないが毎日楽しそうに見えた。
アリーチェは俺の邪魔にならないように外で剣の素振りをしていた。
手を振ると笑顔で返してくれた。
素朴な笑顔が可愛いな。
サーカスが終わるとスキルの訓練をし、ステッキスキルを練習する事で魔力も上がっていった。
ユウタ・男・15才
ジョブ:遊び人
体力:11→16
魔力:4→13
速力:17→21
器用:2→12
幸運:25
スキル:ステッキレベル1→9、曲芸レベル1→3
固有スキル:???
そんな中、ゴブリンの影が食料都市マリンに迫りつつあった。
ゴブリンは人型で緑色の肌を持ち、子供サイズの小さな魔物だ。
その中で目を引く背の大きな個体が笑った。
「がははは!陽動と気づかず兵士団が出発したか。バカな奴らだ」
「しかし、仲間がおとりになっています。早くしなければ仲間が殺されてしまいます」
部下が殴り飛ばされた。
「いつ俺に意見しろと言った?」
「ぐぶ、い、いえ」
「次から黙っていろ」
「……はい」
「がははは、今の内に街を襲撃する。エースであるこの俺!ロックショットの力を見せつけてやる!」
アリーチェは近くにいたが、基本口出しはしないようにしているようだ。
エマさんとホビーさん、そして他の新入りも俺を見学する。
面白そうな事があると遊び人は集まって来るのだ。
「曲芸のスキルを鍛えるにはピエロが一番だ。ついでに器用の値も上がる。まずは前みたいに上に張ってあるロープに登ってくれ」
「はい!」
俺はロープに登り、綱渡りを始める。
ピエール団長がロープを揺らす。
「まずはこれに耐えろ」
「は、はい!」
ロープを揺らすのに馴れると、今度は皆でロープを揺らし、その次は投げたボールを躱す練習をした。
更に走ってジャグリングをする練習を始めた。
これだけやったら器用になるだろう、日本にいた時では考えられないほど俺は急成長していた。
成長する感覚が気持ちいい。
訓練が終わると全身が筋肉痛だ。
今日は食べて寝るだけになるだろう。
「おし、カジノに行って来るわ」
「私もいくよー!」
「おいらは酒場っす!」
他の4人も酒・ギャンブル・異性の所に出かけて行った。
みんなこんな感じなのか。
そう言えば、転生前は遊んで暮らしたいと思ってたっけ。
でも、今は体が疲れても嫌な気分にならない。
ステータスで成長が実感できる。
能力値が伸びていくのが気持ちいいのだ。
更に、サーカスのみんなは人当たりがいい。
会社にいた頃より充実している。
「はあ、はあ、明日も、頑張ろう」
【2日目】
「今日は俺がナイフを投げる。それを避けてくれ。これが出来ればすぐにピエロが出来る」
俺が着ているピエロの服は思ったより頑丈に作られていてナイフが刺さってもそこまで痛くない。
だが、顔面だけは気を付ける必要がある。
「じゃ、いくぜえ!そら!」
「うあ!こわ!」
「それでいい!危機感があった方が成長は早い!」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!
俺はナイフをギリギリで躱していく。
恐怖はあったが、回避できると子供の頃鬼ごっこで逃げ切った時と同じ快感があった。
このスリルが成長を早めていく。
訓練が終わるとピエール団長が言った。
「明日からピエロ役をやってみろ!」
「おおお!おめでとうっす!」
「ピエロは結構疲れるから、今日は寝ておいた方が良いよ」
そう言ってみんな酒場やカジノに向かって行った。
【3日目・サーカス本番】
俺はピエロのメイクをして客席に礼をする。
ショーが始まるとバニーガールの格好をしたエマさんに後ろから抱き着く。
エマさんが大げさに俺を突き飛ばし、足を踏み鳴らすと俺はすっと隠れる。
エマさんの死角を突くような演出で今度はエマさんのお尻と太ももを触る。
するとエマさんがホビーさんを呼んだ。
2人がナイフを持って俺を追うと、ここでメインイベントが始まる。
俺は素早く綱を登り綱渡りをしながら逃げ回りナイフを躱していく。
だがアクシデントが起きた。
避けきれず尻にナイフを受けたのだ。
痛くはないがオーバーリアクションで地面に落ちる。
そして大げさに転げ回って笑いを誘った。
エマさんとホビーさんも演出として大げさに笑う。
それが終わるとまた逃げ回るのだ。
サーカスのショーが終わるとピエール団長が皆にお金を渡していく。
「ユウタは銀貨3枚だ」
「ありがとうございます」
日本の物価で行くと大体、金貨=1万円、銀貨=千円、銅貨=100円、小銅貨=10円だ。
ちなみに金貨は1円玉より小さくてかわいい。
最初見た時、うわ、ちっちゃ!と思った。
「ナイフを避けるのは良かった。だがなあ、もっとエマに抱き着くときがばっと抱き着いてくれ。尻を触る時もガバっと思いっきり触ってくれ。遠くで見ているお客様もいるんだ。もっとオーバーリアクションに思いっきり触ってくれ」
「そうだよ。もっと思いっきり触らないとお客様が分からないからね」
「気をつけます」
元の世界であんなことをしたら警察に捕まる。
この世界と日本だと色々感覚が違うようだ。
「でだ、今日、2回目のステージもやってみないか?」
「はい!やらせてください!」
「次エマに抱き着くときは?」
「思いっきり抱き着きます!」
「私のお尻を触る時は?」
「思いっきり触ります」
みんなから拍手される。
マジでか。
思いっきり触ると喜ばれるのか。
遠慮しないぞ。
次のショーは全力でエマさんに抱き着いて全力で触った。
俺は体力の続く限りピエロ役をやった。
サーカスが終わるとホビーさんが俺を褒める。
「2回目以降はいい感じっすね」
「ありがとうございます!」
「どんどん良くなってたよ。ユウタも一緒にカジノに行く?」
「いえ、少し休んだらジャグリングやナイフ投げの練習をするので」
「ユウタは本当に変わってるよな。遊ばない遊び人を始めて見たぜ」
「ナイフ投げは遊びのようなものですよ」
「ははは!そうか、さてっと、今日は飲みに行って来るか」
「おいらもお供するっすよ!」
「おう!」
みんなが出かけた後ナイフ投げの練習をしているとエマさんが俺に抱き着いた。
「ユウタあ、お金貸してえ!倍にして返すからあ」
そこにホビーさんも帰って来た。
「エマ、ダメっすよ!」
「じゃあホビーお金貸してえ」
「ダメっす!」
「スキルの先生をやってくれたら、お金を払いますよ」
「やるやるう~」
「ひっく、おいらも教えるっすよ」
「はい、ホビー先生、よろしくお願いします!」
「おおおお!もう一回言って欲しいっす!」
「ホビー先生、よろしくお願いします!」
「金は受け取れないっすね。ステッキの訓練をするっすよ」
ホビーさんがステッキを出した。
「ステッキは一番スキルレベルを上げやすいっす。マイク!」
ステッキのJ字部分がマイクに変わった。
「1つ出せるようになるとステッキのレベルが上がるっすよ!」
「ホビー、音がうるさいわよ」
「使うコツはありますか?」
「無いっす!何度も何度も失敗しながら真似をするしかないっすよ。次はラッパ!」
マイクがラッパに変わった。
その次は笛に変わり、その次は大きなクラッカーに変わった。
「私も教えるから銀貨1枚お願いね。ダイス!」
サイコロが出現した。
次はカジノにあるようなルーレットが出現した。
エマさんのは全部ギャンブル関連か。
「面白そうな事してんじゃねえか。次は俺のナイフとパラソルだな」
帰って来たみんなが俺にステッキのスキルを教えてくれた。
その日から毎日ピエロを演じ、エマさんは2日に一回ほどお金を借りて俺に倍にして返す行動を繰り返した。
俺はどんどんお金が貯まっていく。
エマさんは何を言っても変わらないが毎日楽しそうに見えた。
アリーチェは俺の邪魔にならないように外で剣の素振りをしていた。
手を振ると笑顔で返してくれた。
素朴な笑顔が可愛いな。
サーカスが終わるとスキルの訓練をし、ステッキスキルを練習する事で魔力も上がっていった。
ユウタ・男・15才
ジョブ:遊び人
体力:11→16
魔力:4→13
速力:17→21
器用:2→12
幸運:25
スキル:ステッキレベル1→9、曲芸レベル1→3
固有スキル:???
そんな中、ゴブリンの影が食料都市マリンに迫りつつあった。
ゴブリンは人型で緑色の肌を持ち、子供サイズの小さな魔物だ。
その中で目を引く背の大きな個体が笑った。
「がははは!陽動と気づかず兵士団が出発したか。バカな奴らだ」
「しかし、仲間がおとりになっています。早くしなければ仲間が殺されてしまいます」
部下が殴り飛ばされた。
「いつ俺に意見しろと言った?」
「ぐぶ、い、いえ」
「次から黙っていろ」
「……はい」
「がははは、今の内に街を襲撃する。エースであるこの俺!ロックショットの力を見せつけてやる!」
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